感謝を込めて:楽天を退職するにあたって

@Nicotama222
日本語1 日前 · 2026年7月03日
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TL;DR

SNS を活用して 3 万回線以上を獲得したトップパフォーマーが、モバイル・保険業界の課題を解決し、消費者の利益を最大化する中立的なコンサルティングを提供するために楽天を退職しました。

ご報告です。

私は2026年6月30日をもちまして、楽天を退職しました。

ここまで関わってくださった全ての方に、心から感謝しています。

三木谷さん、上司、後輩、ユーザー様。

本当に多くの人に支えられて、ここまで来ることができました。

自分にとっては大きな節目なので、過去を振り返りながら、今の心境を書き連ねてみます。

私は特に直近2年間は楽天モバイル漬けの日々でした。

Xは400,000ポスト。

YouTubeは1年で500本以上投稿してきました。

他にも様々なプラットフォームに種を蒔きました。

そして、私経由でお預かりした楽天モバイルの個人回線は

直近2年で累計30,000回線以上です。

ご契約いただいた方々、本当に有難う御座います。

こんな私がどんな人間で、何に突き動かされてここまできたのか、退職の理由、そして今後の向かう先についてまとめてみました。

少し長くなりますが、お付き合いいただけますと幸甚です。

過去の話

「三木谷さんと働きたい」

学生時代の私はそう思いました。

1人の経営者が、日本を本気でエンパワーメントしている姿に心を打たれたからです。

そして、大学4年生の時に、楽天グループを受けました。

しかし、エントリーシートで落ちました。

そして1社目は某銀行に入社。配属先は、保険や証券の営業。

ただ、三木谷さんと働きたい思いを捨てきれず、再度楽天グループを中途で受けました。また落ちました。

力をつけようと、2社目に選んだのがプルデンシャル生命です。

(※スカウトで採用される人が多い中、私は自ら志願した志願兵です)

ここでは固定給というものが基本的にありません。

ご契約をお預かりできなければ、給料は0円。

最初は不安で仕方がなく、とにかく手を動かしました。

朝7時から深夜2時まで、年間360日営業。

泥臭いことは、全部やりました。その甲斐あって、結果は多少出ました。

(※MDRTの基準を満たしていたくらいですが)

ボディビルで破滅する

少し話は変わります。

実は私、ボディビルのコンテストに10年ほど出場し続けています。

田草川さん - inline image

一番右が私です!

