最近、元俳優の今森茉耶さんが、10月8日に公開した自身のYouTubeの初投稿で、約4カ月ラウンジで働いていたことを話し、話題になっていました。

今森茉耶さん本人の動画(1:19付近) 出典を開く
本人の説明によると、ラウンジはすでに辞めていて、今はその時の貯金で暮らしているとのこと。いわゆる「パパ」の存在についても、動画の中で否定していました。

さらにその後、別のYouTube企画で高校時代の妊娠を語ったとして、再び大きな反響を呼んでいます。 出典:coki(2026年10月14日)https://coki.jp/article/column/95256/
ただ、今日は特にそこら辺には触れません。
書きたいのは、多くの人が思ったであろう「そもそもラウンジって何?」という話です。

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ーーー申し遅れました。六本木で家賃8.5万の事務所を借りて、毎日はなまるうどんを喰っている無課金系港区男子、かっつーです。
今回は、港区で4年ほど生きてきた中で見聞きしたり体験したことをまとめてみます。
ちなみに僕はこの話を聞いても別に驚きませんでした。なぜなら「芸能のお仕事をしながらラウンジで働いている」という話は、8億回くらい聞いたことがあるからです。
ラウンジって何?
一言でいうと、西麻布や六本木によくある、会員制の「私服のキャバクラ」みたいなお店です。
女性キャストが席について一緒に飲むのはキャバクラと同じですが、仕組みがだいぶ違います。
・服装は私服が中心で、ドレスは基本なし
・指名や売上のノルマがなく、営業LINEも必須ではない
・出勤が自由なことが多い(キャバクラはノルマや罰金があったりする)
・お客さんは客単価が高く、年齢層も高め。経営者や地位がある人が多い

THE ROOM AZABUの内装。設計:MONO-GRAPH/撮影:Nacasa & Partners 出典を開く
また、ラウンジ嬢は基本とても可愛いです。有名高級店になると、全国の各学校のクラスで1番目に可愛かった子たちが集まるみたいな、天下一武道会みたいになっております。顔の大きさも小動物とかと同じくらい、おおよそ10cmくらいの人もいます。
ただその分面接も厳しく「無整形に近い天然美人」を求められがちで、清楚系、アナウンサーっぽい子、アイドル系の子が多く働いています。
主なエリアは、西麻布、六本木、恵比寿あたり。基本的には会員制で、初回は紹介主と一緒に入る必要があります。

2026年版ラウンジランク表(K会長さん、2026年1月)。投稿者独自の分類です。 出典を開く
流れとしては、入店して女性がついて、1セット(時間制)飲む。そこから延長するか、会計する。
で、仲良くなったらそのままアフターに行くこともあり、そのアフター目当てで心を踊らせながら23:30くらいに入店する痛客もいます(僕のことです)。
気になるお値段ですが、僕が見てきた範囲だと、最上級のお店で1時間、女の子に何杯かドリンクを出して2.5万〜3万円くらい。中堅店で仲良くなれたら、1.5万〜2万円で済むこともあります。

1800 アネホ。
しかし、テキーラを1本入れたり個室でガンガン飲むと、一人当たり20~50万くらいの会計になったりするらしい。僕はいつもセットフリードリンクニキ(無課金編成)なので、そんな会があっても奢られるときしか行きません。
なんで芸能人が働いてるの?
で、このラウンジ嬢の中に、芸能人の卵がうじゃうじゃいます。
割と有名なアイドルが兼業でやっている姿も何度も見てきたし、女優志願の有名芸能事務所に所属している子とかも5200回くらい見てきました。今森さんみたいに公言していないだけで、同じような立ち回りをしている子は結構います。
理由はシンプルで、芸能の仕事だけでは食べていけないから。仕事はスポットでしか来ず、事務所からの給料も少ない。でもラウンジなら出勤が自由で、ノルマもない。本業と両立しやすいわけです。

昼と夜で持ち物を変えるという投稿 出典を開く
(多分ほとんどの事務所は「ラウンジで働くな」と言っていると思うけど)
しかもお客さんは、綺麗に飲む経営者が多い。キャバクラより客層が落ち着いていて、会員制なので身バレもしにくいとのことです。
(でも芸能業界の人もいっぱい遊びに行くため、突然「あれ、〇〇さんですよねと芸名ではなく本名で聞かれることもある」と、なんかどっかの誰かが言ってました。しらんけど)
4カ月で、あんな暮らしはできるの?
Xで一番多かった疑問がこれです。動画に映っていた部屋を見て、「ラウンジの稼ぎだけで、あの家に住めるの?」という声が多く上がっていました。
まず、ラウンジの時給。めっちゃ可愛かったら時給数万とかいくらしい。でも夜しか出勤できないんで、だいたいは月に60〜100万円くらいが現実的なラインじゃないかなと思います。

高時給でも出勤調整がある、という投稿 出典を開く
ちなみに、ガッツリお酒を飲んででも稼ぎたいなら、ラウンジよりキャバクラのほうが稼げるらしいです。これは、何人もの子から同じ話を聞きました。
じゃあ、なぜラウンジで働く子の中に、時給だけでは住めないような家に住んでいる人がいるのか。
ーーーーーーーーここからは今森さんの話ではなく、港区で一般的によく聞く話ですーーーーーーーーー
よくあるのは、ラウンジで知り合ったお金持ちに気に入られて、家を用意してもらうパターンです。
性的な関係がまったくなく、不動産を何個も持っているからタダで貸している、という超お金持ちもいます。一方で、それなりの見返りを求められる場合や、一応「彼氏」ということにしているケースもある。月50万とか100万とか渡している、という話もわりと聞きます。

