私は、大人になってからできた友人や、大人になっても友人でいてくれる人たちは、人生の宝物だと思っています。
大人になると、仕事の時間や生活の優先順位、会えるタイミングが徐々にすれ違っていきます。若い頃に同じ場所にいた人たちも、気づけばそれぞれ違うスケジュールで生活していて、以前は何も考えずに会えた人と会うにも、まずは予定を合わせることから始まります。
いつしか、わざわざ会う価値があるのかと自問するようになります。
だからこそ、大人の友情は自然と消えていくものだと思います。
残る関係には、どこかお互いの意思が働いています。頻繁に連絡を取り合うかどうかではなく、会わない期間があっても途切れないこと。話したいことが山ほどあるから会うのではなく、会うという行為自体に別の意味があるから会うのです。
私には、20 年以上の友人がいます。
夜に 2 時間だけ会って、わざわざ外でコーヒーを淹れ、大した話もせずにぼーっと過ごすこともあります。ちょっと変に思われるかもしれません…大人が 2 人、夜に集まってコーヒーを淹れて無言でいるなんて。怪しさ満載です。
私はその時間が大好きで、それに支えられています。
若い頃の友情は、膨大な時間を共有することで育まれたものだと思います。大人の友情は、共有する時間が減った後に残るもので決まるのだと信じています。
毎日会うわけではなく、物理的な距離も離れていきます。それでも、会えばすぐに戻れる場所がある。それは思っている以上に貴重なことです。
20 年以上の友人と夜にコーヒーを淹れ、何も言わずにぼーっと過ごす。
生産性という観点では、ほとんど何も生み出しません。コーヒー代と時間だけが減っていきます。家に帰る頃には、忘れかけていた何かが戻ってきています。うまく説明できませんが、そんな時があります。
大人の友情は、予定を合わせる手間や会わない期間、それぞれの生活を経てもなお残る、かけがえのないものです。
友情の重みは、若い頃よりも増していると感じます。
私は「Thinking Gym」という、あまり勉強してこなかった人のためのメンバーシップを運営しています。
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