「Codexって結局、賢いチャットでしょ?」
質問を投げて、返ってきた文章をコピーして、また次を投げる。
あなたのCodexがこの往復で止まってるなら実力の半分も使えてない。
文章の生成。ポスト作成。記事の量産。
それなら、ChatGPTでもできる。
Codexの本当の強さ別のところにある。
Codexがただのチャットと違うところ
Codexが他のチャットAIと決定的に違うのは、短いコマンド一発で動きを変えられること。
考える深さも、記憶の仕込みも、会話の複製も、全部コマンドで指示できる。
しかもファイルを直接読んで直接書き換えてくれる。
自動化ツールも作れるし、作成した文章をコピペで貼り直す必要がない。
つまりCodexは、ただのチャット相手じゃなくて、あなたの代わりに手を動かす相棒だ。
今から紹介するのは、その相棒を本気で働かせる10個のコマンド。
これを知ってるか知らないかで使い勝手が何倍も変わるのでブックマークしてぜひ使いこなしてほしい。
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それでは本題です。
1. /goal:ゴールだけ渡して、あとは勝手に走らせる
完了条件を1つ決めると、そこに着くまでCodexが自分で走り続けるコマンド。
/goal のあとに、たどり着いてほしいゴールを書くだけ。
計画に沿って実装する→テスト→レビュー→再実装。
これを、人間が横についてなくても勝手に繰り返してくれる。
方向性が決まった後の量が多くてゴールがはっきりした作業に向いてる。
例えば、
- 詳細計画まで作った後の実装
- コンセプトを固めた後のローンチ素材の作成
などだ。
あなたが寝てる間も、文句を言わず何時間でも何日でも止まらずに進む。
2. /clear:ゴチャゴチャした頭をリセット
Codexは会話を続けていると性能が落ちてくる。
いわゆるバカになるというやつ。
これは会話履歴がコンテキストとしてたまっていくことで起きる。
これを解決するのが/clear。
作業に一段落ついたタイミングで/clearしておけばその都度、コンテキストがリセットされてフレッシュな状態の高性能なCodexが復活する。
ただし、そこまでの文脈は忘れてしまうのでそこは注意。
必要な情報を引き継ぎたいときは以下のプロンプトがおすすめ。
1これまでに決まった内容をドキュメントに保存してください。2その上でこのセッションは一旦クリアして、次の新しいセッションで始めるので、何からやればいいか指示するための文章を作成してpbcopyしてください。
次に指示する文章をクリップボードにコピーまでしてくれるので、/clearした後ペーストするだけですぐに作業開始できる。
3. /personality:Codexの性格を変える
Codexの返事のキャラクター、つまり口調やテンションを切り替えるコマンド。
/personality を打つと、用意されたスタイルから選べる。
淡々と要点だけ返してほしいケースもあれば、もっと噛み砕いて説明してほしいケースもある。
それを毎回お願いするんじゃなくて最初に一回選んでおくだけ。

Pragmaticなら完結でタスク重視で率直
Friendlyなら温かく、協力的で親切
なトーンで回答してくれる
地味だけど、ずっと隣で作業する相手だからこそテンションが合うかどうかは効いてくる。
4. /review:作ったものをCodex自身に点検させる
作ったもの・直したものを、Codexにもう一度見直させるコマンド。
AIに作らせたものは、作りっぱなしだと意外と指示と違うところが多い。
/reviewを使えば今あなたの手元にある制作物をCodexが点検してくれる。
計画書の仕様から変わってないか抜けてるところはないかを指摘してくれる。
5. /fork:会話を丸ごと複製して別ルートを試す
今の会話を、まるっとコピーして別枝にするコマンド。
/fork を打つと、ここまでの流れを保ったまま別セッションで会話が始まる。
「この続き、A案で進めるかB案で進めるか迷う」
そんなとき、元の会話を汚さずに、片方でA案、もう片方でB案を試せる。
いわば、会話の「別名保存」。
失敗しても元が残ってるから、思い切った指示を出せるようになる。
6. /btw:作業を止めずにちょっとだけ脱線して聞く
作業の途中でも、本筋の会話を汚さずに単発の質問ができるコマンド。
/btw で聞くとその質問と答えはメインのコンテキストに残らない。
「ところでさっきの設定どうなってたっけ?」
「この単語ってどういう意味だっけ?」
みたいな素朴な疑問。
これをメインの会話に混ぜるとあとで文脈がごちゃつく。
脱線はするけど、本筋は1ミリも汚さない。
聞きたいことを聞いて、サッと戻れる。
ちなみに /side でも同じことができる。
7. /model:使うモデルと考える深さをその場で切り替える
使うモデルと、どれだけ深く考えさせるかを切り替えるコマンド。
/model を打つとメニューが出るから、そこから選ぶ。

