会社にCopilotが入ってから、何ヶ月経ちましたか。
そして、あなたの仕事は何か変わりましたか。機能紹介の記事は読んだ。便利そうだとは思った。プロンプト集も保存した。それでも次の日、いつも通りWordを開いて、いつも通り一行目から書き始めている。
これ、能力の問題ではありません。順番の問題です。この記事を最後まで読むと、こうなります。
- 新しい仕事を渡されたとき、どこまでCopilotに任せられるかを自分で線引きできる
- 上司への報告、会議の整理、資料の構成を、白紙から始めなくてよくなる
- Copilotの回答のうち、人間が確認すべき箇所が一目でわかる
- これは使わない、と判断できるようになる
四つ目が一番大きいです。全部読む必要はありません。第1章だけで、今日試す仕事が1つ決まります。
■ Copilotが使えない人の一日
朝、長いメールが届く。最初から全部読む。どこが自分に関係あるのか探しながら、10分使う。午後、資料を頼まれる。PowerPointを開く。一枚目のタイトルで15分止まる。
夕方、会議が終わる。メモを見ながら、報告文を一から書く。書き終わる頃には、決定事項の記憶が薄くなっている。Copilotは、この日ずっと画面の隅にいました。一度も押されないまま。
入力欄を開いて、何を書けばいいかわからずに閉じた経験は、私にもあります。
■ 使いこなすの定義が、たぶんズレています
Copilotを使いこなすとは、どういう状態だと思っていますか。機能を全部知っている状態。違います。30日後に目指すのは、Copilotの機能をすべて説明できる人ではありません。
新しい仕事を渡されたときに、この仕事はどこまで任せられるかを自分で判断できる人です。機能を100個知っていても、仕事に使えなければ何も変わりません。使える機能が一つしかなくても、毎週の報告と会議とメールに組み込めれば、仕事は変わります。
もう一つ壊しておきます。自分の環境はCopilotの機能が少ないから無理、という思い込み。利用できる範囲はアカウントや契約やライセンスで変わるので、他人の画面と自分の画面が同じとは限りません。それでも、チャット欄が一つ開けば、この記事の30日はほぼ全部実行できます。
■ この30日でやるのは、Copilotの勉強ではありません
ここまで読んで、30日みっちり勉強するのかと思ったかもしれません。逆です。この30日でやるのは、あなたの仕事の棚卸しです。機能一覧を見るのをやめる。最初に見るのは、自分の仕事。そこから始めます。
■ 中身を先に出しておきます
全8章。Day0からDay30まで。各Dayに、そのままコピーして貼れるプロンプトを1本ずつ置きました。合計30本。Day1からDay7で、Copilotへ頼む抵抗をなくす。
Day8からDay14で、メール、報告、会議、企画という本物の仕事を一つずつ任せる。Day15からDay21で、微妙な回答を直す技術を身につける。Day22からDay26で、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teamsをつなぐ。
Day27からDay30で、自分専用のマニュアルを完成させる。そして第7章は、使わない判断の章です。何でも入れない。何でも信じない。プロンプト集にこの章はありません。ここが一番、実力になります。
■ なぜ無料で置くのか
有料でも成立する内容だと思っています。それでも無料にした理由が二つあります。一つ目。プロンプトは、買った時点で満足してしまう人がいます。この記事は、読んで手を動かさないと1円分の価値も出ません。
だから、お金を払った理由ではなく、明日試す理由を持って読んでほしい。二つ目。Copilotは会社の契約に依存します。読んだ人全員が、同じ画面と同じ機能を使えるわけではありません。
全員に同じ結果を約束できないものに、値段はつけないことにしました。保存して後で読む、でも構いません。ただ、閉じる前にDay1のプロンプトだけコピーしておいてください。
■ 1日にかかるのは、1回だけです
30日分と聞くと重く感じるかもしれません。やることは、1日1回。プロンプトを1本コピーして、自分の仕事の情報を入れて、回答を見る。それで、その日は完了です。読み終わってから始めるものでもありません。
Day1のプロンプトは、この記事を開いたまま今日コピーできます。上から順に読む必要もありません。会議が多い週ならDay11とDay12。報告に時間がかかっているならDay10。資料作成で止まっているならDay24。
今週の仕事に一番近いDayから開いてください。では、Day0から始めます。最初に確認するのは、機能ではなく、あなたの利用環境です。
1. 全部覚えなくていい。まず「使える環境」と「任せる仕事」を決める
完璧とは、全部知っていることではない
最初に、今回のゴールを決めます。Copilotを完璧に使いこなす。そう聞くと、「すべての機能を覚えないといけないのでは?」と思うかもしれません。
しかし、30日後に目指すのは、Copilotの機能をすべて説明できる人ではありません。新しい仕事を渡されたとき、「この仕事は、どこまでCopilotに任せられるか」を自分で判断できる人です。
たとえば、上司から企画書の作成を頼まれたとします。以前なら、PowerPointを開き、一枚目から作り始めていたかもしれません。
しかし、30日後は違います。
まず、仕事を分けます。
目的を確認する。必要な情報を集める。論点を整理する。
案を出す。構成を作る。初稿を書く。
弱点を確認する。数字と事実を確かめる。上司の承認をもらう。
ここまで分ければ、すべてを一人で抱える必要はありません。論点整理。案出し。
構成。初稿。弱点の洗い出し。
このあたりは、Copilotに手伝ってもらえます。
一方で、本当に実行するか。数字は正しいか。
相手にどう伝えるか。会社として責任を持てるか。ここは人間が判断します。
つまり、Copilotを使いこなすとは、何でも任せることではありません。
反対に、間違いを恐れて何も任せないことでもありません。
Copilotが得意な仕事と、人間が持つべき仕事を切り分けること。
これが、この30日間で身につける力です。機能を100個知っていても、仕事へ使えなければ何も変わりません。使える機能が一つしかなくても、毎週の報告、会議、メールへ組み込めれば仕事は変わります。
詳しい人より、使える人になる。そのために、まず機能一覧を見るのをやめます。最初に見るのは、あなたの仕事です。
最初に確認するのは、機能ではなく自分の利用環境
Copilotという名前で紹介されていても、全員が同じ画面、同じ機能を使えるとは限りません。利用できる範囲は、使用しているアカウント、契約内容、付与されているライセンス、会社側の管理設定などによって変わります。
