調査・企画・制作・発信・営業を1人で抱えるから止まる
個人で仕事をしていると全部の工程が自分の担当になります。
市場を調べる人もいなければ資料を作る人もいません。発信する人も営業する人も自分です。
会社なら別々の部署が担当する仕事を1人で回すので当然どこかで手が止まります。特に止まりやすいのが調査と制作です。
調べ切れないまま企画を始めて形にならないまま発信する。この流れに心当たりがある人は少なくないはずです。
必要なのは気合いではなく役割分担です。AIツールを使えば1人でも部署を作れます。
NotebookLMは調査部、Codexは開発部
調査に強いNotebookLM
NotebookLMは自分がアップロードした資料だけを根拠に答えるAIです。
PDFやテキスト、Googleドキュメント、Googleスライド、URL、クリップボードの中身まで読み込ませられます。
複数の資料を横断して比較できるのが特徴です。「A社とB社の違いをまとめて」と聞けば資料を横断して答えを返します。
実際に使うプロンプトはこんな感じです。
1「アップロードした資料をもとに、A社とB社の違いを比較表でまとめて。引用元のページも明記して」
制作に強いCodex
Codexは日本語の指示だけでコードを書いて成果物を形にするAIです。
NotebookLMのスライドは、情報を整理して見せるところまでなら十分です。でもコンサルの案件を受けたい、アフィリエイトで商品を紹介したい、自分のサービスに申し込んでほしい、みたいに相手に何か行動してもらう必要がある場面では、「見せる」だけじゃ足りません。ここで必要になるのがLP(ランディングページ)や診断ツールです。
「こういうLPを作って」と伝えるだけでHTMLやCSSを組み上げて数分で初版を出します。
プロンプトのテンプレートはこう組んでいます。
1「目的:〇〇の申し込みを増やすLP/ターゲット:〇〇に困っている人/セクション構成:課題→解決策→実績→料金→FAQ/デザインの方向性:シンプルで信頼感重視/技術要件:スマホ表示優先」
無料枠でも動きますが、正直かなり上限が厳しいです。毎日ガッツリ使うなら課金した方が結局早いです。
NotebookLMが集めた情報を渡せばそのまま制作に入れます。調べる係と作る係を分けるとこの2つで完結します。
NotebookLMに調査部を立ち上げる
市場調査と競合分析の流れ
やることはシンプルです。
- 業界レポートや競合の資料をNotebookLMにアップロードする
- 「市場の伸び率は」「競合との違いは」と自然な言葉で質問する
- 引用付きの回答を確認する
業界レポートを1本まるごと読み込む作業は、人力だと数十分かかることが多いですが、NotebookLMなら数分で要点を掴めます。競合分析も同じで、比較作業がソース追加と質問だけで大幅に短縮できたというケースもあります。
顧客理解と商品アイデアの整理
問い合わせ内容やアンケートの自由回答をアップロードして「顧客がよく悩んでいることは」と聞くだけで論点が整理されます。
議事録の中から特定の発言を探す作業も同じです。人力での検索より、圧倒的に早く終わります。
集めた情報を並べるだけで商品アイデアの種が見えてきます。
精度を保つ運用ルール
ここで注意が必要です。
Web上の情報を調べさせる使い方はハルシネーション(AIが事実と違う内容をもっともらしく生成すること)のリスクがあるため人間のチェックが欠かせません。
一方で自分が用意した資料だけを根拠にする運用ならこのリスクはかなり下がります。
数字や固有名詞は原文と突き合わせる。この一手間だけ守れば調査部として十分機能します。
Codexに開発部を任せる
LPと診断ツールの作り方
プロンプトに入れる要素は次の5つです。
- 目的
- ターゲット
- セクション構成
- デザインの方向性
- 技術要件
これを伝えるとLPの初版が数分で仕上がります。修正は1回で1〜3箇所に絞ると仕上がりが安定します。
診断ツールも仕組みは同じです。質問と回答の分岐ロジックさえ決めておけば数十分で公開できる形になります。
提案資料と業務ツールの作り方
提案資料は表紙、課題、解決策、実績、料金、導入フロー、FAQという順番で骨子を渡すだけで下書きができます。
意識したいのは3つです。
- 1枚1メッセージの簡潔さ
- 数字による説得
- 顧客の疑念を先に消す構成
この3原則をプロンプトに含めておくと初版から使える精度になります。
プログラミング未経験でも使えるのか
「エンジニアじゃないと無理では」と思う人は多いはずです。
会話だけでアプリやツールが作れます。修正したい箇所も「ここをこう変えて」と伝えるだけで直ります。
コードを書く知識がなくても構いません。必要なのは欲しい成果物を言葉で説明する力だけです。
2部署をつなぐワークフロー
NotebookLMで整理した回答をそのままコピーしてCodexのプロンプトに貼り付けます。
「この調査結果をLPと提案資料と診断ツールに変換して」と指示すれば制作が始まります。
調査→整理→制作という流れが一方通行でつながるので、情報整理で止まるという個人の典型的な詰まりが起きません。
個人が最初に作るAI会社の最小構成
最初から全部署を揃える必要はありません。
デザイン専門の部署も営業支援の部署も分析専門の部署も後から足せます。
最初に必要なのは売上に直結する「調べる」と「作る」の2つだけです。
調査部と開発部さえ動けば、商品の切り口を見つけて形にするところまで1人で完結します。他の部署は売上が安定してから考えれば十分です。
1人で全部やる時代は終わり、社長に戻る
私は会社員として働きながら、複数のSNSアカウントを副業で運用しています。
ここ(X)の発信はまだ育成中ですが、別で自動投稿の仕組みを組んで運用しているThreadsアカウントでは、直近1週間で225万インプを超えました。プラットフォームが違っても、NotebookLMやCodexで「調べる」「作る」を仕組み化する考え方は同じように効いています。
会社では顧客情報をNotebookLMに読ませて活用しています。日常会話のメモのような雑多な内容でも整理して使えることは実感しています。
調査と制作を自分の手だけで抱える必要はありません。NotebookLMとCodexに任せれば自分は指示を出す側に回れます。
今日やる最小行動
やることは1つです。
NotebookLMを開いて手元にあるアイデアメモや資料を1つアップロードしてみてください。
きれいに整った資料である必要はありません。まずは1つ入れて質問を投げてみることから調査部が動き出します。
ちなみに、私は会社でもNotebookLMを活用しています。とりあえず情報を放り込んでおけば、後から色々活用できるのがいいところ。個人の副業にも活用できるので、ぜひ使ってみてください!
この記事で紹介したプロンプト、実はもっと細かいバリエーションがあります。
調査用・LP作成用・提案資料用のテンプレに加えて、Threadsを225万インプまで伸ばした運用のポイントもついでにまとめました。
LINEで「スキル」と送ってもらえたら、そのままお渡しします。




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