AI で写真を編集する方法:オブジェクトの除去と背景の変更

写真から不要なオブジェクトを消去したり、ごちゃついた背景を差し替えたりしたいと思ったことはありませんか? AI 写真編集ツールに写真をアップロードし、変更したい範囲を選択して、「何を変えたいか」と「何をそのまま残したいか」を指示するだけです。あとは保存前に、仕上がりを元の写真と見比べてみましょう。
このガイドでは、実際のコーヒーの写真を使って YouMind でその手順を解説します。操作画面のスクリーンショットは英語インターフェースと英語版の編集指示を使用していますが、ビフォーアフターの比較画像は元のデモ(日本語の同等の指示を使用)のものであり、英語プロンプトで新たに生成した別の結果ではありません。
AI 写真編集とは?
AI 写真編集は、既存の写真からスタートします。指示文を使ってオブジェクトを削除したり、背景を変更したり、画像の一部の見え方を調整したりできます。元画像が被写体や構図の基準になりますが、残したかったディテールが正確に保たれているかは必ず確認する必要があります。
テキストからの画像生成は、説明文から新しい画像を作り出します。すでに実物の商品写真がある場合は写真編集が便利で、ゼロから新しいビジュアルを作りたい場合は画像生成が役立ちます。
たとえば、観葉植物の販売店がショップ用ポスターに写真を使う前に、鉢の周りにある物を片付けたい場合。あるいはカフェが告知カードに載せる前に、コーヒー写真の背景をすっきりさせたい場合などです。どちらの作業でも、顧客が期待する実際の製品の見た目は変えてはいけません。
AI で写真を編集する 4 つのステップ
YouMind の AI 写真編集ツールを開きます。以下のワークフローでは、矩形選択とテキストによる指示を使います。
ステップ 1:鮮明な写真をアップロードし、元画像を残しておく
被写体がはっきり見える写真を選びましょう。バージョンを比較したり、必要に応じてやり直したりできるよう、元画像のバックアップは端末や自分のストレージに残しておいてください。
今回のデモでは、暗いキッチンカウンターに置かれた白いコーヒーカップを使いました。皿、グラス、ボウル、カトラリーなどが並んでおり、背景がごちゃついています。目的は、カップとラテアートはそのまま残しつつ、背景をもっと落ち着いたカフェの雰囲気に差し替えることでした。

英語版 YouMind インターフェースにアップロードした元のコーヒー写真。
ステップ 2:変更したい範囲を選択する
編集したい背景やオブジェクトを囲むように四角形を描きます。これはすべての輪郭に沿うような精密な切り抜きではなく、矩形選択です。変更内容が AI に伝わりやすいよう、対象の周囲にある程度の余白を含めて選択しましょう。
コーヒーの例では、食器が写っている上部の背景を選択し、カップは選択範囲の外に残しました。被写体が選択範囲にかかってしまう場合は、プロンプト内で「どの部分を残すか」を明示してください。

コーヒー写真の上部の背景を選択しているところ。
選択範囲は編集の目安にはなりますが、枠外のピクセルがすべて無変更になることを保証するものではありません。作業後は画像全体を確認しましょう。
ステップ 3:何を変えて、何を残すかを指示する
具体的な指示文を使いましょう。消したいオブジェクトを名指しし、置き換える内容を説明し、重要なディテールを指定します。以下は、スクリーンショットに入力した英語の指示文です。
選択した背景にある食器やキッチン用品を削除し、落ち着いたカフェの背景に置き換えてください。白いカップ、ラテアート、手前のテーブルは変更せずにそのまま残してください。
これは、元のテストで使用した日本語指示の英語版です。どのような変化があったか確認できるよう、元の結果を以下に示します。

選択した背景に対して英語の指示を入力しているところ。
「Apply edit(編集を適用)」をクリックして YouMind ワークスペースに進みます。サインインを求められた場合はログインしてください。画像エディタで選択範囲と指示文を確認し、「Apply all(すべて適用)」をクリックして編集を生成します。後で画像を開き直す場合は、「Edit area(編集エリア)」を使って再度範囲を選択できます。
ステップ 4:結果を比較し、気に入ったバージョンを保存する
生成された画像を元画像と見比べます。特に、被写体の輪郭、形状、影、表面の質感、文字やロゴなどをチェックしてください。顧客に見せたい商品の姿が正しく保たれているか確認します。

