断言します。
Gemini Notebookは、この10冊だけ作ればそれで十分です。
僕はGemini Notebook(旧NotebookLM)を1年以上毎日使い、26人のAI社員を雇うところまで来ました。
その道のりを振り返って、はっきり分かったことがあります。
「ノートを増やしすぎると、便利なメモ帳から先に進めない。」
逆に言えば、10冊作るだけで、あなたのGemini Notebookは、メモ帳ではなくあなた専用の小さな会社になります。
今日は、その10冊を、作る順番つきで公開します。
土台の1冊、仕事を回す4冊、知識を育てる3冊、自分を育てる2冊。
すべて、僕が実際に使い続けて、効果を確かめてきたノートです。
それぞれに「何を入れるか」「何が聞けるようになるか」「作った直後に投げる最初の一言」を添えました。
最初の1冊は、今夜10分で作れます。
第1章:作る前に、3つの原則だけ
10冊に入る前に、全ノートに共通する原則を3つだけ。
原則①:1冊に、1つの役割。
「なんでもノート」は作らないでください。
仕事も読書も趣味も混ぜた巨大な1冊は、回答がぜんぶ薄くなります。
会議の話をしているのに読書メモが混ざる。
企画の相談に関係ない資料が顔を出す。
人間でも、全部の話題を1つの会議室でやったら混乱しますよね。
役割ごとに分けた瞬間、それぞれの回答が「専門家の顔」になります。
原則②:名前は、役割で付ける。
「メモ」「資料」「テスト」は禁止です。
「上司ノート」「会議ノート」「経理担当」のように、何のためのノートかが一目で分かる名前を。
名前が役割になっていると、あとでGemini SparkやGeminiアプリから「上司ノートを参照して」と呼び出せます。
名前は、ノートの住所です。
原則③:ためる資料は、Googleドキュメント経由で。
日々更新する資料は、Googleドキュメントやスプレッドシートに書いて、ドライブ経由でソースに追加してください。
元のファイルを更新するだけで、ノート側も自動で最新になります。
ためるたびにアップロードし直す手間が消えて、ノートが「勝手に育つ」状態になる。
この3つだけ守れば、あとは順番に作っていくだけです。
第2章:土台の1冊——AIに、あなたを教える
①自分の取扱説明書ノート
何を入れるか
あなた自身の情報です。
「そう言われても、何を書けばいいのか」と思いますよね。
だから、僕が普段使っているものを、そのまま公開します。
Googleドキュメント1枚で、これだけです。
1社長(私)の思考・方針23このファイルは、社長である私「えーたん」の考え方をまとめたものです。4すべての判断・提案は、この方針に沿って行ってください。561. 事業の目的・ミッション・目指す未来7・AI×時短で、日本の会社員から「無駄な残業」をなくす。私自身が月100時間残業からAIで定時退社になった経験を、再現可能な形で届ける8・Gemini Notebook(旧NotebookLM)を中心としたAI活用を、非エンジニアの会社員が「今日から真似できる」レベルまで翻訳して広める9・中小企業のAI推進リーダーとして、難解なAIと現場の間の橋渡しをする10・発信・書籍・セミナー・コミュニティを通じて、「試したら人生が変わった」という実践者を一人でも多く生む11・一度作れば永続的に使える「知識とプロンプトの資産化」の考え方を、日本の働き方の当たり前にする12132. 数値目標(期限:2026年12月31日)14すべての提案・施策は、以下の目標達成に貢献するかどうかで優先順位を判断してください。15・Xフォロワー:57,000人(2026年8月10日現在)→ 65,000人にする16・セミナー参加人数:平均130名(現在)→ 最低200名にする17・Xポスト製作時間:1本あたり1時間(現在)→ 30分に短縮する18・Xポストの平均インプレッション:13万(現在)→ 20万にする19・アイサロ参加人数:100人(現在)→ 150人にする20213. 大切にしている価値観・判断基準22・実践性・再現性が最優先。理論より「今日から試せる手順」。提案は必ず「コピペで動く・手順に番号がある・所要時間がわかる」状態まで落とし込む23・正確性を武器にする。回答・発信は必ず根拠(ソース・引用元)とセットで。事実と推測を混ぜない24・完璧より、まず小さく試す。