カズレーザーって、クイズ番組でバシバシ正解しているイメージがありますよね。
「Qさま!!」や「くりぃむクイズ ミラクル9」などで難問に答えている姿を見ると、つい「もともと頭がいい人なんだな」と思ってしまいます。
もちろん、同志社大学商学部卒という経歴や、読書好きな一面もあり、知的な印象が強い人です。所属事務所の公式プロフィールでも、学歴は同志社大学商学部卒、趣味は読書・筋トレ・社会科見学と紹介されています。(Sun Music Group
でも、あの知識量は「生まれつきの頭の良さ」だけで作られたものではなさそうです。

カズレーザーの発言や学習コンテンツを見ていくと、やっていることは意外なほど地味です。
やる気がなくても机に向かう。
スマホを遠ざける。
勉強法探しに逃げない。
知識を問題にして、自分で引き出す。
映像を見て終わりにせず、文献や本で自分のペースで学ぶ。
ただ、その地味さは、ただの根性論ではありません。
誘惑を消す。
迷う時間を減らす。
覚えた気になる状態を避ける。
感情や違和感を記憶のフックにする。
知識を「見たことがある」ではなく「出せる」状態にする。
つまり、カズレーザーの勉強法は、
楽して覚える裏技ではなく、知識を確実に入れて、本番で使える状態にするための仕組み
なのだと思います。

今回は、カズレーザーの発言や学習観をもとに、真似しやすい勉強法を6つに整理して紹介します。
1. やる気を待たずに、やらざるを得ない状態を作る
勉強で一番危ないのは、「やる気が出たらやろう」と思ってしまうことではないでしょうか?
多くの人は、やる気がある日に勉強しようとします。
でも現実には、そんな日は多くありません。
疲れている日もある。
スマホを見たい日もある。
なんとなく気分が乗らない日もある。
そこで「今日はやる気がないから無理」と判断してしまうと、勉強はずっと気分任せになります。
カズレーザーは、受験生から「やる気が出ない時はどうしたらいいか」と聞かれた際、勉強しなければいけないことと、やる気の有無を混同しない方がいい、という趣旨の回答をしています。
モチベーションが低くても、やらないよりはやった方が効果が出る、というかなり現実的な考え方です。(トレンド&ライフスタイルメディア『grape』
これは一見、厳しい言葉に聞こえます。
でも本質は、「気合いで頑張れ」ではありません。

やる気が低くても勉強できる状態を先に作る
ということです。
その代表例が、スマホとの距離です。
スマホが近くにあると、通知が鳴らなくても、画面を見ていなくても、なんとなく気になります。
「見ないようにしよう」と思っている時点で、すでに集中力の一部をスマホに使っている。
これは感覚論だけではありません。
Wardらの2017年の研究では、スマホを使っていなくても、近くにあるだけで限られた認知資源を使い、課題パフォーマンスに影響する可能性が示されています。(シカゴ大学ジャーナル
つまり、勉強できる人は、誘惑に強い人とは限りません。
__________________
むしろ、誘惑と戦わなくていい環境を作るのが
うまい人です。
__________________**
私自身も、勉強するときにスマホが近くにあると、どうしても気になってしまいます。
だから、勉強系のアプリだけを入れたiPadを使ったり、スマホの電源を切って見えない場所に置いたりしていました。
ポイントは、スマホに勝つことではありません。
スマホと戦わない状態を作ること。
ここがかなり現実的です。
勉強を続けるには、気合いより先に環境を整えた方がいい。
集中力を奪うものを減らせば、勉強に使える力が残ります。
2. 効率のいい暗記法探しで、勉強した気にならない
ひとつ問いたいです。
勉強法を探している時間は、本当に勉強時間と言えるのでしょうか?
世の中には、いろいろな暗記法があります。
語呂合わせ。
マインドマップ。
音読。
書いて覚える。
寝る前に復習する。
アプリを使う。
もちろん、それぞれに良さはあります。
でも、効率のいい暗記法を探し続けること自体が、時間のロスになることもあります。
これはかなり耳が痛い話です。
なぜなら、勉強法を探している時間は、少し気持ちいいからです。
「もっと効率のいい方法があるはず」
「自分に合うやり方が見つかれば、一気に伸びるはず」
「今できていないのは、まだ正しい方法に出会っていないだけ」
そう思っている間は、自分の実力と向き合わなくて済みます。

