須貝駿貴の勉強法:社会人が「立ち返る」ことの重要性

@edward_toeic
日本語2026年7月11日
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TL;DR

この記事では、QuizKnock の須貝駿貴が提唱する 5 つの論理的な学習戦略を紹介します。才能ではなく「勉強デザイン」を重視することで、社会人が効率的に学び直し、知識を定着させるためのメソッドをまとめました。

社会人になってからの勉強は、やっぱりしんどい。

資格を取りたい。

仕事で必要な知識を入れたい。

英語、会計、IT、マーケティング、法律、データ分析……学びたいことはある。

でも、いざ始めると手が止まる。

「テキストを読んでも頭に入らない」

「問題集を開いても、何がわからないのかわからない」

「今さら基礎に戻るのが恥ずかしい」

「自分は勉強に向いていないのかもしれない」

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そんな不安を持つ人にこそ参考になるのが、QuizKnockの「ナイスガイ須貝」こと須貝駿貴さんの勉強法です。

須貝さんは、東京大学大学院で物理学、特に超伝導を専攻し、博士号を取得。競技クイズ経験なしで2017年からQuizKnockに参加した人物です。現在は科学をわかりやすく伝える活動も行い、日本物理学会の2025-2027年記念事業アンバサダーにも就任しています。

こう聞くと、「元から頭がいい人の話でしょ」と思うかもしれません。

でも、須貝さんの勉強法の本質は、才能の話ではありません。

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大事なのは、

わからなくなったときに、どこへ戻るか。

答えを見たあと、何を抜き出すか。

知識を、どう日常に接続するか。

つまりこれは、社会人が学び直すときに必要な「勉強の設計」の話です。

今回は須貝さんの勉強法を5つにまとめてシェアします。

1. まず一つを決めて「マスター」になる

須貝さんは、勉強法について「どの科目に関しても、マスターになろうとする勉強法をしていた」と話しています。さらに、物理だけをやる時期や、冬休みは数学だけと決めて取り組む時期があったそうです。

社会人の勉強でも、これはかなり重要です。

多くの人は、勉強を始めるときに欲張ります。

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英語もやりたい。

会計も知りたい。

AIも学びたい。

読書も習慣化したい。

でも、あれもこれも手を出すほど、全部が中途半端になります。

最初に必要なのは、広げることではありません。

一つの分野で「自分はできるようになる」という感覚を作ることです。

たとえば、資格勉強なら「この1冊を3周する」。

英語なら「この文法書だけを終える」。

仕事の知識なら「この業界用語だけは人に説明できるようにする」。

一つをやり切ると、知識だけでなく、勉強の型が手に入ります。

「自分は勉強が苦手」ではなく、

「やり方を決めれば伸びる」

という自己イメージに変わる。

社会人の学び直しで一番大事なのは、最初から万能になることではありません。

まず一つ、勝ち筋を作ることです。

2. わからない問題は、早く答えを見ていい

社会人の勉強でつまずく人ほど、わからない問題に長く悩みます。

もちろん考えることは大事です。

でも、答えがある問題の前で長時間止まると、勉強そのものが嫌になります。

須貝さんは、答えがある問題なら答えを見てよく、そこから「考え方のルール」を知ることが大切だと話しています。

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ここで重要なのは、答えを写すことではありません。

答えを見たあとに、

「どの知識を使っているのか」

「なぜこの順番で考えるのか」

「次に似た問題が出たら、何を思い出せばいいのか」

を抜き出すことです。

答えを見るのは、負けではありません。

ルールを盗むための行動です。

社会人の勉強では、時間が限られています。

だからこそ、根性で悩み続けるより、解答から型を回収したほうがいい。

わからない問題にぶつかったら、こうメモしてください。

「この問題のルールは何か?」

それだけで、答え合わせがただの確認ではなく、次に使える武器になります。

3. ズタボロなら、恥を捨てて「2年前」に戻る

勉強が苦しくなる最大の原因は、今の内容が難しいことではありません。

本当は、過去のどこかに穴があるのに、今のページだけで何とかしようとすることです。

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須貝さんは、中学の勉強がズタボロだという相談に対して、「2年前の教科書と問題集をやること」をすすめています。どこかでわからなくなっているから今ズタボロになっているので、2年前の教材でわからないところを探す、という考え方です。

