AIで写真を編集する方法|不要なものの削除・背景変更を解説

公開日
2026年9月17日 カテゴリー 学習
コーヒー写真の編集前と実際の編集結果

写真の中の不要なものを消したい、背景だけを変えたい。そんなときは、AI 写真編集ツールに写真をアップロードし、変更したい範囲を選び、日本語で「何を変えるか」「何を残すか」を指示します。生成された画像は、選択範囲の外も含めて元の写真と比べ、仕上がりを確認してから保存しましょう。

この記事では、店頭 POPやXの告知カード用に写真を整える場面を想定し、YouMindで実際にコーヒー写真を編集した手順を4ステップで紹介します。アップロード、範囲選択、日本語の指示、編集前後の結果を、実際の画面とともに確認できます。鉢植えの写真に使える指示例も紹介します。

AI 写真編集とは?画像生成との違い

AI 写真編集とは、すでに撮影した写真を素材にして、一部分の物を消したり、背景を差し替えたり、色や明るさを整えたりする作業を、AIへの指示で行うことを指します。写っている物の形や配置を残すことを目標にした編集ができるので、商品写真のように「実物の姿」を変えたくない場面に向いています。ただし、残したい部分がそのまま保たれるかどうかは、結果を見て確認する必要があります。

一方、画像生成は、テキストをもとに新しい画像を作る機能です。指示した内容から新しい絵を作るため、構図や被写体は生成のたびに同じになるとは限りません。ゼロから告知ビジュアルを作りたいときに向いています。実際に撮った商品写真を告知用に整えたいときは写真編集、新しい見せ方を一から作りたいときは画像生成、と使い分けると分かりやすいです。

たとえば店頭 POPやXの告知カードでは、実際に販売する鉢植えやコーヒー商品の写真を使いたい場面が多くあります。そのとき、写真のまわりに写り込んだ不要な小物や、生活感のある背景が、編集で整える対象になります。

AIで写真を編集する方法【4ステップ】

ここからは、YouMindのAI 写真編集ツール を使う流れを、4つのステップで見ていきます。写真をアップロードし、変更する範囲を選び、日本語で指示を出して、最後に仕上がりを確認して調整する、という順番です。

ステップ1:被写体がはっきり写った写真を用意し、バックアップを取る

まずは編集したい写真を1枚選びます。ピントが合っていて、明るさが足りている写真ほど、編集したときに自然な仕上がりを保ちやすくなります。編集前の写真は、端末やクラウドに控えを残しておきましょう。同じ元の写真があれば、仕上がりに納得できないときも、別の指示でもう一度試せます。

今回は、白いコーヒーカップとラテアートが写った写真をアップロードしました。背景には食器や調理器具が写っています。

YouMindにコーヒー写真をアップロードした日本語画面

編集前のコーヒー写真をYouMindにアップロードした画面です。

ステップ2:変更する範囲を選ぶ

写真をツールにアップロードしたら、編集したい範囲を選びます。範囲は矩形の選択枠で指定し、細かい輪郭に沿って切り抜くタイプではありません。まずは変えたい部分のまわりを、少し余白を取った長方形で囲むのが基本です。消したい物や変えたい背景が1つの枠に収まらないときは、一度にすべてを囲もうとせず、背景の一部など一部分から始めます。残したい主体が枠の中に入ってしまう場合は、その部分を「残す」と指示に明記します。範囲を狭くしすぎると消したあとに不自然な隙間ができやすく、広くしすぎると残したい部分まで変わってしまうことがあるため、領域ごとに分けて処理し、それぞれの結果を確認しながら進めます。

日本語画面でコーヒー写真の背景を選択

食器が写った上部の背景を選択します。カップはできるだけ選択範囲の外に残します。

ステップ3:変更したい内容と、残したい内容を伝える

いちばん大切なのが指示文です。「何を変えるか」だけでなく「何を変えないか」も一緒に伝えると、意図した仕上がりに近づきます。指示は日本語のまま入力してかまいません。

今回のコーヒー写真では、次の日本語の指示を実際に入力しました。

選択した背景の食器や調理器具を消し、落ち着いたカフェの背景に変えてください。白いカップとラテアート、手前のテーブルは変えないでください。
日本語の指示を入力したYouMindの写真編集画面

選択範囲の変更内容を日本語で入力した画面です。

「編集を適用」をクリックすると、YouMindの作業画面に進みます。必要に応じてログインし、画像編集画面で範囲と指示を確認してから「すべて適用」をクリックすると、編集が生成されます。画像を開き直した場合は、「エリアを編集」から再び範囲を指定できます。

