純資産100億円。
2011年8月、負債4,000万円で会社を倒産させ、自己破産。28歳のときです。
そこから海外に出て、ドバイに20戸を含む不動産を積み上げ、2024年には自宅を10億4,400万円で売却しました。
与沢翼さん。「秒速で1億円稼ぐ男」と呼ばれた、あの人です。
この人について、好き嫌いはあると思います。でも、ひとつだけ誰も否定できないことがあります。
何をやっても、稼ぐ。
情報商材でも、アパレルでも、FXでも、不動産でも、SNSでも。手を出した領域で、毎回きっちり換金してきた。この一点において、この人の能力は異常です。
だから僕は、この人がAIをどう使い始めたかを、ずっと追っていました。
AI活用のノウハウは、いま世の中に溢れています。でもその大半は「作業が速くなりました」で終わっている。稼いだ話が、ほとんどない。
ところが与沢翼という人からAI活用を学ぶと、話が変わります。この人のAIの掴み方には、最初から「換金」が組み込まれているからです。つまり、本当に稼げるAI活用とはどういうものかを、この人の手つきから逆算して学ぶことができる。
長くなるので、後で見返したい方は保存推奨です。
先に、驚いてほしいことがあります
この記事を書いている2026年8月10日の時点で、与沢さんのAI歴は、10日ありません。
2026年8月1日。彼は自身のYouTubeライブでこう宣言しました。「今日からAIの勉強を始めました」と。
そして8月3日には、生成AIだけでLINEスタンプ40枚を1日で完成させています。8月8日には、Tシャツとマグカップを30分でオンライン販売に乗せている。
本人の言葉です。
「AIまだわかんねえけど、とりあえず徹底的にやるよ。俺の得意科目は、後から入ってきてゴボウ抜きっていうのが得意科目だからさ。今、得意な人たちがいっぱいいると思うけど、俺もう極めるよ」
ここが面白いところです。
10年AIをやってきた専門家の話は、正直、真似できません。前提が違いすぎるからです。でも「10日目の人が、何をどう掴んだか」は、そのまま真似できます。
しかも掴んでいるのが、純資産100億円の換金マシーンなわけです。
この記事は、彼が2026年8月1日・3日・8日に配信したライブ、合計5時間26分の発言をすべて聞き直して、そこから「稼ぐ側のAIの掴み方」を7つに絞ったものです。すべて本人の生の発言が根拠です。伝聞や要約記事は使っていません。
結論:与沢翼は、AIを勉強していない
7つを並べる前に、この記事を貫く一行を先に置きます。
断言します。
与沢翼はAIを勉強していない。AIで「換金できる場所」を先に押さえている。
普通の人は、AIを覚えようとします。プロンプトの型を学び、ツールを比較し、機能の一覧をメモする。真面目です。でも、いつまで経っても換金の話が出てこない。
彼は逆です。「どこで金に変わるか」を先に決めて、その一点にAIを叩き込む。
だから10日でスタンプが売り場に並び、Tシャツが売り場に並ぶ。学習が目的じゃないから、学習が終わるのを待たない。
この順番の差が、そのまま「作業が速くなっただけの人」と「稼ぐ人」の差になっています。
では、その7つを見ていきます。
活用術① 「やりたいこと」から始めない。世の中に落ちている"道具"から探す
あなたはAIを触るとき、「これで何をやろうかな」から考えていませんか。
あるあるですよね。僕も、周りの人から相談を受けるときに一番よく聞くのがこれです。「AIで何かやりたいんですけど、何をやればいいですか」。
与沢さんは、この順番を明確に否定します。8月8日の配信で、彼はこう言い切っています。
「個人が意識すべきことはたった1つ。やりたいことをすぐに始めないこと。逆に、世の中に落ちてる道具や仕組みをまず探す。その道具や仕組みを使ってできることをすぐに試す。やってみて感触が良かったところを深く掘っていく。これだけ」