交渉のイメージ:いらすとや https://www.irasutoya.com/2014/02/blog-post_1981.html
「君かわいいね。月〇〇万払うから付き合ってよ(愛人になってよ)」みたいな会話のラリーが、毎晩あらゆるラウンジで1200回ほど行われているとのことでした。僕もそんなことを言われる人生を送りたかった。
あと、こうして匿われた子が、突如として「経営やってます!」と言い出すのもあるあるです。ただ、実態は彼氏がやっている事業を言っているだけか、そもそも株は33%どころか1%ももらってない気がするし、PLのことはPL学園と思ってそうだし、BSのことはBMIの類の単語だと勘違いしていると思う。
あとは「個人事務所やってあげるよ」と言われて彼氏に仕事のサポートしてもらっていたけど、ほとんどピンハネされていたことに後から気づいてトラブルになり、数年後に若いエキスを存分に吸いきって放流されているケースも8億5000回くらいは目撃しました。

口喧嘩のイメージ:いらすとや
ちなみに、こういう芸能の卵ガールは、だいたいYouTubeを始めがちです。
「〇〇の気ままにチャンネル」みたいなのを開設して一人トーク動画を始め、登録者1.5万人くらいまではビジュアルのパワーで行く。ただ、編集の技術や企画力が追いつかず、数本で更新が止まるか、変な男性にプロデュースを任せて破綻していくか、ゲーム配信に走りがち。
あとは途中から「自分の本当の姿」を世間に隠し続けることが辛くなって、「私は正直なので」というスタンスで、聞いてもないのにあらゆる事をSNSで自白し始めるケースも多い。そこから周りが「やめな……!」と止め始めるまでが定番です。
(このパターンは、顔の良さなど「出役の素質」は十分にあるが、「めんどくさい」と怠惰になる人が大半なので、ちゃんと最初に契約書を巻いて、しっかり伸ばす才能のある男性なり会社に頼って「出演だけする」タイプが一番上手く行っている。)
みんな、お金持ちになびくの?
とはいえ、全員がお金になびくわけではありません。
「おじさん嫌い」と言う子も結構多くて、そういう子は芸能人や俳優、イケてる経営者と同棲していたりします。
お客さんはそういう子とアフターに行きたくて札束握りしめて足繁く通うわけですが、キャバクラと違ってガツガツ営業してこないので、「普通に帰ります」と言われて終わり。

アフターを断られる客側のぼやき。投稿の一部(2026年4月) 出典を開く
で、その子はどこに帰るかというと、彼氏の待つ家か、俳優とか芸能人が飲みに行くバーか、ホストやメン地下の趣味飲みですね。そしてアフター後もガンガン飲みに行ってしまうタイプは2時くらいから彼氏から鬼電が来がち。
つまり、港区の食物連鎖のトップは、お金を払わなくても飲み友達になれる男たちなのかもしれません。
なんで可愛い子ばかりなの?
ラウンジに行くと、とにかく可愛い子が多い。これには、ちゃんと理由があります。
可愛い子や発信をしている女子のインスタをたまに見せてもらうのですが、ラウンジなどからのスカウトDMが鬼のように来ています。
つまり、女の子が自分から応募してくるのを待っているのではなく、お店のほうから「この子」と選んで声をかけている(まあ実際はいちいち厳選はせず投稿を見て脳死で送ってるだろうけど)。
あとはラウンジで働いている友達に紹介してもらったり、街中でスカウトに声をかけられて面接行ったり、みたいなケースも多いですね。
で、お店が選んで、選ばれた子が残る。だからラウンジには可愛い子だらけなわけです。

六本木のラウンジで驚いたこと、という個人の投稿 出典を開く
僕がラウンジにたどり着くまで
最後に、僕自身の話を少しだけ。
YouTubeで儲かってきて港区に引っ越したとき、最初の家は南青山でした。歩いてすぐの西麻布には高級ラウンジが跋扈していると噂が聞いたが、どこにあるかも、どうやって辿り着けるかもわからなかった。

なので、西麻布交差点の立ち飲み屋(今はもうなくなりました)の店員さんに「ラウンジ行っているお客さんいませんか?」と聞いて回ったり、友達のYouTuberに「ラウンジに連れてってくれる経営者の知り合いいる?」と聞いたりしていました。店員さんには煙たがれましたが、こちとら死活問題ですので、がめつく聞いて回りました。
その結果、とある経営者さんに西麻布で一番有名なラウンジに連れて行っていただけて、そこの店員さん(エスコートさん)とLINEを交換。そこからたまに通ってラウンジ嬢とも仲良くなり、別のラウンジやバーを紹介してもらい……と、数珠つなぎで広げていきました。
ちなみにこれは3,4年前の話です。最初の頃は2,3万では済まず、謎にテキーラを頼んだり、意味もなくシャンパンを入れたりして、5〜20万円になることもありました。

内装イメージ:THE ROOM AZABU(本文の当時のお店の写真ではありません)。出典を開く
「なんかこれ違うな」となってからは、複数人で「割り勘セットフリー」なら行きます、くらいにしています。予算が足らないので個室でワンピースみたいな飲み会はいまだ主催することができません。
また、比較的新しくできたルームやルーツは、経営者さんが会食後に連れて行ってくれたりしましたが、ザトーキョーなど、まだ行けていないお店もあります。ぜひ一緒に行きたい。
なので経営者の皆さん、一緒にラウンジ行きましょう。
(はなまるうどん六本木店で作戦会議をしてから、ドリンクだけOK、1セットフリーで何店舗も回るみたいな無課金編成スタイルで)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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