Excel×AIも仕事で使える。100タスク×26週の工程ガント。触るとぬるぬる動く。これがプロンプト1本で即作れた。まずは30秒動画を見てください👇

これ、触ると全部がぬるぬる動くんです。
(最下部にnoteリンクあって、そこからExcelダウンロードできます!)
左上のドロップダウンで「標準計画」を「遅延リカバリ」に変えると、数千個のセルが一斉に塗り替わって、バーが右にずれて、コストが1.9億円増えて、要員のグラフが伸びる。「今日」を1週間進めると、遅れているタスクが赤く浮かび上がってくる。
これはもう単なる表じゃない。
意思決定を色んな切り口からサポートしてくれる。
ちなみにマクロやVBAは入ってません。プロンプト1本で作れちゃいました。
なぜ数式だけでこれが描けるのか
仕組みはシンプルです。ガントの1マスは図形ではなく、ただのセル。「この日はタスクの期間内か?」を判定する数式が入っていて、条件付き書式が色を塗っているだけ。
つまり、バーは描かれているのではなく、計算されている。
だからシナリオを切り替えれば、数千個のセルが計算し直されて、絵が勝手に描き変わる。マクロがいらないのはこのためです。
そのままコピペで使えるプロンプト
これが実際に使ったプロンプトです。ChatGPTでもClaudeでも、Excelファイルを生成できる環境ならそのまま動きます(私はClaude Codeで実行しました)。
1# タスク2プロジェクトの「統合工程ボード」をExcel 1ファイルで構築する。3マクロ・VBAは使わず、数式と条件付き書式だけで、4シナリオを切り替えるとボード全体が再描画される状態を成功とする。56## 前提(ここを自分の案件に書き換える)7- プロジェクト:基幹システム刷新(ERP導入) ←例:新工場立ち上げ/商品発売8- 期間:26週(日次182日) ←12週でも52週でも可9- チーム:PMO/業務/開発/データ移行/インフラ/教育 ←自社の部門に10- シナリオ:標準計画/遅延リカバリ/前倒し ←比較したい計画案に11- タスク:約100本を上のチームに割り振って自動生成 ←実タスクがあれば貼る1213## 作るシート141. 工程ガント(メイン):1行1タスク×日次グリッド。チーム別に色分け、15 濃淡で完了/残り、◆マイルストーン、基準日の赤い縦線162. タスクデータ:開始・工期・人数・進捗をシナリオ別に持つ173. 要員山積み:日次の同時稼働人数を集計してヒートマップに184. コスト集計:チーム別単価×人日をシナリオ別に比較195. 遅延・リスク:実績が計画に10pt以上負けたら「遅延」判定、Top10を自動抽出206. 感度分析:増員率×工期圧縮率で完了日がどう動くかのマトリクス2122## 操作の仕組み(ここが肝)23- 工程ガント上部にドロップダウン3つ:シナリオ/チームフィルタ/基準週24- どれを変えても、バー・KPI・チャート・遅延判定の全部が数式で連動する25- ガントのバーはセルの数式+条件付き書式で描く(図形・画像は使わない)2627## 制約28- マクロ・VBA・外部アドイン禁止。数式のみ29- ヘッダーにKPIカード:稼働日/総工数/総コスト/ピーク要員/進捗/遅延数30- サンプルデータで良いが、数字同士は矛盾なく連動させること31- 仕上げに全数式を再計算し、エラー0を確認してから納品すること3233## 出力34- .xlsxファイル1つ(開いてドロップダウンを触ればそのまま動く状態)
他の業務でも作りたい時
このプロンプト、工程表専用に見えて、実は中身を入れ替えれば別の業務でも成立します。触るのは「## 前提」の5行だけ。
新工場の立ち上げなら、期間を52週にしてチームを設備/生産技術/品証/採用に。
新商品の発売なら、20週で商品開発/マーケ/営業/SCM。採用計画なら26週で人事/各配属部門。
シナリオも「標準/応募減/エージェント増強」のように、比較したい計画案に置き換えるだけです。
「## 作るシート」以下は触らなくて大丈夫です。
あそこは業務ではなくExcelの作り方を書いている部分なので、テーマが変わっても効きます。

うまく作らせる3つのコツ
**1. 「マクロ禁止」と明示する
**言わないとVBAで作ろうとします。マクロ入りは配布した瞬間に警告が出て、相手が開いてくれません。「数式と条件付き書式だけで」と縛ると、AIは代わりに条件付き書式を工夫し始めます。
**2. 成功条件を1文で渡す
**「シナリオを切り替えると全体が再描画される状態を成功とする」。この一文があるかないかで別物になります。何を作るかではなく、どうなったら勝ちかを書く。これが一番効きます。
**3. 最後に「再計算してエラー0を確認」と書く
**これを入れないと、数式が壊れたまま納品されることがあります。1行で検品まで込みにできます。
同じ要領で、別の業務にも投げてみた
面白いのはガントそのものではなくて、「前提を切り替えると全部が描き直される」という骨格のほうです。
なので、同じ骨格のまま、まったく別の業務に投げてみました。
**24時間シフトボード
**42名×28日のシフト表で、シナリオを「繁忙期(物量1.4倍)」に切り替えると、人が足りない日が赤く走って、6連勤超と勤務間インターバル不足が自動で吊り上がります。シフト表とにらめっこして法令違反を探す作業が、色を見るだけになります。

**設備稼働ロス・改善効果ボード
**15設備×3直×42日をロスの種類で色分けして、シナリオを「予防保全強化」に切り替えると帯が緑に変わり、OEEが64.0%→72.9%に上がって「年間7,341万円」という効果額が出ます。改善提案の稟議に必要な数字が、この1枚で揃います。

さいごに
Excelは、"作る"ものから"AI作らせる"ものになりました。私たちに残った仕事は、どうなったらうまくいくかを見極めて方針を決めるだけ。
続きなんですが、ぜひnoteを見てください。
- シフトボードと設備稼働ロスの方のプロンプト2本
- 3つの表のExcelデータ(ぜひ触って動かして欲しい)
を置いてます↓↓
https://note.com/uchita_success/n/n693b5dd68246
最後までお読みいただきありがとうございました。





