How a Single NotebookLM 'Self-Note' Started Making My Dreams Come True

@ai_jitan
日本語22 時間前 · 2026年7月02日
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TL;DR

This guide explains the 'Self-Note' system using NotebookLM to verbalize personal values and track goals. By combining AI analysis with weekly voice-memo reviews, users can create a personalized growth loop for real-world achievement.

僕の人生を変えたのは、たった1つのノートでした。

大げさに聞こえるかもしれません。でも、事実です。残業まみれだった僕が残業ゼロになり、「NotebookLMで一番詳しい発信者になる」という夢を持ち、毎日発信を続け、KADOKAWAから書籍を出すという目標に手が届くところまで来た。この変化の中心には、いつも1つのNotebookLMのノートがありました。

僕はそれを「自分ノート」と呼んでいます。

先日書いた「NotebookLMの本当のトリセツ」の中で、この自分ノートに少しだけ触れました(まだの方はこちら👇)。

https://x.com/ai_jitan/status/2072435662486388890

「これだけは一生育てるノートを1つ決めよう」という話です。すると、想像以上に多くの反響をいただきました。「自分ノートについて、もっと詳しく知りたい」と。

なので今回は、この1テーマだけを、超深掘りします。自分ノートの作り方から、育て方、そして人生を変える回し方まで。僕が実際にやっていることを、プロンプトごと全部公開します。

先に、この記事の結論を言ってしまいます。

人生は、大きな決断では変わりません。「自分を言語化し、目標との距離を毎週測る」という小さなループで変わります。 自分ノートは、そのループを回すための装置です。

目標を立てても、いつも続かない。自分が本当は何をしたいのか、実はうまく言葉にできない。AIに相談しても、当たり障りのない一般論しか返ってこない。——この悩み、すごく分かります。全部、昔の僕です。そして、これらの悩みの根っこは、ぜんぶ同じところにあります。

その根っこの話から、始めましょう。

第1章:なぜ、目標は達成できないのか

少しだけ、昔の僕の話をさせてください。

数年前の僕は、残業まみれでした。目の前の仕事に追われ、帰る頃にはヘトヘトで、「このままでいいのか」というモヤモヤだけが積もっていく。年始に目標らしきものを立てても、数週間で日常に流される。自分が何をしたいのかすら、はっきり言葉にできていませんでした。

転機は、AIとの出会いでした。NotebookLMを使い倒して残業をゼロにできたとき、僕は初めて「時間」を取り戻しました。でも、本当の変化はその先です。取り戻した時間で何をするのか——それを考える過程で、僕は自分ノートを作り、自分を言語化し始めました。

そこで初めて、「NotebookLMで一番詳しい発信者になる」という自分の夢が、言葉になりました。夢が言葉になると、目標が立てられます。「フォロワーを年内に10,000人にする」「毎月10万円の副収入を得る」。そして毎週、その目標との距離を測りながら、1年間発信を続けてきました。書籍の話は、現実になりました。

これは、僕に特別な才能があったからではありません。「言語化して、距離を測り続ける」仕組みを持っていたか、いなかったか。 その差だけです。だからこそ、昔の僕と同じ場所にいる人に、この仕組みを渡したいんです。

では、なぜ多くの人は目標を達成できないのか。原因を構造から見ていきます。

新年に目標を立てる。手帳に書く。数週間で忘れる。年末に「今年も何もできなかった」と振り返る。——このループ、経験ありませんか。僕は何年も繰り返していました。

意志が弱いからではありません。構造の問題です。目標が達成できない原因は、大きく3つあります。

原因①:自分自身が、言語化されていない

いちばん根深いのが、これです。自分の強み・弱み・価値観・本当にやりたいこと。これらを言葉にできている人は、ほとんどいません。

自分が言語化されていないと、何が起きるか。まず、立てる目標がズレます。世間で良いとされる目標、誰かの受け売りの目標を立ててしまう。自分の強みを活かせない戦い方を選んでしまう。そして、AIに相談しても無駄になります。AIはあなたのことを何も知らないので、誰にでも当てはまる一般論しか返せない。あなたを理解していない相手からは、あなたのための答えは出てきません。 それが人間でも、AIでも同じです。

