
⚠️注意:以下は「中止された『アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ』の初期脚本」として出回っている内容を翻訳・整理したものです。現行のMCU映画の公式ストーリーではありません。
『アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ』は、もともと脚本家ジェフ・ラヴネスによって大規模なマルチバース戦争を描く作品として構想されていたとされる。
今回出回っている脚本では、カーン評議会による地球616への全面侵攻から、マルチバースの崩壊、そして「バトルワールド」の誕生までが描かれている。
■物語は『アントマン&ワスプ:クアントマニア』直後から始まる
物語冒頭、カーンは穏やかなバラ園を歩いている。
しかし、その平穏な光景は一瞬で崩れ去る。
『クアントマニア』終盤でスコット・ラングと戦ったカーンは、マルチバース・エンジンのコアへと落下。
身体が急速に縮小・変形し、無数の現実を通過したカーンは、最終的に謎の領域「ビヨンド・ゾーン」へと放り出される。
そこでカーンは、愛するラヴォーナの名前を呟く。
■カーン評議会 vs ウォッチャー
一方、マルチバースの中心では、イモータス、ラマ・タト、センチュリオンらカーン評議会が勢力を拡大。
彼らの前にウォッチャーたちが立ちはだかる。
しかしイモータスはウォッチャーの警告を無視し、圧倒的な時間操作能力によってウアトゥを「時間の果て」へ追放。
ウォッチャーを消滅させ、カーン評議会は地球616への侵攻を開始する。
彼らの目的は、シャン・チーのテン・リングスとカマラ・カーンのネガ・バンドを奪うこと。
この2つの遺物を組み合わせれば、現実そのものを変えるほどの力を得られるという。
■スパイダーマンとマイルズ
地球616では、ピーター・パーカーとマイルズ・モラレスが大学生活を送りながらスパイダーマンとして活動している。
2人はピザ店でアルバイトをしているものの、ヒーロー活動のせいで遅刻を繰り返し、ついにはクビに。
さらにピーターはMJとネッドの写真を見てしまう。
MJには新しい恋人がいる。
ピーターは精神的にも追い詰められていく。
そんな中、カーン評議会が地球616への侵攻を開始。
ピーターは崩壊するニューヨークを飛び回り、MJとネッドを救おうとする。
マイルズもピーターを追いかけるが、2人の関係にも亀裂が生じていく。
■カーン評議会、地球616を全面攻撃
空に巨大なポータルが出現。
そこから無数のカーンの戦艦が現れる。
イモータスは地球全体にメッセージを送り、
「アベンジャーズは多元宇宙から聖なる遺物を盗んだ」
として地球を粛清すると宣言。
世界中でパニックが発生し、巨大戦艦による攻撃が始まる。
ニューヨーク、東京など世界各地が破壊され、数十億人が死亡。
さらに核の冬まで発生し、地球は完全な荒廃世界へと変貌する。
■ワカンダに集結する生存者たち
生き残ったヒーローたちは、唯一大規模な被害を免れたワカンダへ集結。
サム・ウィルソンを中心に、
ソー
スパイダーマン
ドクター・ストレンジ
シャン・チー
キャプテン・マーベル
ミズ・マーベル
ハルク
シー・ハルク
デアデビル
パニッシャー
アントマン
ホークアイ
ケイト・ビショップ
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
などが集まる。
サムは「待っているだけでは終わる」と判断し、反撃作戦を開始する。
■3つのアベンジャーズ部隊
アベンジャーズは3チームに分かれる。
地球部隊
キャプテン・アメリカ
キャプテン・マーベル
ハルク
ワンダーマン
シュリ
ミズ・マーベル
スター・ロード
シー・ハルク
ロケット
グルート
ファルコン
ストリート部隊
スパイダーマン
マイルズ・モラレス
デアデビル
パニッシャー
アントマン
ホークアイ
ケイト・ビショップ
アイアンハート
ウォーマシン
コズミック部隊
ドクター・ストレンジ
クレア
ウォン
アメリカ・チャベス
ソー
ラブ
シャン・チー
アダム・ウォーロック
フィラ
コスモ
それぞれがカーン評議会の主要メンバーを狙う。