70点でいいから今日出す。100点を目指して来週出すのはNG25・難しいことを難しいまま伝えない。専門用語には必ず一言の補足。「中学生でもわかるか」で判定する26・AIは魔法ではなく「仕組み」。気合いや根性ではなく、システム化・マニュアル化で消耗を根本から消す27・毎回ゼロから作るのは悪。一度作ったノート・プロンプト・マニュアルは資産として使い回し、育てる28・共有と感謝の文化。良いものは出し惜しみせず公開し、他者の知見には敬意と感謝を示す29・苦労・根性の物語で売らない。「AIを使えば速くて簡単」という、明るく前向きなトーンを貫く30・迷ったら「読者・受講者の得」を優先する。自分が言いたいことより、相手が持ち帰れること31324. ターゲット(誰に価値を届けたいか)33・AIに興味はあるが「何から始めればいいかわからない」非エンジニアの会社員。特に残業が多く、時間に困っている人34・毎回の検索・資料作成・プロンプト作成で時間が溶けている知識労働者35・中小企業でAI導入を任されたが、社内に詳しい人がいない担当者36・すでにNotebookLMを使っていて、上級活用に進みたい中級者37・(優先度を下げる層)コードを書きたいエンジニア、最新モデルのスペック比較や抽象論を求める人38395. 絶対に避けたいこと(NG事項)40・誇大表現・煽りで信頼を失うこと。「誰でも絶対に」のような盛った表現で、再現できない期待を作らない41・根拠のない情報をそれらしく語ること。確認していない仕様・数字を断定しない42・法令・各サービスの利用規約に触れること。グレーな手法は「できても、やらない」43・短期の売上のために長期の信用を削ること。売り込みより先に、まず価値を渡す順番を崩さない44・読者を置き去りにすること。専門用語の羅列、手順の省略、「わかる人だけわかればいい」という姿勢45・機密情報・個人情報の不用意な取り扱い。事例・スクショは必ず匿名化する46・他者の批判・比較で自分を上げること。他の発信者・ツールを下げる形の訴求はしない
構成は5つ。
- 目的とミッション
- 期限つきの数値目標
- 価値観と判断基準
- ターゲット
- 絶対にやらないこと
これ、会社の経営方針書の構造です。
あなたがひとりの会社員でも、「自分」という会社の方針書を書く。
中身はあなたの言葉で書き換えて、Googleドキュメントに置いてください。
後で目標が変わったら、ドキュメントを直すだけで、ノートにも反映されます。
何が聞けるようになるか
まず、自分自身のことを相談できるようになります。
「この判断、僕の方針と矛盾していない?」
「今月やることが多すぎる。僕の目標から見て、捨てていいのはどれ?」
方針書を読んだAIは、一般論ではなく、あなたの目標と価値観を基準に答えてくれます。
これが、10冊の最初に作る理由です。
AIに仕事を任せる前に、AIにあなたを教えておく。
人間の新人だって、会社の方針を知らないまま仕事を振られたら困りますよね。
ちなみに、この1枚は他の9冊のソースにも入れておくと、それぞれのノートの回答があなた向けになります。
ノート同士は独立しているので、入れたいノートに、その都度追加してください。
最初の一言
このノートの内容を踏まえて、私という人間を一言で表すとどんな人ですか。 そして、私がいちばん気をつけるべき弱点を、率直に教えてください。
自分の情報を入れた直後にこれを聞くと、AIがあなたを理解した感覚が一発で伝わります。
https://x.com/ai_jitan/status/2072793774946930806
第3章:仕事を回す4冊——毎日の「あれどこ?」を消す
②プロジェクトノート
何を入れるか
いま抱えている案件の資料を、1案件につき1冊に。
- 企画書
- 議事録
- 関係者との
- メール
- 参考資料
案件に関係するものは、ぜんぶ。
何が聞けるようになるか
「あの件、どこまで決まってたっけ」「前回の宿題は何だっけ」に、3秒で答えが返ります。
資料を探す時間が消えて、案件の記憶が人の頭ではなくノートに残る。
異動や引き継ぎのときに、このノートの価値が爆発します。
最初の一言
この案件の現在地を整理してください。 決まっていること、決まっていないこと、次に動くべきことを教えてください。
https://x.com/ai_jitan/status/2083349562228715785
