Claude Codeは、もう1人で使う道具ではなくなりました。
仕事をまとめて頼むと、Claudeが自分で仕事を分けて別のClaudeに回し、終わったら報告まで戻してきます。
この記事を書く途中でも、調べものを2つ頼んだら、2人のClaudeが同時に動いて、公式情報と競合記事の結果を報告してきました。
何が変わったのか
Claude Codeのデスクトップアプリに大きなアップデートが来ました。中心は、複数のセッションを並べて回しやすくなったことです。
新しいセッション画面では、ローカル、SSH、クラウドといった実行場所を「環境」として選べます。
並列で頼んだ仕事は子セッションとして立ち上がり、終わるとメインの会話に結果を報告します。
ただ、機能の一覧を読んでも、どこで使うのかは分かりにくいんですよね。ここからは、使う場面ごとに見ていきます。
使い方1:並べたい仕事は、Claudeに「分けて」と頼む
ここが「1人でチーム」の本体です。
互いに関係しない仕事をまとめて頼むと、Claudeが仕事ごとに子セッションを立ち上げます。それぞれが終わると、結果がメインの会話に戻ってきます。
頼み方は、こんな一文で十分です。
次の2つを、それぞれ別のセッションで並行して進めて。終わったら結果をここに報告して。 1. ○○の公式情報を調べて、要点を5行にまとめる 2. 同じテーマの記事が出ていないか調べて、最大5件挙げる
この記事でも試しました。頼んだのは「公式の更新情報の確認」と「同じテーマの記事が出ていないかの確認」の2つです。
画面には2つのセッションが並んで動き、終わると報告がメインの会話に届きました。公式で確認できた機能はどれか。同じ使い方の記事はまだ見当たらないこと。僕がやったのは、届いた報告を読むことだけでした。

メインの会話は、報告だけが並ぶので散らかりません。
作業中に、Claudeのほうから「これは別セッションでやりましょう」と提案が出ることもあります。提案は押すだけで、別のセッションとして始まります。
使い方2:進み具合は、メッセージの下のToDoで見る
作業を頼むと、Claudeの計画がToDoとしてメッセージの下に出ます。
この記事の画像を撮った時は、「画面全体のスクショで撮れるか試す」から「Typefullyの下書きに挿入」まで4つが並び、終わったものから順にチェックが付いていきました。

途中の長い出力を読まなくても、今どこまで進んだかが分かります。別の作業をしながら、ちらっと見るだけで済みます。
使い方3:区切りでは、要約カードのボタンで次を決める
1つの作業が終わると、何が終わって何が残っているかを2〜3文でまとめたカードが出ます。
次に自分が決めることがあれば、質問とボタンも付きます。今朝は「指摘を反映した修正稿を作りますか?」に、「だ調のまま直す」「ですます調で直す」の2つのボタンでした。
返事を打たなくても、押すだけで次へ進めます。
使い方4:横道の質問は、/btwに逃がす
作業中に「そういえば、これってどういう意味?」と聞きたくなることがあります。
入力欄に /btw と打つか、Macなら Cmd + ; を押すと、横に別のチャットが開きます。公式の説明では、このチャットはメインの会話を読めますが、メインには何も書き足しません。
メインの作業を止めずに、ちょっとした疑問だけ片付けられます。ただし、このチャットはアプリを閉じると残りません。残したい答えは、その場でメモに移すのが安全です。
落とし穴:同じファイルを2つのセッションで触らせない
並列で回すと、つい全部を同時に進めたくなります。
でも、同じフォルダで2つのセッションが同じファイルを直すと、片方の変更がもう片方に上書きされることがあります。
Gitで管理しているフォルダなら、セッションを始める時にブランチ名の横の「worktree」を選べます。セッションごとに作業場所が分かれるので、ぶつかりません。
僕が今回並べた2つも、どちらも調べて報告するだけの仕事でした。並べてよいのは、触るファイルが重ならない仕事だけです。
始め方
Macなら、メニューの「Claude」から「Check for Updates」でアップデートします。Windowsは「Help」から同じ項目を選びます。
あとは、新しいセッションを始めるだけです。
僕の判定
最初に並べるのは、調べもの2つだけ。いきなりファイルを書き換える仕事を並べるのはダメ。
調べものなら、ぶつかる心配がありません。慣れてきたら、ToDoと要約カードで進み具合を見ながら、触るファイルが重ならない仕事を分けていきます。
1人でチームを回す時に要るのは、Claudeの数より、仕事の分け方です。
Claude Codeを仕事のどこに入れるか迷ったら、仕事内容に合う使い方を一緒に整理します。
無料相談はこちら





