最近、M!LKの活躍が凄まじい。
もう勢いが異常だ。正直に言うと、最初に曽野舜太さんを見たとき、
僕は「この人、勉強法までガチなタイプだ」とは思っていなかった。
これは完全に偏見です。キラキラしているし、明るいし、華がある。だから勝手に、“勉強の人”というより“感覚とセンスで前に出てきた人”だと思っていた。
でも、曽野さんの勉強動画やインタビューを見つけて、普通にたまげた。
学習院大学を卒業。英検準1級、漢検2級、三重検定、世界遺産検定などの資格も持っている。さらに、気象予報士を目指して勉強していることも紹介されている。
ここまで聞くと、「はいはい、元から頭がいい人ね」で終わらせたくなる。
でも、僕が本当に面白いと思ったのはそこじゃない。
曽野さんのすごさは、勉強ができることではなく、勉強を生活に組み込むのがうますぎることだ。
勉強が続かない人は、だいたい「時間ができたらやろう」と考える。まとまった時間が取れたら始めよう。仕事が落ち着いたらやろう。スマホを見る時間を減らせたらやろう。
でも、その“ちゃんと勉強できる日”はなかなか来ない。
曽野さんの勉強法を見ると、発想が逆だった。
勉強時間を探しているんじゃない。勉強を置く場所を先に決めている。
ここに、忙しい人でも勉強を続けるヒントがある。
1. 忙しいのに勉強できるのは、時間を探していないから

まず驚いたのは、曽野さんのすき間時間の使い方です。
芸能活動と学業を両立していた時期、移動中や待ち時間も勉強に使っていた。ここで大事なのは、「忙しいのに頑張っていてえらい」という話ではありません。
勉強できる人は、時間が余ったから勉強しているのではない。勉強する場面を先に決めている。
たとえば、「英語を勉強する」だと弱い。でも、「電車に乗ったら単語を見る」なら強い。「資格の勉強をする」だと重い。でも、「昼休みの最後10分だけ過去問を1問解く」なら動きやすい。
これは心理学でいう「実行意図」に近いです。Gollwitzerらの研究では、「いつ・どこで・何をするか」を決めておくことが、行動を起こしやすくするとされています。
つまり、曽野さんのやり方は根性論ではない。
「やる気が出たら勉強する」ではなく、「この場面になったら勉強する」に変えている。
忙しい人ほど、勉強時間を大きく作ろうとすると失敗しやすい。だから先に、生活の中に小さく置く。電車、待ち時間、寝る前、朝の10分。
曽野式の本質は、努力量よりも“配置”にある。
2. 集中力を信じすぎない

次に面白いのが、時間の区切り方です。
曽野さんはキッチンタイマーを使い、40〜45分くらいを1サイクルにして勉強していたと語っています。
これ、かなり現実的です。
勉強が苦手な人ほど、最初から「今日は3時間やる」「休日に5時間やる」と考える。でも、その目標が重すぎて、始める前に嫌になる。机に座る前から負ける。
一方で、40分なら始めやすい。
もちろん、40分が全員にとって正解というわけではありません。25分が合う人もいるし、60分が合う人もいる。
ただ、曽野さんのやり方で大事なのは、
集中力を無限にあるものとして扱っていないこと
です。
「今日は何時間やるか」ではなく、「自分は何分なら集中して戻ってこられるか」を見ている。
この考え方は、分散学習の研究とも相性がいい。Cepedaらのメタ分析では、学習を一気に詰め込むより、間隔を空けて分ける方が記憶の保持に有利だと整理されています。
要するに、長く座っていれば勝ちではない。
勉強が続く人は、集中力が強い人ではなく、集中力が切れる前提で設計している人だ。
気合いで長時間戦うより、集中できる単位で勝つ。ここが強い。
3. 丸暗記には頼らない

曽野さんの勉強法でかなり好きなのが、暗記の考え方です。
100個覚えるものがあるとき、多くの人は1から100までを気合いで覚えようとする。でも曽野さんは、似ているものを分類したり、共通点を見つけたりして覚えると話しています。
これが本当に大事。
暗記は、根性ではない。整理だ。
覚えられないとき、人はすぐに「自分は記憶力が悪い」と思う。でも本当は、情報がバラバラのまま頭に入っているだけかもしれない。
英単語も、漢字も、資格試験の用語も同じです。
全部を一つずつ丸暗記しようとすると苦しい。でも、似ているものをまとめる。語源を見る。共通点を探す。カテゴリーに分ける。
そうすると、頭の中に置き場所ができます。
記憶も、部屋の片づけに近いです。床に物が散らばっていたら、どこに何があるかわからない。
でも、本は本棚、服はクローゼット、文房具は引き出し。置き場所が決まると、探しやすくなる。
Millerの有名な論文でも、人間が一度に処理できる情報量には限りがあることが示されています。だから、バラバラの情報を大量に抱えるより、意味のあるまとまりにして覚える方がいい。
覚える前に、覚えやすい形に変える。
この視点があるだけで、勉強はかなり変わる。
4. 合格より先に“現在地”を見ている