大した結果は出していませんが、それなりに覚悟をもって挑戦し続けています。

ただ、プルデンシャル在籍時、ある大会へ出場する年、その準備過程で身体を壊しました。

いつもは減量幅が20キロくらいなのですが、その大会だけは30キロ近く落とす必要があったんです。

大会前の最後の1カ月は減量が間に合わない焦りから、朝3時に起きて、4時間階段ダッシュ。

7時から10時までウォーキング、11時から12時まではリュックに30キロのダンベルを担いでウォーキングランジ。

起きてからここまで水とアミノ酸しか取りません。空腹時が一番除脂肪できるからです。

そして12時頃にようやく1食目。米200グラムと鶏胸200グラム。

14時くらいから17時までジムでトレーニング。17時から18時までポージング。

そこから2食目も米200グラムと鶏胸200グラム。20時には、もうベッドの中です。

空腹と大会へのプレッシャーから寝れるわけもなく、寝返りを打ち続けながら朝3時を迎え、また同じ1日が始まります。

これを繰り返していたら、精神と肉体を壊してしまいました。

大会へはなんとか出場して、期待していた結果は残せました。

ただ、その年、ボディビルの大会に向けて4カ月間ほど、一切のプルデンシャルでの営業活動を自主的にストップさせてしまいました。

保険業界の怖いところですが、多くの人は一度止めてしまった足を再び動かすことは難しいです。私もその一人でした。

プルデンシャルを含めて、保険の営業は本当に大変です。

完全にフルコミッション。

ご契約をお預かりしなければ死ぬ、という世界線。

一人でなんとかしなければいけないプレッシャーに、私は耐えきれませんでした。

楽天への転職

そこでまた転職を決意し、再び楽天を受けました。

当時、楽天はモバイル事業の拡大に伴い、積極的に採用に力を入れている時期だったこともあり、奇跡的に採用いただけました。

我ながら本当に運が良いなと思います。

三木谷さんと一緒に働けることへの喜びもありましたが、当時は普通の会社員に戻り「固定給を毎月いただける」という安心感の方が大きかったです。

確かに、会社員に自由はそれほどないかもしれません。

でも、少なくとも生活は保証される。

私にとって、それが一番楽だと思いました。

改めて、「サラリーマン」「会社」という機能は本当に凄いです。

・経費でPCや電気代、出張先の宿泊費やご飯代まで出してくれる

・社会保険料を払ってくれ、家賃補助までもらえたりする

・素敵な出会いをもたらしてくれる

・授業料を払わずに勉強することができる

・経験を積んでいるだけなのにお金までもらえる

・より多くのお金をもらうための機会まで提供してくれる

・会社のお金やブランド、人を使うことで、個人では経験できない規模の仕事ができる

こんな仕組み、他にはありません。

プルデンシャルで一度屍になった経験を通して、楽天で受けた恩恵を、骨身に染みて実感しました。

そんな私を救ってくれた楽天、そして三木谷さんへの恩返しをしたいと思い、それを原動力に、在職時代を過ごしました。

楽天での活動内容

具体的な職務内容は伏せますが、「楽天モバイル1,000万回線到達」「楽天モバイルをナンバーワンキャリアにする」というのが私の大枠のミッションでした。

(※おかげさまで2025年12月に1,000万回線は達成しました。ご契約いただいている方々、本当に有難う御座います。)

そして、三木谷さんはある年、ある決断をしました。

「全楽天社員が本業とは別に、楽天モバイルの個人回線獲得を追う」

という施策です。

全社員が家族や友人、知人に楽天モバイルを勧めたり、ポスティングをしたりします。

目的を達成させるためなら、ルールの範囲内で手段は何でもありです。

私も本業は別でありましたが、少しでも会社のためになるならと、業務時間外に個人回線獲得に向けて動き出しました。

その営業活動の手段の一つとして浮かんだのが、

「SNSを通して楽天モバイルを広められるんじゃないか」

という考えです。

各社員がSNSで楽天モバイルを売るというのは、会社として相当のリスクがあります。それを三木谷さんは許容しました。

だったら私もやるしかない。そう心に決めました。

そして、それまでXは見る専でしたが、約2年前の2024年3月から、このアカウントで楽天モバイルの発信をスタートしました。

ひたすらPDCAを回し、気づいたらXでは2年で40万ポストしていました。

※ちなみにXの中の人は、本当に私1人だけです

その裏では、YouTubeで長編動画を月間平均40本ほど投稿しました。

他にもほぼ全ての大き目な媒体にはタネをまいて、最終的には私経由で単月3,000回線以上、楽天モバイルのご契約をお預かりするまでになりました。

一般的な携帯キャリアショップでは月間100回線も獲得すればそれなりと言われています。その中で、社員一人の人件費で、30店舗分の実績を出していたことになります。

(※当然ですが、正確には間接的なコストが色々発生しているので、全て私一人の力というわけではありません。分かりやすく表現しています。)

