日本にいながら、外貨は稼げる。
しかも海外出張も、大きな資本もらない。「富裕層に売るなんて、人脈のある人だけの話」と思うかもしれない。
でも実際に、京都の社員5人の会社が客単価100万円を取っている。
今回は「日本を売る」事例を深掘りし、外貨を得る導線の型を抽出します。
事例──社員5人で客単価100万円を作った旅行会社
具体例を挙げる。株式会社みたて。2014年に京都で創業した会社です。代表の庄司英生氏がYouTubeの対談で語った内容が教科書レベルだったので整理する。
最初の事業は町屋での文化体験だった。茶道・華道・書道を英語で提供する。単価は1人8,000〜9,000円。1クラス6人を1日4回転させて日商20万円。抹茶の粉の原価は200円ほど。
それでも年商は4,500万円で止まった。
箱で商売する以上、天井がある。
2018年、庄司氏はイギリスへ飛ぶ。営業メールでアポを取り、訪日旅行を扱う現地の旅行会社10社ほどと会った。ここからB2Bに切り替わる。
顧客のリクエストはこうだ。人間国宝に会いたい。すきやばし次郎で食事したい。神戸ビーフの生産者と働きたい。
検索しても予約できない体験を組み、原価に利益を乗せて売る。客単価は1人70〜80万円。2人なら150〜160万円。
同じ「日本文化」でも、売り先を変えた瞬間に桁が2つ動いた。
泥臭いけど、大手に勝てる2つのポイント
ネットで検索しても予約できない体験を、人脈と調整力で実現し、原価に利益を乗せて旅行会社経由で販売する。1商品100万円を超えるケースが多く、客単価は1人70〜80万円、2人なら150〜160万円ほど。
極めつけは、いま提案中だという「オリジナル日本酒を作る10ヶ月体験」。25人で来日3回、田植えから稲刈り、完成した自分たちの酒が届くまでを丸ごと設計する。こうした特大案件が年に数件動く。
大事なのは、
① オンラインに乗り得ない商品を作る
「6月1日、田植え体験、10人まで、3,000円」——定型化した瞬間、体験はOTAに載り、価格競争になる。
逆に、農家との調整、田んぼの確保、プライベート対応、最高級の山田錦を使う……と条件が積み重なるほど定型化できなくなり、人間の信頼関係でしか成立しない領域に入る。そこはプラットフォームが入って来られない。
② 日本を本気で売る旅行会社だけを捕まえる
イギリスには旅行会社が2,000〜3,000社ある。だが日本旅行を真剣に売る会社は一握り。そこだけを捕まえてニーズを深く把握する。みたてはイギリスに関連PR会社まで持ち、現地開拓を並走させている。
そしてテーマを「茶と酒」に全振りしているのも同じ理屈だ。絞らないと「神社を巡るツアー」みたいな誰でも手配できる案件が飛んできて疲弊する。絞るから「この領域なら日本で一番」と言い切れる。
庄司氏の言葉を借りれば、生きる場所は「大手が来ない、超難しくて超面倒くさいけど、単価はしっかり取れるところ」。
では、何から始めるか
ただし、みたて型をそのまま真似るのは難しい。人間国宝と繋がる人脈は一朝一夕で積めない。庄司氏も創業から4年かけて海外B2Bに辿り着いている。
だから弊社は矢印を逆にした。
海外で完成しているヒット商品を、日本で独占販売する。総代理店ビジネスです。
0からOEM(工場への製造委託)で数千万円かけるより速い。半年かけて開発する時間で、100社に相談できる。交渉は無料です。
https://x.com/columbus_ceo/status/2016113941701919015
弊社の実績を出す。20カ国以上、累計500社以上と商談した。独占契約に至るのは概算で1割ほど。その中から選んだ5ブランドを展開し、売却したものも売り続けているものもある。台湾製のワインエアレーター(ワインに空気を含ませる器具)は初回1,500万円。ハイボール用の氷メーカーはクラウドファンディング2回で約2,000万円。
仕入れ原価は売値の30%前後。送料と関税込みで粗利70-60%です。
この構造で7年生き残っている。
https://x.com/columbus_ceo/status/2068647931918569843
ここから法則を抽出する
①商品は媒体、資産は決済者リスト
みたてが積んだのは英国の旅行会社との関係だ。弊社が積んだのは海外メーカーの決済者リストだ。矢印は逆でも、残るものは同じです。半年動けば決済者は100人ほど貯まる。
②「日本で広めたい」から入る
売り込みではなく提案から入る。1文目は「あなたの商品を日本で広めたい」。相手にとって利益の話なので断られにくい。海外メーカーは日本語サポートを面倒がるため、代行する側は歓迎される。
③壁は独占権と顧客リスト
大手商社は日本実績のない海外商品を扱わない。だから競合は中小とせどり業者になる。独占権を押さえ、Shopify(顧客データが自社に貯まるECサービス)で顧客を握れば、後から誰も入れない。
売ってあげるから、次が売れる。順序を逆にすると何も売れない。
決済者リストが二次収益に変わる
独占販売で結果を出すと、相談の中身が変わる。日本進出支援、販路開拓、KOL(インフルエンサー)の起用、広告運用。単価は数百万円規模です。
それだけではない。子供を日本旅行に連れて行きたい。永住権が欲しいので買収候補の会社を教えてほしい。日本で何かしたいときに最初に呼ばれる位置に立てる。
ここで、みたて型と繋がる。
最初の一歩は、ClaudeまたはChatGPTの無料プランでいい。リストも英文メールも作れる。翻訳もチャットツールで足りる。弊社は毎月200件のリストを作っている。週10〜20時間をリスト作成に充てられれば動き出せます。
海外出張費はゼロです。
まとめ──日本にいながら外貨を得るために
要点を整理します。
①みたては単価8,000円の体験事業を客単価100万円の富裕層向けに切り替え、社員5人で成立させた。
②弊社は矢印を逆にして海外商品の日本独占販売から入り、2.5ヶ月で1785万円を作った。担当は英語のできないEC未経験者です。
③商品は媒体で、資産は決済者リスト。半年で100件貯まれば日本関連の案件が数百万円単位で発生する。
弊社では「海外EC独占販売」として、海外ブランドの日本独占販売権の取得と立ち上げの支援を行っています。
考え方は下記の36枚の社内むけホワイトペーパー「3ヶ月で1700万のグローバル事業を作る方法」にまとめました。
https://x.com/columbus_ceo/status/2077951415616745706

下記のラインに海外と送っていただけましたら、配布されます
弊社へのサービス相談は下記の公式ライン
毎日配信している日本人のための海外ビジネス(内容は一番受けがいいです)は下記よりお願いします
https://voicy.jp/channel/953413
参考文献
・黒石健太郎チャンネル「客単価◯千万!?の旅行代理店とは!?インバウンド需要で一気に伸びる、海外富裕層向けオーダーメイド旅行代理店の実態を、株式会社みたて社長の庄司英生さんに聞いた!」YouTube https://www.youtube.com/watch?v=yXNv2S5dKsw
・酒井まん@新規事業チャンネル「海外のブランドを日本で独占販売する手法」YouTube 2025年 https://www.youtube.com/watch?v=1PNiEfPZG0w
・のじ(@columbus_ceo)X投稿「2.5ヶ月で1785万円 海外ECブランドを日本で立ち上げた4つのステップ」2025年 https://x.com/columbus_ceo





