「足首と腰に何の関係があるの?」
そう思う方が多いんですが、整体師として15年診てきて、腰痛持ちの方の足首を確認するとほぼ9割、左右差がある。
そして腰が痛い側の足首が、ほぼ例外なく固い。
今日はその理由をお話しします。
■まず確認してみてください
足を肩幅に開いて、かかとを床につけたまま深くしゃがめますか?
できない方、踵が浮いてしまう方。

これ、腰が悲鳴を上げ続けている原因のひとつです。
「でも足首が固い自覚なんてなかった」という方がほとんどです。
当たり前で、足首の固さは腰痛として現れるから、足首に気づかない。
■なぜ足首が固いと腰が壊れるのか
足首には「背屈」という動きがあります。すねの方向へ足を曲げる動作のことです。
この可動域が狭いと、しゃがむとき・階段を降りるとき・椅子から立ち上がるとき・荷物を床から拾うとき、足首が足りない分を上の関節が肩代わりします。
足首が固い → 膝が内側に入る → 股関節が内旋する → 骨盤が前傾(反り腰が強まる)→ 腰椎に繰り返しの負担
この連鎖が毎日何十回と積み重なる。

腰が痛いから腰をケアする。でも足首は放置したまま。
だから治らない、というケースが本当に多いです。
■自分でチェックできます
壁の前に立って(壁から10cmくらい)、かかとを浮かさないまま膝をゆっくり壁の方向へ倒してみてください。
膝が壁につく → 問題なし
膝が壁につかない → 背屈が足りていない
左右で確認してみると、ほぼ必ず固い側があります。腰が痛い側と同じ側が固いことが多いです。
■足首をゆるめる方法
壁から10cmに立って、かかとを床に密着させたまま膝を壁に向かってゆっくり倒します。
届かない手前でそのままキープ、20秒、左右。固い側を多めに。

慣れてきたら少しずつ壁との距離を広げていきます。最終的に壁から15〜20cmで膝が届くようになれば、日常動作での代償がかなり減ります。
「かかとを浮かさない」これだけを守れば正しくできています。
これを毎日続けると、しゃがんだとき腰に来なくなる、階段の降りが楽になる、長時間立っていても腰が張りにくくなる、という変化が出てきます。
私自身、ヘルニアで引退してから足首のケアを始めるまでに何年もかかりました。腰ばかり見ていて、足元を見ていなかった。

腰痛の原因は、腰にないことがある。足元を整えると、腰への負担が少なくなります。
足首から整えても、しびれや強い痛みが残る方は、神経への影響が出ている可能性があります。
また、坐骨神経痛・腰椎ヘルニアと診断された方が改善するにはセルフケアの順番が大事です。プロセスはnoteにまとめてます↓





