こんにちは。ジャングリア専門家のヨッピーです。
僕なりにジャングリアの再生プランを考えてみました。
とはいえ、僕が考えてることが仮に有効だったとしても焼け石に水程度の効果しかないだろうから、「再生プラン」と言うよりは「もっとこうすればいいのに」という改善プラン程度のものなのかもしれない。
ジャングリアは正直詰みかけてるように見えるのでここからV字回復するには「どっかの大手が買い叩いた上で既存の経営陣を全部追い出して銀行から融資を引き出し、ごそっと資金を投下してアトラクション拡充その他で再生を図る」くらいのパターンしか残ってないような気がする。「森岡毅を生贄にしてドロー!1000億の融資を召喚!」みたいな。
「HISが買うのでは?」みたいな噂はあるけど、HISもそんなに余裕があるようには見えないのでどうなんだろう。ごめんな……。ワイが1000億持ってたらどうにかしてあげられたのに……。1000億持ってなくてごめん……。全部ワイが不甲斐ないせいやけん……。
まあそれは置いておいて、「僕が経営陣ならこういう方向性でチャレンジするのになー」という、そこまでお金のかからない現実的なやつを書いてみる。
①ターゲット層の変更
まず真っ先に重点ターゲットを「小さい子供を連れたファミリー層」に変更します。
今のジャングリアって、正直この層が置き去りになってるんですよね。小さい子どもが体験できないアトラクションが多いからぜんぜんこの層を取れてない。ダイナソーサファリもバギーもジップラインも全部身長制限でダメ。小さい子どもは熱中症が怖いから暑いのもネックだし。
もし「いや、今も小さい子ども連れのファミリー層がターゲットですよ」って言うならアホすぎてお話にならない。今の設計でこの層が取れるわけないもん。暑いし、体験出来るものが少ないし。
その上でなぜ「小さい子どもがいるファミリー層」をターゲットにした方が良いと考えてるかというと、そもそも沖縄って未就学児〜小学校低学年くらいの子どもを連れてった時に意外と行くところが無いんですよ。
僕も長男がまだ2歳にもならないくらいの時に家族で沖縄行ったけど、行ってから「あれ?意外と行く所がねえぞ?」って思ったんですよね。結局美ら海水族館に行くんですけど。
小学校低学年くらいまでの年齢だと海のアクティビティにはまだ早いし、国際通りで飲んだくれるわけにもいかないし、プールはあちこちにあれどもホテル併設のインフィニティプールみたいなのが多くて読売ランドやサマーランドみたいに「小さい子どもがはしゃげるプール」みたいなのがあんまり無いし。
海で泳ぐにもしょっぱいから幼稚園児くらいだと怖がったり嫌がったりするし。首里城見ても斎場御嶽見ても小さい子はまああんまり面白くないじゃないですか。
「じゃあ沖縄に来た小さい子どもを連れたファミリーはどこに行くのか」と言うと、北部に行くんですよね。
そう、ジャングリアのある北部なんですよ……!
