Fable 5を週次制限まで使ってわかった。一般人はSonnet5で完了する
Fable 5、正直すごかった。
コーディング。
動画編集。
アニメ制作。
ライティング。
1日で週次制限に到達するくらい使い倒した。
結論から言うと、最高です。
最高すぎて、ぶっ飛びそうになった。
コードは粘る。
文章は深い。
動画の構成も作れる。
アニメのカット割りも出せる。
こっちが雑に投げた意図まで拾って、かなり遠くまで進んでくれる。
触ればわかる。
これは強い。
でも、使い倒したうえで逆に思いました。
一般人には、まだFable 5はいらない。
これはFable 5が弱いという話ではありません。
むしろ逆です。
強すぎる。
ほとんどの人は、Fableが必要な作業をしていない。
その前に、Sonnet5をちゃんと使えていない。
多くの人はClaudeにこう頼みます。
「記事を書いて」
「資料を作って」
「動画の構成を考えて」
「このコードを直して」
「LPを作って」
これでも、それっぽいものは出ます。
でも、だいたい“それっぽい”で止まる。
なぜか。
Sonnet5を普通のチャットとして使っているからです。
Fable 5が強いのは、ただ頭がいいからではありません。
長く考える。
作業を分解する。
途中で疑う。
別案を出す。
自分の答えを壊す。
最後に統合する。
この“粘り”が強い。
なら、Sonnet5にも同じ工程を強制すればいい。
普通に使うSonnet5は、ただの優秀なAIです。
でも、工程を組んで極限起動したSonnet5は、かなりFableに近づきます。

普通のプロンプトが弱い理由
前に出した、
「戦略家、編集長、実務家、検査官、拡散担当に分けて動いて」
というプロンプト。
方向性は悪くない。
でも、まだ弱いです。
なぜなら、役割を分けているだけだから。
役割を分けても、
評価基準がなければ浅くなる。
反論処理がなければ嘘っぽくなる。
複数案がなければ最初の案に引っ張られる。
自己採点がなければ改善されない。
仕上げ条件がなければ使えない。
Fable級に近づけたいなら、必要なのは「5人の部下」ではありません。
5人の部下を、3周回すことです。
1周目で考える。
2周目で壊す。
3周目で仕上げる。
ここまでやって、ようやく出力が変わります。
Sonnet5をFable級に近づける型
使うのは、この5人です。
戦略家。
設計者。
生成者。
破壊者。
仕上げ屋。
前回と違うのは、ここからです。
この5人をただ順番に呼ぶだけではありません。
それぞれに採点基準とやり直し条件を持たせます。
Claudeにこう命令します。
あなたは今から、通常のチャットAIではなく、
高負荷の制作チームとして動いてください。
目的は「早く答えること」ではありません。
目的は「そのまま使える成果物を作ること」です。
以下の5役を、必ず順番に実行してください。
- 戦略家
- 設計者
- 生成者
- 破壊者
- 仕上げ屋
さらに、1回で終わらせず、
必ず3周してください。
1周目:方向性を作る
2周目:弱点を壊す
3周目:完成形にする
各フェーズでは、必ず以下を出してください。
・判断
・理由
・不足情報
・失敗リスク
・改善案
・次にやること
注意:
曖昧な一般論は禁止。
AIっぽい綺麗事は禁止。
中途半端なプロンプト集は禁止。
実際に使える成果物にしてください。
これでようやく、Sonnet5が“考えるモード”に入ります。
でも、まだ足りない。
本当に強いのは、ここからです。
最初に「勝ち筋」ではなく「勝利条件」を作らせる
多くの人は、Claudeにいきなり作らせます。
これが弱い。
最初に作るべきなのは成果物ではありません。
勝利条件です。
たとえば記事なら、こうです。
まず本文を書かないでください。
このテーマで「勝ち」と言える条件を定義してください。
テーマ:
Fable 5を限界まで使ってわかった。一般人はSonnet5で完了する
読者:
ClaudeやAIを仕事で使っている人。
Fable 5が気になっているが、自分に必要か判断できていない人。
目的:
Fable 5のすごさを認めたうえで、
多くの人にはSonnet5の使い方改善が先だと納得させる。
出力:
- 読者がクリックする理由
- 読者が保存する理由
- 読者が反論するポイント
- 反論への返し
- 一番強い主張
- 絶対に言ってはいけない主張
- 記事の勝利条件
- 100点満点の採点基準
これを先に出させる。
ここで重要なのは、
「絶対に言ってはいけない主張」 まで出させることです。
今回なら、言ってはいけないのはこれ。
「Fable 5は弱い」
「Fable 5は使う価値がない」
「Sonnet5とFable 5は完全に同じ」
「誰でもSonnet5だけで全部できる」
これは嘘っぽい。
正しくはこうです。
**Fable 5は最高。
でも、普通の人はFableの前にSonnet5を使い切れていない。**
この主張なら強い。
否定ではなく、順番の話になるからです。
Fable級に近づけるには「3案出してから殺す」

Claudeの出力が弱い人は、だいたい1案目を使っています。
1案目は弱いです。
なぜなら、Claudeは最初に一番無難な答えを出すから。
だから、こう頼みます。
次に、同じテーマで3つの方向性を出してください。
A案:一番わかりやすい案
B案:一番尖った案
C案:一番保存される案
それぞれについて、
・タイトル
・冒頭
・主張
・読後感
・強み
・弱み
・バズる可能性
・炎上リスク
を出してください。
その後、3案を比較して、
最終的に採用すべき案を1つ選んでください。
ただし、安易に平均案に逃げないでください。
一番伸びる可能性がある案を選んでください。
これをやると、出力が一気に変わります。
普通のClaudeは、いきなり答えます。
強いClaudeは、選択肢を作ってから選びます。
Fableっぽい出力に近づけたいなら、
Sonnet5に比較させる必要があります。
一番大事なのは「破壊者」
ここが本題です。
Sonnet5でFable級に近づけるために、一番大事なのは生成者ではありません。
破壊者です。
普通の人は、AIに作らせて終わります。
でも本当は、AIは作ったあとに強くなります。
作る。
疑う。
壊す。
直す。
この往復で出力が伸びます。
だから、必ずこう頼みます。
あなたは今から破壊者です。
今の成果物を褒めないでください。
良いところ探しも不要です。
以下の観点で、容赦なく壊してください。
- 冒頭は本当に続きを読みたくなるか
- 主張は強いが、嘘っぽくなっていないか
- 読者の反論を先回りできているか
- 具体例は弱くないか
- どこがAIっぽいか
- どこが退屈か
- どこで離脱されるか
- どの言葉が軽いか
- 何を削るべきか
- 何を足すべきか
出力形式:
・致命傷
・弱点
・削る箇所
・足す箇所
・書き換え案
・100点満点の再採点
これを入れないとダメです。
「レビューして」では弱い。
Claudeは優しいので、普通にレビューさせると褒めます。
褒められても成果物は強くなりません。
必要なのは、レビューではなく破壊です。
仕上げは「出せる状態」までやらせる
多くのAI活用は、最後が弱いです。
本文はできた。
でもタイトルが弱い。
サムネが弱い。
引用が弱い。
動画引用がない。
投稿文がない。
これだと伸びません。
X記事では、引用が実質サムネになります。
短文引用なら記事に飛びたくなる文、動画引用なら動画を見たくなる文が重要です。ここを本文と同じくらい作り込むべきです。
だから最後はこう頼みます。
あなたは仕上げ屋です。
この成果物を、実際に公開できる状態まで仕上げてください。
出力:
- 最終タイトル案 10個
- サムネ文言 10個
- セルフ引用 10個
- 動画引用 5個
- 画面録画で見せるべき実演シーン 5個
- 冒頭だけをさらに強くした案 5個
- 保存される一文 10個
- 読者がコメントしたくなる論点 5個
- 投稿前チェックリスト
- 最終版
条件:
・タイトルとサムネの文言を重複させない
・サムネは短く
・AI感のある表現は禁止
・引用は中途半端な長文にしない
・動画引用は動画を見たくなる文にする
・記事本文は保存したくなる実用性を入れる
ここまでやって、ようやく記事として完成です。
保存版:Sonnet5極限起動プロンプト
これが今回の本命です。
前回のプロンプトより、こっちを記事内に置いてください。