だから、他人の画面と自分の画面を比べて、「紹介されていたボタンがない」「自分のCopilotは機能が少ない」と止まる必要はありません。
Day0で確認するのは、次のことです。
\ 仕事用のMicrosoftアカウントでサインインしているか\ Copilotのチャット画面を開けるか\ 文章を入力し、回答を受け取れるか\ ファイルを参照または添付できるか\ Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teamsの中で利用できるCopilot機能があるか\ 会社からAI利用方法の案内が出ているか* わからない場合、誰へ確認すればよいかここで大切なのは、すべて使える状態にすることではありません。
今の環境で何が使えるかを知ることです。
たとえば、PowerPointの中にCopilotが見当たらなかったとします。それでも、資料作成の練習はできます。Copilotのチャットへ、読み手。
資料の目的。伝えたい結論。必要なページ数。
使用できる情報。を渡し、構成案を作ってもらえばいい。その構成を見ながら、自分でPowerPointへ入力します。
Teamsで会議後の整理機能が使えない場合も同じです。会社のルールに沿って作った会議メモをCopilotへ渡し、決定事項やタスクを整理できます。機能がないから、目的を達成できない。
そう考えないでください。必要なのは、「この機能を使うこと」ではありません。
「この仕事を進めること」です。
入力できる情報と、入力してよい情報は違う
Copilotの入力欄を開くと、すぐに仕事の資料を貼り付けたくなるかもしれません。
しかし、最初に覚えるのは入力方法ではありません。何を入力してよいかを判断する方法です。会社には、会社のルールがあります。
技術的に入力できても、社内規程で禁止されている可能性があります。そのため、最初の練習では次のような情報を安易に使いません。顧客の氏名や連絡先。
社員の個人情報。未公開の売上情報。契約書の原文。
採用や人事評価の情報。社外秘の企画。公開前の製品情報。
パスワードや認証情報。会社から扱い方を説明されていない情報。「たぶん大丈夫だろう」で入力しない。
わからなければ確認する。確認できるまで、別の情報を使う。これが基本です。
最初は、自分で書いた文章を使えば十分です。会社名を「A社」に変える。氏名を「担当者」に変える。
具体的な数字を練習用へ変える。公開情報を使う。自作の練習文を作る。
これだけでも、文章短縮、言い換え、要約、アイデア出しの練習はできます。使いこなす人とは、何でも入力できる人ではありません。入力しないほうがよい場面で、手を止められる人です。
最初の仕事は、4つの基準で選ぶ
利用環境とルールを確認したら、最初にCopilotへ手伝ってもらう仕事を選びます。
ここで、いきなり重要な企画や難しい分析を選ばないでください。最初の仕事は、次の4つで選びます。
頻度。
負担。
確認しやすさ。
安全性。
まず、頻度。毎日、毎週、毎月のように、繰り返し発生する仕事か。
次に、負担。作業時間だけではありません。メールの最初の一文が出ない。
報告のまとめ方に迷う。資料の構成が決まらない。こうした小さな停止も負担です。
三つ目は、確認しやすさ。Copilotの回答が正しいか、自分で判断できるか。最後は、安全性。
間違っても影響が小さく、入力する情報にも問題がないか。この4つで考えると、最初の仕事が見えます。自分の文章を短くする。
長い案内文から期限を探す。会議前の質問を出す。上司への報告を200文字へまとめる。
企画案を三つ出す。この程度で十分です。最初から仕事全体を変えようとしない。
毎週繰り返す一工程だけ変える。そこから始めます。
Copilot仕事ノートを作る
次に、30日間の記録場所を作ります。Wordでも、Excelでも、ノートアプリでも構いません。名前は、
Copilot仕事ノート
とします。残す項目は四つだけです。
仕事。
指示。
結果。
改善。
たとえば、仕事:上司への週次報告を200文字へまとめる。
指示:今週行った仕事、進捗、問題、来週の予定を渡し、結論を最初にした200文字の報告文を依頼した。結果:読みやすかったが、問題点より作業内容が長くなった。
改善:次回は「問題と上司へ相談したいことを優先する」という条件を追加する。これで十分です。
成功だけを残さないでください。回答が長すぎた。似た案しか出なかった。
書かれていない期限を補った。数字の意味を取り違えた。こうした失敗も残します。
30日間で必要なのは、30回すべて成功することではありません。自分の仕事で30回試し、どこを直せば使えるかを知ることです。
Day0の完了条件
最後に、現在の状態を確認します。
次の5項目について、
「できない」「少しできる」「一人でできる」のどれかを選びます。
\ Copilotへ何を頼めばよいかわかる\ 目的や条件を含めて仕事を説明できる\ 回答が微妙なときに修正できる\ 回答のどこを確認すればよいかわかる* Copilotを使わない場面を判断できるDay0でやることは五つです。
自分の利用環境を確認した。会社の利用ルールを確認した。安全な練習用データを一つ用意した。
最初に試す仕事を一つ決めた。Copilot仕事ノートを作った。ここまで終われば準備完了です。
2. 最初の7日で、Copilotへ頼む抵抗をなくす
最初の1週間で目指すのは、Copilotから完璧な回答を引き出すことではありません。Copilotへ頼む。回答を見る。
自分の意図との違いを見つける。条件を変える。もう一度見る。
この流れに慣れることです。
Day1:質問して、回答を具体化する
初日は、何かを完成させる必要はありません。
まず、質問します。ただし、「〇〇について教えて」だけではなく、何を知りたいのか。
なぜ知りたいのか。どの程度の知識があるのか。何に使うのか。を伝えます。
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下のテーマについて、私が仕事で使えるように説明してください。
【知りたいテーマ】
[例:社内の定例会議を効率化する方法]
【質問する目的】
[例:来月から会議時間を短くし、決定事項を明確にしたい]
【現在の状況】
[例:参加者は8人。毎週60分。各担当者の報告だけで時間の大半を使っている]
【私の知識レベル】
[例:会議改善について専門的に学んだ経験はない]
【必ず含めてほしい内容】
・最初に理解すべき基本
・すぐ試せる方法
・失敗しやすい点
・具体例
・実行前に確認すべきこと
【条件】
