OpenAIがDevDayで「dots」を発表してから、まだ数日しか経っていません。それなのにXを見ていると、もう仕事の一部を本気で任せている変態たちがいます。
寝ている間に作業を進めさせる人、電話でメールを片付ける人、頼んでもいないのに予定のミスを指摘された人。使い方の発想が、完全に人間をやめにきています。
この記事では、そんな変態AIニキたちの実例を20個集めて、変態度の低い順に並べました。20位から読み進めるほど、使い方がどんどんおかしくなっていきます。
※ここでの「変態」は最大級のほめ言葉です。発想の振り切れ方に敬意を込めています。
そもそもdotsって何?
dotsは、ChatGPTの中で動き続けるAIエージェントです。自分専用のクラウド上のパソコンを持っていて、こちらがパソコンを閉じた後も仕事を続けられます。
メールやSlack、カレンダーなど4,000以上のアプリとつながり、電話ボタンで声で指示することもできます。今のところ使えるのは、ChatGPTのProとBusiness Premiumのプランです。
普通のチャットAIが「聞かれたら答える人」なら、dotsは「仕事を持たせておける人」。この違いが、今回の変態的な使い方を生んでいます。
ふつうのChatGPTと何が違うの?
一番の違いは、こちらが話しかけていない間も動けることです。ふつうのチャットは、画面を閉じたらそこで会話が止まります。
dotsは、決めた時刻や、メールの受信などの出来事をきっかけに、自分から仕事を再開できます。進行中の仕事に「価格より納期を優先して」と後から条件を足すこともできます。
もう1つは、好みや進行中の仕事を覚えて持ち越すことです。毎回ゼロから説明し直さなくていいので、任せる仕事が長くなるほど差が出てきます。
始め方は意外とシンプル
最初の設定は、ChatGPTのデスクトップアプリか、パソコンのブラウザで行います。発表時点では、スマホだけで新しいdotを作ることはできません。
設定では、使いたいアプリとの接続と、自分のパソコンへのアクセスを許可するかを選びます。接続は後から増やせるので、最初はメールとカレンダーくらいで十分です。
最初の1体は、対象プランなら追加料金なしで使えます。対象のアカウントでも表示されるまで数日かかる場合があるので、出てこなくても焦らなくて大丈夫です。
変態度の決め方
順位は、次の3つをかけ合わせて決めました。どれか1つが突き抜けていると、順位が一気に上がります。
- 任せっぷり:どこまで人の手を離れているか
- 意外さ:「その使い方は思いつかなかった」と言いたくなるか
- 真似しにくさ:普通の人がすぐには再現できないか
なので下位の事例は、変態度こそ控えめですが、そのぶん明日から真似しやすいものが多いです。初めて使う人は、むしろ下から読むのがおすすめです。
20位〜11位:まだ人間が手綱を握っている
20位:講演の依頼文を下書きさせる【変態度★☆☆☆☆】
トップバッターは、医師会での講演の依頼文を下書きさせた例です。地味に見えますが、敬語の加減が難しい文章ほど、最初の叩き台があるだけで気持ちがかなり楽になります。
https://x.com/broadmann/status/2105658573099536755
依頼文は、相手との関係や過去のやり取りを踏まえて書く必要があります。メールとつながっているdotsなら、その前提を自分で拾いながら書けるのが強みです。
真似するなら、まずは「送信はしない、下書きだけ」と決めて任せてみてください。
19位:Slackの話から紹介ポストを書いて投稿【変態度★☆☆☆☆】
Slackでのやり取りをもとに、dotが紹介ポストを書いて投稿まで進めた例です。社内の会話が、そのまま外への発信に変わっていきます。
https://x.com/studio_yebisu/status/2105111940947431594
「会話の中に良いネタがあるのに、ポストにする時間がない」という悩みに、真っすぐ効く使い方です。発信を続けたい人ほど刺さるはずです。
ただ投稿は外に出たら戻せないので、最初は「投稿前に必ず見せて」と決めておくのが安全です。
18位:商談30分前に相手企業をまとめさせる【変態度★☆☆☆☆】
商談の30分前に、相手の会社の概要、最近の動き、契約の状況、関連ニュースをまとめさせた例です。営業の人なら、これだけで乗り換えたくなるかもしれません。
https://x.com/masahirochaen/status/2105583596316897437
ポイントは、毎回頼むのではなく「商談の前になったら」と時間をきっかけに動かしていることです。dotsは決めた時刻や予定に合わせて、自分から仕事を始められます。
