こんにちは。Axell.(あくせる)です。
突然ですが、貴方は私を知っていますか?
違います。最近リリースされた新キャラじゃないです。
まあ知らんですよね。
これでもApex Legendsというゲームでプロゲーマーをやってた人です。
もう3年も前ですけどね。3年前は割とブイブイ言わせてた側の人間ですが、月日が経つともう名前すら覚えられてないんですよね。。。
時代を感じます。
この記事は、過去eSports業界に居た人間として、これからプロゲーマーを目指したい人、あるいは既に目指している人に向けて書いています。
まあ、ゲーマーなんて文字読まないだろ。という思いと、個人的な考えの吐き出し程度にはなりますが。
プロゲーマーになるは簡単。続けるは困難。
言い得て妙ですね。
正直な話、プロゲーマーになること自体はそこまで難しくありません。
もちろん一定以上の実力は必要ですし、誰でもなれるわけではありません。時間を投下して、才能や適性があって、運にも恵まれれば、プロチームに所属するところまでは辿り着けると思います。
僕の場合だと、シーズン8の頃にプレ踏んで、S9か10くらいの頃にはプロになってました。ちゃんと大会にも出るようになりましたよ。
ちょうどこのタイミングで戦国と加入交渉の話があって、あれよあれよと
プロになりました。詳細な金額は伏せますが、生活するには程遠いものの、学生のお小遣いとしては十分すぎる金額を貰えることになりましたね。
学生のうちにゲームでお金貰えるだけすごいと思った?
全然そんなこと無いです。そんな甘い世界じゃないです。
「ゲームが好きだから」「自分はランクが強いから」「プレデターを踏めたから」くらいの生半可な気持ちで入ってきて良い世界ではないです。
Apexを仕事にすると、毎日同じゲームを何時間もやることになります。
結果を出すために。契約を勝ち取る為に。
好きで始めたゲームが、義務になります。
毎日何時間も練習して、スクリムに出て、大会に出て。みたいなことを、
毎月の給料5万円で求めてくるふざけたチームも全然あります。
もちろんチーム側にも事情はあると思いますが、
**生活できるわけでもない。
将来が保証されるわけでもない。
そのうえで結果だけは求められる。**
「プロゲーマー」という肩書きは貰えるかもしれませんが、
その肩書きだけで飯は食えません。
もしあなたが「ゲームが好きだから」という理由だけでプロゲーマーを目指しているなら、本当に考え直した方がいいです。
当たり前に、何かのTOPを目指すということは、有象無象の競争相手がいます。
既に競技シーンを何年も続けているプレイヤーがいます。
毎日何時間もスクリムに出て、ランクを回して、VODを見返して、環境を研究している人たちがいます。
その人達に追いつくんじゃないんです。追い越さないとダメなんです。
貴方は、その人達を差し置いて1番になる自信がありますか?
無理ですよ。諦めてください。時間の無駄です。
99.9%続けられないです。
将来も保証されません。
チームがなくなれば仕事もなくなります。
ゲームの人気が落ちれば市場も縮小します。
自分の人生なのに、自分でコントロールできない要素があまりにも多い。
競技に本気になればなるほど、他のキャリアを積む時間がなくなります。
大学に行く人。資格を取る人。就職して経験を積む人。
周りがそうやって未来への投資をしている間、自分は何千時間もApexをプレイしなければなりません。
もちろん挑戦自体は否定しませんが、本当に時間を無駄にする覚悟があるならやればええと思います。
引退したら配信者になればいい?
ストリーマーとしてやっていけばいい?
VTuberとかになるのも一つの手?
世の中を舐めるな。なれません。
あれもあれで求められているスキルのベースが大幅に上がってます。
ただゲーム配信を垂れ流して人が来る時代はもうとっくに終わってます。
そんな簡単な世界ではありません。
引退した時に初めて気付きした。マジで何も残ってません。
普通に生きていく上でSNSのフォロワーなんて必要ありません。
もっと言うと、応援してくれたファンの存在すら無意味と感じてしまうこともあったくらいです。
やってるうちは、コミュニティは自分のことを選手として評価してくれますが、辞めた後は終わった選手としてゴミのように扱ってきます。
正直これも結構堪えます。
結果が出なかった時にどうするのか。
引退後に何をするのか。
そこまで考えて、それでもやりたいなら挑戦すればいいと思います。
まあ少なくとも自分は、もう一度高校生に戻れるなら普通に勉強して大学行ってるでしょうね。
自分の人生を生きていく中で、普通に進学して就職する人生と、もう一度プロゲーマーを目指す人生を見比べた時、後者はタレントとして成功する以外、正解の道がないんですよね。0.0001%くらいの確率を引き当てないとダメな道です。
それくらいプロゲーマーという職業は割に合わないです。
僕はセカンドキャリアが怖くて早々にプロゲーマーを辞めました。
でもよくよく考えたら、1年半でサラリーマンの年収くらいは稼いでたんですよね。
これが良かったのか悪かったのはさておいて、少なくとも僕の場合は多くの時間を無駄にしたなぁと、辞めてから感じています。
まあ、自分の人生なので良きように…
書ききれてない部分も多いので、質問あったら答えますよ。ほな。