・専門用語を使う場合は、その場で説明する
・一般論だけで終わらせない
・わからない事情を勝手に補わない
・事実として確認できない内容は断定しない
・追加情報が必要な場合は、確認質問を最大3つ出す
【出力形式】
- 結論
- 基本的な考え方
- 明日から試せる行動を3つ
- 失敗しやすい点
- 次に確認すること
===== プロンプトここまで =====
Day1の完了条件は、最初の回答を受け取ることではありません。回答を見て、「どの情報を足せば、自分向けになるか」を一つ見つけることです。
Day2:意味を変えずに、文章を短くする
「短くして」だけでは、大切な情報まで消えることがあります。
だから、何を残すか。何を変えてはいけないか。
何文字にするか。を決めます。
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の文章を、意味を変えずに短くしてください。
【文章の使用目的】
[例:上司へチャットで進捗を報告する]
【読み手】
[例:案件の概要を知っている直属の上司]
【元の文章】
\---
[文章を貼り付ける]
\---
【必ず残す情報】
・結論
・日付
・数値
・担当者
・相手へ確認してほしいこと
【変更してはいけないもの】
・事実関係
・数値の意味
・決定事項と未決事項の区別
・固有名詞
・依頼内容
【削る優先順位】
- 同じ意味の繰り返し
- 結論に影響しない経緯
- 過度に丁寧な表現
- 抽象的な前置き
【条件】
・[200]文字以内
・最初の一文で結論がわかる
・元の文章にない情報を追加しない
・判断できない箇所は[要確認]と表示する
【出力形式】
- 短くした文章
- 削除または統合した内容
- 人間が確認すべき箇所
===== プロンプトここまで =====
Day2の完了条件は、元文と短縮後を並べ、意味が変わっていないか確認することです。
Day3:誰が読むかを伝える
「わかりやすくして」だけでは足りません。新人向け。
管理職向け。顧客向け。相手が変われば、必要な説明も変わります。
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の文章を、指定した読み手が理解しやすい形へ書き直してください。
【文章の目的】
[例:新しい社内申請ルールを説明する]
【読み手】
[例:制度を初めて知る一般社員]
【読み手がすでに知っていること】
[ ]
【読み手が知らないこと】
[ ]
【読んだ後に取ってほしい行動】
[ ]
【元の文章】
\---
[文章を貼り付ける]
\---
【条件】
・最初に「誰が、いつまでに、何をするか」を示す
・専門用語はできるだけ一般的な言葉へ変える
・元の文章にない事実を追加しない
・日付、数値、名称を変更しない
・不明確な内容は[要確認]と表示する
【出力形式】
- 書き直した文章
- 読み手に合わせて変えた点
- 説明が不足している点
- 確認項目
===== プロンプトここまで =====
Day3の完了条件は、「読み手は次に何をすればよいかわかるか」を確認することです。
Day4:長文を読む前に、知りたいことを決める
Copilotを「読む代わり」にしないでください。読む場所を決める案内役にします。
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の文書を、私が必要な箇所から確認できるように整理してください。
【この文書を読む目的】
[ ]
【私の立場】
[ ]
【特に知りたいこと】
・何が変更されたか
・いつから変更されるか
・誰が対象か
・自分が行うこと
・期限
・注意点
・問い合わせ先
【文書】
\---
[文書を貼り付ける]
\---
【整理ルール】
・書かれていない内容は推測しない
・決定事項、提案、未確定事項を分ける
・重要な判断に使う内容は原文確認が必要と表示する
・該当情報がない項目は「記載なし」とする
【出力形式】
- 3行以内の概要
- 私に関係する変更点
- 私が行うこと
- 期限
- 注意点
- 原文で必ず確認する箇所
- 文書だけでは判断できないこと
- 確認質問
===== プロンプトここまで =====
Day4の完了条件は、要約を読んで終わることではありません。要約を使って原文の重要箇所を一つ確認します。
Day5:方向性の違うアイデアを出す
「10個出して」だけでは、似た案が増えます。数ではなく、方向を分けます。
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の課題について、方向性が重ならないアイデアを出してください。
【解決したい課題】
[ ]
【現在の状況】
[ ]
【理想の状態】
[ ]
【変えられない条件】
・[ ]
・[ ]
・[ ]
【アイデアの方向性】
- 今日から試せる案
- 費用をかけない案
- 作業を減らす案
- 保存方法を変える案
- 伝え方を変える案
- 管理職の行動を変える案
- 既存ツールを使い直す案
- 根本原因を確認してから行う案
【条件】
・同じ内容の言い換えを避ける
・効果を断定しない
・実行に必要な準備を省略しない
・前提が誤っている可能性も指摘する
【出力形式】
各案について、
・案の名前
・具体的に行うこと
・狙い
・必要な準備
・想定される負担
・起こり得る問題
・最初の一歩
を整理してください。
===== プロンプトここまで =====
Day5の完了条件は、案の数ではありません。今まで考えていなかった方向性を一つ見つけることです。
Day6:Copilotに決めさせず、比較材料を作る
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の複数案を、私が判断できるように比較してください。
【比較する目的】
[ ]
【解決したい課題】
[ ]
【比較する案】
・案A:[ ]
・案B:[ ]
・案C:[ ]
【評価基準】
・期待できる効果
・開始までの速さ
・費用
・担当者の負担
・利用者の負担
・継続しやすさ
・失敗した場合の影響
・効果を確認しやすいか
【特に優先する基準】
[ ]
【条件】
・情報がない項目を推測しない
・情報不足は「判断材料不足」とする
・おすすめを一つに決めつけない
【出力形式】
- 比較表
- 各案が向いている条件
- 各案が向いていない条件
- 不足情報
- 小さく試す方法
- 最終判断で人間が見ること
===== プロンプトここまで =====
Day6の完了条件は、一つの案を決めることではありません。判断前に不足している情報を一つ見つけることです。
Day7:使えた指示を仕事カードへ変える