まとめる項目を「会社概要・近況・契約・ニュース」と決めているのも上手なところです。項目が決まっていれば、毎回同じ形で届くので、30分前に読んでもすぐ頭に入ります。
カレンダーとメールをつないで、「商談の30分前に相手の情報をまとめて」と頼むだけで再現できます。
17位:Three.jsでたき火を作る【変態度★☆☆☆☆】
ここで息抜きの1本です。Three.jsという3D表現のための道具を使って、画面の中で燃えるたき火を作らせています。
https://x.com/hajimetwi3/status/2105575229095628825
注目は、Codexの利用枠を使わずに作れたという点です。開発用の枠を気にせず、遊びのような制作をdotに任せられるのは、試す側としてはうれしいところです。
役に立つかどうかより、まず「どこまで作れるか」を試す。新しい道具の触り方としては、これが一番楽しいかもしれません。
16位:デザイン依頼の整理と、定時の画像作り【変態度★★☆☆☆】
Slackに来たデザインの依頼を、タスク管理ツールのLinearに登録させている例です。さらに決まった時間になると、マーケティング用の画像まで作らせています。
https://x.com/MalayVasa/status/2105120427605729601
依頼の「受付」と「定期的な制作」という、性質の違う2つの仕事を1体に持たせているのが面白いところです。チームの事務方が1人増えたような使い方です。
依頼の受付だけなら、普通の会社員でもすぐ真似できます。
15位:あちこちで放置された依頼を拾わせる【変態度★★☆☆☆】
Slack、GitHub、メールに散らばった「返事してない依頼」を拾い集めさせた例です。読んだ瞬間、胸が痛くなった人も多いのではないでしょうか。
https://x.com/iritec_jp/status/2105599738204832097
依頼は1つずつなら小さくても、場所がバラバラだと確実に抜け漏れが出ます。複数のアプリを横断して見られるdotsだからこそ、できる仕事です。
人間がこれをやろうとすると、3つのアプリを開いて、検索して、メモして、と毎朝10分以上かかります。その10分が毎日なくなるだけでも、地味ですが大きな差です。
「毎朝、未返信の依頼を一覧にして」と頼むだけで、罪悪感がかなり減るはずです。
14位:明細のCSVから支出管理ツールを15分で作る【変態度★★☆☆☆】
カードなどの明細データ(CSV)を渡して、プロジェクトごとの支出を管理するツールを作らせた例です。かかった時間は、約15分だったそうです。
https://x.com/yuya_aiwork/status/2105277782909391064
「表計算で毎月手作業で分けていた集計が、15分で専用ツールになる」。この速さこそが変態ポイントです。
副業や個人事業で経費を分けている人は、一番得をする使い方かもしれません。
13位:dotsとの会話画面を自分で作る【変態度★★☆☆☆】
デスクトップに、dotsとのやり取りをスレッド形式で見られる画面を自作した例です。使いにくいと感じた部分を、自分で直してしまっています。
https://x.com/Kashiko_AIart/status/2105551506027999624
道具をそのまま使うのではなく、道具の使い心地まで改造する。このあたりから、変態度がじわじわ上がってきます。
普通の人がすぐ真似する必要はありませんが、「不満があれば作ればいい」という発想は覚えておきたいところです。
12位:認証付きのMCPサーバーを置いて接続する【変態度★★★☆☆】
MCPとは、AIと外部の道具をつなぐための共通の仕組みです。その接続先となるサーバーを、ログイン認証つきでOpenAIのSitesに置き、dotsからつないだ例です。
https://x.com/bunkaich/status/2105551352361627843
用意された4,000以上のアプリで足りなければ、自分で接続先を作ってしまえばいい。完全にガチ勢の領域です。
非エンジニアには難しいですが、「dotsは自分で拡張できる」ことを示した大事な事例です。
11位:営業の集計とグラフ化を電話で指示【変態度★★★☆☆】
営業結果の集計とグラフ作りを、電話で指示している例です。キーボードに触らず、話すだけで報告書の材料がそろっていきます。
https://x.com/ai_300/status/2105432506472255635
dotsとの電話は、通話を切った後も仕事が続くのが特徴です。移動中に電話で頼んで、着いたころにはグラフができている、という流れが作れます。
外回りの多い営業職の人ほど、この使い方の価値は大きいはずです。