■衝撃の展開、マイルズ・モラレス死亡
ストリート部隊はラマ・タトと激突。
スパイダーマンは重傷を負い、動けなくなる。
そこでマイルズが立ち上がる。
しかしラマ・タトのセプターによる攻撃を受け、
マイルズ・モラレスは死亡。
ピーターは目の前でマイルズを失い、何もできない。
この脚本の中でも特に衝撃的な展開の一つだ。
■アベンジャーズも次々と犠牲に
コズミック部隊もセンチュリオンとの戦闘で壊滅状態に。
クレアは負傷しながらポータルを開き、ストレンジたちを脱出させる。
一方、地球部隊では、
ブラックパンサー、スター・ロード、キャプテン・マーベルらが死亡。
ワンダーマンも自らの命を犠牲にしてネガ・バンドを使い、カーンの艦隊へ突撃する。
しかしイモータスは生き残り、さらに強大な力を手に入れる。
■カーンが「ビヨンダー・カーン」へ
ここから物語はさらに異常な方向へ進む。
ビヨンド・ゾーンで自分自身の無数のクローンと戦っていたカーン。
彼はラヴォーナとの過去を思い出す。
愛する妻との幸せな時間。
しかし同時に、自らが無数のタイムラインを破壊し、多くの人々を殺してきた記憶も蘇る。
そしてカーンは、自分のすべてのクローンと融合。
マルチバースのエネルギーを吸収し、
「カーン・プライム」
へと進化する。
さらにその先にある存在として、
「ビヨンダー・カーン」
が誕生する。
■カーン・プライム vs イモータス
核の冬に覆われた地球。
瀕死のアベンジャーズを前に、イモータスがテン・リングスを奪おうとしたその瞬間。
空から巨大な存在が降りてくる。
それが、
カーン・プライム。
無数のカーンのクローンを従えた彼は、評議会に宣言する。
「今夜で終わりだ」
そしてカーン評議会との最終戦争が始まる。
■マルチバースを巻き込む最終決戦
カーン・プライムとイモータスの戦いは、地球だけでは収まらない。
無数の宇宙を越え、マルチバースそのものを舞台にした戦闘へ発展。
ロキは崩壊するタイムラインを必死に支え続ける。
その一方で、TVA、ドクター・ストレンジ、ファンタスティック・フォー、デッドプール、ウルヴァリン、トビー・マグワイア版スパイダーマン、ニコラス・ケイジ版ゴーストライダーらが「アーク」と呼ばれる脱出船を使い、生存者を救おうとする。
しかし、
キャプテン・アメリカはアークに乗る前に死亡。
マルチバースの崩壊は止まらない。
■そして「バトルワールド」誕生へ
最終決戦でカーン・プライムはイモータスを撃破。
しかし、その代償としてマルチバースそのものが崩壊していく。
ロキの力さえカーン・プライムに吸収される。
そしてカーンは、テン・リングスとネガ・バンドを組み合わせる。
本来ならマルチバースを復元するはずだった。
しかしカーンが選んだ答えは違った。
すべての残された宇宙を一つに融合する。
こうして、
「バトルワールド」
が誕生。
地球616、地球838、地球6010など、無数の世界の残骸を組み合わせた新たな現実。
生き残ったファンタスティック・フォー、デッドプール、複数のスパイダーマン、アベンジャーズらは、この新世界に閉じ込められる。
そして物語は、
THE END.
で幕を閉じる。
🔥この脚本で特にヤバいポイント
もしこの流出脚本が本当に『カーン・ダイナスティ』初期構想の一部だったなら、現在のMCUとはかなり違う道を歩んでいたことになる。
特に、
**「カーン評議会」
↓
「マルチバース戦争」
↓
「カーン・プライム」
↓
「ビヨンダー・カーン」
↓
「マルチバース崩壊」
↓
「バトルワールド誕生」**
という流れは、コミック版『Secret Wars』を意識した非常に巨大な構想になっている。
さらに、トビー・マグワイア版スパイダーマン、ニコラス・ケイジ版ゴーストライダー、デッドプール、ウルヴァリン、ファンタスティック・フォー、TVA、ロキまで登場するため、現在の『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』へ向かう初期案として見ると非常に興味深い。
ただし、これは現行映画の公式脚本・公式ストーリーとして確認されたものではありません。
「幻の初期脚本」「流出したとされる内容」として楽しむのが適切です。