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の実践記録を、次回も使える「Copilot仕事カード」へ整理してください。
【仕事の名前】
[ ]
【この仕事が発生する場面】
[ ]
【今回入力した指示】
\---
[プロンプトを貼り付ける]
\---
【使えた点】
[ ]
【微妙だった点】
[ ]
【次回変えたいこと】
[ ]
【出力形式】
- 仕事カード名
- 使用する場面
- 事前に準備する情報
- 再利用用プロンプト
- 差し替える箇所
- Copilotへ任せる部分
- 人間が判断する部分
- 確認項目
- 改善点
- 状態:「検証中」「再利用可能」「要見直し」
===== プロンプトここまで =====
Day7の完了条件は、次の一週間でも使うカードを一枚作ることです。
3. 8日目から、本物の仕事を一つずつ任せる
ここからは、本物の仕事を教材にします。ただし、丸投げはしません。初稿。
整理。候補。論点。
弱点。ここを任せます。
Day8:メールは、一文字目から自分で書かない
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の条件をもとに、取引先へ送るメールの初稿を作成してください。
【メールの目的】
[例:来週の打ち合わせを1週間程度延期できないか相談する]
【相手】
[ ]
【背景】
[ ]
【必ず伝えること】
・こちら都合であること
・日程変更をお願いしたいこと
・お詫び
・候補日時
・相手の意向を優先すること
【候補日時】
・[ ]
・[ ]
・[ ]
【条件】
・丁寧だが過度にへりくだらない
・言い訳を長くしない
・300文字以内
・元情報にない理由、日付、氏名を作らない
・不足情報は[要確認]と表示する
【出力形式】
- 件名
- 本文
- 送信前の確認項目
===== プロンプトここまで =====
Day8の完了条件は、初稿を一度作り、自分で一か所以上修正してから完成させることです。
Day9:同じメールを3つの伝え方へ変える
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下のメール内容を、相手との関係に合わせて3パターン作成してください。
【メールの目的】
[ ]
【相手】
[ ]
【背景】
[ ]
【必ず伝えること】
[ ]
【元情報】
\---
[事実関係を貼り付ける]
\---
【作成する3パターン】
- 丁寧さを優先
- 柔らかさを優先
- 忙しい相手向けに簡潔
【条件】
・事実関係は3案とも変えない
・曖昧な日付を使わない
・元情報にない事情を補わない
===== プロンプトここまで =====
Day9の完了条件は、三案を比べ、相手に合わない表現を一つ見つけることです。
Day10:上司への報告は、経緯より先に結論を置く
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の情報を、上司が短時間で状況を把握できる報告文へ整理してください。
【報告の目的】
[ ]
【上司が知っていること】
[ ]
【今回伝える情報】
\---
[経緯、現在の状況、対応内容を貼り付ける]
\---
【上司へ確認・相談したいこと】
[ ]
【整理ルール】
・最初に結論
・事実と自分の判断を分ける
・決定済みと未決定を分ける
・元情報にない原因を推測しない
【出力形式】
- 200文字以内の報告文
- 口頭で補足する内容
- 上司へ確認する質問
- 報告前に確認する事実
===== プロンプトここまで =====
Day11:会議で話すことより、会議で決めることを先にする
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の情報をもとに、会議前の論点と確認質問を整理してください。
【会議の目的】
[ ]
【参加者】
[ ]
【会議時間】
[ ]
【現在わかっていること】
\---
[背景や資料を貼り付ける]
\---
【会議終了時に決めたいこと】
・[ ]
・[ ]
・[ ]
【出力形式】
- 会議で決めること
- 会議前に確認すること
- 参加者への質問
- 意見が分かれそうな論点
- 不足情報
- 進行案
- 会議後に残す記録
===== プロンプトここまで =====
Day12:会議メモを、次の行動へ変える
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の会議メモを、会議後の実務で使える形へ整理してください。
【会議の目的】
[ ]
【会議メモ】
\---
[貼り付ける]
\---
【整理ルール】
・書かれていないことは推測しない
・正式な決定と提案を分ける
・担当者が不明なら「未設定」
・期限が不明なら「未設定」
・事実、仮説、未確認情報を分ける
【出力形式】
- 決定事項
- 未決事項
- 次回までのタスク
- 担当者
- 期限
- 確認が必要な事実
- 次回会議で決めること
- 上司への150文字報告
- 参加者へのフォローメール
- 不足情報
===== プロンプトここまで =====
Day13:企画は、完成品ではなく叩き台から始める
今プロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の条件をもとに、社内で検討するための企画の叩き台を作成してください。
【企画テーマ】
[ ]
【解決したい問題】
[ ]
【対象】
[ ]
【現在の状況】
\---
[貼り付ける]
\---
【理想の状態】
[ ]
【制約】
・[ ]
・[ ]
・[ ]
【成功を確認する方法】
[ ]
【条件】
・方向性の違う3案を出す
・効果を断定しない
・実行に必要な作業を省略しない
・現場の負担も示す
【出力形式】
- 課題整理
- 企画の目的
- 方向性の違う3案
- 各案の実施内容
- 必要な準備
- 負担とリスク
- 小さく試す方法
- 成功指標
- 決める必要があること
- 確認質問
===== プロンプトここまで =====
Day14:Copilotを批判役にする
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の企画案を、異なる関係者の立場からレビューしてください。
【企画案】
\---
[貼り付ける]
\---
【レビューする立場】
- 承認する管理職
- 実行する現場
- 管理部門
- 実際に利用する人
【確認する観点】
・本当に解決すべき問題が合っているか
・効果の根拠があるか
・現場負担が見えているか
・費用、時間、担当者が明確か
・成功判断が明確か
・事実と仮説が混ざっていないか
【出力形式】