そんな中、私は楽天を退職しました。

なぜか。

理由は3つあります。

【楽天を退職した1つ目の理由】

楽天を退職した方が、楽天モバイルの獲得回線数を最大化できると思ったからです。

大手企業あるあるだと思いますが、組織が大きい分、色んな社内の人間の利害関係が絡みます。

私にはそれが足枷に感じました。

日々の業務の中で、本質的じゃないと感じる部分がありました。

私の強みを最大限生かすには、内側より外側にいた方が合理的だと思いました。

本当は退職せずとも、それができたらよかったのですが、私の力不足により叶いませんでした。

また、私は楽天モバイルを本当にいいサービスだと思っていますし、心から愛しています。

だからこそ、楽天モバイルが合わない方、向かない方に無理に契約してもらって、嫌な思いをしてほしくありません。

社員という立場では、どうしてもを正直に話しづらい場面がありました。

これからは、社員時代は言えなかった楽天モバイルの課題点も、忖度なく話していきたいと思っています。

【楽天を退職した2つ目の理由】

法人契約においては、楽天モバイルよりも他大手キャリアの方がお客様のためになる場合が多いと思ったからです。

この発信を始めてから、恐らく100社以上の法人様から「楽天モバイルを法人契約をしたい」とご連絡をいただきました。

ただ、今だから言えますが、私はそれを全てお断りしていました。

理由は2つあります。

①電波の問題

楽天モバイルの電波は他の大手キャリアに比べて良いとは言い切れません。

ドコモやau、ソフトバンクは20年30年かけて基地局を作っていますが、楽天はまだ10年も経っていません。

以前に比べればかなり良くなりましたが、それでも他大手キャリアには及ばないと感じるのが正直なところです。

個人で使う分には許容できることも、法人ではそうはいかないケースが多いと思います。

今の段階において、法人契約で複数回線をご利用される場合は、電波がより強いキャリアを選んだ方が良い場合もあります。

②価格の問題

法人契約においては楽天モバイルよりも他大手キャリアの方が安くなるケースがあります。

なぜなら、どのキャリアも法人の複数回線契約に対しては、公式サイトには載っていない「相対契約」という特別なプランを提案できるからです。

各携帯キャリアは法人の顧客獲得に必死なので、後出しジャンケンのような形で、既存の契約よりもさらに安いプランを提示してくることがあります。

それが相対契約です。

こうなると、楽天モバイルよりもプラン料金が安くなるケースが往々にしてあります。

この仕組みについては、以下の記事でもう少し詳しく解説しています。

安く法人携帯を契約する方法

社用携帯を契約している法人経営者様、みなし法人、個人事業主の方は是非ご一読ください。通信費における固定費削減にお役立ちできるかもしれません。

以上2つの理由から、法人回線契約のご相談をお断りしていました。

ちなみに、携帯業界には、様々な闇があります。

詳しくはこちらの記事にまとめています。

携帯業界の闇

【楽天を退職した3つ目の理由】

生命保険業界を変えたいと思ったからです。

冒頭でもお伝えしていますが、私は元々プルデンシャル生命の営業マンでした。

そこで見たのは、保険業界の闇です。

その闇に、家族も巻き込まれていました。

少し、私の父と母の話をさせてください。

私が生まれたタイミングで、父と母は某大手生保の保険に加入してくれていました。

保険料はそれぞれ毎月2万円ほど。

以来40年間、ずっと支払い続けてきました。

昔、私がプルデンシャルにいた時、両親に「保険の内容は理解している?」と聞いたことがあります。

返ってきたのは

「保障と貯金がセットの保険らしい」

「解約したらお金が戻ってくるはず」

こんな、あやふやな答えでした。

それでも「担当者の人が良くしてくれるから」という理由だけで、40年間払い続けていたんです。

そこで、初めて私が両親の保険証券を確認してみました。

よくある、一般的な大手生保の商品でした。

そして、その内容をそのまま二人に伝えたんです。

すると母は、少し涙ぐんでいました。

なぜなら40年間、毎月2万円払い続けてきて積み立てられていたのは、たったの50万円だったんです。

両親2人で支払った総額は約1,920万円。

母は、そのほとんどが戻ってくると思っていたそうです。

誤解しないでいただきたいのですが、これが悪徳な商品だったというわけではありません。

「アカウント型保険」という大手生保の主力商品です。

この内容に関して、より詳しくはこちらの記事で解説しています。

個人保険の闇

保険業界の闇の根源は

それは「営業マンが受け取る手数料の高さによって、お客様に提案される商品が決まってしまう」という点にあります。

例えば、お客様にはAという商品の方が合っている。

それなのに、営業マンの懐に入る手数料はBの方が大きい。だからBが提案される。

こんな馬鹿みたいな話が、日常的に発生しているんです。

例えば月々2万円ほどの保険だと、営業マンには約24万円の手数料が入ります。

これが商品によっては、この手数料に5万円から50万円ほどの差があります。 ※代理店によっても幅あり

お客様に手渡された提案書の裏側には、営業マンの取り分がびっしり計算されているんです。