③日報・業務記録ノート
何を入れるか
毎日の業務記録です。
- やったこと
- 時間がかかったこと
- 気づいたこと
- 次にやること
Googleドキュメントを1つ作って、日付ごとに数行ずつ追記していくだけ。
ドライブ経由でソースにしておけば、書き足すたびにノートも育ちます。
何が聞けるようになるか
まず、週報が一言で下書きになります。
「今週の記録から週報を作って」で、上司が知りたい順に整理された文章が返ってくる。
月末には「今月、時間を食っていた仕事はどれ?」と聞けば、記録から自分の働き方のクセが見えてきます。
そして半年後、面談や評価の時期に「この半年の成果を整理して」と頼めば、忘れていた実績まで拾ってくれる。
日報は、書いた瞬間より、たまってからが本番です。
最初の一言
今週の記録から、週報の下書きを作ってください。 上司が知りたい順に整理して、数字があれば必ず入れてください。
④上司ノート
何を入れるか
上司の「思考データ」です。
- 1on1や面談の記録
- メールやチャットでの指摘
- 許可を取って録音した本人の話
特に差し戻しコメントは、上司の判断基準がそのまま言葉になったデータなので、過去のメールを遡って貼ってください。
案件の固有名詞は匿名化して、このノートは誰にも共有しないこと。
何が聞けるようになるか
「なんとなく厳しい人」が、明確な判断基準を持った一人のビジネスパーソンとして見えてきます。
数字を最重視する、結論から説明されるのを好む、リスクが書かれていない提案は却下する。
この基準が分かると、「この上司に通る構成」で資料の骨子を作らせることができます。
僕は書類を15回連続で差し戻された経験がありますが、上司ノートを作ってから、差し戻しが激減しました。
続けるうちに、上司の発言を「判断基準のデータ」として聞くようになり、自分の視座が上がっていきます。
最初の一言
このノートの指摘や発言をもとに、上司の思考パターンと、大切にしていることを整理してください。 そのうえで、私の提案で必ず押さえるべきポイントと、やってはいけないことを教えてください。
https://x.com/ai_jitan/status/2073150450908737717
⑤社内規定・マニュアルノート
何を入れるか
- 就業規則
- 経費規定
- 各種申請の手順
- 業務マニュアル
会社の「決まりごと」を1冊に集めます。
何が聞けるようになるか
「経費の締め日いつ?」「この申請、どうやるんだっけ」に、規定を根拠に即答してくれます。
しかも引用付きなので、「規定のここに書いてあります」まで分かる。
チームで共有すれば、あなたへの質問が激減する案内係の完成です。
最初の一言
この規定の中で、社員が間違えやすそうな手続きを教えてください。 それぞれ、正しい手順と注意点を添えてください。
https://x.com/ai_jitan/status/2030116893391212863
第4章:知識を育てる3冊——ためる者が勝つ
⑥専門家ノート
何を入れるか
あなたの部署の仕事の「考え方の型」を書いた専門知識テキストです。
- 定義とKPI
- 判断の土台になるフレームワーク
- 進め方の手順
- 領域別の定石
- チェックリスト。
ゼロから書かなくて大丈夫です。
AIに章ごとに書かせて、自分の経験で上書きしてください。
何が聞けるようになるか
一般論しか言わなかったAIが、その仕事の判断基準を持った「担当者」に変わります。
僕のマーケティング戦略担当は、この教科書を読んでから、提案が「盛り上げ」から「逆算」に変わりました。
Fast Researchを使えば、すぐに専門知識を入れることができます。
最初の一言
このノートの考え方の型を使って、私がいま取り組んでいる(例:新サービスの集客)を整理してください。 やるべきことと、やらなくていいことを分けて教えてください。
https://x.com/ai_jitan/status/2070615064831545515
⑦プロンプト図書館ノート
何を入れるか
効いたプロンプトを、「タイトル・用途・本文」の3点セットでためていきます。
「前にすごく良い議事録が出た、あの指示なんだっけ」を、二度と起こさないための1冊。
何が聞けるようになるか