原因②:「目的」と「目標」が混ざっている

2つ目は、目的と目標の混同です。この2つは、似ているようで全く違います。

目的は「なぜやるのか」。目標は「いつまでに何を達成するか」。 そして大事なのは、順番です。目的があるから、初めて目標が設定できる。

たとえば「お金を稼いで家族を幸せにしたい」。これが目的です。この目的があるから、「じゃあ家族を幸せにできる金額は月いくらなのか」「それは現実的に達成可能なのか」を考えられて、「月に◯万円を副業で稼ぐ」という目標が導き出せる。目的というモノサシがあるから、目標の数字に根拠が生まれるんです。

逆に、目的のない目標は、ただの数字です。「なんとなく月10万円稼ぎたい」には根拠がないから、しんどくなった瞬間に「別にやらなくてもいいか」と崩れます。目標がブレる人は、目標の立て方が下手なのではなく、目的を言語化していないだけなんです。

原因③:立てた目標との「距離」を、誰も振り返らない

そして、これが最大の原因です。断言します。目標を達成できない最大の理由は、才能でも意志力でもなく、「立てた目標との距離を振り返らないこと」です。

考えてみてください。カーナビは、目的地を設定した後、ずっと現在地を測り続けるから、目的地に着けます。もし現在地が分からなかったら、どんなに正確な目的地を設定しても、絶対にたどり着けません。

僕たちの目標も同じです。1月に目標を立てて、次に思い出すのが12月なら、それは11か月間、現在地不明で走っていたのと同じ。ズレても気づけない、修正もできない。達成できないのは、当たり前なんです。

解決策:この3つを、1つのノートで解決する

ここまでの3つの原因は、バラバラの問題に見えて、実は1つの仕組みでまとめて解決できます。

  • ①自分を言語化してストックする。
  • ②目的から目標を導いて書く。
  • ③毎週、現在地を振り返って追記する。

——この3つを、1つのNotebookLMのノートでやる。それが「自分ノート」です。

そして、このノートをAIに繋ぐと、何が起きるか。あなたの強みも弱みも、目的も目標も、これまでの歩みも、すべて理解したAIが誕生します。そのAIが立てる計画は、もう一般論ではありません。あなたのための、あなた専用の答えです。

ここから、実際に作っていきましょう。

第2章:自分の"すべて"を言語化する(土台づくり)

自分ノートの土台は、あなた自身の言語化です。強み、弱み、経験、過去、未来、夢、発信の軸、性格、価値観。自分にまつわるあらゆる情報を、テキストにしてストックします。

具体的には、この9項目を目安にしてください。

  • 強み:人より苦もなくできること、よく褒められること
  • 弱み:つまずきやすいパターン、逃げたくなる場面
  • 経験:これまでの仕事・挑戦と、そこで得たもの
  • 過去:原体験。いまの自分を形づくった出来事
  • 未来・夢:本当はどうなりたいか。誰に何を届けたいか
  • 発信の軸(発信者なら):何を、誰に、どんなスタンスで発信するか
  • 性格:熱しやすいか、慎重か。どんなときに力が出るか
  • 価値観:何を大事にし、何が許せないか
  • 現状:いまの仕事・時間・使えるリソース

「全部埋めなきゃ」と気負わなくて大丈夫です。この項目は、あくまで地図。そして、自分でイチから書く必要はありません。 AIに引き出してもらいます。方法は3つ。どれも数分で終わります。

方法①:ChatGPT/Geminiの「過去ログ」から掘り出す

普段からAIと会話している人は、そのチャット履歴が最高の素材です。あなたが日々AIに相談してきた内容には、あなたの悩み、考え方、興味、価値観が、無意識のうちに大量に刻まれています。

手順は、5分で終わります。ChatGPTまたはGeminiを開いて、このプロンプトを送るだけです。

私の思考を言語化したい。 過去のチャット履歴から、私の体験・想い・目的・ターゲット・原体験・哲学・ノウハウなど、発信に関わるあらゆる情報を徹底的に分析し、網羅的に出力して