でも、知識を増やすのは、勉強法を調べている時間ではありません。
実際に覚える時間です。
思い出す時間です。
間違えたところを、もう一度確認する時間です。
カズレーザーはインタビューで、映像を見るだけで勉強になるわけではなく、勉強系YouTuberや大学教授も、裏では文献や書籍を読み込んで勉強している、という趣旨の話をしています。
動画は入り口にはなっても、それだけで深く身につくわけではないという見方です。(WANI BOOKS Newsクランチ!(ニュースクランチ!)
ここには、派手な裏技はありません。
あるのは、
**覚える作業から逃げない
という、かなり手堅い積み重ねです。
この逃げ道のなさが、むしろ強い。
受験や資格試験のように期限がある勉強では、「最高の方法を探し続けること」よりも、「今の方法でどれだけ前に進めるか」の方が大事です。
新しい暗記法を試すことが悪いわけではありません。
ただ、暗記法選びがメイン作業になってしまうと危険です。
「もっと楽に覚えられる方法」を探しているうちに、時間だけが過ぎていく。
それよりも、多少しんどくても、今日1ページ進めた方が前に進みます。
勉強で一番危ないのは、
勉強していないのに、勉強している気分になること
なのかもしれません。
3. モチベーションは、始めた後についてくる
やる気が出るまで待っていたら、いつ勉強は始まるのでしょうか。
勉強のモチベーションを上げる方法を調べたことがある人は多いと思います。
「勉強 モチベーション 上げ方」
「やる気が出ない 対処法」
「勉強を継続するコツ」
こういう検索をしていると、いつの間にか30分くらい経っている。
でも、本当に必要なのは、気分を整えることではなく、最初の一手を出すことです。
参考書を開く。
問題を1問だけ解く。
単語を3つだけ確認する。
最初から長時間やろうとしなくていい。
まず、手を動かす。
これは身もふたもない話です。

テンションを上げる。
気分を整える。
やる気が出る動画を見る。
そういう準備をいったん脇に置いて、まず始める。
カズレーザーは、モチベーションが低くても、やらないよりやった方が効果が出ると話しています。
つまり、やる気を上げることよりも、やる気が低い状態でどう動くかを考える方が現実的だということです。(トレンド&ライフスタイルメディア『grape』
最初は面倒でも、問題を数問解いているうちに「もう少しやるか」と思える瞬間があります。
掃除もそうです。
やる前は面倒なのに、一度手をつけると止まらなくなる。
文章を書くのもそうです。
最初の一文が重いだけで、書き始めると少しずつ進む。
勉強も同じです。
やる気は、勉強の前に必要なものではなく、
**勉強を始めた後についてくるもの
と考えた方がいい。
気分がいい日だけ勉強する。
集中できそうな日だけ勉強する。
完璧な状態の日だけ頑張る。
それでは、勉強時間が安定しません。
勉強が続く人は、毎日燃えている人ではありません。
気分が乗らない日でも、最低限手をつけられる人です。
だから、モチベーションを上げる前に、最初の1問だけ解く。
この小さな着手が、勉強を気分任せにしないコツです。
4. 本番に強くなるには、悪い環境でも合格点を取っておく
本番で緊張しない方法を探すより、緊張しても解ける状態を作った方が強いのではないでしょうか。
試験や本番で緊張してしまう人は多いです。
家では解けたのに、本番になると頭が真っ白になる。
模試ではできたのに、会場の空気に飲まれる。
時間制限がつくと焦ってしまう。
こういう悩みに対して必要なのは、「緊張しない自分」を作ることではありません。
緊張しても崩れない自分を作ること
です。
カズレーザーの「やる気がなくてもやった方がいい」という考え方を、本番対策に応用するなら、普段から少し負荷をかけた状態で練習しておくのが有効です。