なぜ「やりたいこと」から始めてはいけないのか。理由も本人が語っています。
「ブランド作ったらみたいなことがあって、それはブランドとか作れたらかっこいいと思うよ。だけど俺はルイヴィトンとかを深く知ってるから、ここの人たちのレベルがいかにやべえかっていう、こんなもん絶対に俺が一生かけても無理だからさ。やりたいことでやっちゃうと、理想論にばっかり行っちゃって結果にならない」
やりたいことから考えると、必ず理想論に着地する。そして個人には、理想論を現実に変えるだけの資本もマンパワーもない。
だから彼は、すでに世の中に転がっている道具と仕組みを探すことを、行動の起点にしています。
これは能力の問題ではありません。順番の問題です。
今日からできること。AIで「何をやるか」を考える前に、紙を1枚用意して「いま無料か数千円で使える道具」を10個書き出してください。生成AI、画像生成、動画生成、無在庫の販売プラットフォーム、電子書籍の配信、SNSの収益化プログラム。それを眺めてから、自分の性格と噛み合うものを1つだけ選ぶ。
順番を逆にするだけで、動き出すまでの時間が一気に縮みます。
活用術② 最上位プランに、初日で課金する
与沢さんはAIを始めた直後、ChatGPTのプランを一気に最上位まで上げました。
日本のChatGPTは、Plusが月3,000円、Proが月30,000円です(2026年1月から円建て価格になりました)。彼はPlusからProへ、初動で切り替えています。本人の言葉では「3万3,000円」「10倍にした」。
それだけではありません。8月8日までの数日間で、彼はこの3つに立て続けに課金しています。
- OpusClip(長尺動画から切り抜きを自動生成するAI)
- Captions(動画に字幕やテロップを自動でつけるAI)
- Dreamina(ByteDance製。画像・動画・リップシンクを一つの画面で作れるAI)
3日で3つ。全部、有料プランです。
ここで誤解してほしくないので、正直に書きます。彼は「金をかければいい」とは一言も言っていません。むしろ逆のことを言っています。
「俺、別にコストかけてないからね、そこまで。こういうのは金かければいいってもんじゃないからさ」
この非対称が、この人のうまさです。
道具代にはためらいなく払う。でも、組織にも外注にも一円も払わない。
月3万円は、人を1人雇う金額の足元にも及びません。彼はそれを「安い」と判断して即決し、代わりに会社も従業員も持たない。会社経営のデメリットを排除したまま、品質とマンパワーだけをAIで埋めにいっている。
あなたは違います。月3,000円のプランで数回試して「AIって、思ったほどじゃないな」と判断していませんか。
その判断、道具のせいかもしれません。最上位プランを1ヶ月だけ試して、それで判断しても遅くない。
活用術③ 文章じゃなく、「絵」から入る
これは、7つの中で一番マネしてほしいものです。
与沢さんがAIで最初に本気を出したのは、文章ではありません。LINEスタンプの画像生成でした。
8月3日。彼は朝4時半に起きて、そこから12時間以上、飯も食わず、外にも一歩も出ずに画像生成と格闘しています。カーテンを閉め切って、朝か夜かも分からない状態で。
そして、その日のライブでこう言いました。
「プロンプトが大事っていう意味が、やっと分かった。AIが言うこと聞かないんですよ。自分の思った通りに行かないんですよ」
「あそぼ」と打ち込んでいるのに「あそ」で終わる。時計を片腕に指定したのに両腕についている。背景を透過させただけのつもりが、なぜか顔が変わる。同じプロンプト・同じ参考画像で、1時間ずらしただけで違うものが出てくる。
何百枚出したか分からない、と本人が言っています。
そのうえで、彼はこう総括しました。
「いきなり絵で入れたのは良かったんだなと思った。文章の世界じゃなくて。なぜかって言うと、一目瞭然でしょ」
ここが本質です。
