2026年7月9日、OpenAIが「ChatGPT Work」を公開しました。ゴールを伝えると、AIが仕事を小さな手順に分解して、数時間かけて自分で進めます。返ってくるのは説明文ではありません。スプレッドシート、スライド、ドキュメント、そのまま共有できるWebサイト。完成した成果物そのものです。
「また新機能か」「どうせ上位プランの話だろう」——見出しだけ見て、そっとタブを閉じる。半年後、社内の誰かが当たり前のように使っていて、置いていかれた気分になる。この繰り返し、心当たりはありませんか。
情報は毎週増えるのに、手元の仕事は1ミリも変わらない。追いかけるだけで疲れて、結局いつもの手作業に戻る。あの徒労感、正直しんどいです。
AIへの向き合い方を「質問する」から「発注する」に変える。 今回の話は、ここが全部詰まっています。
しかもデスクトップアプリなら、無料プランでもWorkが使えます。会社が1円も払っていなくても、今日から触れる状態です。使いどころを8つ、頼み方の一言つきで全部お見せします。では、始めます。
第1章:なぜ「また新機能か」で流してしまうのか
見送ってしまう理由は、たった3つです。
理由①:上位プランの話だと思い込んでいる
ここが一番の誤解です。公式発表によると、新しいデスクトップアプリ(Mac・Windows)では、Chat・Work・Codexの3つが無料プランを含む全プランで使えます。
Web版とスマホ版は有料プラン先行で、Pro・Enterprise・Eduから始まり、Plus・Businessが数日以内に続きます。無料とGoは対象外。つまり、入口はデスクトップアプリです。
理由②:チャットの延長だと思っている
Workは、質問に答える機能ではありません。接続したアプリやファイルを横断して情報を集め、手順を分解し、成果物まで仕上げます。同じ画面にあっても、性質は別物です。
理由③:試す業務が決まっていない
「すごそう」で終わる人の共通点は、これです。何を任せるかが決まっていないから、開いて閉じるだけになる。だから今日は、使いどころの一覧を先に渡します。
第2章:Workは「答え」ではなく「成果物」を返します
ここが、この記事でいちばん伝えたい部分です。
言葉だけだと伝わりにくいので、実際にお見せします。「今月の予算の差異を分析して」と、従来のチャットに投げた場合。返ってくるのは、こういう答えです。
「予算差異の分析には、まず勘定科目ごとに実績と予算を並べ、差異率の大きい項目から要因を特定していく手順が有効です」
——正しいです。でも、これは手順の説明です。ここから先、データを開いて、並べて、計算して、資料にまとめる作業は、全部こちら持ちのままです。
同じ依頼を、Workにこう投げます。
1今月の予算差異を分析してください。23必要なデータは、接続済みのGoogle DriveとSlackから探してください。4①勘定科目ごとの予算と実績の一覧表5②差異が大きい上位5項目と、その要因の仮説6③経営会議用のスライド3枚(結論・根拠・次のアクション)7この3点を、完成したファイルとして出してください。8根拠が確認できない数字は「要確認」と明記してください。
返ってくるのは、集計済みの表、要因の仮説、そして配れるスライドです。OpenAIの発表では、社内の財務チームで月次決算と予測の作業が、数日から数時間に縮んだと報告されています。
ここまでで、性質の違いが揃いました。次は、任せる中身です。
第3章:会社員の使いどころ8選
全部やる必要はありません。いま一番しんどい業務を、1つだけ選んでください。
各項目は「何をしてくれるか」と「頼み方の一言」の2点セットです。
**①月末の数字まとめ
**予算と実績の差異を集計し、要因の仮説とスライドまで作ります。
頼み方:「今月の差異が大きい上位5項目と要因の仮説を出して、会議用に3枚にまとめて」
**②商談前の準備
**相手企業の情報、過去のやり取り、提案の切り口を横断して集めます。
頼み方:「明日の商談相手について、直近の動きと想定される断り文句、その切り返しを整理して」
**③会議アジェンダの自動更新
**SlackやTeamsの新着から、次回の議題を更新します。
頼み方:「@Slack の今週の更新を読んで、定例会議のアジェンダを最新化して」
**④競合比較の調査
**比較軸を渡すと、各社を調べて表にします。実際にVirgin Atlanticでは、数週間かかっていた競合分析が数時間に縮んだと公表されています。
頼み方:「この比較軸で、競合3社を調べて一覧表にして。優劣と根拠も添えて」
**⑤問い合わせ・リードの棚卸し
**散らばった顧客接点をたどり、どこで止まっているかを可視化します。Zapierの事例では、毎月数千件のリードを見直す仕組みを作り、7桁規模の商機の取りこぼしが見つかったと報告されています。
頼み方:「問い合わせ一覧を見て、返信が止まっている案件と、その原因を洗い出して」
