Claude Code アップデートまとめ:2026 年 5 月第 3 週

@ClaudeCode_love
日本語2 か月前 · 2026年5月24日
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TL;DR

Claude Code アップデート(v2.1.145 ~ v2.1.150)の包括的ガイド。新機能「/code-review」コマンド、トークン使用量トラッキング、Sonnet 4.6 および Pro プランのサポート拡大について解説します。

Claude Code、進化が早すぎて正直ついていけてますか?

毎週のように新しいコマンドが増えて、設定がいつのまにか変わって、気づけば「昨日まで普通に使えてた手順」がもう通用しない。Xを開けば解説は山ほど流れてくるけど、どれが本当でどこまで自分に関係あるのかも分からないし、追いかけるだけで一日終わっちゃいますよね。

でも、大丈夫です。毎週ぜんぶ追いかける必要はありません。この記事を最後まで読めば、今週Claude Codeに入った変化は"これ1本"でまるっとキャッチアップできます🔥

しかも全部公式の1次情報から取ってきてます!!

ところで皆さん、こんなこと、心当たりありませんか?

Claude Code Studio - inline image

・アップデートが毎週来すぎて、もう何が変わったのか追いきれない

・\/\コマンドが増えたり名前が変わったりして、いつもの手順が急に通らなくなる

・「なんか便利になったらしい」とは聞くけど、自分の使い方で何が変わるのか分からない

・最近トークンの減りが早い気がするけど、何が原因なのか見えない

・Xの解説が盛ってるのか公式の話なのか、判断できなくてモヤモヤする

ひとつでも「あ、それ自分だ」と思った方は、ぜひこのまま読み進めてみてください。

というのも今週(2026年5月17日〜24日)だけで、Claude Codeには v2.1.145 から v2.1.150 まで、立て続けにアップデートが入りました。正直、ぜんぶ自力で追うのはしんどい量です。

なのでこの記事は、Xでバズってる解説の寄せ集めではありません。Anthropic公式の CHANGELOG・公式ドキュメントのリリースノート・公式アカウントの発信という"一次情報だけ"を読み込んで、今週ぶんを「あなたの手元で何が変わるか」の順に並べ直しました。バージョン番号も日付もコマンド名も、ぜんぶ公式の表記そのまま。盛ってもいないし、削ってもいません。だから安心して保存して、あとでゆっくり見返してもらってOKです👀

Claude Code Studio - inline image

出典:公式CHANGELOG(github.com/anthropics/claude-code)/公式changelog(code.claude.com/docs/en/changelog)/Anthropic公式アカウント(@ClaudeDevs/@bcherny ほか)

それでは、今週の要点をできるだけやさしく噛み砕いていきましょう👇

■ 𝟭. \/simplify\ が \/code-review\ に進化した(v2.1.147・5/21)

Claude Code Studio - inline image

まず最初がこれ。普段づかいのコマンドがまるっと別物になったので、知らずに使うと一番「あれ?」となるやつです。

これまであった \/simplify\ コマンドが、今週から名前も中身もガラッと変わって \/code-review\ になりました。

Claude Code Studio - inline image

旧 \/simplify\ は「コードを片付けて直す(cleanup-and-fix)」挙動でしたが、この古い挙動は完全に削除されています。新しい \/code-review\ は、コードを勝手にいじるのではなく、正しさ(correctness)のバグを指摘するレビュー役に振り切りました。

しかも、レビューの深さを自分で選べます。

\\`

/code-review high

\\`

のように effort レベルを指定すると、その強度でレビューしてくれます。軽く見てほしいときは低く、本気で粗探ししてほしいときは高く、と使い分けられるわけです。

さらに強力なのが \--comment\ オプション。

\\`

/code-review --comment

\\`

これを付けると、見つけた指摘をGitHub の PR に inline コメントとして直接投稿できます。つまり「Claude にレビューさせて、その結果をそのままチームのプルリクに貼る」という流れが、コマンド一発で完結します。

𝗕𝗲𝗳𝗼𝗿𝗲:\/simplify\ で何となくコードを整えてもらう(けど勝手に直される)

