Studio MAPPA 創設者と MADHOUSE 共同創設者が MAPPA CEO と語る「レゼ篇」対談(2026 年 3 月)

@AnimeTokki
英語2026年9月01日
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TL;DR

MAPPA CEO の大塚学氏と創設者の丸山正雄氏が、『チェンソーマン』「レゼ篇」を映画化するに至った経緯について対談。制作現場の若々しいエネルギーと、アニメのグローバルな進化について語ります。

以下は、提供された英文を日本語に翻訳したものです。マークダウン構造、リンク、引用ブロック、コードセグメントのタグは保持し、テキストのみを自然な日本語に翻訳しています。また、CJK と英数字の間には適切にスペースを挿入し、ブランド名や製品名(YouMind、ByteDance、Slides)はそのまま維持しています。


Madhouse 共同創業者であり、MAPPA および Studio M2 の創業者でもある丸山正雄氏と、株式会社 MAPPA の CEO である大塚学氏による公式対談。

これは SYO によるレポートの翻訳です。

翻訳ツール: DeepL

出典: 『チェンソーマン』公式サイト(2026 年 3 月公開)

「レゼ編」を劇場映画化することを選んだ理由を教えてください。

大塚: テレビシリーズの 1 クールを終えた後、その後のエピソードをどうするか検討していた際、「レゼ編」は起承転結がはっきりしたしっかりとした物語構造を持っているため、劇場映画に適していると感じました。もともと「映画」という形式は、チェンソーマンにとって重要な意味を持っています。学校のプールや日常のシーンでは、監督やアニメーターが「もしこれが映画なら、どんな演技が必要か」と真剣に考えながら、演技のアプローチを検討していました。

丸山: 抽象的な言い方かもしれませんが、「レゼ編」を観ていて、ただただ気持ちよかったんです。自分の仕事を愛する人たちの喜びと情熱が、楽しみながら作品を作っている様子がひしひしと伝わってきました。

大塚: まさにその通りです。みんなのアイデアがぶつかり合い、そして一つにまとまった映画ですね(笑)。

丸山: それが今の MAPPA の強みだと思います。会社として「とりあえずやってみよう」というマインドが強く、難しい課題にも情熱を持って最後まで取り組んでいます。

「レゼ編」の前半と後半の対比が印象的ですよね。

大塚: チェンソーマンに限らず、MAPPA が手がけてきたタイトルはアクションに全力を注ぐという印象があると思います。観客は「いつすごいアクションが来るんだ?」と期待しながら観ていたでしょうから、その瞬間に至るまでの日常や恋愛要素を丁寧に積み上げていくことが重要でした。こうした展開をテレビシリーズで実現するのはどうしても難しいので、映画というフォーマットだからこそできたことだと思います。

大塚さんは監督陣に何かアドバイスをされましたか?

大塚: いえ、特にありません。アドバイスしたのは主にスタッフ編成についてだけです。もちろん、上がってきた作品に気になる点があれば指摘しますが、今回は制作のあらゆる部分にエネルギーを感じたので、言うことは何もありませんでした。

「レゼ編」はアメリカでも大きな反響を呼びましたね。

丸山: 私は日本アニメが海外、特にアメリカに進出し始めた頃から携わってきたので、その全過程を今日まで見届けてきました。『獣兵衛忍風帖』(1993 年)で「日本のアニメはすごい」とアメリカに売り込み、海外のクリエイターに影響を与え、実写の世界にも広がっていきました。『アニマトリックス』(『マトリックス』のアニメ anthology)のようなプロジェクトに繋がり、一方で宮崎駿はまた別の形で世界にその名を刻みました。――こうした挑戦を繰り返してきた時代を生きてきた者として、『鬼滅の刃』や『チェンソーマン』がこれほど受け入れられているのを見て、「ようやくここまで来たんだな」と感じました。アメリカの若者たちがこれらの作品を観ているんですよね? 日本のアニメ文化がこれほど多くの人々に届いたという事実に、深く感動しています。

単一の作品が突破口を開いたわけではなく、そこに至るまでの軌跡と歴史があり、今日の成功はその基盤の上に成り立っています。この時代の適切なタイミングに応えられる素材があったからこそだと思います。ヒット作とはならなくとも、歴史に残る運命にある作品を私たちは作り続けてきました。その土壌を耕すために努力し、そこに大塚くんが『チェンソーマン』という良い種を蒔き、しっかりと水をやり、花を咲かせてくれた。そう感じられて、とても嬉しかったです。明日死んでも悔いはありません(笑)。

