
外に出るだけで始まる心の回復
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TL;DR
精神科医の樺沢紫苑氏は、屋外での活動はセロトニンを活性化させ、うつの悪循環を断ち切るためのリハビリテーションであると説いています。
Reading the 日本語 translation
家にいるのは楽。
外に出るのは疲れる。
だからこそ、できるだけ外に出たくない。
メンタルが落ちている時、多くの人はこう感じます。
しかし、実は「外に出ない」という行動こそが、回復を遅らせる最大の原因になり得ます。
コロナ禍以降、家にこもる時間が増え、メンタル不調を訴える人も急増しました。
そんな中、改めて注目されているのが「外出」の重要性です。
- 散歩
- 公園
- ハイキング
- キャンプ
- 花見
- ベンチに座って空を眺める
- 外でランチを食べる
これらの「外に出る行為」が、精神的なリラックスをもたらし、メンタルヘルスに良い影響を与えるという研究結果は数多くあります。
つまり、人間は「家の中だけ」にいては、健康になれないのです。
なぜ花見がメンタルに良いのか
例えば、花見。
ただ桜を見るだけで、なぜこんなにも心が軽くなるのでしょうか。
その理由の一つは、「屋外」であることです。
- 日光を浴びる
- 風を感じる
- 空を見る
- 歩く
- 自然に触れる
それだけで、脳はリラックスし始めます。
さらに、家族や友人、パートナーと過ごす時間は、幸せホルモン「オキシトシン」を分泌させます。
つまり、花見は以下の4つを同時に満たす活動です。
- 屋外活動
- 軽い運動
- コミュニケーション
- 自然との触れ合い
メンタルにとって、非常に有益な行動と言えるでしょう。
「外に出ないこと」が回復を止める
精神科の患者さんでも、調子が悪くなると室内にこもりがちになります。
気分が悪い。
疲れやすい。
外に出たくない。
だから、ずっとベッドにいる。
しかし、そこには落とし穴があります。
外に出ない。
日光を浴びない。
体を動かさない。
すると、セロトニンが活性化されない。
体内時計が乱れる。
睡眠が悪化する。
さらに無気力になる。
つまり、
外に出ない
↓
さらにエネルギーを失う
↓
ますます外に出たくなくなる
という悪循環に陥るのです。
だからこそ、私は「調子が悪い時こそ、朝の散歩が必要だ」と言います。
もちろん、重度のうつ状態で動けない場合は別です。
しかし、多くの人にとっては、「つらいから動かない」のではなく、「動かないからつらくなる」のです。
外に出ること自体がリハビリ
精神疾患からの回復において、「治ってから外に出よう」と考える人は少なくありません。
しかし、順番が逆です。
外に出るから、回復するのです。
これは非常に重要です。
病院に行く。
作業所に行く。
デイケアに行く。
散歩をする。
コンビニに行く。
これらの一つ一つが、リハビリです。
つらいからこそ、意味がある。
疲れるからこそ、訓練になる。
例えば、社会復帰には以下のことが必要です。
朝起きる、
服を着る、
外に出る、
通勤する、
人と関わる、
そして夕方まで活動する。
そういった体力と気力が必要です。
だからこそ、病院に行くことさえ「つらい」という状態を、少しずつ克服していかなければ、社会復帰は難しいでしょう。
もちろん、無理は禁物です。
しかし、「疲れるからやらない」を続けていると、徐々に動けなくなっていきます。
回復とは「できることを増やすこと」
メンタルの回復とは、ある日突然良くなることではありません。
昨日より5分長く外にいられる。
朝日を浴びられる。
コンビニまで歩ける。
それも、立派な回復です。
「今日は外に出られた」
それだけでも、脳にとっては大きな前進です。
だから、家にこもることを「安全」だと思わないでください。
少しでも外に出てください。
光を浴びてください。
空を見てください。
歩いてください。
その積み重ねが、あなたの心を回復させます。
P.S.
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
私、Kabasawa のビジョンは「情報発信を通じて、精神疾患と自殺を予防する」ことです。
この思いで、毎日 X と YouTube を更新し、執筆活動を続けています。
さて、年に1、2回、
秘書チームとキャンプに行きます。
富士山は雲に隠れたり見えたりしていますが、
天気は良く、とても気持ちがいいです。
キャンプでなくても、
近所の公園には大抵、結構な緑があります。
外に出て、
空を見て、
風を感じて、
ぼんやりとする。
それだけで、
思っている以上に心は回復します。
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