𝗔𝗳𝘁𝗲𝗿:\/code-review high --comment\ で、正しさのバグだけを指摘 → PRにコメントとして残す

ざっくり言うと「AIに掃除させる」から「AIにレビューさせる」への方針転換です。これまで \/simplify\ を使っていた人は、もう同じ名前では呼び出せません。\/code-review\ に読み替えてください。

■ 𝟮. ピン留めバックグラウンドセッションが"落ちなくなった"(v2.1.147・5/21)

Claude Code Studio - inline image

\claude agents\ でバックグラウンドのセッションを回している人に効く改善です。

\Ctrl+T\ でピン留めしたバックグラウンドセッションが、今週から次のように変わりました。

・アイドル状態でも生かしたままになる(勝手に消えない)

・Claude Code のアップデートを適用するときは、その場で再起動して適用される

・メモリが逼迫したときに整理(shed)されるのは、ピン留めしていないセッションが先。ピン留めしたものは最後まで守られる

使い方はシンプルで、\claude agents\ のセッション一覧で残したいものを選び、\Ctrl+T\ を押すだけ。これで「ピン留め」状態になります。要は「大事な作業セッションほど優先的に生き残る」ということ。複数のエージェントを並行で回していて「気づいたら裏のセッションが消えてた」というあのストレスが、これでだいぶ減ります。長時間まわす人ほど効いてきます。

■ 𝟯. \/usage\ で「何がトークンを食ってるか」が丸見えに(v2.1.149・5/22)

Claude Code Studio - inline image

これは個人的に今週の本命だと思っています。

\/usage\ を実行すると、自分の利用上限(limit)を何が消費しているのか、カテゴリ別の内訳が見られるようになりました。内訳の単位はこうです。

Claude Code Studio - inline image

・Skills

・Subagents

・Plugins

・MCP サーバーごとのコスト

「最近トークンの減り早くない…?」と感じたとき、これまでは原因がぼんやりしていました。それが \/usage\ ひとつで「あ、この MCP サーバーが重い」「このプラグインが地味に食ってた」と犯人がはっきり分かるようになりました。どんぶり勘定だった消費が、ようやく項目別の家計簿になった感覚です。

この機能は、Claude Code の生みの親である Boris Cherny 氏(@bcherny)自身が公開前に予告していました。

> 「In the next version of Claude Code: run /usage to see a breakdown of which Skills, Agents, MCPs, and Plugins are using your tokens. CLI today, coming to Desktop next」(2026年5月21日)

「まず CLI に入って、次に Desktop に来る」とのことなので、ターミナルで使っている人から先に体験できます👀

■ 𝟰. Fast mode のデフォルトが Opus 4.7 になった(5/18・\/fast\

Claude Code Studio - inline image

公式アカウント @ClaudeDevs が5月18日に告知した変更です。

> 「Fast mode now defaults to Opus 4.7 in Claude Code. Try it out today with /fast」

Claude Code の Fast mode(高速出力モード)のデフォルトが Opus 4.7 になりました。\/fast\ で切り替えて試せます。

ここで誤解しがちなポイントを公式情報のまま補足しておくと、Fast mode は「小さいモデルに落とす」のではなく、Opus のまま出力を速くするモードです。つまり賢さはそのままで、レスポンスが速い。普段づかいの体感がそのまま底上げされる変更なので、\/fast\ を一度試してみる価値はあります。

■ 𝟱. auto mode(Shift+Tab)が Pro プランと Sonnet 4.6 に対応(5/22)

Claude Code Studio - inline image

同じく @ClaudeDevs が5月22日に告知した、auto mode まわりの2つのアップデートです。

> 「Two updates to auto mode: Now available on the Pro plan / Sonnet 4.6 is now supported, alongside Opus 4.7. Shift+tab, and let Claude run.」

・auto mode が Pro プランでも使えるようになった

・対応モデルに Sonnet 4.6 が追加(従来の Opus 4.7 に加えて)

Claude Code Studio - inline image

auto mode は \Shift+Tab\ で入る「Claude に任せて走らせる」モードです。今週から、より多くのプランとモデルで「Shift+Tab、あとは任せる」が成立するようになりました。