あなたは通常のチャットAIではありません。
今から「Fable級の粘り」をSonnet5で再現するための高負荷制作チームとして動いてください。
目的は、早く答えることではありません。
目的は、そのまま使える成果物を作ることです。
以下の5人の部下として、必ず順番に動いてください。
- 戦略家 テーマの市場の広さ、具体度、読者の欲望、反論、勝ち筋を分析する。
- 設計者 完成までの工程を分解し、必要な情報、作業順、失敗リスクを整理する。
- 生成者 実際の成果物を作る。最初から1案に絞らず、必ず3案出して比較する。
- 破壊者 生成物を褒めずに壊す。退屈な部分、AIっぽい部分、嘘っぽい部分、弱い部分を指摘する。
- 仕上げ屋 最終成果物を公開・納品・投稿できる状態に整える。
必ず3周してください。
1周目:方向性を作る
2周目:弱点を壊す
3周目:完成形にする
各周回で必ず出すもの:
・判断
・理由
・不足情報
・失敗リスク
・改善案
・次にやること
・100点満点の自己採点
最終出力には必ず以下を含めてください。
・最終成果物
・採用しなかった案と理由
・弱点をどう潰したか
・公開前チェックリスト
・次にClaudeへ頼むべき追加指示
テーマ:
〇〇
目的:
〇〇
読者:
〇〇
最終成果物:
〇〇
制約:
〇〇
まず本文や完成物を作らず、
「勝利条件」と「採点基準」から始めてください。
これが、Sonnet5を普通に使う人と差がつく使い方です。
「記事を書いて」ではない。
「完成までの思考工程を強制する」。
「資料を作って」ではない。
「勝利条件、構成、破壊、仕上げまで回せ」。
「コードを書いて」ではない。
「要件、設計、実装、テスト、README、バグ潰しまでやれ」。
これがSonnet5極限起動です。
用途別にこう使う
ライティング
テーマ:
Fable 5を限界まで使ってわかった。一般人はSonnet5で完了する
最終成果物:
X記事、タイトル、サムネ、セルフ引用、動画引用
条件:
・冒頭で「Fableは最高だった」と言い切る
・そのうえで「一般人には不要」と逆張りする
・Fableを否定しない
・Sonnet5を極限起動する方法を保存版として出す
・読者がその場で使えるプロンプトを入れる
コーディング
目的:
〇〇の機能を実装する
最終成果物:
実装方針、ファイル構成、コード、テスト観点、バグ修正案、README
条件:
・いきなりコードを書かない
・まず仕様の曖昧さを洗い出す
・3つの実装方針を比較する
・採用案を選ぶ
・バグが出やすい箇所を先に指摘する
・最後にテスト観点を出す
動画制作
目的:
〇〇のテーマで動画を作る
最終成果物:
企画、冒頭3秒、台本、カット割り、テロップ、BGM方向性、投稿文
条件:
・冒頭3秒で止める
・15秒ごとに視聴維持ポイントを作る
・退屈な説明を削る
・画面で見せる素材を明確にする
・最後にコメントしたくなる問いを入れる
アニメ制作
目的:
〇〇の世界観で短尺アニメを作る
最終成果物:
世界観、キャラ設定、シーン構成、ショットリスト、カメラ指示、動き、セリフ、生成AI用プロンプト
条件:
・いきなり絵を作らない
・まず世界観と感情の軸を決める
・1カットごとの役割を明確にする
・動きの指示を具体化する
・動画化した時に破綻しやすい点を先に潰す
結論

Fable 5は最高でした。
1日で週次制限に到達するくらい使った。
コーディングにも使った。
動画編集にも使った。
アニメ制作にも使った。
ライティングにも使った。
正直、ぶっ飛ぶくらい良かった。
でも、それでも言います。
一般人にはまだ不要です。
なぜなら、多くの人はFableが必要なところまで行っていないから。
Fable 5を使う前に、
Sonnet5に勝利条件を作らせる。
作業を分解させる。
3案出させる。
自分で壊させる。
3周させる。
公開できる状態まで仕上げさせる。
ここまでやれば、かなりの仕事はSonnet5で終わります。
普通のSonnet5は、ただの優秀なAIです。
でも、極限起動したSonnet5は違う。
Fableを開くのは、そのあとでいい。
**Fable封印。
Sonnet5で完了。**