テキストで練習すると、プロンプトの良し悪しが分かりません。出てきた文章がイマイチかどうかは、主観だからです。「まあ、悪くないか」で流せてしまう。
でも画像は、ごまかしが効きません。読点をひとつ足しただけで表情が変わる。1行削っただけで年齢感が変わる。光の当て方の指定を変えただけで、顔つきの鋭さが変わる。指示の1文字が出力をどう動かすかが、目で見て分かる。
プロンプトという概念を体に入れるのに、これ以上の教材はありません。
今日からできること。AI学習の最初の1週間は、テキストではなく画像生成に振ってください。お題は何でもいい。自分のアイコンでも、子どもの絵本でも、LINEスタンプでもいい。「思った通りに出ない」を100回やる。それが、あとで文章にもコードにも全部効いてきます。
活用術④ 6割で出す。恥は、ただのデータ
与沢さんが公開したLINEスタンプには、日本語の誤字が残っていました。時計も両腕についたままでした。
彼は、それをそのまま世に出しています。
「100%まで持っていこうとしないんだよね。もう本当に6割とか7割でバンバン出しちゃう。そうするとみんなも、俺が気づいてなかった誤字とか教えてくれる」
実際、彼が気づいていなかった誤字を、フォロワーが指摘してくれています。ひとりで100%を目指して3日かけるより、6割で出して半日でフィードバックをもらったほうが速い。
もっと踏み込んだ発言もあります。
「元々俺は、失敗するってかっこいいことなんじゃないかなって思ってる節があって。なんでみんな完璧にしようとすんのかなって。ユニクロの柳井さんが『一勝九敗』っていう本を書いてるでしょ。あの方が、10回やって9回負けるって言ってるんですよ」
ここに、AI時代特有の理由が乗ります。
AIを使うと、試行回数が跳ね上がります。以前なら1本作るのに3日かかったものが、1日に何十本も出せる。試行回数が上がった世界では、1本あたりの完成度に固執する人が、いちばん損をします。
彼が自分の失敗を隠さない理由も、はっきりしています。「恥ずかしいって思わないで、そのまま垂れ流す。ただのデータ収集だから」。
いい話ばかり書くつもりはないので、ここは正直に書きます。この「6割で出す」は、誰にでも許される戦い方ではありません。取引先がいる仕事、資格が絡む仕事、人の健康やお金を預かる仕事では、6割で出したら信用を失います。
だから、切り分けてください。自分の看板でやる発信・自分の商品・自分の実験。この3つに限っては、6割で出す。それ以外は今まで通りでいい。
活用術⑤ 99を断って、1を選ぶ
ここからが、7つの中で一番大事なところです。
与沢さんは、AIの提案をほとんど採用していません。
「全部のアイデアを、例えば50個出してって言ったけど、俺は微妙だなって思う方が死ぬほど多かった。この中で採用できんの3つぐらいしかねえと思って。だから鵜呑みにする人はきついだろうなと思った」
50個出させて、採用は3つ。採用率6%です。
そして彼は、そこから「AIを使いこなせる人の条件」を導き出しています。
「自分の頭で考えられる人と、100とかの提案をされて99を断って1を取れるっていう嗅覚がない人には、扱いこなせないだろうなって思った」
比喩も見事でした。
「食材が無限にあるっていう状態だから。それを使って何を、料理を一品作るか出すかっていうのは、その使い手の力量になる」
食材が無限にあっても、料理が作れるとは限らない。むしろ食材が増えるほど、選べない人は動けなくなります。
さらに彼は、選べない人に何が起きるかまで言い当てています。
「主役は自分なんだよね。あくまでAIはサポートであり脇役だから。そこの主客が逆転して、AIが言ってることが全部正しいみたいに思ったりすると、そもそも自分の軸がなくなるのと、キャラクターが崩壊する。人格が」
人格が崩壊する。強い言葉ですが、心当たりのある人は多いはずです。AIが出してきた優等生の文章をそのまま投稿し続けたアカウントが、半年で誰の記憶にも残らなくなる。あれです。