各立場について、
- 最初に確認したいこと
- 懸念
- 根拠不足
- 追加すべき情報
- 説明時に準備する回答
- 修正優先順位
===== プロンプトここまで =====
4. 一度で完成させない。回答を見ながら質を上げる
Day15:微妙な回答の原因を四つに分ける
原因は大きく、情報不足。依頼が大きすぎる。
完成条件が曖昧。参照情報が弱い。の四つです。
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の「私が入力した指示」と「Copilotの回答」を比較し、使いにくい原因を診断してください。
【仕事の目的】
[ ]
【入力した指示】
\---
[貼り付ける]
\---
【Copilotの回答】
\---
[貼り付ける]
\---
【使いにくいと感じた点】
[ ]
【診断する原因】
- 情報不足
- 依頼が大きすぎる
- 完成条件が曖昧
- 参照情報が弱い
【出力形式】
- 最も大きな原因
- 原因ごとの診断
- 足りない情報
- 分けたほうがよい工程
- 曖昧な完成条件
- 追加すべき参照情報
- 修正案
- 人間が判断する部分
===== プロンプトここまで =====
Day16:読み手を変えるときは、情報の順番も変える
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の元情報を、異なる3種類の読み手に合わせて再構成してください。
【元情報】
\---
[貼り付ける]
\---
【目的】
[ ]
【読み手1】
・立場:
・すでに知っていること:
・最も知りたいこと:
・読後に取ってほしい行動:
【読み手2】
同上
【読み手3】
同上
【条件】
・語尾だけでなく情報の順番と説明量を変える
・事実、日付、数値、決定事項は変えない
・元情報にない約束を追加しない
===== プロンプトここまで =====
Day17:出力形式は、使う場面から決める
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の元情報を、異なる実務場面で使える形式へ変換してください。
【元情報】
\---
[貼り付ける]
\---
【作成する形式】
- 上司への200文字報告
- チームへの共有
- タスク一覧
- 次回会議の議題
【共通ルール】
・元情報にない内容を追加しない
・担当者や期限が不明なら「未設定」
・決定と提案を分ける
・事実と仮説を分ける
最後に、
・省略した情報
・不足情報
・人間が確認する箇所
を示してください。
===== プロンプトここまで =====
Day18:複数案を、同じ基準で比べる
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の複数案を、共通の評価基準と優先順位を使って比較してください。
【判断したいこと】
[ ]
【比較する案】
・案A:
・案B:
・案C:
【評価基準と重要度】
・効果:[1〜5]
・開始までの速さ:[1〜5]
・費用:[1〜5]
・担当者負担:[1〜5]
・利用者負担:[1〜5]
・継続しやすさ:[1〜5]
・失敗時の影響:[1〜5]
・測定しやすさ:[1〜5]
【条件】
・情報がない項目を推測で採点しない
・情報不足は「評価不能」
・点数だけで最終結論を決めない
【出力形式】
- 比較表
- 情報不足
- 各案が有力になる条件
- 避けたほうがよい条件
- 優先順位を変えた場合の結果
- 最終判断前の質問
===== プロンプトここまで =====
Day19:反対意見から準備を増やす
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の提案に対して、慎重または反対する立場からレビューしてください。
【提案内容】
\---
[貼り付ける]
\---
【立場】
- 費用を承認する管理職
- 実際に運用する担当者
- 利用する社員
- 情報管理を確認する部門
【確認観点】
・本当に今行う必要があるか
・既存方法では解決できないか
・費用や工数が過小評価されていないか
・現場へ負担を移していないか
・効果測定が妥当か
・失敗した場合に戻せるか
【出力形式】
- 反対意見
- 理由
- 確認したい情報
- 追加すべき説明
- 修正できる部分
- 説明時に準備する回答
===== プロンプトここまで =====
Day20:抜け漏れと曖昧さを分ける
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の文書を、読み手が判断または実行できる状態になっているか確認してください。
【文書の目的】
[ ]
【読み手】
[ ]
【文書】
\---
[貼り付ける]
\---
【確認する観点】
・目的
・対象
・背景
・実施内容
・担当者
・期限
・費用
・承認
・完了条件
・判断基準
・例外
・問題発生時の対応
・次の行動
【出力形式】
- 完全に不足している情報
- 書かれているが曖昧な情報
- 誤解しそうな箇所
- 実行時に止まりそうな箇所
- 根拠不足
- 確認質問
- 修正優先順位
===== プロンプトここまで =====
Day21:自然な文章と、正しい情報を分ける
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の文章から、人間が事実確認すべき箇所を抽出してください。
【文章の使用目的】
[ ]
【文章】
\---
[貼り付ける]
\---
【参照できる元情報】
[ ]
【確認対象】
・数値
・割合
・計算
・日付
・曜日
・期限
・氏名
・会社名
・制度名
・製品名
・引用
・出典
・原因の断定
・将来予測
・元情報にない補足
【出力形式】
- 確認対象となる表現
- 分類:「事実」「計算」「仮説」「意見」「提案」「未確認」
- 確認に使う元情報
- 確認方法
- 間違っていた場合の影響
- 確認優先度
- 人間が最終判断する箇所
===== プロンプトここまで =====
5. アプリを別々に覚えない。文章・数字・資料・会議をつなぐ
Word。Excel。PowerPoint。
Outlook。Teams。会社の仕事は、アプリごとに分かれていません。
一つの案件が、複数の場所を通って進んでいます。
だから、「アプリを覚える」ではなく、「仕事を進める」を先にします。
Day22:Wordでは、書く前に「何を残すか」を決める
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の文書を、指定した読み手が実務で使える状態へ改善するために分析してください。
【文書の種類】