北部には美ら海水族館、パイナップルパーク、フルーツランドらへんがあるのでこの辺を巡るのが小さい子連れのファミリーにはド定番なのですが(あとはアメリカンビレッジ)、ジャングリアは同じエリアにあるのにこの層を取りに行ってない(取れていない)のは本当に意味がわからないな、と思っています。
具体的に言えば大阪万博のあちこちにあったような、大型遊具を設置したエリアを増やせばそれで済む話だと思うんですよね。ジャングリアっぽい雰囲気にする必要はあると思うけど。ブラキオザウルスのデカい滑り台とか。
その上で暑さ対策にこれまた大阪万博の「いのちのパーク」らへんで発生させてた死ぬほど濃いミストをばんばん出したりするとか。じゃぶじゃぶ池も含めた水遊びゾーンもあると良いよね。

これ、大阪の生駒山上遊園地に併設されてるボーネルンドの遊具コーナーなんですけど、この滝みたいなやつがあるおかげで周りが涼しくて感心したんですよ。
こんな感じで地下水くみ上げて周囲を冷やす仕組みにするのも良いと思います。温泉は掘ったみたいだから地下水も一緒に汲めない事はないと思うんだよな。
あとは敷地内に水の流れを作って「化石はっくつゾーン」とか「宝石を探そう!」みたいなやつを作るとか。水遊びコーナーももちろん作るとか。低コスト(数億円くらいの規模)でやれることはけっこうあるはず。
小さい子どもって、ちょっとした遊び場くらいでも狂喜乱舞して遊んでくれるお年頃じゃないですか。彼らはイオンに置いてあるちっちゃい無料の遊具コーナーでキャーキャー言いながら1時間遊べるお年頃なんですよ。

同じく生駒山上遊園地のボーネルンドにある、「もうちょっとなのに!」って言いながら息子がずーっと遊んでた「登れるかな?」みたいな壁。こんなもんでも楽しくて延々遊んでるのが子ども。
子ども連れてUSJ行った時は、ニンテンドーワールドに行く道中の道ばたで5歳の息子がダンゴムシを探しはじめて、キャストの人に「マリオより虫さんなんだね」って笑われたレベルなので、小さな子どもが遊ぶものなんてそんな大々的な設備じゃなくて良いんです。
大阪万博だって子連れの時はほとんどパビリオンに入れなかったけど、あちこちにあった遊具コーナーで遊んだりミストにはしゃいだりしてたので「ばんぱくたのしい!」「また行きたい!」って行きたがりましたからね。
ああやってちゃんと小さい子どもでも遊べる設計にしてたのは本当に慧眼だと思いますわ。
これくらいならそこまでお金かからないし、ランニングコストだって安いじゃないですか。森岡さんのポケットマネーでもギリ作れる気がします。
そして同時に「小さい子どもがいるファミリー向けの格安入場券」みたいなのを作って売り捌きます。チャイルドスイッチの仕組みはあるみたいだから、親ひとりは子どもを遊ばせつつ、もう1人はアトラクション乗って遊んで後から交代、みたいなのを推奨すれば親もそこそこ満足できるはず。
②子ども丸投げ学校の新設
バブリゾートがやってるようなやつです。
1時間目 野菜収穫体験
2時間目 火おこし体験
3時間目 みんなでご飯作り
4時間目 ジャングリア探検ツアー(タムタムトラムに乗ったり)
とかそんな感じで、子どもをまるっと預けて何かしらの体験プログラムを体験させてくれるようなやつ。これは高い料金でも大丈夫。そもそも小さい子どもを連れて家族で沖縄来るような人たちはそこそこお金持ちのはずだから。
そんであれこれ体験したあとに、タムタムトラムとかやんばるフレンズとかファインディングダイナソーとか、小さい子でも体験出来るアトラクションを引率してまわってあげる、っていう。10時~16時まで6時間預かってあれこれしてあげるよー、みたいな。
そんで子供があれこれ体験してる間に親はジャングリアで遊ぶっていう。設備投資がそんなにかかるわけじゃないし、最近では人員整理もしてるみたいだからこういうプログラム作ってそっちに人材まわせば良いのに。なんでやってないんだろう。
というわけで①と②を足して「子どもが成長するジャングルの冒険」みたいなのをテーマにしてパーク全体を再設計すると良いんじゃいかなー。少なくとも僕はそういう感じの設計になっていれば「子ども連れて行くか~」って思えますね。今のままだとだいぶ厳しい。
③スパに混浴ゾーンを作る
ジャングリアのスパに行った時に「なんでこんなことになってるのか本当に意味がわからないな」と思ったのですが、スパは完全に男女別なんですよね。
水着混浴ゾーンを設けつつ、子ども向けの遊べるゾーンを新設するべきだと思います。