今日からできること。AIに何かを出させたら、採用率を記録してください。10個出させて何個使ったか。数えるだけでいい。採用率が9割を超えているなら、それはあなたが選んでいるのではなく、AIに選ばれています。
活用術⑥ 媚びさせない。批判させる。そして結果を報告して育てる
⑤とセットで効くのが、これです。
与沢さんがAI活用本から拾って、一番意外だと言っていたのがこの部分でした。
「その本が、批判させろっていうことをすごい何度も言ってて。自分のことを批判させろって。アイデアのダメ出しをしてくれとか、もしこれが失敗するなら、どういうところで失敗するかとか」
AIは、放っておくと褒めてきます。あなたの案を肯定し、良い点を3つ挙げ、丁寧に応援してくる。気持ちはいいですが、それでは判断材料が増えません。
そのまま使えるプロンプトにすると、こうなります。
いまから伝える案を、褒めずに評価してください。 1. この案がうまくいかないとしたら、どこで、なぜ失敗するか。原因を3つ、可能性の高い順に。 2. 僕が見落としている前提を2つ。 3. この案に一番反対しそうな人は誰で、その人は何と言うか。 最後に、それでもやる価値があるかを、1行で言い切ってください。
そしてもうひとつ。こちらのほうが、実は効きます。
「AIを使って行動したら、そのフィードバックをAIに返してあげると学習するんだって。だから俺、こういう風にAIが言って書いたら80万インプレッション行ったよってさっき報告した。これをただの機械だと思ってる人は、多分報告を上げてないんじゃないかな。俺、全部報告上げてるからね」
結果を報告する。ほとんどの人がやっていません。
AIに何かを出させて、それを使って、結果が出て、そこで終わる。次の日はまたゼロから説明し直す。これでは、いつまで経っても相手はあなたのことを知らないままです。
彼はここに、はっきりした手応えを持っています。
「優秀な人が使うと、AIも頭良くなると思うんだよね。うちのAIはさ、与沢翼っていうのをベンチマークするようになってきてるからさ」
この「報告して育てる」が、⑤の「99を断って1を選ぶ」と噛み合うと強い。断った99の理由まで伝えれば、次に出てくる50個の質が変わるからです。
そして実際、これで数字が出ています。
与沢さんは人生でずっと、フォロワーに問いかける投稿をしてきませんでした。「独り言をブツブツ言ってるような感じで、人に絡んでいかない」というのが彼のスタイルだったからです。
そこにAIが「読者に質問を投げる形にしましょう」と提案してきた。彼は素直に一度だけやってみた。
その投稿が、81万インプレッションです。
本人はこう言っています。「AIと会話してると、性格が変わってくんじゃないかなと思って。まあ、いいかと思って」。
AIを、自分の型を壊す道具として使っている。ここまで来ると、もう活用というより共犯です。
活用術⑦ 売る仕組みは、自分で作らない
最後です。ここに、この人の「稼ぐ」が全部詰まっています。
8月8日、与沢さんはTシャツとマグカップの販売を開始しました。かかった時間は、30分です。
使ったのはSUZURI(GMOペパボが運営するプリントオンデマンドのサービス)。AIで生成した画像をアップロードして、原価に自分の利益を上乗せするだけ。彼は1枚あたり2,000円を上乗せに設定しました。
そして、この一言です。
「これを仕組みっていうわけだよね。こんなもん作ろうと思ったら、EC企業作んなきゃいけないから、めちゃくちゃ大変なわけよ」
在庫を持たない。工場と契約しない。決済システムを作らない。発送もしない。顧客サポートもしない。商品ページもドメインも自動で用意される。
全部、GMOが作った仕組みに乗っているだけです。彼がやったのは、画像を作って、価格を決めただけ。
ここまでが手前の話で、本題はこの先です。