正直、生命保険業界は携帯業界よりはるかに闇深いです。

私自身もプルデンシャルにいましたが、全くお客様のためになる提案ができていなかったなと強く後悔しています。

また、私が言うのも心苦しいのですが、

自社の保険しか売れない営業マン(=1社専属の保険営業マン)から保険に入るのは、やめた方がいいです。これは営業マン個々人の善悪の話ではなく、構造の話です。

この内容に関しても、詳しくはこちらの記事で解説しています。

個人保険の闇

結論として、保険は複数社の商品を扱える「代理店」から入ることをおすすめします。

そこで、自分の手数料のことを考えない優秀な保険屋から、一番自分に合った保険に入るのが一番良いです。

生命保険は付き合いで契約するものではありません。

生きていく上で本当に必要なものを、正しく選択できる方が増えればと思っています。

以上3つの理由から、私は楽天を退職しました。

私の本質的な想い

色々話しましたが、私の一貫した想いは

「正しい情報を知らないだけで、損する人を減らしたい」です。

例えば月6,000円のスマホ代が、楽天モバイルに乗換えて月2,000円になる。

・月4,000円の節約

・年48,000円の節約

・30年で1,440,000円の節約

スマホ代という固定費を削れば、もっと大切なことにお金を使えます。

生命保険でも、似たような商品なら月10,000円より3,000円の方がいいはずです。

スマホ代を抑えて、一度の人生、もっと大切なことにお金を使ってほしい。

正しく生命保険に加入して、自分や自分の大切な家族を守ってほしい。

それが私の想いです。

三木谷さんへ

三木谷さんは社員数万人を抱える経営者でありながら、誰よりも手を動かし、汗を流し、自ら陣頭指揮をとります。

その姿が本当にカッコいいと、今でも心から思います。

楽天は、本当にいい会社です。

「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」

この企業理念が、全社員に浸透しています。

その組織力は、日本を代表するものだと確信しています。

ここで働けたことを誇りに思います。

これからは、外から楽天を引き上げていくつもりです。

在職時、私個人の楽天モバイルの営業活動において、単月でお預かりした最高回線数は3,213回線でした。

退職後は毎月10,000回線お預かりする仕組みを2026年12月までに作ります。

三木谷さんのミッションである「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」というものを外から一緒に成し遂げたいと思います。

さいごに

【もし法人回線についてご相談したい方がいれば、信頼できる代理店をお繋ぎします】

どの代理店も特定のキャリアしか取り扱っていない場合が多いですが、私が信頼している代理店は全ての大手キャリアやそのサブブランドの法人回線も扱っています。

法人様の状況に合わせて最適なご提案をすることが可能です。

ご相談はこちらから承っているようです。

【お問い合わせ】法人携帯に関して

法人様の通信費における固定費削減にお役立ちできるかもしれません。

ちなみに、みなし法人や個人事業主の方も対象です。

詳しくは、法人携帯の詳細記事もあわせてご覧ください。

安く法人携帯を契約する方法

【保険についても、もし相談したい方がいれば、私が心から信頼しているファイナンシャルプランナーをお繋ぎします】

ご相談はこちらから承っています。

【お問い合わせ】保険に関して

より詳しくは、個人保険と法人保険の詳細記事もあわせてご確認ください。

個人保険の闇

法人保険の闇

「今の契約内容がよくわからない」という方は、セカンドオピニオン的な形で、一度相談されてみてもいいかもしれません。

生命保険文化センターの「令和6年度 生命保険に関する全国実態調査」によると、1人あたりの年間払込保険料は平均約19.6万円、月額約16,000円です。

生涯総額で考えると1人あたり年19.6万円 × 40年=約784万円になります。

これだけのお金を「なんとなく支払い続ける」「保険屋との付き合いで払い続ける」のは、おかしいと思います。

これからについて

また、私はゼロからスタートです。

プルデンシャル時代、固定給が無い恐怖に負けて会社員に戻ったのに、また「独立」という選択をしました。

今回の選択が正解かどうか、今はわかりません。

でも、自分の中では前向きな決断です。

私が大切にしているフレームワークに、「選択に迷ったら、数十年先の未来から今を振り返ったときに、どんな思い出話をしたいか考える」というものがあります。

ずっと楽天にいる選択肢もありましたが、今回の選択も自分らしくて面白いのではないかと思います。

また、プライベートでは再度ボディビル競技に向き合っていきます。

あと5年くらいしたら、退屈を楽しめるようになりたいです。

それまでは馬車馬のように手を動かします。

これまで関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。

またこれからも、どうぞよろしくお願いいたします。

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