親としては子どものことを心配するあまり、つい不安になってしまいます。ちゃんと塾で勉強させよう、習いごとをさせよう、あれこれさせておこうと考えてしまう。いろいろ悩みがちですが、子どもにとって本当に大事なのは、もっとシンプルなことかもしれません。詳しく説明します!
エミネムの幼少期
ぼくはヒップホップが好きでよく聴くんですが、昔からよく聞いているのがエミネムです。マイケルジャクソンのことをdisったと話題になったJust Lose Itとか、mockingbird とかよく聞いてました。
https://youtu.be/9dcVOmEQzKA?si=wy2EAY9Xef-fARNb

エミネムは、幼少期をかなり厳しい家庭環境で育ったことで有名です。数年前に亡くなった母親は、当時から精神疾患を患っていたそうです。両親は離婚しており、家庭内では母親からの暴力や育児放棄など、不安定な生活の中で育ったと言われています。
その中で、彼はラップという表現に救われました。心の中に溜まった怒りや孤独を、言葉に変えて吐き出していたんですよね。そして、たまたま彼には音楽の才能があり、周りの人たちからのサポートも受けながら、世界的スターになれました。
これは極端な例ですが、幼少期のトラウマや欲求不満の爆発のさせ方によっては、非行や反社会的な行動に出てしまうことの方が多いです。エミネムもいくつも事件を起こしてますし。
つまり、子どもが将来、非行や反社会的な行動に走らないように親ができることは、家庭を「安全基地」にすることです。
本当に求めていること
親は「子どものために」と言いながら、いい塾に通わせたり、たくさんの習いごとをさせようと、生活に不自由ないようにしてあげようとします。
どれも悪いことではありませんし、むしろ、子どもを思っているからこそやっていることです。しかし、本当に子どもが求めているのはそこじゃない。
ありのままを認めてもらって、一緒に笑ってくれて、話を聞いてくれること。くだらない話に「へー!それ面白いね」と反応してくれること。そこに愛情を感じて、「自分は今のままでいいんだ」と思えるようになるんです。
ぼくが何度も読んでいる児童心理学の著書には、次のように書かれていました。
「いい子になれなければお母さんに抱っこしてもらえない」という子は、たくさん我慢をしているのです。とてもかわいそうだと思います。
幼いうちから「抱っこして!」「もっと遊んで」とわがままを言わず、ずっと我慢をしすぎて「自分」を出さずに育ってしまった子が、大人が考える「いい子」です。
少しでも自分の子どもにそういう傾向があるな、と思ったら、何歳からでもうんと甘やかし、抱っこしてあげてください。
「いい子」はどんな食事を出しても好き嫌いを言わず、残さずにぼそぼそきちんと食べるかもしれませんが、「今日は何が食べたい?」と聞くと「なんでもいい」と答えてしまう子かもしれません。まず、子どもの一番好きなものを作ってあげたり、わずかでもお遣いを渡して好きなものを買わせてあげたりしてください。
そして、「ふふ、これしたいんだね」とほめるのではなく、いつでも「こんなことしてもお父さんとお母さんはあなたのことが大好きなのだ」というメッセージを繰り返し繰り返し、伝えつづけてあげてほしいと思うのです。
『子どもの心の育て方』より引用
子どもにとって一番大事なのは「安心できる家庭」です。これさえあれば、子どもは外でがんばることができるんです。
家に帰ってきたときぐらい、「何もしなくても大丈夫!」と思える場所が必要ということです。親にありのままを受け入れてもらえて、話を聞いてもらえるという関係性さえあれば、子どもは自己肯定感を高められるようになるんです。
というわけで
子どものありのままを受け入れてあげてください。それが親にできる唯一のことです。それが愛情だと思います。
将来的に苦労しないように、立派に育つようにと早い時期から意識し過ぎてしまうと、子どもは不安に感じたり欲求不満になります。そんなことをするよりも、まずは家では安心してダラダラできるようにしてあげてください。
それが遠回りに見えても、長期的にみると子どもの成長を支えてくれる強い土台なるはずなので。おしまい。
こちらの書籍を参考にしました。