ライブの視聴者から「コンサルはやらないんですか」と聞かれて、彼はこう答えました。
「今はやんないと思う。スケールしないからだね。自分の時間の切り売りだから。それであれば、与沢翼の考え方をAIに学習させて、アプリで俺の代わりになる、みんなに俺の考え方でアドバイスできるAIを開発した方が、俺にとってはスケールするのかなと思って。俺の脳をインストールしたAIみたいなのをやった方が」
AI歴8日目の発言です。
普通、AIを覚え始めた人は「AIで作業を速くしよう」と考えます。彼は「自分そのものをAIにして、時間の制約から降りよう」と考えている。
この差が、稼ぐ人とそうでない人の差です。
彼は12年間、会社を作らずに個人でやってきました。そのメリット(しがらみゼロ・意思決定が速い・誰にも忖度しない)を守ったまま、デメリット(スケールしない・マンパワーがない・品質が安定しない)だけをAIで潰しにいっている。だから彼は「個人事業主最強の時代が来た」と言うわけです。
「今までだったら、品質が高くて、大きいことをやって、安定していて継続供給できるみたいなのをやると、どうしても組織にしなきゃいけなかった。それがAIによって、マンパワーとか品質の部分を、個人でも安定させることができるようになってきた」
なぜ、この人のAI活用は「稼げる」のか
7つ並べました。ここからが、本当に大事な話です。
同じ7つを実行しても、稼げる人と稼げない人が出ます。その差は、彼が持っていて多くの人が持っていないもの、たった1つで説明がつきます。
換金経路を、先に押さえていることです。
2026年8月7日、Xは収益化プログラムの全面改定を発表しました。従来のクリエイター収益配分は2026年9月7日で終了し、9月8日から「Original Content Rewards Program」に切り替わります。
変更点の核心は2つです。
- リプライで得たインプレッションが、参加資格からも報酬からも完全に除外される
- 報酬の対象が「自分自身が作ったオリジナルの内容」に限定される。転載・軽微な編集・自動生成の投稿は対象外
参加条件は、18歳以上・X Premium系サブスク加入・認証済みフォロワー500人以上・過去90日間で認証済みユーザーからのインプレッション50万回以上(返信を除く)です。
ここで、与沢さんが8月8日のライブで何を言ったか。
「最上級のコンテンツっていうのは、自家発電することなんだよね。コンテンツがオリジナルであるっていうこと。一次情報であるっていうこと。これが報われる世界が来るから」
彼はこの改定を、自分に有利な変更として読んでいます。理由は単純です。
彼がやっているAIの練習そのものが、一次情報だからです。
朝4時半に起きて12時間画像生成と格闘した話。AIが「あそぼ」を「あそ」にしてしまう話。50個の提案から3つしか選ばなかった話。それを全部、その日のうちにXとYouTubeに流している。
つまりこの人は、AIを学ぶ過程を、そのまま換金対象のコンテンツに変換しています。学習コストがゼロどころか、マイナスになる構造です。
しかも同時に、SUZURIで物販の口を開け、LINEスタンプで課金の口を開け、AI×投資という次の口まで用意している。彼自身の言葉では「今考えてるのはAI×SNSと、AI×投資。この2つ」。
整理すると、こうなります。
- 普通の人:AIを覚える → いつか何かに使う(換金経路が空欄のまま)
- 与沢翼:換金経路を先に3つ開ける → そこにAIを叩き込む → 叩き込む過程自体もコンテンツとして換金する
これが、AI歴10日で「稼ぐ形」が見えている理由です。技術の差ではありません。順番の差です。
正直に書きます。彼のやり方は、そのままでは真似できません
ここは、はっきり書いておきます。
与沢さんは、睡眠5〜6時間、土日も祝日もなく月31日稼働、飯を抜いて12時間パソコンに向かう、という走り方をしています。本人が「プライベートもないから。全時間やってるから今」と言っている。