大塚: 丸山さん、ここ 15 年ずっと「明日死んでも…」って言ってますよ!(笑)

丸山: それが意外と長生きしてるんだよね(笑)。

大塚: 先ほど話題に出た『鬼滅の刃』の強みは、全年齢層に適している点にあると思います。同じアプローチで挑戦するのではなく、私たちは『呪術廻戦』や『チェンソーマン』の流れを汲み、20 代、30 代のクリエイターがただ単純に「かっこいい」と思うものをそのまま画面に落とし込むスタイルを採用したのだと感じています。

若者たちのそのエネルギーが魅力の源になっているのだと思います。クリエイター自身は決して「ニッチな作品」を作ろうとはしていませんでした。同様に、マーケティングや権利関係のチームも決して諦めませんでした。「男性ファンが多いのかな?」「原作マンガのファンが中心かな?」と考えてしまいがちですが、彼らはあらゆる可能性を排除せず、「女性ファンや、これまで『チェンソーマン』に触れたことのない高校生だって『レゼ編』を観るはずだ。絶対に観てもらわなければ」と信じていました。だからこそ、ここまで来られたのだと思います。

私を含め、誰一人として「興行収入 100 億円を目指す」とは口に出せませんでした。しかし、心の奥底では誰も諦めておらず、この作品にはその可能性があると信じていました。プロジェクトにどう向き合うかというマインドセットの問題です。「レゼ編」は、私たちに前進する自信を与えてくれたように感じます。

丸山: 私のモットーは「魅力的な欠点のある作品」です。個人的には完璧な完成品を目指していません。圧倒的な魅力が一つあれば、人はついてくるというのが持論です。監督というものは、往々にして完璧を求めるものですが、修正にお金をかけるくらいなら、次のプロジェクトに使った方がいいと個人的には思います(笑)。大塚くんの素晴らしいところは、その大胆さを受け継ぎつつも、私のように無謀にはやらないところです。彼は私が MADHOUSE を始めたのと同じ年齢で MAPPA を引き継ぎましたが、「レゼ編」は若いからこそできるプロジェクトだと思います。初めて観た時の感想は、「もうこんなの、俺にはできない!悔しい!」でした(笑)。

大塚: でも逆に、私が社長になった 2016 年に丸山さんが企画された『この世界の片隅に』を観た時、「今の自分にはこんな作品は作れない」と感じました。あの映画をプロデュースして完成させる自分を想像することすらできませんでした。お互い、同じような気持ちなのでしょうね。

丸山: 「レゼ編」を観た人は皆、「自分もこんな風にやってみたい」と夢を見るでしょうが、それは大塚くんが社長に就任してから MAPPA が 10 年間積み重ねてきた経験があったからこそ実現できた作品であり、成功だったと思います。

大塚: 実は、もう一度作ろうと思っても作れないと思います(笑)。あの瞬間と、あの特定のチームがあったからこそ生まれた作品です。

丸山: その通りです。その瞬間の爆発的なエネルギーが重要なのです。「もっと良くしよう」と途中で手を加え始めたら、うまくいきません。勢いよくやるしかないんです。彼らがそれを理解し、そのように作り上げたことがひしひしと伝わってきて、観ていてとても幸せな気持ちになりました。

私たちの時代――押井守、宮崎駿、川尻善昭の作品には、強い作家性があったように感じます。彼らは「みんなに観てほしい」という意味でエンターテインメントとして作りつつも、どちらかというと芸術に傾倒していました。しかし、ある時点から、個人の作家性だけに頼るのではなく、様々な要素を取り入れて真にエンターテインメントとして機能するものを作るという、ある種の匿名性への移行があったように感じます。原作の要素は色濃く残しつつも、それをいかに楽しく、面白く見せるかに重点が置かれています。エンターテインメント性が芸術性よりも優先されるこの傾向は、日本アニメの世界的な拡大と軌を一にしていると思います。かつて「日本のアニメはちょっとクセが強すぎる」と敬遠していた海外の観客も、もはやそうは感じなくなっています。

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