出力されたテキストをコピーして、NotebookLMのソースに貼り付ける。これだけで、あなたの脳内の断片が、体系化されてインストールされます。

方法②:Grok × Xで掘り出す(X発信者専用の裏技)

Xで発信している人は、もっと強力な方法があります。Grok(XのAI)を使えば、あなたの過去ポストが、そのまま「思想書」に変わります。

Grokを開いて(Xプレミアム以上が必要です)、このプロンプトを送ってください。

下記アカウントの発信内容を分析し、発信者の思想・軸・目的・ターゲット・価値観を徹底的に言語化して出力してください。 アカウント名:○○ ID:○○

出力されたテキストを、NotebookLMのソースへ。これのすごいところは、自分でも気づいていなかった「無意識のこだわり」や「隠れた軸」まで、AIが客観的に言語化してくれることです。毎日のポストは、あなたが思っている以上に、あなたの思想を語っています。それを鏡のように見せてもらえる感覚です。

方法③:ボイスレコーダーに、ただ喋る

「AIとの会話履歴も、Xの発信もない」という人は、いちばん原始的で、いちばん強い方法があります。ボイスレコーダーに向かって、自分のことを喋るだけです。

スマホの録音アプリを立ち上げて、10分、自分について話してください。これまでの仕事で嬉しかったこと、悔しかったこと。得意なこと、苦手なこと。将来どうなりたいか。何が許せなくて、何を大事にしたいか。きれいに話す必要はありません。思いつくまま、散らかったままでいい。

録音を文字起こしして(NotebookLMは音声ファイルをそのままソースにできるので、実は文字起こしすら不要です)、ノートに入れる。書くのは苦手でも、喋るのは誰でもできます。 そして、話し言葉には、書き言葉では出てこない本音が乗ります。

この「思考ファイル」は、すべてのAIに効く最強の資料になる

3つの方法、どれでも構いません。組み合わせれば、なお強い。こうして出来上がった「自分の思考ファイル」について、1つ大事なことをお伝えします。

これは、NotebookLM専用の資料ではありません。ChatGPTでも、Geminiでも、Claudeでも、この先登場するどんなAIにも渡せる、"最強の自己紹介資料"です。

AIの性能は、これからも上がり続けます。でも、どんなに賢いAIも、あなたのことを知らなければ、一般論しか返せません。逆に、この思考ファイルさえ渡せば、どのAIも一瞬で「あなたを理解した相棒」になる。AIツールは移り変わっても、あなたの言語化データは一生モノの資産です。 一度作れば、AI時代をずっと戦える武器になります。

第3章:「目的」と「目標」を分けて書く(ブレない芯)

自分の言語化ができたら、次は、自分ノートに「芯」を通します。それが、目的と目標です。ここが曖昧なままだと、どんなに立派なノートも、ただの日記になってしまいます。

まず「目的」を書く。目標は、その後

第1章で書いたとおり、目的と目標は別物です。目的は「なぜやるのか」という理由。目標は「いつまでに何を達成するか」という到達点。 そして、必ず目的が先です。

僕自身の例を出します。僕には「NotebookLMで一番詳しい発信者になる」という夢があります。AIで時間を取り戻せる人を一人でも増やしたい、という想いが根っこにある。この目的があるから、「フォロワーを年内に10,000人にする」「KADOKAWAから書籍を出す」という目標に、意味と根拠が生まれます。数字は、目的を叶えるための通過点だからこそ、追いかける力が湧くんです。

だから、自分ノートにはまず、こう書いてください。

【私の目的】 なぜやるのか:(例:お金を稼いで、家族との時間と心の余裕を手に入れたい) その先にある景色:(例:子どもの行事に必ず参加できる働き方をしている)

