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Two Best Exercises to Reset Rib Flare

@kikuty_training
日本語2026年10月05日
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TL;DR

Trainer Kikuty argues that rib flare is often caused by poor posterior thoracic expansion rather than just weak abs. He provides two specific breathing exercises (Child's Pose and Seated Forward Reach) designed to restore proper rib cage mobility and reset the breathing pattern.

「お、お客さんの肋骨がパカッと開いてるな、腹筋が弱そうだし、吐き切る意識でドローインをやってもらおう」

​↑これ半分しか合ってないです

​

肋骨の開き(リブフレア)を、腹筋の弱さだけで片づけないでほしいです

「胸郭の拡張パターン」を先に見るといい

​

もう少し噛み砕いていきます

■自分が肋骨の開きをどこで判断しているか

多くのトレーナーは「肋骨が開いてるのは腹筋が弱いからだ」と考えます

​

キクティー@トレーナーの「型」を作る人 - inline image

ただ自分が最初にやるのは「見ること」です

​

  • 肋骨の下の縁が前に浮いてきていないか
  • 吐いた時に、そこが収まるか

​

見た目で開いてそうだなと思って、あとで確認したら全然違った、という経験はあまりないです

​なので自分は、視診、つまり見て取る情報を指導の判断に使っています

​

ただ見ただけで何度開いてるとか、原因はこれだと確定できるという話ではないです

見ているのは、今日の指導をどこから始めるかの判断材料です

​

「触って確かめた方が早いでしょw」

と思った方もいるはずです

ただ、下位肋骨は女性のお客さんだと胸の下です

​

センシティブな場所なので、自分は無理に触りにいかないです

触らないと進まない評価を前提にすると、やらない日が出てきます

​

だから見て判断して、種目をやった直後に、同じ所をもう一度見る

​評価→アプローチ→再評価、この3工程で考えています

■なぜ下位肋骨が「前に逃げる」のか?

正常な吸気では、胸郭は前後・左右に拡張し、横隔膜が下降して腹部も膨らむ

​この全方向拡張ができなくなるとどうなるか?

​

肺は空間を確保しなきゃいけない

​

だから一番楽な方向に逃げる

​その逃げ道が「下位肋骨を上外方に持ち上げる」という代償パターン(前逃げパターン)です

キクティー@トレーナーの「型」を作る人 - inline image

​ここは「機能解剖で考えるとこう説明できる」という範囲の話です

​肋骨の開きが全員これ一つで決まるとは言えません

​

後方胸郭に拡張の余地が残っている人なら、背中側を開くことで、肋骨が前に逃げなくて済む

​自分が指導でカギに置いているのは、この後方胸郭の拡張です

キクティー@トレーナーの「型」を作る人 - inline image

​

腹筋を鬼のように鍛えることはそこまで必要ない

もちろん腹筋が完全に無関係とは言わないけど、それだけではないです

■まず呼吸の型を叩き込む

(↑鬼滅っぽくなってしまったw)

​

これから後方胸郭の拡張を取り戻す種目を紹介しますが、2種目とも同じ呼吸方法を使います

これが土台なので、ここがバグってると種目をいくらやっても変わらないです

​

【呼気】

キクティー@トレーナーの「型」を作る人 - inline image

​

口からゆっくり、溜息をつくように吐く

​

「誰かに本気でがっかりした時の溜息」をイメージしてください

​

5〜10秒かけて、長く柔らかく

​吐き切ったとき、下位肋骨が下がるのを感じる

​

そして腹部の側面(腹斜筋群)にわずかなテンションが入る

​シックスパックじゃなくて、横腹ですね

​

【吸気】

  • ​口を閉じて、舌を上顎につける
  • ​鼻から静かに吸う
  • 3〜5秒かけて、音が出ないくらい静かに

​

このとき背中側が膨らむ感覚が出れば正解

​

【ポイント】

呼吸の仕事量が増えると、首周りの筋肉が働きやすくなります

​

なので自分は、吸気の音が聞こえたら、首の方で吸い込んでる合図として扱って、静かに吸い直させています

​お客さんには「自分の吸気の音が聞こえない」を物差しにしてもらってください

​

※音の有無で代償を判定できるという根拠は確認できていないです。自分はキューとして使っています

​

呼気の終わりに感じた側腹のテンション、これを10段階中2くらいの強度で維持したまま吸気に入る

​

ここが真髄です

​

全部手放してから吸うと、また前逃げパターンに戻る

​この10段階はお客さんの中の目安です

​伝わらない人には、呼気の終わりに横腹を自分で触らせて、その感じを残したまま吸う、で足ります

■自宅でできる2種目を叩き込んでいきます

【種目①】チャイルドポーズ・ブリージング

キクティー@トレーナーの「型」を作る人 - inline image

​

用意するもの ― 枕1つ(半分に折る)