あわせて v2.1.147(5/21)では、auto mode の挙動も1つ修正されています。これまでは、ユーザーやスキルが明示的に \AskUserQuestion\(質問して選ばせる挙動)に頼っているのに、auto mode がそれを握りつぶしてしまうことがありました。今週からは、auto mode の判定がユーザーの回答を「意図のシグナル」として読むようになり、必要な確認はちゃんと出るようになっています。「任せる」と「確認すべきときは確認する」のバランスが整いました。

■ 𝟲. \/diff\ がキーボードでスクロールできる&Markdownのチェックボックスが表示される(v2.1.149・5/22)

地味だけど毎日効く、表示まわりの改善が2つ入りました。

ひとつめ。\/diff\ の詳細ビューが、キーボードでスクロールできるようになりました。使えるキーは公式そのままで、こうです。

Claude Code Studio - inline image

・矢印キー

・\j\ / \k\(vim 風)

・\PgUp\ / \PgDn\

・\Space\

・\Home\ / \End\

長い差分をマウスに触らず読み進められるので、レビュー作業のテンポが上がります。

ふたつめ。Markdown 出力が、GFM のタスクリストをチェックボックスとして描画するようになりました。

Claude Code Studio - inline image

\\`

- [ ] まだ終わってないタスク

- [x] 終わったタスク

\\`

これまでただの箇条書きとして出ていたものが、ちゃんとチェックボックスで表示されます。ToDo を Claude に管理させている人には嬉しい変更です。

■ 𝟳. \claude agents --json\・status lineのPR情報・\/plugin\のインストール前プレビュー(v2.1.145・5/19)

Claude Code Studio - inline image

5月19日のアップデートには、エージェント運用とプラグイン周りの実用的な追加がまとまって入りました。主なものを3つ。

𝟭. \claude agents --json\

動いている Claude セッションを JSON で一覧出力できるようになりました。tmux-resurrect やステータスバー、セッションピッカーなど、スクリプトから扱うための機能です。自動化勢には刺さります。

𝟮. status line に GitHub のリポジトリ/PR 情報

status line の JSON 入力に、検出された GitHub のリポジトリ情報と PR 情報が含まれるようになりました。今いる作業が「どのリポジトリの、どの PR か」をステータス行に出せます。

𝟯. \/plugin\ がインストール前に中身を見せる

\/plugin\ の Discover/Browse 画面で、プラグインが持つ commands・agents・skills・hooks・MCP/LSP サーバーを、インストールする前に確認できるようになりました。「入れてみないと何が入ってるか分からない」が解消されます。

加えて、\claude agents\ のターミナルタブのタイトルに「入力待ちの件数」が出るようになったので、別ウィンドウに切り替えていても「どれかのエージェントが返事待ちだ」と気づけます。フルスクリーンモードでは、スラッシュコマンドや @メンションの候補リストがマウスのホバー・クリックに対応しました。

さらに、フックを書いている人には2つ嬉しい変更があります。Stop/SubagentStop フックの入力に、\background_tasks\ と \session_crons\ のフィールドが追加されました。つまりフック側から「今どんなバックグラウンドタスクや定期実行が走っているか」を受け取って、処理を分岐できます。

地味に効くのが Read ツールの改善です。ファイル全体の読み込みがトークン上限を超えたとき、これまではハードエラーで止まっていました。今週からは、先頭ページだけを切り取って「PARTIAL view(部分表示)」という注記つきで返すようになりました。巨大ファイルを開こうとして作業が止まる、というつまずきが減ります。

■ 𝟴. 今週は"セキュリティ強化week"だった(黙って入った重要修正)

Claude Code Studio - inline image

派手な新機能の裏で、今週は権限まわりやサンドボックス境界の修正がいくつも入りました。どれもアナウンスされにくい地味な変更ですが、安全に直結する大事なものばかりです。

たとえばPowerShellでは、\cd..\ \cd\\ \cd~\ \X:\ といった書き方で作業ディレクトリが"検知されないまま"移動できてしまい、その後のコマンドがワークスペースの外まで読めてしまう穴がありました。これがv2.1.149で塞がれています。Bashのほうでも、許可リストに入っていない環境変数への単純な代入が、確認プロンプトを飛ばして通ってしまう権限バイパスがv2.1.145で修正されました。