きれいな言葉でなくていい。本音を書いてください。この目的が、これから先、目標がブレそうになったときに、あなたを引き戻す錨になります。

目標は「期限つき」で、SMARTの法則で設定する

目的が書けたら、目標です。ルールは2つだけ。必ず期限をつけること。そして、SMARTの法則で設定すること。

SMARTの法則とは、良い目標の5条件です。

  1. Specific(具体的か)
  2. Measurable(測定できるか)
  3. Achievable(達成可能か)
  4. Relevant(目的と繋がっているか)
  5. Time-bound(期限があるか)

「頑張って副業で稼ぐ」はSMARTではありません。「12月31日までに、副業で月5万円の収入をつくる」なら、SMARTです。

とはいえ、自分で5条件を満たす目標を組むのは、意外と難しい。なので、これもAIにやってもらいます。自分ノート(目的と思考ファイル入り)に、このプロンプトを投げてください。

私の目的と、ストックされた私の情報(強み・弱み・状況)を踏まえて、目標をSMARTの法則で設定するのを手伝ってください。

❶ 私の目的から考えて、目指すべき目標の候補を3つ提案する ❷ それぞれ「達成可能性」と「目的との繋がり」を、私の強み・弱みを根拠に評価する ❸ 最有力の目標を、期限つきのSMART目標として1文に仕上げる

現実離れした目標ではなく、私の現状から手が届く、 それでいて目的に近づける目標にしてください。

ここで効いてくるのが、第2章の言語化です。あなたの強みも弱みも知っているAIは、「あなたにとって」現実的で、かつ挑戦しがいのある水準を提案してくれます。一般論の目標設定とは、精度がまるで違います。

第4章:年間ロードマップで「現在地」を見えるようにする

目的と目標が定まりました。次は、目標までの道のりを「見える化」します。作るのは、年間ロードマップです。

なぜロードマップが必要なのか

「12月までに月5万円」という目標だけだと、7月の自分が順調なのか遅れているのか、判断できません。判断できないものは、修正もできない。

そこで、目標を月ごとのマイルストーンに分解します。「7月末までに◯◯、8月末までに△△……」と道標を置いておけば、いま自分がどこにいて、目標とどれだけ差があるのかが、いつでも測れるようになります。カーナビでいう「ルート表示」です。これがあるから、次章の「振り返り」が機能します。

ロードマップは、プロンプト一撃で作れる

これも、自分で唸りながら作る必要はありません。自分ノートに、このプロンプトを投げるだけです。

ストックされた私の目的・SMART目標・強み・弱み・現状を踏まえて、目標達成までの「年間ロードマップ」を作ってください。

❶ 目標から逆算して、月ごとのマイルストーン(その月末に到達しているべき状態)を設定する ❷ 各月の「重点テーマ」を1つに絞る(あれもこれも詰め込まない) ❸ 私の弱みでつまずきそうな月には、先回りの対策を一言添える ❹ 無理のない設計にする。詰め込みすぎは失敗の元です

出てきたロードマップは、これも日付入りタイトルでソースに追加します。これで、自分ノートに「目的地」と「ルート」が揃いました。

ここまでが、自分ノートのセットアップです。正直、ここまでなら、他の目標管理術でもできます。でも、ここから先が、自分ノートが「人生を変える装置」になる本番です。この仕組みの心臓部は、次の章にあります。

第5章:週1時間の「振り返り」が、すべてを変える(最重要)

ここが、この記事でいちばん伝えたいことです。ここだけ読んでもらってもいい、というくらい重要です。

第1章で書いたとおり、目標を達成できない最大の理由は、立てた目標との距離を振り返らないことです。裏を返せば、振り返りさえ習慣にできれば、目標達成の確率は劇的に上がります。そして自分ノートは、この振り返りを「貯める場所」として機能したとき、真価を発揮します。

やることは、週1時間、喋るだけ

おすすめは、毎週土日のどちらかに、1時間だけ振り返りの時間を確保することです。「1時間も?」と思ったかもしれません。大丈夫です。やることは、ボイスレコーダーに向かって喋るだけです。

今週、何をやったか。その結果、どうなったか。目標に近づいた実感はあるか、それとも遠ざかったか。うまくいったことは何か。つまずいたことは何か。来週はどうしたいか。——これを、思いつくまま、スマホに向かって話す。きれいにまとめる必要はありません。愚痴が混ざってもいい。