たとえば、静かすぎる部屋だけでなく、少し物音がある場所で問題を解く。
時間制限を短めに設定する。
疲れている日でも、最低限の問題だけは解く。
本番と同じ時間帯に、過去問を解いてみる。
きれいな環境で高得点を取ることだけが、練習ではありません。
本番は、自分に都合よく進むとは限らないからです。
会場が寒いかもしれない。
隣の人の音が気になるかもしれない。
前日に眠れないかもしれない。
思ったより緊張するかもしれない。
そのときに支えになるのは、ポジティブな言葉だけではありません。
「多少コンディションが悪くても、自分は解いたことがある」
という経験です。
一見すると根性論です。
でも、やっていることはかなり合理的です。
本番で崩れない人は、特別にメンタルが強い人とは限りません。
悪条件でも手を動かせるように、先に慣らしている人です。
______________
自信は、言葉ではなく経験から作られます。
______________**
だから、普段の練習で少しだけ負荷をかけておく。
それが、本番で崩れないための現実的な準備になります。
5. 覚えたいなら、あえて感情が動く形にする
きれいに整理された情報ほど、意外と記憶に残らないことはないでしょうか。
わかりやすい教材は大事です。
説明がうまい人。
整理されている動画。
テンポがいい講義。
図解がきれいな教材。
もちろん、それらは役に立ちます。
でも、きれいに整った情報は、、、、
_____________
逆にスッと流れていってしまうことがあります。
_____________**
「なるほど」と思ったのに、翌日にはあまり覚えていない。
ノートにはまとまっているのに、自分の頭には残っていない。
動画を見た直後はわかった気がしたのに、問題になると出てこない。
こういうことはよくあります。
カズレーザーはインタビューで、英語に楽しく触れている時間を長く持つことや、好きなものだと専門用語も意外と頭に入ってくることに触れています。
筋トレにハマっていた時期に、ボディビルダーのDVDを見て英語表現を覚えたという話もしています。(WANI BOOKS Newsクランチ!(ニュースクランチ!)
ここで大事なのは、情報を自分が反応できる形に変えることです。

「この説明、変だな」
「なんか妙に気になるな」
「この例え、面白いな」
「ちょっと腹立つけど忘れられないな」
こういう感情が動くと、情報がただの文字ではなくなります。
頭の中に引っかかる。
実はこれ、記憶の仕組みとしてもかなり理にかなっています。
McGaughの2004年のレビュー論文でも、感情を伴う経験は長期記憶として残りやすいことが整理されています。(PubMed
つまり、人はただ見ただけの情報よりも、
「変だな」「面白いな」「怖いな」「腹立つな」「なぜか気になるな」
と感情が動いた情報の方が、頭に残りやすい。
だから、記憶に残すには、きれいにまとめるだけでは足りません。
自分の感情が少しでも動く形に変えること。
これが、知識を長く残すコツなのだと思います。
たとえば、歴史上の人物をただ名前で覚えるのではなく、「この人、やっていることが極端すぎる」と思いながら覚える。
英単語をただ暗記するのではなく、「この語源、意外と変だな」と引っかける。
理科の用語をただ眺めるのではなく、「これ、日常のあの現象と同じか」と結びつける。
情報をきれいに並べるだけではなく、感情のフックを作る。
変わって見えるけれど、これは記憶の仕組みにかなった工夫です。
知識を長く残したいなら、
覚えたい情報を、自分が反応できる形に変えること。
これが大事なのだと思います。
6. 一問一答で、知識を出せる状態にする
知識は、読んだだけで本当に自分のものになっているのでしょうか。
参考書を読んだ。
動画を見た。
ノートにまとめた。
マーカーを引いた。
これだけだと、わかった気にはなります。
でも、クイズ番組でも試験でも必要なのは、
頭の中にある知識を、その場で引き出す力
です。

