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うつ病の再発を繰り返すなら、「仕事ができる自分」を手放そう

@tsumugi_utatabi
日本語2026年10月04日
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TL;DR

著者は、うつ病を抱える人が職場で完璧主義を目指すことをやめるべきだと主張しています。代わりに、自分の弱さや脆弱性を開示することで周囲からのサポートを得やすくなり、結果として職業的な能力向上につながるという考え方を提唱しています。

「ちゃんと仕事ができるようにならなきゃ」

「みんなに追いつかなきゃ」

「足を引っ張るのはもう嫌だ」

うつ病や適応障害を繰り返していたとき、私の頭の中はいつもこんな言葉でいっぱいだった。

新しい職場に入りたての頃は、「無理しないようにしよう」と思える。けれど、過去うつ病になった経験で染みついた劣等感や、人生の出遅れ感のせいか、どうしても周囲からの承認を求めてしまった。

できない自分に居場所はない、という感覚がずっとあった。だから「仕事ができること」が、ここ(職場)にいていい理由になると無意識に思っていたのである。強くなりたかった。

ただ私は「強さ」——あるいは、「働く上での強さ」について、捉え違えをしていることに徐々に気づいていった。

私はあるとき職場で、仕事がうまくいっていそうな人をよく観察してみることにした。

仕事がうまくいっている人はたいてい、「今ちょっとしんどくて」「これ、正直自信ないんですよね」と、自分の弱さを開示するという、強さを持っていたのである。

「仕事」なんて極論、できなくてよかった。

うつ病や適応障害になってばかりの私のような人にまず必要なのは、「仕事をこなすこと」ではなく、「自分が今どんな状態にあるかを、ちゃんと言葉にして周りに渡せること」だった。

私はずっと心の中で劣等感と出遅れ感、そして責任感が混沌とし、「これくらい自分でやらなきゃ」と常に考えていたため、相談をする選択肢がいつも生まれなかった。

弱さを隠し、私はよく現実をごまかしていた。

「大丈夫です」と言いながら限界を超えていく。余裕がないのに余裕があるふりをして、わからないのにわかっているふりをする。でもそれは、強さではなく、ただ「弱さを見えにくくしているだけ」だったかもしれない。

弱さを「持ってはいけないもの」だと思っていた。でも本当は、弱さを「渡せないこと」の方が、深く自分を追い込んでいたのかもしれない。

では、「弱さ」とは一体なんなのか。

それは、未熟さではない。「完璧ではない人間らしい一面」だと、今の私は考えている。

しかしながら、それを開示するには、少なからず怖さが伴うのではないだろうか。

「評価されるかもしれない」という恐怖。弱さを見せた瞬間に、相手の中で自分の価値が下がる。そんな予測が、口を閉じさせる。

この恐怖は、必ずしも思い込みではない。実際に、弱さを見せたことで損をした経験がある人もいるだろう。「あの人、メンタル弱いから」と陰で言われた人も。だから怖いのは当然だし、慎重になってしまうのも自然なことだ。

ただもし、うまいこと自分の弱さをさらけ出しつつ働けたとしたら——きっと、今よりずっと動きやすくなるのではないだろうか。

自分の状態を正直に渡せるようになると、周りはあなたに「どう関わればいいか」がわかる。気を使いすぎることも、無関心になることもなく、ほどよい距離感で協力しやすくなるだろう。

仕事(チーム)というのは、お互いの状態が見えているほど、動きやすくなるものだ。

とはいっても、うまく開示できている人たちは、ただ感情を垂れ流しているわけではなかった。どこかに「渡し方」のようなものがある。伝える相手、言葉の選び方、タイミング——そのバランスが、自然と整っている。

逆に言えば、開示がうまくいかない人は、「弱いから」ではなく、「渡し方を知らないから」かもしれない。

自己開示する習慣さえつけば、後天的に自然と、「仕事ができる」ようになるものだ。

→【続きはnote記事】うつ病や適応障害にならないために——スムーズな自己開示をするための具体的な3つのコツ

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