そして、その録音(または文字起こし)を、日付入りのタイトルで自分ノートのソースに追加する。「振り返り_2026-07-05」のように。これで終わりです。

書くのではなく喋るのがポイントです。書こうとすると、構えてしまって続きません。喋るだけなら、散歩しながらでも、お風呂上がりでもできる。続けられる形にしておくことが、何より大事です。

貯めるほど、ノートが「あなたの歩み」ごと育っていく

この週次振り返りを貯めていくと、自分ノートに、他では絶対に手に入らないものが蓄積されていきます。あなたの「歩みの記録」です。

何をやって、何が起きて、どう感じて、どう修正したか。この時系列データは、世界のどこにも売っていません。あなただけの一次情報です。そして、これが貯まったノートにAIを繋ぐと、AIは「いまのあなた」だけでなく、「ここまでのあなたの軌跡」を踏まえて答えられるようになります。

「3週間前も同じところでつまずいていますね。このパターンは、あなたの弱みの◯◯が原因かもしれません」。——こんな指摘は、歩みを貯めた自分ノートにしかできません。振り返りを貯めるとは、未来の自分に、最高の参謀を育てて渡すことなんです。

完璧を目指さない。「距離を測る」だけでいい

1つだけ、注意を。振り返りは、反省会ではありません。「今週もダメだった」と自分を責める時間にしないでください。

やることは、カーナビと同じ、現在地の測定だけです。目標に近づいたか、遠ざかったか。事実を言葉にして、記録する。それだけで十分です。ズレていたと分かれば、ルートを引き直せばいい。ズレに気づけたこと自体が、振り返りの成果です。

週1時間。喋って、貯める。この地味な習慣が、1年後のあなたを、まったく別の場所に連れて行きます。

第6章:Geminiと繋いで、「来週やること」を決めてもらう(実行ループ)

振り返りを貯めたら、最後のピースです。振り返りを、次の行動に変換する。 ここで、Geminiの出番です。

なぜGeminiなのか

NotebookLMは、ストックした情報を正確にまとめるのが得意な脳です。一方、「じゃあ来週、具体的に何をすべきか」という具体策の立案は、Geminiのほうが得意です。ゼロから発想し、選択肢を組み立てる仕事だからです。

そこで、役割分担をします。自分ノート(NotebookLM)が「あなたの全情報と歩み」を持ち、Gemini が「次の一手」を考える。 この連携が、実行ループの完成形です。

手順:自分ノートを繋いで、来週のタスクを出させる

やり方は簡単です。Geminiを開き、入力欄の「+」からNotebookLMを選んで、自分ノートを連携。そして、このプロンプトを送ります。

連携した自分ノート(私の目的・目標・ロードマップ・これまでの振り返り)をすべて踏まえて、来週1週間の行動計画を立ててください。

❶ 最新の振り返りから、私の現在地とロードマップとの差を確認する ❷ その差を埋めるために、来週やるべきタスクを3つ以内で提案する ❸ タスクは「必ず達成できるレベル」にする。背伸びさせないこと ❹ 私の弱みでつまずきそうな点があれば、先回りの対策を一言添える

これで、あなたの強みも弱みも、目的も歩みも全部理解したAIが、あなた専用の週間計画を立ててくれます。一般論のタスク管理術とは、次元が違います。あなたが三日坊主になりやすいと知っていれば無理のない設計にしてくれるし、あなたの強みが活きる進め方を選んでくれる。自分ノートを繋いでいるからこそ、この精度が出ます。

実演:自分を理解したAIは、こう答える

どれくらい違うか、実際の雰囲気をお見せします。たとえばX発信を頑張っている人が、このプロンプトを送ったとします。返ってくるのは、こんな計画です。

最新の振り返りを確認しました。ロードマップでは今月末までにフォロワー◯◯人が目安ですが、現在やや遅れ気味です。 ただ、振り返りに「リプ欄での交流が楽しかった」とあります。あなたの強みは、発信の企画力よりも「人との丁寧なやり取り」です。ここを活かします。 来週のタスクは3つです。 ①毎日◯回のリプを7日間継続する(すでに習慣になっているので、確実に達成できます) ②水曜までに、反応が良かった過去ポストを1本だけリライトして再投稿する ③新しい企画は、来週は仕込みません。あなたは詰め込むと週の後半に失速する傾向が、過去の振り返りに出ています。 今週は「継続」に全振りしましょう。