カズレーザーは、クイズ本の問題を作ったことが勉強になったと語っています。特に解説を作る過程で、深く調べたり、自分の中にあった情報がつながったりしたと話しています。(WANI BOOKS Newsクランチ!(ニュースクランチ!)
これは、かなり大事な話です。
ただ読むだけでは、知識は流れていきます。
でも、自分で問題を作る。
答えを考える。
解説できるようにする。
間違えたところを調べ直す。
ここまでやると、知識は頭の中でつながり始めます。
カズレーザーのYouTubeチャンネル「カズレーザーの50点塾」でも、中学生向けに歴史を学べる動画や、テストで50点を目指すための学習コンテンツが展開されています。(プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES
一問一答は、とても地味です。
問題を見て、答える。
間違えたら、もう一度覚える。
また答える。
ただ、ごまかしが効きません。
答えられたら、知識が引き出せる状態になっている。
答えられなかったら、まだ眺めていただけ。
この差は大きいです。
ノートをきれいにまとめることに時間をかけるより、覚えた内容をすぐに問題にする。
「これは何?」
「なぜそうなる?」
「誰がやった?」
「いつ起きた?」
「何が原因?」
「どう説明できる?」
こうやって知識をクイズ化すると、情報がただの文字ではなくなります。
脳の中から引っ張り出す対象になります。
クイズ番組で強い人は、知識をたくさん持っているだけではありません。
__________
必要な瞬間に、必要な知識を
出せる状態にしている。
**__________
だから、一問一答はただの暗記確認ではありません。
知識を使える形に変える訓練です。
読んで終わりにしない。
見て終わりにしない。
まとめて終わりにしない。
最後に必ず、自分の頭から出してみる。
ここまでやって初めて、知識は「知っているもの」から「使えるもの」に変わります。
まとめ:カズレーザーの勉強法は、才能ではなく仕組みだった
カズレーザーの勉強法を見ていくと、派手な裏技はあまりありません。
むしろ、かなり地味です。

やる気がなくても机に向かう。
スマホを遠ざける。
勉強法探しに逃げない。
まず手を動かす。
悪条件で練習する。
感情や違和感を使って覚える。
一問一答で引き出す。
でも、その地味さこそが強いのだと思います。
多くの人は、勉強ができる人を見ると、つい「頭の作りが違う」と思ってしまいます。
記憶力が違う。
理解力が違う。
もともとの知能が違う。
そう考えた方が、ある意味では楽です。
自分とは別世界の人だと思えば、自分ができない理由を説明できるからです。
でも、カズレーザーの発言や学習コンテンツから見えてくるのは、少し違う景色です。

知識がある人は、最初から何でも覚えられる人ではない。
覚える環境を作り、忘れにくい形に変え、必要な瞬間に引き出す練習をしている人
なのだと思います。
つまり、知識量の差は、才能だけで生まれるものではありません。
やる気に頼らない仕組み。
誘惑と戦わない環境。
覚える作業から逃げない手堅さ。
悪条件でも崩れない準備。
感情に引っかける工夫。
一問一答で引き出す訓練。
その積み重ねが、クイズ番組でバシバシ正解する姿につながっているのかもしれません。
では、今日から真似するなら何をすればいいのか。
まずは、次の5つだけで十分です。

今日からできるTODOリスト
- 勉強中はスマホの電源を切って、見えない場所に置く 通知を我慢するのではなく、そもそも視界に入れない。
- 勉強用の端末やアプリだけを使う 可能なら、勉強系アプリだけを入れたタブレットに分ける。
- 新しい勉強法を探す前に、今の方法で1時間だけ続ける 「もっといい方法があるかも」と探す前に、まず目の前の教材を進める。
- 週に1回、少し悪い環境で問題を解く 静かすぎる場所だけでなく、少し音がある場所や時間制限つきで解いてみる。
- 覚えた内容を一問一答にして、自分で答える 読んで終わりにせず、「思い出せるか」まで確認する。
最初から、カズレーザーのように膨大な知識を持つ必要はありません。
まずは、スマホを遠ざける。
まずは、1時間だけやる。
まずは、覚えたことを1問だけ自分に出してみる。
そのくらいの一歩でいい。
知識がある人とない人の差は、ある日突然つくものではありません。
毎日少しずつ、覚える人と、忘れるままにする人に分かれていく。
カズレーザーの勉強法が教えてくれるのは、
頭の良さは、才能だけではなく、知識を扱う習慣で作られていく
ということです。
「自分は頭がよくないから」と諦める前に、まずは今日、スマホを見えない場所に置いて、目の前の1ページを開いてみる。
たぶん、知識量の差は、そこから少しずつ変わっていきます。
7か月でTOEIC930点を取った経験をもとに、ロジカルな勉強術や、日々の勉強法、英語に関する発信をしています。お困りごとがあればDMでいつでもご連絡ください。
-----> @edward_toeic
(参考)
https://wanibooks-newscrunch.com/articles/-/1362?page=2
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https://www.youtube.com/watch?v=wrHp3PFaps0
https://www.youtube.com/watch?v=oCXOTGP3qjk
https://sunmusic-gp.co.jp/talent/maple_chogoukin/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000059586.html





