金持ちになる手順は、思っているよりシンプル。今回はその手順を5STEPで解説
STEP1:構造を理解する
まず大前提として、お金は「信用」でできています。銀行が誰かに300万円を貸すとき、金庫から現金を取り出すわけではなく、通帳に「300万円」と数字を書き込むだけです。それだけで300万円が世の中に生まれます。

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サンクチュアリ出版より引用
この仕組みを踏まえると、資産を持っている人ほど銀行からより多くの信用を引き出せて、有利な条件でお金を動かせることが分かります。逆に何も持っていない人は、この輪に入れません。
実際、一般的な消費者ローンの金利が年15%前後なのに対して、資産を担保にできる人は年1%台で借りられます。同じ「お金を借りる」でも、条件に10倍以上の差が出るのは、この「信用の量」の差が原因です。

だからこそ最初にやるべきは、投資でも節約でもなく、この輪に入るための「種銭」を作ることです。
STEP2:種銭を作る(稼ぎ方を選ぶ)
20~30代になった人見てい、パターそこまで多くありません。だいたいこの5つに集約されます。
①YouTubeやコンテンツを当てる
②スクール・コンサル事業を立ち上げる
③特化型の教育事業を作る
④トレードで一発当てる
⑤SNSアフィリエイトで稼ぐ
周りの20〜30代で実際に億り人になった人を見ても、大体この5パターンのどれかに当てはまります。
①の例では、24歳で顔出しなしのチャンネルを複数運営していた知人がいます。台本作りと編集を外注に回してからは、自分が寝ている間にも広告収益が積み上がる状態を作り、3年ほどで資産が1億円を超えていました。
②の例では、28歳で自分の得意分野をコンサルとして販売し始めた知人がいます。最初は1件数万円の相談から始めて、実績が溜まるにつれて単価を上げていき、2年ほどで年商が数千万円規模になっていました。
③の例では、26歳で特定の資格試験に特化したオンライン塾を立ち上げた知人がいます。テーマを絞り込んだことで検索や紹介での流入が安定し、生徒数が積み上がって年商1億円を超えたと聞いています。
④は、20代で短期間に数千万円を稼いだ人もいる一方で、再現性の低さから同じくらいの金額を短期間で溶かした人も見てきました。当たれば早いですが、狙って再現できる手段ではないので、最初の種銭作りとしては勧めていません。
⑤の例が、私自身も含めて一番身近です。20代前半でX運用を始め、フォロワーが伸びるにつれてアフィリエイトの成果が積み上がり、20代のうちに種銭を作り切ったパターンです。在庫も商品開発も不要で、必要な初期投資が一番少なく、失敗しても再挑戦のコストが低いので、20〜30代で再現性が一番高いのはやはりこの手段だと感じています。
会社員として8時間×5日働いても、資産の種はほとんど作れないので、事業か副業を始めて集中的に稼ぎ、そこから投資に回すという順番が現実的です。どの手段を選ぶにしても、共通して言えるのは「誰かに雇われた時給」から抜け出すことが目的だということです。時給には天井がありますが、単価と再現性を自分でコントロールできる働き方には天井がありません。
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STEP3:非課税制度を使い切る
種銭ができたら、まず国が用意している非課税の枠を埋めます。新NISAの投資枠は、利益に税金がかからないという時点で、他のどんな投資手法よりも優先順位が高いです。埋めていない非課税枠を残したまま他の投資に手を出すのは、順番として非効率です。
生前贈与にも、年間110万円までなら税金がかからない枠があります。これを知っていて計画的に使っている家庭と、知らずに何もしない家庭とでは、最終的に手元に残る金額が何百万円も変わってきます。iDeCoのような所得控除つきの制度も、使わない理由がありません。

朝日新聞より引用
こうした制度の共通点は、「知っているかどうか」だけで結果が変わることです。運用のセンスや相場観測より、制度を漏れなく使い切る事務的な作業の方が、初期段階では圧倒的にリターンが大きいです。
STEP4:資産配分を決めて、機械的に入れ続ける
配分に絶対の正解はありませんが、考え方としては「守りの資産」と「攻めの資産」を分けるのが基本です。市場平均について行くインデックス投資を土台にし、配当というキャッシュフローを生む高配当ETFを組み合わせ、残りの一部だけリスクを取って値上がり益を狙う資産に振る、という配分がオーソドックス。
大事なのは、配分の比率そのものより「毎月機械的に入れ続けたかどうか」です。相場が良い日も悪い日も、入れる額を変えずに淡々と続けることが、複利の効果を最大化します。

ファイナンシャル・プランニングより引用
72という数字を年利で割ると、資産が2倍になるまでのおおよその年数が出ます。年利7%なら約10年で2倍、年利10%なら約7年で2倍です。この数字を頭に入れておくと、途中でやめることの機会損失がどれだけ大きいかが分かります。
STEP5:資産規模が大きくなったら、手段を増やす
ある程度の規模になると、富裕層はさらに手段を増やしていきます。
①保有資産を担保にして低金利で借り、その資金でまた資産を買い増す
②資産管理会社を作り、生活費の一部を経費にしながら税負担を抑える
③大手証券に資金を預けて、IPOの優先配分を狙う
④円だけに頼らず、海外の運用先にも資金を分散する
①は、STEP1で触れた「信用でお金を借りる」を、規模を上げて実践するイメージです。②は、個人と法人で税金のかかり方が違うことを利用する手段で、生活に近い支出の一部を経費として扱えるようになります。③は資金力より情報を取りに行く手間の勝負、④は円資産に集中するリスクを避けるための分散です。
ただし、これらは最初の種銭と、機械的に入れ続けた実績があって初めて使える手段です。STEP2〜4を飛ばしてSTEP5から始めても、担保に入れる資産がないので機能しません。順番を守ることが、遠回りに見えて一番の近道です。
まとめ
金持ちになる手順は、
①構造を理解する
②種銭を作る
③非課税枠を使い切る
④配分を決めて機械的に続ける
⑤規模が大きくなったら手段を増やす
どのステッも特別な才能はいりません。ただ、順番を飛ばすと機能しません。
STEP4を飛ばしてSTEP5の担保ローンだけ真似しようとしても、担保にする資産がなければ話になりませんSTEP2を飛ばしてSTEP3の非課税枠だけ埋めようとしても、そもそも埋める種銭がなければ意味がありません。
会社員として働き続ける限り、STEP2以降にはなかなか手が届かないので、労働以外の収入を、少しずつでいいので今日から作っておくことをおすすめします。手順を知っているだけで、5年後・10年後の資産は大きく変わってきます。
ここに書いたのはあくまで大枠です。実際にどの手段を選ぶべきか、種銭をどう配分するかは、今の状況によって変わってきます。
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