これは社会人にもそのまま当てはまります。

会計がわからない人は、財務諸表ではなく、そもそも「売上・利益・費用」の関係で止まっているかもしれない。

英語長文が読めない人は、長文力ではなく、中学英文法で止まっているかもしれない。

ITが苦手な人は、プログラミング以前に、パソコンやネットワークの基本用語で詰まっているかもしれない。

戻るのは恥ではありません。

戻らないまま進むほうが、ずっと苦しい。

社会人ほど「今さら基礎なんて」と思ってしまいます。

でも、基礎に戻れる人は強いです。

勉強ができる人は、前に進むのが速い人ではありません。

わからなくなったときに、戻る場所を見つけられる人です。

4. 「説明できるか」で理解度を確かめる

ここで、須貝さんの勉強法に近い補助線として、リチャード・ファインマンの考え方も使えます。

ファインマンはノーベル物理学賞を受賞した物理学者であり、Caltechは彼を「優れた物語の語り手であり教師」と紹介しています。

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彼の名前を冠した「ファインマン・テクニック」は、学んだ内容を単純な言葉で説明し、詰まった部分を復習する学習法として知られています。

これは、社会人の勉強にかなり使えます。

テキストを読んで「わかった気がする」だけでは危険です。

本当にわかっているかは、説明してみるとすぐにバレます。

たとえば、学んだあとに1分だけでいいので、こう書いてみる。

「これは何か?」

「なぜ必要なのか?」

「仕事で使うなら、どんな場面か?」

説明できない部分が、あなたの穴です。

須貝さんの「答えからルールを抜き出す」勉強法と、ファインマン的な「簡単な言葉で説明する」方法は相性がいい。

答えを見る。

ルールを抜く。

自分の言葉で説明する。

この3つをセットにすると、知識はかなり定着しやすくなります。

5. 学びは、机の上だけで完結させない

須貝さんは、知識は得ようと思っていないと入ってこない、と話しています。道端の草花も、見つけようと思っていなければ見つけられない。だから、興味あることを決めて、それを集めようと思って生活すると、いろいろなところにあることに気づく、という考え方です。

社会人の勉強でも、これは強いです。

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マーケティングを学んでいるなら、コンビニの棚を見る。

会計を学んでいるなら、企業ニュースの数字を見る。

英語を学んでいるなら、スマホの表示や映画のセリフを見る。

ITを学んでいるなら、自分の仕事のどこが自動化できるか考える。

勉強は、机の上で完結させるほど忘れます。

生活や仕事とつながった瞬間に、記憶に残ります。

また、須貝さんは漢字を覚えるとき「絶対に書く」と話しています。試験本番では書く必要があるから、何回か書けば手が覚えてくれる感覚を信じているそうです。

社会人の勉強も同じです。

読むだけでなく、書く。

見るだけでなく、使う。

聞くだけでなく、説明する。

知識は、身体を通したほうが残ります。

まとめ:社会人の勉強は、才能より「設計」で変わる

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須貝さんの勉強法から見えてくるのは、勉強ができる人の特殊能力ではありません。

一つを決める。

答えからルールを抜く。

わからなければ戻る。

説明できるか確かめる。

日常の中で知識を集める。

社会人の勉強で一番つらいのは、理解できないことそのものではなく、

「自分はもう伸びないのではないか」

と思ってしまうことです。

でも、伸びない理由は才能ではなく、勉強の設計がズレているだけかもしれません。

今日からやるToDoリスト

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  • 学ぶテーマを一つに絞り、「まずこの1冊」「この1単元」と決める
  • わからない問題は早めに答えを見て、解法のルールを一言でメモする
  • 理解が崩れたら、恥を捨てて中学・入門レベルまで戻る
  • 学んだことを1分で説明し、詰まった部分を復習する
  • 仕事や日常の中で、学んだ知識を使える場面を1つ探す

勉強法は、才能ではなく設計で変えられます。

「資格勉強が続かない」

「何から戻ればいいかわからない」

「本を読んでも仕事に活かせない」

「社会人向けの勉強法を整理したい」

そんな方は、Xをフォローして、DMで気軽に相談してください。

今の状況を聞いたうえで、どこから直せば学びが進むか一緒に整理します。

-----> @edward_toeic

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