モデルの選択に加えて考える深さにも、
low、medium、high、Extra high といった段階がある。

込み入った原因究明や、複雑な実装みたいに「しっかり考えてほしい」作業は Extra high、
ライティングなどはhighで回すのがおすすめ。
作業の重さに合わせて、ダイヤルを回す感覚で使う。
8. /plan:走り出す前に、まず計画を立てさせる
いきなり作らせず先に調べさせて計画を立てさせるモード。
/plan のあとにやりたいことを書くとCodexがまず段取りから出してくれる。
複雑な実装や、大きめの修正のときに効く。
計画にOKを出してから動かすと手戻りがごっそり減る。
「とりあえず作り始めて、後で全部やり直し」。
これが一番もったいない。/plan はそれを防ぐためにある。
/planで計画を詰めた後に、/goalでひたすら作業させるのがおすすめ。
9. AGENTS.md:毎回読むルールを仕込む
Codexが毎回読みに行く、指示書みたいなファイル。
これが AGENTS.md。
文体のルールやNGワードをここに書いておけばセッションをまたいで毎回読んでくれる。絶対守ってほしいルールや、ディレクトリ構成を書いておけばCodexが迷わず作業できる。
一度書けば、二度と説明しなくて済む。
最初は /init を打つと、Codexがフォルダの中身を見て、たたき台を勝手に作ってくれる。
あとは自分の好みに合わせて削るだけ。
で、一番やりがちな失敗を先に言っておく。
あれもこれもと盛りすぎることだ。
ルールを盛りすぎるとCodexはどれを優先していいかわからなくなって逆にブレる。
なかったら絶対にズレるってものだけ残す。それくらいでちょうどいい。
10. /compact:長い会話を畳んで身軽にする
長くなった会話を、要約して圧縮するコマンド。
これまでの流れは保ったまま、空き容量だけ増やせる。
20回も30回もやり取りした途中で、Codexの返事が重くなってきたとき。
/compact を打つと、話の流れを残したまま身軽になる。
ちなみに今どれだけ容量を使ってるかは、/status を打つとContext windowの残量を数字で見れる。
僕の感覚ではClaude CodeよりCodexの/compactの方が上手に記憶を残しながらコンテキストを圧縮してる感じがする。
ただ実際のところはCodexが自動で判断してコンテキストが圧迫してきたら/compactを使うのでおまかせでも構わない。コマンドを使うのは自分のタイミングで圧縮したい時くらいでいい。
コマンドを使いこなすとCodexの使い勝手が何倍にもなる
正直、短い作業で終わるならここまで使い分けなくていい。
でも作業が長く、大きくなるほど、この差は天と地ほど開く。
最後にまとめると、
- /goal でゴールまで勝手に走らせる
- /clearで頭をリセット
- /personality でトーンを決める
- /review で作ったものを点検させる
- /fork で会話を複製して別ルートを試す
- /btw で脱線しても本筋を守る
- /model でモデルと考える深さを調整する
- /plan で走り出す前に計画させる
- AGENTS.md で、同じ説明を二度としない
- /compact で長い会話を畳んで身軽にする
全部を一気に覚えなくていい。
ブックマークして使えるところから使ってみてほしい。
僕は普段、AIの最新情報や、AIを活用したマネタイズ方法について発信しています。今回の記事が役に立ったらフォローや引用してくれると嬉しいです。
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