ここまでが前半戦です。ここから先は、人間が手綱を握っているのかどうか、だんだん怪しくなってきます。
10位〜4位:もはや秘書を超えている
10位:思いつきをスマホに流すだけ【変態度★★★☆☆】
思いついたことを、とにかくスマホからdotに流し込んでいく使い方です。あとはdotが中身を判断して、片付けてくれます。
https://x.com/reach_vb/status/2105432380056179098
メモアプリは「書いて終わり」ですが、dotsは「書いたら進む」。頭の中を外に出した瞬間から、仕事が動き始めます。
ただし、流し込むだけだと何でも勝手に進んでしまう不安もあります。「お金や約束が絡むものは、進める前に必ず聞いて」と最初に伝えておくと安心です。
やることが次々浮かぶタイプの人ほど、脳の外付けとして手放せなくなりそうです。
9位:資料・延期・返金を先回りで知らせる【変態度★★★☆☆】
四半期の資料、会議の延期、返金の手続きなどを、聞かれる前に知らせてきた例です。こちらから「確認して」と頼む前に、dotのほうから動いています。
https://x.com/Angaisb_/status/2104981592053616663
dotsには、自分から情報を調べて気づきを届ける機能があります。ただしこの自発的な調査は読み取り専用なので、勝手に返信したり、設定を変えたりはしません。
「気づくのはAI、決めるのは人」という分担が、うまく回っている例です。
真似するなら、「期限が近いもの」「予定が変わったもの」「お金が戻ってくるもの」の3つに絞って知らせてもらうのがおすすめです。通知が多すぎると、結局どれも見なくなってしまいます。
8位:体調の話を拾って心配してくれる【変態度★★★★☆】
体調についての相談を拾って、dotから心配のメッセージが届いた例です。仕事の効率化とは少し違う方向で、多くの人の心をつかんでいました。
https://x.com/ukopami/status/2105555061749538992
会話の流れを覚えていて、必要なときに声をかけてくる。道具というより、気の利く同僚のような存在に近づいています。
ただし体調のことは、AIの言葉で判断を終わらせず、必要なら医療機関に相談してください。
7位:予定の食い違いを先に見つける【変態度★★★★☆】
配車のキャンセルや、カレンダーに入れた座席番号のずれなど、予定の食い違いを本人より先に見つけた例です。同じような体験が、複数の人から報告されています。
https://x.com/gabrielchua/status/2105197160577053070
こちらも、頼まれていないのに気づいたパターンです。カレンダーとメールを横断して見ているからこそ、人が見落とすずれに気づけます。
https://x.com/maxxrubin_/status/2105711031251308840
出張や旅行の多い人にとっては、トラブルを1つ防ぐだけで元が取れる使い方です。
6位:AIがAIのゴールを管理する【変態度★★★★☆】
別のスレッドで動いている作業のゴールを管理させ、テストを走らせ、共有スペースのSpaceまで更新させている例です。dotが、ほかのAIの仕事の進み具合を見張る立場になっています。
https://x.com/AlexFinn/status/2105702256075276523
人がAIを管理するのではなく、AIがAIを管理する。ここまで来ると、もう小さなチームの運営に近いです。
dotsは裏側で、仕事を複数の作業役に分けて進めることができます。ただし分けた先には、これまでの会話がすべて引き継がれるわけではありません。「正式な資料はこれ」と参照元を明示しておくのが、管理役として使うときのコツです。
複数の作業を並行して進めている人ほど、この「管理役」としての使い方が効いてきます。
5位:電話45分でメールとSlackを片付ける【変態度★★★★★】
45分間の電話だけで、メールとSlackを処理しきった例です。受信箱を、文字どおり声で片付けています。
https://x.com/rileybrown/status/2105642756970623172
読む、判断する、返す。この流れを全部会話でこなせるなら、パソコンの前に座る必要すらありません。
散歩しながら受信箱をゼロにする。そんな働き方が、もう現実になり始めています。
再現するなら、いきなり全部を声で返そうとしないことです。最初は「未読を重要な順に読み上げて」「返事が必要なものだけ教えて」と、読む作業だけを電話で頼むのがおすすめです。
4位:夜通しバグを洗い、保護者会のメールまで拾う【変態度★★★★★】
夜の8時間を使ってアプリのバグを洗い出させた例です。それだけでなく、プロモーション欄に埋もれていた保護者会のメールまで拾っています。