[ ]
【文書の目的】
[ ]
【読み手】
[ ]
【読んだ後にできるようになってほしいこと】
[ ]
【文書】
\---
[貼り付ける]
\---
【必ず残す情報】
[ ]
【確認してほしいこと】
・結論や必要行動が先にあるか
・説明順が実際の作業順か
・重複がないか
・専門用語が多すぎないか
・手順、条件、注意点が混ざっていないか
・事実確認が必要な箇所はどこか
【出力形式】
- 文書全体の要点
- 残すべき情報
- 統合できる重複
- 説明不足
- 読み手が迷いそうな箇所
- 推奨する新構成
- 人間が確認する項目
===== プロンプトここまで =====
Day23:Excelでは、原因を聞く前に事実を聞く
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下のExcelデータを、月次報告前の確認担当者として分析してください。
【分析の目的】
[ ]
【対象データ】
・シート名:
・表または対象範囲:
・比較する期間:
・基準にする列:
・確認する数値:
【最初に確認すること】
・空白や欠損
・表記揺れ
・単位
・集計対象外
・比較条件
【分析ルール】
・事実と原因仮説を分ける
・原因を断定しない
・割合は比較対象を明記する
・使用した範囲を示す
・計算方法が不明なら推測しない
【出力形式】
- データ上の問題
- 変化が大きい項目
- 確認できる事実
- 考えられる仮説
- 追加データ
- 上司報告で触れる点
- 人間が再確認する箇所
===== プロンプトここまで =====
Day24:PowerPointは、作る前に勝負する
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の条件をもとに、5枚のPowerPoint資料の構成を設計してください。
【資料の目的】
[ ]
【読み手】
[ ]
【読み手に決めてほしいこと】
[ ]
【伝えたい結論】
[ ]
【背景】
\---
[貼り付ける]
\---
【使用できる根拠】
\---
[貼り付ける]
\---
【制約】
・全5枚
・1枚目で結論、理由、求める判断がわかる
・1枚につき主張は一つ
・根拠にない数字を作らない
・根拠不足は[追加根拠が必要]と表示する
【各スライドの出力項目】
- スライド番号
- 役割
- 結論が伝わるタイトル
- 掲載する要点
- 必要な数字や根拠
- 適した図表
- 口頭補足
- 想定質問 最後に、 ・構成上の弱点 ・根拠不足 ・削ってよい情報 ・反対されそうな点 を整理してください。
===== プロンプトここまで =====
Day25:Outlookでは、返信を書く前に未決事項を探す
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下のメールスレッドを、返信前の確認担当者として整理してください。
【今回の目的】
[ ]
【メールスレッド】
\---
[貼り付ける]
\---
【整理ルール】
・古い条件と最新条件を分ける
・誰が何を述べたか混同しない
・正式決定と提案を分ける
・未回答の質問を残す
・日付、金額、添付名を推測しない
・元のメールにない約束を追加しない
【出力形式】
- 現在の結論
- 最新条件
- 変更内容
- 自分が対応すること
- 相手が対応すること
- 未回答の質問
- 期限
- 添付確認
- 元メールで確認する箇所
- 返信案
===== プロンプトここまで =====
Day26:Teamsでは、会議を「話した記録」で終わらせない
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の会議情報を、会議後の実務で使える成果物へ変換してください。
【会議の目的】
[ ]
【参加者または関係部署】
[ ]
【会議情報】
\---
[会議メモなどを貼り付ける]
\---
【整理ルール】
・正式な決定、提案、個人意見を分ける
・書かれていない内容を推測しない
・担当者不明は「未設定」
・期限不明は「未設定」
・事実と仮説を分ける
・認識が分かれている内容を合意済みにしない
【出力形式】
- 会議の結論
- 決定事項
- 未決事項
- タスク、担当者、期限、完了条件
- 確認が必要な事実
- 上司への200文字報告
- 参加者への共有文
- 次回会議で決めること
- 準備する資料
- 元情報で確認する箇所 一度扱った情報を、何度もゼロから作り直さない。 会議メモから報告へ。 報告から資料へ。 資料からメールへ。 目的に合わせて変換する。 これがCopilotの強い使い方です。
===== プロンプトここまで =====
6. 27日目から、一つの仕事を最初から最後まで一緒に進める
ここからは、「何をCopilotに頼むか」ではなく、
「仕事全体をどう進めるか」
から考えます。
Day27:大きな仕事を、小さな工程へ分解する
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の仕事を、開始から完了まで実行できる小さな工程へ分解してください。
【分解する仕事】
[ ]
【仕事の目的】
[ ]
【最終成果物】
[ ]
【現在の進め方】
\---
[書く]
\---
【使用する情報】
[ ]
【関係する人】
[ ]
【分解ルール】
・「資料を作る」のような大きな表現で終わらせない
・情報収集、整理、判断、作成、確認、承認を分ける
・事実確認が必要な工程を明確にする
・最終判断や承認をAIへ割り当てない
・不明な工程は[要確認]とする
【各工程について】
- 工程名
- 具体的に行うこと
- 必要な入力情報
- 完了条件
- Copilotが支援しやすい部分
- 人間が行う部分
- 上司や専門担当者へ確認する部分
- 間違った場合の影響
- 次工程へ渡すもの 最後に、 ・無駄に見える部分 ・同じ情報を作り直している部分 ・最初にCopilotを試しやすい工程 を整理してください。
===== プロンプトここまで =====
Day28:毎週繰り返す仕事を5つ見つける
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の私の業務一覧から、Copilotを定着させやすい仕事を5つ選ぶために評価してください。
【私の職種】
[ ]
【普段行っている仕事】
\---
[箇条書き]
\---
【評価基準】
- 頻度
- 負担
- 確認しやすさ
- 安全性 各項目を1〜5で評価する。 情報不足は[要確認]とする。
【条件】
・派手な仕事を優先しない
・頻度が高く再利用しやすい仕事を重視する
・間違った場合の影響が大きい仕事には注意を示す
