大和ハウスは、「空き家を月1回見に行くサービス」を売っています。
でも、狙っているのはその1,000倍以上のお金が動く仕事です。
このビジネスモデル、どんな商売にもそのまま使えます。
「広告費をかけても、いいお客さんが来ない」
「高い商品が、なかなか売れない」
特にそんな人に向けて、解説します。
◼︎どんなサービス?
月1回の巡回、換気、通水、ポストの整理、
簡単な掃除をして、写真つきの報告書をメールで送る。
ALSOKと組んでいて、
24時間の見守りと駆けつけも付いています。
料金は約1.5万円です。
月1.5万円のためにそんなサービスをやっているのか?
そうじゃないんですよね。
大和ハウスがほんとに欲しいのは、
見守りの売上ではありません。
一番やりたいのは
「空き家の買取」「リフォーム」なんです。
空き家1件の売値は平均で約1,800万円。
見守り1か月分の、1,000倍以上のお金が動きます。
◼︎空き家の売却案件は、広告で取るのがめちゃくちゃ大変
空き家を売りたい人を見つけるのって、
めちゃくちゃ難しいんですよね。
「空き家 売却」で検索した人には、
何社も同時に広告を出しています。
完全にレッドオーシャンです。
査定サイトの問い合わせだけで、1件1万円前後。
そこから実際に任せてもらえるのはほんの一部なので、
成約1件あたりの広告費は、その何十倍にもなります。
なので、空き家を持っているけど
「まだ売ろうとしていない人」を狙うんです。
その入口が、
「空き家を月1回見に行きます」というサービス。
空き家を売った人の半分以上は、
持ってから売り始めるまでに2年以上かかっています。
その間、毎月家の様子を報告しながら、
売りどきが来るのを待つ。
いざ「売ろうかな」と思ったとき、
最初に相談されるのは、
毎月報告を送ってきた会社です。
**広告では取り合いになる売却案件を、
競合より先に見つける。**
そういう作りになっています。

この例から伝えたいことは、以下の3つです。
**1. 売りたい商品と、入口の商品を分ける
- 入口は「まだ動いていない人」に向ける
- 入口から、ネットにない情報を毎月もらう**
あなたの事業で今日から使えるよう、
順番に解説していきますね。
◼︎1. 売りたい商品と、入口の商品を分ける
1,000万円単位の取引は、いきなりは頼まれません。
だから、まず月1万円台の
「頼みやすい商品」で、お客さんとつながる。
入口の商品は、それだけで大きく儲けなくていいんです。
**役割は、お客さんとの接点を作ること。
稼いでくれるのは、その先の商品です。**
どんなビジネスでも、
新しいお客さんを見つけるのが一番しんどい。
一度関係値を作れば、別の商品を案内できる。
新規開拓よりはずっとラク。
もし、いきなり高額商品を売っているのであれば、
安価な入口商品を用意してあげるだけで、
集客がグッとラクになりますよ。
私は普段、1時間30万円で壁打ちをしていますが
「入口商品の設計」をしてあげることが
結構多かったりします。
それだけ持って帰ってもらったら30万円は余裕でペイできる。
そのくらい、インパクトが大きいです。

◼︎2. 入口は「まだ動いていない人」に向ける
「空き家 売りたい」と検索している人は、
もう何社にも声をかけられています。
そこで勝とうとすると、
広告費と買取価格の勝負になる。
でも、「まだ売る気はない。ただ家が心配」という人には、
誰も声をかけていません。
悩みが小さいうちに入口を用意しておけば、
大きな決断のときに、競争せずに一番に相談してもらえます。
転職サービスも
「今すぐ辞める気はない。でも自分の市場価値は気になる」
という段階の人に
「まずは年収を診断しませんか?」
「スカウトが届くから登録してみませんか?」
という提案をする。
「今すぐ転職したい!」という人に絞るのは難しいです。
転職サービスのCMも、だいたいそうなっていますよね。

◼︎3. 入口から、ネットにない情報を毎月もらう
見守りのもう1つの価値は、
毎月その家の「今の状態」が手に入ることです。
「屋根が傷んできた」
「雨漏りの跡が出た」
「庭の木が隣にはみ出した」
これは、ネットにもAIにもない情報です。
遠くに住んでいる持ち主自身も知りません。
AIで何でも調べられる時代だからこそ、
現地に行かないと分からない情報には価値があります。
この情報があるから、
「直すなら今です」
「傷みが進む前に売るなら今です」と、
ちょうどいいタイミングで提案できる。
しかも、入口は1つでも、その先は何本にも分かれます。
・雨漏りや外壁の修繕
・賃貸に出すためのリフォーム
・遺品整理
・売却、買取
**1人のお客さんから何度も売上が立って、
2回目からは広告費がかかりません。**
ちなみに、大和ハウスの見守りには、
草刈りや枝の剪定は入っていません。
こういう細かい仕事こそ、
地元の会社が取りにいける部分です。
あなたが庭師じゃなくても
「仕事を取ってきて庭師に繋げる」
という事業が1つ出来ますね。

この「ネットにない情報」
を収集している会社、なかなかないです。
例えば、MEO支援など、リアル店舗向けのサービス。
「近日オープン」の貼り紙をしている飲食店があったら
真っ先にアプローチしたくないですか?
「いや、近日オープンの店を集めるって、誰がやるの?」
「そんなことに営業マンの人件費を使えないよ。」
と思った人。
実は、営業マンを1人も雇わずに、
全国どこでも、必要な日に、必要な人数だけ、
現地で動いてくれる人を集める方法があります。
その方法も、需要があれば公開しますね。
知りたい方、この記事が勉強になった方は
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こういう「今日から使える」ビジネスモデルを、
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