左が元画像、右がこのデモでの実際の生成結果です。
編集によって食器が消え、より柔らかなカフェの背景になりました。一方で、まな板も消え、選択範囲外のシーンにも一部変化が生じています。この結果は、「残してほしい」という指示はあくまでリクエストであり、ピクセル単位で完全に保護される保証ではないことを示しています。
結果に満足できたら「Done(完了)」をクリックして保存します。重要なディテールが変わってしまった場合は、選択範囲を狭くするか、より具体的な指示にして再度比較してみましょう。作業中は常に元画像を手元に置いておいてください。
応用できる 2 つの写真編集プロンプト
鉢植えの周りの小さなオブジェクトを消す
一度に 1 つの不要なオブジェクトを選択し、可能な限り植物本体は選択枠の外に残します。次のように試してみてください。
鉢植えの周りにある不要な小さなオブジェクトだけを削除してください。葉の形、鉢の色と模様、木製のテーブル、自然光の向きはそのまま残してください。編集した部分は背景に自然になじませてください。
葉の縁が欠けていないか、鉢の模様が変化していないか、木目が不自然になっていないか、消したオブジェクトの痕跡が残っていないかを確認します。これは提案プロンプトであり、本記事で別途テストした結果ではありません。
コーヒーカップの周りの背景を差し替える
上記でテストした例では日本語プロンプトを使用しました。自分の写真で試す場合は、こちらの英語版が使えます。
選択した背景にある食器やキッチン用品を削除し、落ち着いたカフェの背景に置き換えてください。白いカップ、ラテアート、手前のテーブルは変更せずにそのまま残してください。
カップの取っ手や縁、ラテアートの模様、カップの下に落ちる接地面の影を確認しましょう。選択範囲の外側も忘れずにチェックしてください。結果は使用する写真、選択範囲、生成内容によって変わります。
不自然な結果を減らすコツ
どこかおかしいと感じたら、何が効いたのか分かるように、指示文の一部分だけを一度に変更しましょう。
- オブジェクトの痕跡が残る場合は、周囲のコンテキストを少し広めに含め、その部分を背景になじませるよう指示します。
- 被写体の形が変わってしまう場合は、保護したいディテールを明示し、可能であれば選択範囲をそこから離します。
- 影が不自然な場合は、光の向きを説明し、それに合った影を依頼します。
- 結果がぼんやりする場合は、変更範囲を狭め、実用的な表示サイズで元画像と比較します。
- 文字やロゴが歪む場合は、可能であればそれらを選択範囲から外し、画像を使用する前に念入りに確認します。
重要なディテールが失われた結果を何度も編集し直すのではなく、同じ元画像から別のプロンプトを試しましょう。仕上がりが良くても、実際の商品を正確に表現している必要があります。
AI 写真編集に関するよくある質問
写真の一部だけを編集できますか?
範囲を選択して、そこに絞った指示を出すことは可能です。ただし、コーヒーの例が示すように、隣接する領域や他のディテールも変化する場合があります。選択範囲だけでなく、画像全体を確認してください。
プロンプトは日本語で書けますか?
はい。本ガイドのデモでも日本語の指示を使用しています。何を変えて何を残すかを具体的に記述しましょう。意図が反映されない場合は、広い指示を短く具体的なリクエストに分割してみてください。
AI 写真編集には料金がかかりますか?
アクセスや利用条件は、ご利用のプランや現在の製品仕様によって異なります。最新の詳細は YouMind の料金プランをご確認ください。
元の写真は残しておくべきですか?
はい。編集結果を元画像と比較したり、同じ写真からやり直したりできるよう、必ずバックアップを残しておきましょう。
まず 1 枚の商品写真から始めよう
写真を選び、変更したい範囲を選択し、編集内容を指示して、結果を確認します。シーン全体を一度に作り変えようとするのではなく、小さく具体的なタスクから始めましょう。
YouMind の AI 写真編集ツールでワークフローを試してみてください。納得のいく静止画ができたら、動画付きの告知や SNS 投稿に向けて写真を動画に変換する機能も試してみましょう。