・自分で確認できない仕事を初心者向け候補にしない
【出力形式】
- 業務ごとの評価表
- 最初に試しやすい候補5つ
- 各候補でCopilotへ任せやすい工程
- 人間が確認する工程
- 安全に試す準備
- 試す順番
===== プロンプトここまで =====
Day29:仕事全体ではなく、任せる工程を決める
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の仕事について、Copilotへ任せる工程、人間が行う工程、上司または専門担当者へ確認する工程を分けてください。
【対象の仕事】
[ ]
【仕事の工程】
\---
[Day27で作った工程一覧]
\---
【判断基準】
- 間違った場合の影響は大きいか
- 使用する情報をCopilotへ入力してよいか
- 出力の正しさを自分で確認できるか
【役割の分類】
A:Copilotへ任せやすい
B:Copilotに支援させ、人間が判断する
C:人間が行う
D:上司または専門担当者へ確認する
【出力形式】
- 工程名
- 分類 A〜D
- 理由
- Copilotへ渡す情報
- 期待する出力
- 人間が確認する内容
- 入力前の安全確認
- 間違った場合の影響
- 完了条件
===== プロンプトここまで =====
Day30:自分専用Copilot活用マニュアルを完成させる
今日のプロンプト
===== プロンプトここから =====
以下の30日間の実践記録から、私専用の「Copilot活用マニュアル」を作成してください。
【30日間の実践記録】
\---
[Copilot仕事ノートを貼り付ける]
\---
【マニュアルに残す仕事の条件】
・実際に自分の仕事で使った
・今後も繰り返し発生する
・自分で出力を確認できる
・安全に利用する条件がわかっている
・再利用する価値がある
【各仕事カードに残す項目】
- 仕事名
- 目的
- 使用する場面
- 発生頻度
- 事前に準備する情報
- Copilotへ任せる工程
- 人間が行う工程
- 上司や専門担当者へ確認する工程
- 再利用する基本プロンプト
- 毎回差し替える部分
- 入力してはいけない、または確認が必要な情報
- 出力後の確認項目
- よく起きた失敗
- 失敗時に見直す項目
- 完了条件
- 状態:「検証中」「再利用可能」「要見直し」
【出力形式】
- よく使った仕事の一覧
- 優先して残す仕事カード5〜10個
- 各仕事カードの完成版
- まだ検証が必要な仕事
- Copilotを使わないと決めた仕事
- 今後1か月で再確認すること プロンプト100個より、毎週使う5個。 ここまで来れば、他人のプロンプト集ではなく、自分の仕事術が残ります。
===== プロンプトここまで =====
7. 何でも入れない、何でも信じない。使わない判断が実力になる
30日間使ってくると、「もっといろいろ使える」と感じ始めます。
そこで必要になるのが、ブレーキです。使う前に三つ確認します。
間違った場合の影響は大きいか。
この情報を入力してよいか。
自分で正しさを確認できるか。
この三つです。
生成できることと、任せてよいことは別
重要な契約。採用や懲戒。法的判断。
重要な数値。人に大きな影響を与える判断。こうした仕事は、「Copilotが回答できるから任せる」ではありません。
判断材料を整理する。質問候補を出す。抜け漏れを確認する。
初稿を作る。ここまで支援してもらう。最終判断は人間が行います。
会社の情報は、会社のルールで扱う
企業向けの環境では、組織データ保護のための仕組みが用意されています。
しかし、「製品側に保護機能がある」ことと、「自分の会社でその情報を入力してよい」ことは別です。
顧客情報。人事情報。未公開情報。
契約内容。重要な財務情報。社外秘情報。
扱いがわからないものは確認します。
わからないまま入れない。これが基本です。
きれいな文章ほど、一度疑う
Copilotの回答で注意したいのは、明らかに変な文章ではありません。自然で、正しそうに見える文章です。読みやすい。
表になっている。理由もある。それでも、数字や事実が正しいとは限りません。
確認するのは、数字。日付。
曜日。氏名。会社名。
制度名。製品名。出典。
原因。将来予測。です。
特に、
事実と仮説
を分けます。
「売上が10%減った」と、「競合の影響で減った」は別です。
確認は、間違ったら困る順にする
全部を一文字ずつ確認する必要はありません。
まず、間違ったら影響が大きいもの。
次に、相手が事実として受け取るもの。
最後に、文章表現。この順番です。
上司報告なら、数字。期限。
問題原因。顧客との約束。を先に見る。
メールなら、相手の名前。日付。
候補日時。金額。依頼内容。を先に見る。
資料なら、根拠となる数字。引用。
結論とデータの関係。を先に見ます。
人間が持ち続ける仕事
最後まで人間が持つのは、最終判断。事実確認。
相手への配慮。承認。責任。です。
Copilotが作ったから。Copilotがそう言ったから。では、仕事上の責任はなくなりません。
職種ごとに、使い方は変わる
営業なら、訪問前の質問。商談後の整理。
フォローメール。提案構成。反対意見。へ使えます。
しかし、値引き判断。契約条件。
顧客への約束。は人間です。管理職なら、比較。
反対意見。リスク。確認質問。へ使います。
決定そのものを任せるのではなく、判断材料を増やします。人事なら、制度説明。
文章整理。質問候補。へ使えます。
誰を採用するか、評価するかといった重要判断は人間です。経理なら、差異確認。
報告初稿。確認すべき数字の整理。へ使えます。
数字の確定や会計判断は、人間や必要な専門担当者が確認します。
Copilotを使わないほうが速い仕事もある
一行で終わる返信。自分で書いたほうが速い文章。単純な確認。
説明するほうが時間のかかる仕事。こうしたものまで、無理にCopilotを通す必要はありません。必要なら使う。
必要なければ使わない。この自然な使い分けができれば、それも使いこなしている状態です。
8. 30日で終わらせない。自分の型を更新し続ける
30日間が終わりました。でも、ここでCopilotの学習が終わるわけではありません。むしろ、ここからが本当のスタートです。
Copilotはこれからも変わります。新しい機能が追加される。画面が変わる。
名称が変わる。今までできなかったことができるようになる。
だから、「今ある機能を全部覚える」という学び方では追いつけません。
30日間で身につけたかったのは、最新機能の知識ではありません。新しいものが出たときに、「これは自分の仕事で使えるか?」を判断できる力です。
すべての新機能を追わなくていい