曽野さんは資格も強い。
英検準1級、漢検2級、三重検定、世界遺産検定。さらに、気象予報士を目指して勉強中とも紹介されています。
普通ならここで、「資格をたくさん持っていてすごいですね」で終わる。
でも、それだと浅い。
資格は、ゴールではなく、積み上げを見える化する装置になる。
資格って、重く考えるとしんどい。「絶対に受からなきゃ」「落ちたら恥ずかしい」「ちゃんと準備できてから申し込もう」と思うと、申し込む前から止まる。
でも、「今の自分がどこまで理解できているかを確認する」と考えると、資格はただの合否ではなくなる。
できるところ、できないところ、曖昧なところが見える。自分の穴がわかる。
しかも、テストには学習効果そのものもあります。RoedigerとKarpickeの研究では、テストを受けることが長期記憶の保持を高めると示されています。
つまり、試験や検定は「評価される場」であると同時に、勉強を強くする仕組みでもあります。
勉強で苦しいのは、努力が見えにくいことです。毎日少しずつやっていても、成長している感じがしない。前に進んでいる実感がない。だからやめたくなる。
でも、資格や小テストがあると、現在地が見える。
資格は、集めるものではない。自信を作る階段にできる。
5. 完璧主義を捨てて、勉強は前に進める

個人的に一番刺さったのが、100点を狙いすぎないという考え方です。
曽野さんは、以前は完璧主義だったものの、90点を100点に上げるより、
一定水準のものをたくさん積み上げる方が総合的には良い、という考え方に変わったと語っています。
これ、勉強にかなり効きます。
勉強が進まない人は、サボっているとは限らない。むしろ真面目な人ほど止まる。1章を完璧にしたい。全部理解してから次へ進みたい。ノートをきれいにまとめたい。抜け漏れがある状態で進みたくない。
でも、その完璧主義が、いちばん前進を止めることがある。
参考書の1章だけ詳しくなる。単語帳の最初のページだけボロボロになる。ノート作りだけうまくなる。でも、全体は見えない。これが完璧主義の怖いところです。
つまり、完璧主義は、勉強熱心に見えて、前に進まない言い訳になることがある。
もちろん、雑でいいという話ではない。手を抜けという話でもない。ただ、最初から100点を狙うと重すぎる。
だからまずは70点で進む。1章を70点で通過する。単語を70点で一周する。過去問を70点の理解で回す。全体が見えると、どこが大事かもわかる。
あとから戻ればいい。
むしろ、戻る前提で進めばいい。
70点で進むことは、妥協ではない。止まらないための戦略だ。
完璧な1ページより、荒くても1冊。
この感覚を持てると、勉強はかなり前に進む。
まとめ
曽野さんの勉強法を見ていて思ったのは、これです。
勉強が続く人は、意志が強い人ではない。自分が続けられる仕組みを持っている人だ。
移動中に単語を見る。待ち時間に問題を解く。40〜45分で区切る。暗記は分類する。資格をマイルストーンにする。70点で先へ進む。
どれも派手ではない。
でも、全部が現実的です。
僕たちはつい、勉強を才能の話にしてしまう。「あの人は頭がいいから」「集中力があるから」「昔から勉強できたから」と片づけたくなる。でも曽野さんのやり方を見ていると、それだけではないと思う。
もちろん、本人の努力はある。地頭の良さもあるかもしれない。でもそれ以上に、勉強を生活の中に組み込むのがうまい。
勉強を特別なイベントにしていない。日常の中に置いている。
ここが強い。
勉強は、机に向かって、静かな場所で、まとまった時間を取って、やる気がある日に、ちゃんと準備してからやるもの。そう思いすぎると、永遠に始まらない。
だから、もっと小さくていい。電車で5分。昼休みに10分。寝る前に単語3つ。休日に40分だけ。それでも、勉強との接点が消えなければ前に進める。
大事なのは、勉強時間を大きく作ることではなく、勉強を生活から消さないことです。
1日で人生は変わらない。でも、毎日少しずつ「今日もやれた」と思えるようになると、自分への信頼が戻ってくる。
勉強は、知識を増やすだけではありません。自分との約束を守る練習でもある。
最近のM!LKの活躍も凄まじいけど、曽野さんの勉強法もかなり凄まじい。最初は「勉強法までガチだとは思っていなかった」と思っていた自分を殴りたいくらい、考え方が合理的だった。
曽野さんの勉強法から学べるのは、“頭の良さ”ではなく、“続けられる自分を作る技術”です。
僕のXでは、こういう芸能人や著名人の勉強法をもとに、「忙しくても続けられる学び方」を発信しています。記事だけでは話しきれない勉強法の具体例や、資格勉強・英語学習の進め方はオープンチャットでも共有しています。
https://note.com/edward_041127/n/ndeecd677d3ae
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一緒に、勉強を“特別なイベント”ではなく、“日常に置けるもの”にしていきましょう。