ステップ4:エッジ・形・影・ラベルを確認し、項目ごとに微調整する

生成された結果は、次の4つの観点で確認します。

エッジ(輪郭):消した場所や差し替えた背景の境目が不自然になっていないか

形:残したい物の輪郭や模様が変わっていないか

影:光の向きと、影のでき方が合っているか

ラベル:商品の文字やロゴがにじんだり、欠けたりしていないか

気になる点が見つかったら、変えたい箇所を絞って指示を出し直します。この確認と調整を繰り返すことで、告知に使える写真に近づいていきます。

左が編集前、右がYouMindで実際に背景を編集した結果

左が編集前、右が今回の生成結果です。背景の食器を取り除き、落ち着いたカフェの雰囲気に変更しました。ただし、まな板など選択範囲の外にも変化が見られます。カップの形、ラテアート、テーブルの質感も比較し、問題がなければ「完了」をクリックして保存します。

日本語の指示例で試す、2つの写真編集

ここでは、店頭 POPやXの告知カード用に写真を整える2つの場面を紹介します。鉢植えは応用できる指示例、コーヒーは今回実際に試した編集です。同じ指示でも、元の写真や範囲の取り方によって仕上がりは変わります。

例1:鉢植えの周りの不要な小物を消す

目標:主役の鉢植えだけが自然に目に入るように、まわりの小物や生活感を減らす

選ぶ範囲の目安:まずは消したい小物を1つ選び、その物だけが収まるように長方形で囲む。鉢植え本体が枠に入る場合は、「鉢植えは残す」と指示に明記する

指示例(コピーして使えます):

鉢植えの周りにある不要な小物だけを消してください。葉の形、鉢の色と模様、木のテーブル、自然光の方向は変えず、背景を自然になじませてください。

チェックポイント:葉の輪郭が欠けていないか/鉢の色や模様がぼやけていないか/木のテーブルの木目や、自然光の当たり方が不自然に変わっていないか/消した跡にうっすら影やにじみが残っていないか

例2:コーヒーカップの背景を変える

目標:白いカップを主役に残したまま、背景を落ち着いたカフェのテーブルに変える

選ぶ範囲の目安:背景の一部を長方形で囲む。カップが枠に入る場合は、「カップは残す」と指示に明記する

指示例(コピーして使えます):

選択した背景の食器や調理器具を消し、落ち着いたカフェの背景に変えてください。白いカップとラテアート、手前のテーブルは変えないでください。

チェックポイント:カップの輪郭が削れていないか/ラテアートの模様が崩れていないか/カップの下の影が新しい背景になじんでいるか/背景とカップの明るさが合っているか

不自然な仕上がりを減らすコツ

仕上がりが不自然に感じたときは、あれこれ一度に直そうとせず、原因を一つに絞って指示を出し直します。よくある症状と調整のしかたは、次のとおりです。

消したはずの物の跡が残る:囲む範囲を少し広げ、背景になじませる指示を足す

残したい部分の形が変わる:「〜の形は変えないでください」と、残す要素を明記する

影や光の向きが合わない:光源の向きを言葉で指定し、影をなじませるよう伝える

全体がぼやける:範囲を絞り、変更する箇所を1つに減らす

文字やロゴがにじむ:文字を含む範囲を指定から外し、別の指示で調整する

あわせて、次の点を意識すると仕上がりが安定します。

1回の指示で変える要素は、1つか2つまでにする

「何を残すか」を必ず書く

抽象的な言葉より、具体的な言葉を使う(「きれいに」より「自然光の方向は変えずに」)

同じ元の写真から、複数の指示を試して比べる

AI 写真編集のよくある質問

一部分だけを変更できますか。 はい。範囲を選んで、その部分を中心に編集を指示できます。ただし、選択範囲の外が変わる場合もあります。今回のコーヒー写真でも、まな板などに変化が見られました。生成後は画像全体を確認してください。

日本語の指示でも大丈夫ですか。 はい。日本語のまま指示を入力できます。意図がうまく伝わらないときは、変えたい物と残したい物を分けて、短い文に分けて伝えると伝わりやすくなります。

料金はかかりますか。 料金や利用できる範囲は、プランによって異なります。最新の条件は YouMindの料金プラン でご確認ください。

元の写真は保存しておくべきですか。 はい。編集前の写真は、自分でバックアップを取っておくのがおすすめです。元データがあれば、仕上がりに納得できなかったときも、同じ写真からやり直せます。

まとめ:手元の1枚から始める

告知用の商品写真を整える流れは、元の写真を用意し、範囲を選び、日本語で指示を出し、仕上がりを確認して調整する、というシンプルなものです。

まずは手元の商品写真を1枚用意し、YouMindのAI 写真編集ツール にアップロードして、変更したい範囲を選んでみてください。日本語で「変えること」と「残すこと」を伝えながら、確認と調整を重ねていきます。

写真が整ったら、次は動きのある告知に展開するのも一案です。写真から動画を作るツール を使えば、整えた写真から動画の告知素材を作れます。

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