判断基準は一つです。
「これは、自分が毎週やっている仕事を変えるか?」
変えないなら、今は無視して構いません。変えそうなら、小さく試します。面白そうだから覚える。
流行っているから使う。ではありません。自分の仕事が変わるか。
ここだけ見ます。
月1回、自分の仕事カードを棚卸しする
月に一度だけ、仕事カードを見直します。確認するのは五つです。
今月、本当に使ったか。
一度も使わなかったなら、理由を見ます。
同じ型を再利用できたか。
別案件でも使えたか。
毎回直している場所はどこか。
毎回「もっと短く」と言うなら、最初から条件へ入れます。
確認項目が足りているか。
失敗があったら、確認項目へ追加します。
もう使わないものはないか。
古いカード。重複カード。使わないプロンプト。
これらは削除します。プロンプトは、集めるものではありません。育てるものです。
同じ型を3回使えたら、本物に近づく
一回使えた。まだ偶然かもしれません。二回使えた。
少し再現性があります。三回使えた。別案件でも使えた。
ここまで来れば、仕事カードとして残す価値があります。会議整理。上司報告。
メール初稿。資料構成。企画レビュー。
数字確認。プロンプトを増やす前に、使える型を強くしてください。
一人で使えて終わりにしない
自分の仕事で使える型ができたら、同じ仕事をしている人へ共有できます。共有するときは、「Copilotは便利です」ではなく、「この仕事で、この使い方ができた」と伝えます。
会議メモを整理した。週次報告をこの順番で作った。PowerPointの構成を先に作った。
具体的な仕事とセットにします。15分の共有会でも十分です。最初の3分。
これまでのやり方。次の5分。Copilotを入れた方法。
次の5分。自分の仕事ならどう使えるか。最後の2分。
次回までに試す仕事を一つ決める。大規模研修でなくても構いません。
成功例だけでなく、失敗も共有する
期限を勝手に補った。数字の原因を断定した。顧客向けメールが丁寧すぎた。
根拠のない数字が資料に入った。こうした失敗も共有します。
そして、「期限がなければ未設定とする」「原因は事実と仮説へ分ける」「数字は元資料を確認する」というルールへ変えます。
一人の失敗を、チームの確認項目へ変える。ここまでできれば、Copilot活用は個人技ではなくなります。
次の30日は、一つの仕事だけ深くする
最初の30日間は、広く試しました。次の30日は、一つに絞ります。営業なら顧客訪問。
管理職なら定例会議。事務なら問い合わせ対応。経理なら月次報告。
企画なら提案資料。一つ選びます。
そして、仕事の前。仕事の最中。
仕事の後。へ分けます。
たとえば顧客訪問なら、訪問前。顧客情報を整理する。
確認質問を作る。想定反論を出す。訪問後。
メモを整理する。決定事項を確認する。フォローメールを作る。
次回質問を残す。最初の30日が「広く試す期間」。次の30日は「一つの仕事を仕組みにする期間」です。
高度な自動化へ進む前に、手作業で型を作る
もっと自動化したい。エージェントを使いたい。毎回入力しなくても進むようにしたい。
そう思うようになるかもしれません。その前に確認します。
同じ仕事カードを何度も使えたか。入力情報は決まっているか。完成条件は決まっているか。
失敗したときの確認方法があるか。人間が判断する場所は決まっているか。ここが曖昧なまま自動化すると、曖昧な仕事を速く繰り返すだけになります。
まず手作業で3回。できれば5回。型が固まってから次へ進みます。
30日後に残っていれば成功と言えるもの
この30日間で、次の五つが残っていれば成功です。
繰り返し使えるプロンプト。
他人から拾ったものではなく、自分の仕事で使えたもの。
仕事カード。
どの場面で、何を渡し、何を確認するかが残っている。
検証習慣。
数字は?日付は?根拠は?
推測では?と確認できる。
仕事分解力。
「企画書を作る」を一つの塊で見ず、情報整理。
論点。案。構成。
初稿。批判。確認。
承認。へ分けられる。そして最後。
使わない判断。
これは入力しない。これは人間が決める。これは専門担当者へ確認する。
自分でやったほうが速い。ここまで選べる。
AIを勉強している感覚が消えたら、かなり強い
最初は、「今日はCopilotを勉強する」だったかもしれません。
でも最終的には違います。メールを書くから使う。会議があるから使う。
資料を作るから使う。文章を確認したいから使う。必要だから使う。
必要なければ使わない。Excelと同じです。計算が必要だからExcelを開く。
表を作るからPowerPointを使う。Copilotも、そこを目指します。AIを使うこと自体が特別ではなくなる。
仕事の選択肢の一つになる。ここまで来れば、30日前とは違います。
30日前と、仕事の始め方が変わったか
以前。長いメールが届く。最初から全部読む。
資料を頼まれる。PowerPointを開く。企画を頼まれる。
白紙から一人で考える。会議が終わる。一から報告を書く。
30日後。長い文章が来た。まず知りたい観点を決める。
資料を頼まれた。読み手、目的、結論を決め、構成から作る。企画を頼まれた。
仕事を分け、案と反対意見を出す。会議が終わった。一つの情報から、決定事項、タスク、報告、次回議題へ変換する。
そして、最後は自分で確認する。30日で起こしたかったのは、この変化です。仕事が全部自動になることではありません。
AIが代わりに働いてくれることでもありません。
仕事の始め方が変わること。
これが一番大きな変化です。
最後に残すのは、自分で学び続けられる仕組み
30日後も、知らない機能は出てきます。知らない言葉も出てきます。使ったことのないAIも出てきます。
それで構いません。全部知る必要はありません。新しいものを見たら、自分の仕事を変えるか。
安全に試せるか。自分で結果を確認できるか。小さく試す。
役に立てば仕事カードへ残す。使えなければ捨てる。これを繰り返します。
30日で完成するのは、Copilotの知識ではありません。自分で学び、自分で試し、自分の仕事へ残す仕組みです。その仕組みがあれば、Copilotが変わっても対応できます。
そして最後に覚えておいてください。Copilotを使いこなすとは、Copilotなしでは仕事ができなくなることではありません。
必要な場面では使う。必要のない場面では使わない。危険なら止める。
回答が微妙なら直す。重要なことは自分で判断する。この使い分けが自然にできることです。
仕事を見た瞬間、「この工程なら、Copilotに手伝ってもらえる」と考えられる。
そして、「ここから先は、自分が判断する」とも言える。
それが、この30日間で目指した「使いこなせる状態」です。





