Obsidianを作ってる会社のCEOが、AI向けの説明書を無料で公開してます。
置いてあるのはここ。
https://github.com/kepano/obsidian-skills
中身はテキストファイルが5本だけ。
入れるのはたった5分でできます。
今あるメモも1つも壊れません。
これを入れると、AIがObsidianだけの書き方をわかってくれる。
「AIにメモを任せると崩れる」への公式の答えです。
で、話題になってるのを見て「入れてみようかな」と自分の環境を開いたら、もう入ってました、、、
ファイルの日付は4月26日。
3ヶ月半前の自分が入れて、そのまま忘れてたやつです笑
じゃあこの3ヶ月半で、私のObsidianは何が変わったのか。
気になって見てみたら、けっこう残念な結果でした。
先に結論を書くと、公式の説明書だけでは足りません。
もう1枚、自分で書くものがあります。
AIが知らないのはObsidianだけの書き方
Obsidianって、普通のメモアプリとは違う、独特の機能みたいなものが結構あります。
メモ同士を繋ぐときは [[ ]] で囲む。(リンク)
注意書きを目立たせたい時は、決まった書き方で囲むと色付きの枠になる。(コールアウト)
ファイルの1番上には、日付やタグを書いておく欄がある。(プロパティ)
AIはこれを知らないまま書きます。
だから文章としては問題ないけど、Obsidianで開くとリンクが繋がってない、枠にもなってない、みたいなことが起きる。
そこを埋めるのが、冒頭に貼った5本です。担当はこう分かれてます。
obsidian-markdown(リンクや枠の正しい書き方)
obsidian-bases(メモを一覧表みたいに並べる)
json-canvas(メモを線で繋いだ図を作る)
obsidian-cli(メモ全体をコマンドで調べる)
defuddle(Webページをきれいなメモとして取り込む)
冒頭のリンク先から無料で入れられます。
特定のAIツール専用でもないので、Claude CodeでもCodexでも同じものが動きます。
3ヶ月半入れっぱなしで中身はほとんど変わってなかった
見つけた時は正直ちょっと笑いました。
話題の説明書、とっくに持ってた、、、
しかも持ってる自覚がなかったんですよね笑
ただ、Claude Codeでしか機能してなかったので、8月9日にCodexにも同じ5本をコピーして、どっちからでも使える状態にはしました。
で、ここからが本題なんですけど。
入れて3ヶ月半、私のObsidianは何が変わったのか。
コールアウトを使ってるメモ:1,387本のうち32本
データベースビュー:1個
Canvas:1個
ほぼ変わってません。
これ、公式の説明書が良くないという話ではないです。
当然、中身はよくできてます。
入れた時にちょっと試して、へー便利、で終わってました。
使う場面を決めてなかったので、当然こうなります。
変わらなかった理由ははっきりしてて、公式の説明書が教えてくれるのは"書き方"だからです。
書き方を知っても、書く中身は増えません。
置き場所も決まらない。
AIに渡す説明書は2種類ある
ここ、けっこう大事だと思ってます。
AIに渡す説明書には2種類あるんですよね。
1つは、Obsidianの正しい書き方。
これは誰のObsidianでも同じなので、公式が配ってくれる。
もう1つは、うちのルール。
どこに何を置くか。触っていい場所はどこか。完成したものはどこへ行くか。
公式が配ってくれるのは前者だけです。
そして荒れる原因って、だいたい後者なんですよね。
書き方を間違うより、正しい書き方で見当違いの場所に置かれる方が困る。
「うちのルール」がないと困るのは、こういうところです。
完成した記事が毎回ちがうフォルダに保存される。
読むだけにしておきたい日記に、AIが追記してくる。
フォルダの名前を変えたのに、古い名前のまま新しいメモが増えていく。
どれも書き方は完璧なんですよね。
置き場所と扱い方だけが違う。
たとえば公式の説明書には「関連するメモはリンクで繋ぐ」と書いてあります。
正解です。
でも私のルールは逆で、リンクにするのは「あとで本当に開くメモ」だけ。
増やすと探せなくなるので。
どっちが正しいという話ではなくて、うちの事情は公式には書けない。
それだけの話なんですよね。
AIをどれだけ使っても、自分の資産は増えません。
素材はもう持ってます。受け皿がないだけ。
公式の説明書は受け皿の"形"を教えてくれるけど、何をどこへ置くかは自分で決めるしかない。

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うちのルールに最低限いる4項目
私はObsidianの中に「運用ルール」という1枚のファイルを作って、そこに全部書いてます。
ClaudeもCodexも、作業の前にこれを読む。
最低限これだけあれば動く、という4項目がこれです。
1つ目は、触っていい場所と読むだけの場所。
私のところだと、日記・Web記事のクリップ・未整理メモは読むだけで書き換え禁止。ここが1番大事です。
2つ目は、完成したものの行き先。
X記事はここ、note記事はここ、と固定しておく。毎回聞かれなくなります。
3つ目は、迷った時の逃がし先。
3秒迷ったら未整理メモへ。分類で止まらないようにするためです。
4つ目は、ルールを直す場所を1つに決めること。
思いついた運用ルールをその場のメモに書かない。大元の1枚を直す。
特に4つ目。これがないとルールがあちこちに散って、どれが最新か分からなくなります。

入れただけで終わらせないために週1で点検してます
さっきの5本の中に obsidian-cli というのがあって、コマンドを打つとメモ全体を調べられます。どこからも繋がってない孤立メモ、タグの使用回数、リンク切れ。
便利です。でも自分で打たないと動かない。
なので私は、この"調べる"のほうを週1回の点検として自動で走る形にしました。日曜の朝に勝手に動いて、リンク切れの候補や、置きっぱなしのメモの一覧がレポートで出てくる。
思い出さなくていいのが1番大きいです。
入ってることと、回ってることは別なんですよね。
3ヶ月半入れっぱなしで何も変わらなかった人間が言うので、たぶん間違いないです笑
さいごに
公式の説明書を入れるのは5分で終わります。
無料だし、今あるメモも壊れない。
入れておいて損はないです。
でもそれで変わるのは書き方だけ。
AIに任せるとObsidianの中が荒れるのって、使い方が下手だからじゃないんです。
AIが読める「うちのルール」がまだ1枚もない。それだけの話。
だから、全部覚えてから任せよう、と思わなくて大丈夫です。
書き方のほうは公式が持ってきてくれるので、自分が書くのは1枚だけ。
今日やるなら、触っていい場所と読むだけの場所を分けて1行書くところから。
「日記のフォルダは読むだけ。書き換えない」で十分です。
それだけでも、AIに任せたあとの直しはかなり減ります。
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最後まで読んでいただきありがとうございます!
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