https://x.com/tolimarchuk/status/2105443492059103402
開発の仕事と、子どもの学校の連絡。まったく別の世界の2つを、同じ1体が夜のうちに見ていたことになります。
仕事と家庭の両方を見張ってくれる存在は、忙しい親にとって一番ありがたいかもしれません。
家庭の連絡は、学校や習い事のメールが広告と同じ欄に振り分けられて見落としやすいものです。「子どもの学校からの連絡は、どの欄に入っていても拾って」と一言添えておくだけで、効果を実感しやすい使い方です。
3位〜1位:完全に人間をやめている
3位:寝ている間の8時間で残りのタスクを進める【変態度★★★★★】
いよいよトップ3です。3位は、寝ている8時間のあいだに残りのタスクを自分で進めさせ、朝に報告させた例です。
https://x.com/paji_a/status/2105609782354964932
人が寝ている時間は、1日の3分の1もあります。そこが丸ごと作業時間に変わるなら、使える時間は単純に1.5倍です。
大事なのは「朝に報告」までセットにしていること。任せっぱなしにせず、確認する時間をきちんと決めています。
再現するなら、寝る前に「今夜やってほしいこと」を3つまでに絞って渡しましょう。あわせて「判断に迷ったら止めて、朝に聞いて」と書いておくと、勝手な方向に進むのを防げます。
2位:3位の魔改造版。複数の視点でレビューし、作業を録画【変態度★★★★★】
2位は、なんと3位の使い方をさらに改造した例です。設計を複数の人格(ペルソナ)にレビューさせ、作業の様子をタイムラプス用に画面録画までさせています。
https://x.com/hAru_mAki_ch/status/2105686755261514171
1つの視点だけだと見落としが出るので、立場の違う複数のレビュー役を立てる。しかも作業の記録まで残しておく、念の入れようです。
元ネタを見た翌日には改造版が出てくる。この速さこそ、変態AIニキたちの真骨頂です。
複数の視点でのレビューは、仕事の企画書や記事でもそのまま使えます。「初心者」「上司」「反対派」の3人の立場から読ませて、それぞれの指摘を出してもらうだけでも、見落としがかなり減ります。
1位:寝ている間に、ヒントなしで機能を思いついて作っていた【変態度★★★★★】
栄えある1位は、寝ている間にdotが自分でアイデアを思いつき、そのまま作り上げていた例です。作ったのは「Decision Lab」というもので、本人は何のヒントも与えていなかったそうです。
https://x.com/morganlinton/status/2105291989826847168
3位と2位は「残っているタスクを進めさせた」例でした。1位は、そもそも何を作るかをdotが決めています。
指示を出すことすらやめた。これが今回の変態度ランキングで、文句なしの1位です。
もちろん、何を作るかまでAIに任せられるのは、作ったものを自分で評価できる人だからこそです。普通の人が真似するなら、「このテーマで改善案を3つ考えて、朝に見せて」くらいから始めるのがちょうどいいと思います。
番外編:ランキングに入れきれなかった使い方
20個に絞る段階で、泣く泣く外した使い方もたくさんありました。リンクは載せませんが、発想だけでも参考になるものを紹介します。
- 前回の議事録と開発の状況から、次の会議資料をURL付きで作らせる
- ChatGPTとClaudeに同じ質問を投げて比べさせ、その結果を次の相談に引き継ぐ
- ゲーム制作ソフトのGodotと3DソフトのBlenderで、ダンジョン風のゲームを作らせる
- 映画の上映時間と自分の予定の空きを調べ、チケットの購入まで進める
- YouTubeのコメント約1,800件を分析させる
- 請求の出し忘れを見つけて、承認したら送れる状態の下書きを作らせる
- 疲れた朝に予定を読み上げさせ、食事をとるよう促してもらう
- 需要調査、価格、コンテンツ、配信、計測の5つの役に仕事を分けて回す
特に「ChatGPTとClaudeを比べさせる」使い方は、AIにAIを評価させる発想として面白いところです。1つの答えをうのみにしない、という意味でも理にかなっています。
20個から見えた、変態たちの共通点
20個を並べてみると、使い方はおおよそ5つのパターンに分かれます。自分に合いそうなものから試すと、失敗が少なくて済みます。
- 寝ている間に進める:夜の時間を作業時間に変える(3位、2位、1位、4位)
- 先回りで気づく:頼む前にミスや漏れを見つける(15位、9位、7位、8位)
- 決まった時間に準備する:商談や定例の前に材料をそろえる(18位、16位)