​

【やり方】

  1. 枕を半分に折り、下位肋骨〜腹部の下に敷く
  2. チャイルドポーズの姿勢をとる(お尻を踵に向けて引く)
  3. 肘を膝の方向に近づけ、内側の肘が軽く触れる位置をキープ
  4. 100%リラックスした状態で呼吸シーケンスを実行

​

【注意点】

  • ​頭はニュートラルポジション(上げすぎない、下げすぎない)
  • お尻が踵まで届かない場合 → フォームローラーを膝裏に挟んで距離を縮める
  • 肘が届かない場合 → 肘を少し外に広げて手を合わせるポジションでOK

​

背中が膨らむ感覚は、これでほぼ理解していただけます

​

【種目②】座位フォワードリーチ・ブリージング

キクティー@トレーナーの「型」を作る人 - inline image

用意するもの ― 枕1つ(半分に折る)+椅子+踏み台(任意)

​

【やり方】

  1. 椅子に座り、膝と股関節が90°になるポジションを作る(踏み台で高さ調整)
  2. 坐骨が左右均等に椅子に当たっているのを確認
  3. 枕を半分に折り、下位肋骨と太ももの上端の間に挟む
  4. 両腕を枕の上に乗せ、肘を曲げて手のひらを自分側に向ける
  5. そのまま前方にリーチして軽く前傾する
  6. この姿勢のまま呼吸シーケンスを実行

​

【注意点】

  • ​頭はニュートラル(前に突き出さない、引きすぎない)
  • 吸気時に体を起こしたくなるのは「腹側に呼吸を入れて伸展しようとしてる」サイン → 起き上がらない
  • むしろ少し丸まってるくらいの方がこの種目では正解
  • 目的は「背中側の肋骨を開くこと」なので前側を開く必要はない

​

【ポイント】

吸気時に「起き上がりたい」と体が動いたら、それが前逃げパターンそのもの

​その衝動を封じて、背中だけに呼吸を入れましょう

​

2種目の違いは、やる場所と姿勢だけです

​体の状態で種目が決まる、という分け方ではないです

​

床で丸まれる人は①

​床に降りるのがつらい人、仕事中に椅子でやりたい人は②

​

①で背中が膨らむ感覚を掴ませて、②を宿題に渡す、という組み方もできます

どちらも2セット × 5〜10呼吸サイクルが目安

​

やった直後に立ち上がって、最初に見た所をもう一度見てください

​その場で変化が出る人もいます

​

変わらない人もいます

ただ​その時は、今日の入口は呼吸じゃなかった、という情報が手に入ります​

リブフレアを「腹筋の弱さ」だけの問題にしない

​自分が先に見るのは、胸郭が後ろへ広がっているかどうかです

​

腹筋を死ぬ気で鍛えても、拡張が出ないままだと開いたままの人がいます

​逆に呼吸パターンが変わるだけで、一撃で変化が出ることもある

​

お客さんの肋骨が開いてたらまず「呼吸」を見ましょう

​

腹筋の前に「後方胸郭」です

キクティー@トレーナーの「型」を作る人 - inline image

■P.S.

リブフレアを見て「腹筋が弱い」で止まるか、胸郭の広がり方まで見るか

​同じお客さんを前にしても、見えてる景色がまるで違う

​

​どこを見て、何を出して、どこで変化を確認するか

​

その順番を持ってるかどうか、それだけです

加えてこれは、肋骨に限った話じゃないです

​

膝が内に入る、腰が反る、肩がすくむ

​

どれも、見た所で止まるか、動いていない場所まで見るかで、その日の指導が変わります

​症例をたくさん見てきたかどうかとは、別の話です

​

評価の順番と、変化が出なかった時に切り替える基準を持っているかどうかです

​

・無数にある評価の中から、まずアライメントと動作分析を選ぶべき理由

・ゴッドハンドにならなくても再現できる、アライメント修正の型

・お客さんが納得できる言葉で体の状態を説明する伝え方

​

この辺りを今後、公式LINEの方で配信していく予定です

▼気になる方は登録しておいてください▼

https://lin.ee/zGWyBek

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