**⑥定例レポートの自動生成
**Scheduled Tasksを使うと、決めた時刻に自動で動きます。
頼み方:「毎朝8時にダッシュボードを確認して、前日からの変化を要約して送って」
**⑦社内共有用の一枚サイト
**Sites機能で、進捗ボードや簡易ダッシュボードをWebページとして共有できます(パブリックベータ。無料とGoは対象外)。
頼み方:「このプロジェクトの進捗を、チームに共有できる1ページのサイトにして」
**⑧自社テンプレに沿った資料づくり
**GPT-5.6は、渡したテンプレートや参考ファイルに沿って作る力が上がっています。
頼み方:「この過去資料のフォーマットに合わせて、今回の内容で作り直して」
身構えなくて大丈夫です。プログラミングは一切いりません。最初の1回は、自分がすでによく知っている仕事で試してください。出来の良し悪しを、自分で判断できるからです。
第4章:最初の1回でつまずかない注意3つ
注意①:使い放題ではありません
Workの消費は、通常のチャットとは別の考え方です。公式にはCodexと同じ使用量体系で、複雑なタスクほどプランの利用枠を多く消費すると案内されています。EnterpriseとEduの管理者は、管理コンソールから利用上限を設定できます。軽い気持ちの「ついでにこれも」が、じわじわ効いてきます。
注意②:接続していい情報を、先に決める
WorkはSlack、Google Drive、SharePoint、メール、カレンダー、CRMなどとつながります。便利さと引き換えに、AIが見える範囲も広がる。個人情報や社外秘は匿名化してから渡す。何を接続するかは管理者へ一言確認する。ここは面倒がらずに。
注意③:全部を1つのAIに寄せない
僕は主要なAIを全部課金して使い比べていますが、日本語の自然さだけはClaudeが頭ひとつ抜けていると確信しています。集めて作る工程はWork、最後の文章を整える工程は別のAI。工程で分けるほうが、結果的に速いです。
まとめ:AIに「聞く」時代は、7月9日で終わりました
質問する相手から、発注する相手へ。 今回、僕が伝えたかったのはこの一点です。答えをもらって、そこから自分で手を動かす。この前提が、成果物ごと返ってくる形に変わりました。無料プランでもデスクトップアプリから触れる以上、「うちの会社はまだ」は理由になりません。
とはいえ、いきなり8つ全部を試す必要はありません。やることは、1つだけです。
デスクトップアプリを入れて、自分が一番よく知っている仕事を1つだけ、Workに投げてみてください。
準備が整う日は、永遠に来ません。完璧な計画より、不完全な行動のほうが100倍の価値があります。そして一度、完成した成果物が返ってくる感覚を味わったら、もう「手順を教えてもらって自分でやる」には戻れなくなります。
ChatGPTもClaudeも、進化が本当に速いです。一人で最新を追い続けるより、実践している人から学ぶほうが、圧倒的に速いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
【📣お知らせ📣】
僕の人生を変えてくれた『X記事』の書き方を実演するセミナーを開催します。
僕は2025年の4月にX運用を開始して、最初の4ヶ月間はフォロワー数が139名しか増えませんでした。それからも泣かず飛ばずで11ヶ月間なかなかフォロワー数は増えませんでした。
しかし、12ヶ月目。2026年3月15日から『X記事』を出したところ、3月15日から3月31日までのたった2週間でフォロワー数が6,609名増えました。
そこからは人生が一変し、
❶Xクリエイター収益は毎月30万円以上
❷複数のX運用のコンサルの依頼
❸複数のAIコンサルの依頼
❹テレビ番組の出演依頼
❺書籍の出版依頼…etc
様々な仕事が舞い込んできて、僕の人生は『X記事』で、一変しました。
そんな『X記事』の書き方のセミナーを実演形式で行います。僕のパソコンの画面を共有しながら、実際にどのように書いているのかを解説します。
また、セミナー限定の特大プレゼントも用意しています。
📣7月17日20時〜22時 GooleMeetで開催📣
日程の調整が難しい方もアーカイブがありますので、ぜひご参加ください。
日時:7月17日(金)20:00〜22:00 会場:Google Meet(アーカイブ付き)
お申込みはこちらです。
【セミナー申込み】
https://aisalon-260717.peatix.com/

※必ず下記の公式LINE限定クーポンを使ってください。
公式LINEでは今後、限定情報や特典も配布していきます。
【公式LINE】
【公式LINE ID】
【note】
https://note.com/hoshino0614/n/n4b3a9dedfa5f?sub_rt=share_pw