サンドボックスまわりも2つあります。ひとつは、git worktreeでの書き込み許可が広すぎて、本来は共有用の\.git\だけでよいところがメインリポジトリのルート全体まで許可されていた問題。もうひとつは、\find\が大量のファイルを走査するとmacOSのファイル管理テーブルを使い切って、マシンごとクラッシュさせてしまう不具合です。どちらもv2.1.149で直りました。

こうして「黙って直っている修正」こそ、本体を更新し続ける一番の理由だと思います。新機能だけ追って更新を止めていると、気づかないうちにこういう穴を抱えたまま使い続けることになってしまいますから。

■ 𝟵. 地味だけど効いてくる、今週の細かい改善

Claude Code Studio - inline image

最後に、目玉ではないけれど毎日の使い心地を地味に上げてくれる改善をまとめておきます。

まず、自動アップデートまわりが賢くなりました(v2.1.147)。一時的な通信エラーは自動でやり直し、それでも失敗したときは原因のカテゴリやOSのエラーコード、いま入っているバージョンまで表示してくれます。「更新に失敗したけど理由が分からない」というモヤモヤが減るはずです。同じバージョンでは、矢印キーで前のプロンプトを呼び出して送り直しても履歴に同じものが二重で積まれなくなり、大きなファイルを編集したときの差分表示も速くなっています。

うれしいのが、貼り付けたテキストがエージェントへちゃんと渡るようになったことです(v2.1.147)。以前は中身が読めない仮の文字列に化けて届いてしまうことがありましたが、いまは貼った内容がそのまま渡ります。ちなみに、このv2.1.147では一時的に「Bashが毎回エラー(exit code 127)を返す」という不具合も混ざってしまったのですが、こちらは翌日のv2.1.148ですぐに直されました。

長いセッションを回す人に効くのが \/feedback\ の改善です(v2.1.149)。これまでは会話が長くなって文脈が圧縮されると、序盤のやりとりが見えなくなり、最初のほうで起きた問題を報告しづらくなっていました。今週からは、その圧縮より前の会話もレポートに含まれるようになっています。あわせて、企業向けには claude.ai のクラウドMCPコネクタを読み込む \allowAllClaudeAiMcps\ という設定も追加されました。

そして週の締めくくりとなる v2.1.150(5/23)は、内部インフラの改善だけで、ユーザー向けの目立った変更はありませんでした。

Claude Code Studio - inline image

たった1週間でも、これだけの量が静かに積み上がっています。だからこそ「入れっぱなし」にせず、週に一度こうしてまとめてキャッチアップしておく価値があるんです。

■ 今週のアップデート出典(一次情報)

この記事の内容は、すべて以下の公式・一次情報から取っています。気になった項目は自分の目で確かめてみてください👇

・公式CHANGELOG:https://github.com/anthropics/claude-code/blob/main/CHANGELOG.md

・公式changelog(日付つき):https://code.claude.com/docs/en/changelog

・対象バージョン:v2.1.145(5/19)〜 v2.1.150(5/23)

・公式アカウント:@ClaudeDevs(Fast mode/auto mode 告知)、@bcherny(\/usage\ 告知・5/21)

この記事が少しでも参考になったら嬉しいです。

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この記事を出している 𝗖𝗹𝗮𝘂𝗱𝗲 𝗖𝗼𝗱𝗲 𝗦𝘁𝘂𝗱𝗶𝗼(@ClaudeCode_love)は、Claude CodeやCLI活用・自動化・AIエージェント開発を、実務で使える形に落とし込んで発信しているアカウントです。

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また、私たちは株式会社PLaiとして、Claude CodeやCodex、Obsidianを活用したAIエージェント導入・ナレッジ管理設計・業務自動化の支援も行っています。

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AI時代に本当に重要なのは、便利なツールを知っていること自体ではなく、社内の知識や業務フロー、過去の意思決定、顧客理解などを「AIが使える形」に整理していくことだと考えています。

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