「議事録を作りたい」と言えば、図書館から最適なプロンプトが選ばれて出てくる。
プロンプトを「書く」から「選ぶ」に変わります。
そしてこの図書館は、使うほど育つ。
1か月後には、あなたの仕事専用のプロンプト集が完成しています。
最初の一言
このノートにあるプロンプトを、用途ごとに整理してください。 私の仕事でよく使いそうなものから順に並べてください。
https://x.com/ai_jitan/status/2071706681525047419
⑧業界ニュースストックノート
何を入れるか
- 業界のニュース
- 競合の動き
- 参考になった記事
Googleドキュメントに「ニュースストック」を1つ作ってソースにしておき、そこに追記していく運用が楽です。
何が聞けるようになるか
「今週の業界の動きをまとめて」「この動きは、うちにどう影響する?」に、ためた情報を根拠に答えてくれます。
情報を「読む」だけだった時間が、「使える知恵」に変わる。
Gemini Sparkと繋げば、ニュース収集ごと自動化して、ノートが勝手に育ちます。
最初の一言
このノートのニュースの中から、私の仕事に影響が大きそうなものを選んでください。 なぜ影響が大きいのかも教えてください。
第5章:自分を育てる2冊——インプットを、行動に変える
⑨読書ノート
何を入れるか
- 読んだ本
- 読みたい本の情報
手元の本はスキャンや撮影で、まだ持っていない本はFast Researchで情報を集めて入れます。
自分で買った本を自分のノートで使うのは問題ありませんが、本の内容を入れたノートの共有だけは絶対にしないでください。
何が聞けるようになるか
著者に、あなたの悩みを相談できます。
「この本の教えを、私の仕事に翻訳して」「この本の著者なら、私の今の課題に何と言う?」
本が、読むものから、対話する相手に変わる。
この体験は一度味わうと戻れません(※読書術記事のリンクを挿入)。
最初の一言
あなたはこの本の著者です。 本の内容だけを根拠に、私のいまの悩み(例:部下が指示待ちで動かない)に答えてください。
https://x.com/ai_jitan/status/2082942193116082348
⑩学習ノート
何を入れるか
- 資格の教材
- 講座の資料
- 学び直しのテキスト
何が聞けるようになるか
教材からテストを作ってもらい、間違えた問題の解説を聞き、弱点を予想してもらう。
「読んだ気になる勉強」が「試される勉強」に変わります。
音声解説にすれば通勤時間が講義になり、クイズ機能で移動中に復習できる。
最初の一言
この教材から、私の理解度を確認するテストを作ってください。 私が間違えやすそうなポイントも予想して、対策を教えてください。
https://x.com/ai_jitan/status/2088375471281193187
まとめ:10冊全部を、今日作らなくていい
10冊、並べ終えました。
もう一度、順番だけ思い出してください。
- 土台の1冊
- 仕事の4冊
- 知識の3冊
- 自分の2冊
ノートは1冊ずつ独立していますが、10冊揃ったときに見える景色は、メモ帳ではなく会社です。
でも、今日全部を作る必要はありません。
今日は①だけ作ってください。
自分の目標と価値観を1枚書いて、ノートに入れる。
明日、いま抱えている案件で②を足す。
そうやって1冊ずつ増やしていけば、1か月後、あなたのGemini Notebookは「メモ帳」から「会社」に変わっています。
📢 9月30日(水)21時に発売!!

最後に、Brainの発売情報です。
『【非エンジニアでOK】Googleアカウント1つで「AI社員」を雇う教科書|Gemini Notebook×Sparkで仕事が勝手に片づく仕組み』
2026年9月30日(水)21時、Brainにて発売します。
今日の10冊は、その教科書で雇う26人のAI社員の原型です。
10冊が26人に育ち、Sparkで勝手に働き始めるまでの全部を、この教科書に書きました。
事前登録は、公式LINEで受け付けています。
公式LINEで「予約」と入力すると、事前登録特典が即届きます。
- ①「業務別プロンプト100選」
- ②「業務改善Gem20選の中身」
そして、発売と同時に届く24時間限定の割引URLをお送りします。
▼公式LINEはこちら(「予約」と入力)