- 声で指示する:電話でパソコンから解放される(11位、5位、10位)
- 作って発信する:ツールや投稿まで作らせる(14位、17位、13位、19位)
もう1つ共通しているのは、上位の人ほど「確認のタイミング」を決めていることです。朝に報告させる、投稿前に見せる、といったルールが、任せる範囲を広げる土台になっています。
タイプ別のおすすめ
どこから始めればいいか迷ったら、自分の働き方に近いものを選んでください。
会社員・事務職の人
まずは15位の「放置依頼の回収」です。毎朝の一覧があるだけで、返事の漏れによる気まずさがかなり減ります。
営業職の人
18位の「商談前のまとめ」と、11位の「電話で集計」の組み合わせがおすすめです。移動中の時間が、そのまま準備と報告の時間に変わります。
副業・個人事業の人
14位の「支出管理ツール」と、19位の「紹介ポスト」から始めると効果が見えやすいです。お金の管理と発信という、後回しになりがちな2つを任せられます。
開発者の人
3位と2位の「寝ている間の作業」が本命です。朝の報告と複数視点のレビューまでセットにすると、任せられる範囲が一気に広がります。
子育て中の人
4位の「学校の連絡を拾う」使い方と、7位の「予定の食い違い検知」が助けになります。仕事と家庭の予定がぶつかる前に気づけるだけで、気持ちの余裕が違います。
真似する前の注意3つ
変態たちの使い方はどれも魅力的ですが、いきなり全部を真似するのはおすすめしません。最初に、次の3つだけ決めておきましょう。
① 送信・投稿・削除は、必ず承認を挟む
dotsには、操作ごとに「確認してから実行」などを決められるルール機能があります。外に出たら戻せない操作だけは、最初に確認を挟む設定にしておきましょう。
② 寝ている間の作業は、朝に必ず確認する
実行が「完了」と表示されても、求めた成果が出ているとは限りません。頼んでいない変更をしていないかも含めて、朝の5分で目を通す習慣をつけましょう。
③ 止め方を知っておく
dotを一時停止しても、分担している作業や今後の予定まで止まるとは限りません。困ったときは、作業の一覧と予定の一覧も確認してください。
明日から真似できる指示文3本
いきなり上位の使い方を目指すより、下位の事例から始める方が確実です。そのまま使える指示文を3つ用意しました。
朝の報告型(3位の入門版)
毎朝8時に、今日の予定、昨日から未返信のメールとSlack、今日が期限のタスクをまとめて報告してください。返信や予定の変更はせず、一覧にするだけにしてください。判断が必要なものには印をつけてください。
放置依頼の回収型(15位)
メール、Slack、GitHubで、私宛ての依頼のうち3日以上返信していないものを探してください。依頼した人、内容、日付、元のリンクを一覧にしてください。私の代わりに返信はしないでください。
商談準備型(18位)
カレンダーに商談の予定が入っていたら、開始30分前に相手企業の概要、最近のニュース、過去のやり取り、契約の状況をまとめてください。情報の出典を示し、確認できなかったことはそう書いてください。
どれも「読むだけ、まとめるだけ」の指示なので、失敗しても困りません。うまく回ったら、少しずつ任せる範囲を広げていきましょう。
よくある質問
Q. ChatGPT Plusでも使えますか?
発表時点では、dotsの対象はProとBusiness Premiumです。EnterpriseやEduなどは、管理者が有効にした場合にベータ版を使えます。
Q. 寝ている間に勝手に変なことをしませんか?
外にメッセージを送ったり、アカウントに影響する操作をしたりするときは、権限やルールに照らして確認が入ります。それでもミスはあり得るので、送信や削除は承認制にしておくのが安心です。
Q. 自分のパソコンを閉じても動きますか?
クラウド上で完結する仕事なら、パソコンを閉じても進みます。自分のパソコン内のファイルを使う仕事は、そのパソコンが起動していて、ChatGPTのアプリも開いている必要があります。
Q. アプリの接続を切れば、情報は消えますか?
接続を切れば、それ以降のアクセスは止まります。ただし、すでにdotが取得した情報まで自動で消えるわけではないので、消したい場合はdot自体の削除が必要です。
まとめ:まずは20位から真似してみる
発表から数日で、dotsは「質問に答えるAI」から「仕事を持たせておけるAI」として使われ始めています。寝ている間に働かせる人まで出てきたのは、正直かなり衝撃でした。
とはいえ、1位の使い方をいきなり真似する必要はありません。下書きや一覧づくりのような、失敗しても困らない仕事から渡すのが近道です。
あなたなら、最初のdotにどんな仕事を任せますか。この順位に異議がある人も、ぜひリプで教えてください。