注目してほしいのは、「あなたは詰め込むと失速する傾向がある」という一言です。これは、貯めてきた振り返りから、AIが読み取ったあなたのパターンです。一般論のAIには、絶対に言えません。強みでタスクを組み、弱みで先回りする。自分を全部渡しているからこそ、AIはここまであなたの味方になれます。

コツ①:同じチャットを使い続ける

Geminiでこのループを回すとき、できれば毎週、同じチャットを使い続けてください。会話の記憶が積み重なるので、「先週の計画に対して、今週はどうだったか」という文脈を、AIが引き継いでくれます。週を重ねるほど、対話が深くなっていきます。

ちなみに、Gemini以外のAI(ChatGPTやClaudeなど)で計画を立てたい場合も、方法はあります。それらは直接NotebookLMと連携できませんが、NotebookLMのチャットに「現時点の私の状況・目標との差を要約して」と送り、その出力をコピペで渡せばいい。自分ノートさえ育っていれば、どのAIでもループは回せます。

コツ②:タスクは「必ず達成できるレベル」にする

そして、タスク設計でいちばん大事なことを言います。来週のタスクは、難しくしないでください。必ず達成できるレベルにする。これが鉄則です。

意外に思うかもしれません。でも、このループの目的は、1週間で劇的な成果を出すことではありません。「計画→実行→振り返り」のサイクルを、止めずに回し続けることです。達成できないタスクを積むと、未達の週が続き、振り返りが憂鬱になり、ループごと止まります。それが最悪の結末です。

だから、すでに習慣になっていることを「やり抜く」だけでもいい。X発信者なら「1日◯回のリプを、7日間継続する」でも、立派なタスクです。小さくても、達成の記録が毎週貯まっていく。その積み重ねが、振り返りを楽しくし、ループを回し続ける燃料になります。大きな一歩より、止まらない小さな一歩です。

週次ループの完成図

これで、すべてのピースが揃いました。あなたの1週間は、こう回り始めます。

土日のどちらか、1時間。ボイスレコーダーに今週の振り返りを喋り、日付をつけて自分ノートにストックする。次に、Geminiに自分ノートを繋ぎ、来週のタスクを3つ以内で出してもらう。

平日は、それを全力で実行する。そして週末、また振り返る。——このループが回り始めると、あなたの毎週に「現在地の測定」と「軌道修正」が組み込まれます。もう、目標を立てっぱなしで年末を迎えることはありません。

まとめ:人生は、毎週の小さなループで変わる

自分ノートの作り方から、回し方まで、すべてお伝えしました。最後に、この記事の芯を、もう一度だけ。

人生は、大きな決断や、劇的な出来事では変わりません。「自分を言語化し、目的から目標を導き、毎週、目標との距離を測って軌道修正する」——この小さなループを、静かに回し続けた人から変わっていきます。 自分ノートは、そのループを回すための、あなた専用の装置です。

僕自身、このループの中で、残業だらけの毎日から抜け出し、夢と目標を言葉にし、発信を1年間続けてこられました。特別な才能があったからではありません。毎週、現在地を測り続けただけです。

とはいえ、今日から全部やる必要はありません。最初の一歩は、これだけです。

今日、スマホの録音アプリを立ち上げて、10分だけ、自分のことを喋ってみてください。

これまでのこと、いま思っていること、本当はどうなりたいか。それを自分ノートの最初のソースにする。そこから、あなたのループが始まります。

NotebookLMもGeminiも、進化が本当に速いです。連携まわりも、どんどん便利になっています。一人で最新を追い続けるより、実践している人から学ぶほうが、圧倒的に速いです。

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