そして彼には、守るべき取引先も、上司も、通勤時間も、月末の締めもありません。時間も金もしがらみも、全部ない状態での戦い方です。
これを会社員や、子育て中の個人事業主がそのままやったら、体か家庭のどちらかが壊れます。
だから僕は、この記事で「与沢翼になれ」とは1ミリも言いません。
抜き出せるのは、彼の生活ではなく、判断の順番だけです。道具から探す。最上位に課金する。絵から入る。6割で出す。99を断る。批判させて報告する。仕組みは借りる。
この7つは、1日30分しか時間がない人でも、全部そのまま実行できます。むしろ時間がない人ほど、この順番でやらないと1ミリも前に進みません。
ここで、僕自身の話を少しだけ
ひとつ、面白いことがありました。
8月8日のライブで、与沢さんはこう言っています。
「ようやくClaude Codeっていうのを入れてみた。会話型のAIで見ると、やっぱり俺はChatGPTの方が精度が高いなと思った。だけど、プログラミングエージェントに関しては、どっちが質がいいかとか、まだ検証できてないんだけどさ」
僕は、まさにそこを毎日回しています。
Claude CodeとCodexを両方入れて、記事も、資料も、事業の実務も、その2つの上で動かしている。彼が「まだ検証できてない」と言った場所が、僕にとっては毎日の作業台です。
そのうえで言えることが、ひとつあります。
会話型AIから作業型AIに移った瞬間に、⑤と⑥の重みが跳ね上がります。
会話型AIなら、微妙な提案が来ても読み飛ばせばいい。でも作業型AIは、微妙な提案をそのまま実行します。ファイルを作り、コードを書き、フォルダを動かす。99を断る嗅覚がないまま作業型AIを持つと、間違ったものが猛烈な速度で積み上がっていきます。
与沢さんの「主客が逆転すると人格が崩壊する」は、比喩として言われた言葉です。でも作業型AIの世界では、これは比喩ではなく実務上のリスクになります。
だから僕は、AIに任せる範囲を広げる前に、必ず先に「断る基準」を言葉にして渡すようにしています。何をやってほしいかより、何をやってほしくないか。ここを先に書くだけで、事故が激減します。
まとめ
与沢翼さんのAI活用術7選、整理するとこうなります。
- 「やりたいこと」から始めない。世の中に落ちている道具と仕組みから探して、試して、感触の良かったところを掘る
- 最上位プランに、初日で課金する。道具代は惜しまない。ただし組織にも外注にも払わない
- 文章じゃなく、絵から入る。プロンプトの効きが目で見て分かるから、上達が速い
- 6割で出す。試行回数が上がった世界では、1本の完成度に固執する人が損をする
- 99を断って、1を選ぶ。主役は自分。ここが逆転すると、人格ごと持っていかれる
- 媚びさせない。批判させる。そして結果を報告して育てる。断った理由まで渡すと、次の提案の質が変わる
- 売る仕組みは、自分で作らない。他人が作った仕組みに乗る。最終的には、自分自身をAIにしてスケールさせる
そして、この7つを貫いている一行を、もう一度だけ言わせてください。
与沢翼はAIを勉強していない。AIで「換金できる場所」を先に押さえている。
技術じゃありません。順番です。
今日、1つだけやるなら。
⑤をやってください。今日AIに何かを出させたときに、「10個出して、何個使ったか」だけを数える。それだけです。
その数字が、あなたがAIの主役でいられているかどうかを、いちばん正直に教えてくれます。
最後に
今日の記事の結論は、「換金できる場所を先に押さえて、そこにAIを叩き込め」でした。
ただ、この結論には前提がひとつあります。
叩き込むための時間が、手元にあることです。
与沢さんには、それがあります。月31日稼働。睡眠5時間。守るべき取引先も、上司も、締め切りもない。だからAIに12時間ぶつかれる。