「インフィニティプール、なんで水着エリアにしなかったの!?」ってずっと不思議に思ってるんですが、男女別のお風呂ってこれまたファミリーにとっては微妙なんですよね。せっかく家族で来てるのに別々に入らなきゃいけないから。
それに男女別なのはファミリー以外にとっても微妙で、水着エリアにしておけばプールで自撮りしたり写真撮って投稿してくれる人も出ただろうに、全部「お風呂」にしちゃったせいで当然写真撮れないしSNSに投稿もできないし。「夕日がすごい!」みたいに言われてるしそれをウリにしてるんですが、その夕日を写真で撮れないのは本当にもったいない。
シンガポールのマリーナベイサンズが人気なのって、結局「あのプールで自撮りしたい」っていうのが強烈な動機になってるのに、撮影できないお風呂にすることでその流れを自らぶった斬ってるのは本当に意味がわからない。今からでもどうにか水着混浴にすると良いと思います。

そんでインフィニティプールでこういうのを売ればそこそこ儲かると思います。保健所に怒られるかな。
④名前を「美ら森ジャングリア」に変更
これはふざけてるようですが割と大真面目に考えております。プライドゼロ戦法。
前述のファミリー層を取り込む、というのはつまり「美ら海水族館に来てる人たちをそのままジャングリアに引っ張り込む」という計画なわけですから、名前に「美ら森」を入れることで「あれ?セットになってるのかな?」と勘違いさせて水族館に来た人たちをそのままジャングリアに誘導するコバンザメ戦法です。
あちこちに土下座行脚して許可をゲットしつつ、「美ら海&美ら森セット入場券」みたいなのを作って売り捌こう。
「沖縄のためなんで!!」って言いまくったらワンチャンOK貰えそうだし、最悪無許可でもやっちゃおう。今調べたら「美ら森」は商標に引っ掛からなさそうだし法律的にはイケる!
というわけで、「ジャングリア目当てに沖縄に来るお客さんをたくさん呼ぶぞ!」みたいなのが本来の目的だろうし、そうあるべきではあるんでしょうけど、どうもその路線はこのままだと厳しそうなので、
「ジャングリア目当てで沖縄に来る人達をたくさん作る」
という路線から、
「沖縄に来た人達に、ついでにジャングリアに来てもらう」
という路線に転換するのは必至じゃないかなぁ。
そもそも、「アレがあるからココに行こう」という強い動機を持たせるようなものって、人間の手で作るのはかなり難易度が高いと思うんですよね。
例えば富士山とか吉野山の桜とか京都の寺社仏閣とか銀山温泉の町並みとか奈良公園の鹿とか、まあそれ目当てで世界中から人が押し寄せる強いコンテンツはもちろん日本にもたくさんあるんですけど、それって「誰かが作ったもの」というよりは「自然や歴史の積み重ね、その街が育ててきた文化」とかそんな感じなのでやっぱり一朝一夕に作るのは難しいと思うんですよ。吉野山の桜なんて1300年の積み重ねですからね。
日本のテーマパークで「それ自体が目的地になってる」っていうフェーズまで到達出来てるのってTDRとUSJくらいじゃないかなぁ。あとはチームラボプラネッツとかそのくらい。
というわけで①②③④のこの辺を全部実行すると家族連れはけっこう増えるんじゃないかと思います。そうやってなんとか頑張って延命しつつ、跳ねるチャンスを虎視眈々と狙う、くらいが今できることの限界のような気もする…。
僕はずっと前から言ってるんですが、ある程度まとまったお金が工面できるなら福島のスパリゾートハワイアンズとか、大阪のスパワールドみたいな、プールもくっついてる全天候型の施設を作っちゃうのが1番良いと思うんですよね……。
それなら天候に左右されないし暑さの問題も解消できるし台風にも強いし…。三線ショーもエイサーショーも出来るし、オールインクルーシブにしてパッションフルーツ食べ放題とかやってくれるなら少なくとも僕は行きたい。
沖縄、「小さい子ども連れて行くところが意外とない説」以外にも「雨降ると急にやることなくなる説」もある割に、沖縄ってかなり雨が降るし台風も来るし天候もコロコロ変わるから、沖縄旅行の計画って「とりあえず全部予約して、あとは晴れるのを祈る」みたいなテンションじゃないですか。
全天候型の施設なら近隣に美ら海水族館もあるし、「雨降ったらとりあえず北部行くか」みたいなのが定番化して集客できると思うんだけど、まあそんな予算組むのはやっぱりどっかが買収するなりで更に資金調達してからの話ですな……。道のりはなかなか厳しい。
他に何をすれば良いんだろうなぁ。
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