あなたには、ありません。僕にもありません。
だから僕らの場合は、順番がひとつ増えます。
先に、薄い作業をAIに明け渡して時間を作る。空いた時間を、換金できる場所に突っ込む。
この順番を飛ばして「換金できる場所を探そう」とすると、探す時間すら取れないまま今週が終わります。ここで止まる人が、いちばん多い。
では、いちばん最初に明け渡すべき作業は何か。
僕は、資料づくりだと思っています。
理由は3つあります。
- 時間の食い方が異常。スライド1本に3時間かかっていた人が、それを週1本作ると年間156時間です
- 判断がほぼゼロ。「何を伝えるか」は自分で決めるべきことですが、「それをどう並べて、どんな色にするか」は、活用術⑤で言う断っていいほうの99です
- いちばん手強いところが、もう越えられている。与沢さんが12時間ぶつかったのは画像生成でした。資料づくりで消耗するのも、まさに同じ場所です。裏を返せば、そこさえ仕組みで越えてしまえば一気に片づくということです
僕はこの、資料づくりから「判断」を丸ごと取り上げる仕組みを、道具の形にしました。『スライド自動生成スキル』です。
- レイアウトの型:50種(箇条書き・対比・グラフ・ベン図・年表・行程表など、実際のセミナー資料から抽出)
- デザインの下地:50種(全て色コード指定済み。金融・医療・美容・子育て・教育・旅行などの業種別も収録)
- 雰囲気の調整語:100種以上(「もっと派手に」「高級に」「春っぽく」を一言で指定)
- 掛け合わせると、組み合わせは25万通り超
- 生成ルートは3つ。ChatGPTに貼るだけ/Codexに丸ごと任せる全自動/APIで一気に並列生成
やることは3つだけです。フォルダを1つ置く。テーマか台本を伝える。出てきた構成案にOKを出す。
あとは放置している間に、構成が組まれ、デザインが決まり、全ページが生成され、検品されて、PDFになって出てきます。枚数の上限はありません。

こんなスライドが誰でも簡単に作れます。
発売から1週間で、200部。
価格は1,480円です。
参考までに、スライドデザインの外注相場は1枚あたり1,500〜3,000円です。20枚頼めば3〜6万円。桁が2つ違います。
▼興味がある方は覗いてみて下さい
https://brain-market.com/u/masakiiii/a/b5UTO3UjMgoTZsNWa0JXY
参考文献・参照元
- 与沢翼 公式YouTube「『SNS×AI』始めていきます。」(2026年8月1日配信・2時間22分)
- 与沢翼 公式YouTube「ChatGPTが優秀すぎて、LINEスタンプが1日で完成した。」(2026年8月3日配信・2時間7分)
- 与沢翼 公式YouTube「『個人×AI』最強時代が来た。今すぐ始めるべき理由【与沢翼LIVE】」(2026年8月8日配信・47分)
- 与沢翼 公式YouTube「ドバイヒルズの自宅を10億4,400万円で売却しました。3年間、本当にありがとう。」(2024年9月20日配信)
- X「Original Content Rewards Program」発表(2026年8月7日)/Impress Watch「X、収益化プログラムを一新 『オリジナル投稿』が基準に」
- OpenAI ChatGPT 料金プラン(Plus 月3,000円/Pro 月30,000円。2026年1月より円建て)
- SUZURI by GMOペパボ 公式(プリントオンデマンド・在庫不要・原価に利益を上乗せする価格設定)
- Dreamina(ByteDance)公式/OpusClip 公式/Captions 公式
- 柳井正『一勝九敗』新潮社
- 与沢翼『ブチ抜く力』扶桑社
- 与沢翼 略歴(1982年11月11日生。2011年8月にエスラグジュール倒産・負債4,000万円で自己破産。純資産は本人公表値で、第三者の監査を受けたものではありません)





