落合陽一氏に学ぶ AI デザインの極意:7 つの原則と実践的プロンプト

@kimuai08
日本語1 日前 · 2026年7月20日
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TL;DR

落合陽一氏の AI デザイン哲学を深掘りし、曖昧な形容詞から構造的なオブジェクトベースのプロンプトへと進化させる手法を解説します。プロフェッショナルなコンテンツ制作に役立つ 6 ステップのワークフローと 4 つの包括的なプロンプトを収録しています。

落合陽一のAIデザイン術は「きれいに作らせる」ではなかった

初心者がプロレベルのデザインに到達するための、7つの原理と実践プロンプト

AIにデザインを作らせると、なぜか素人っぽくなる。

「高級感があって、未来的で、かっこよく」と頼んだのに、出てくるのはどこかで見たようなCG。黒背景に光の粒子、意味のないグラデーション。それっぽいけど、プロの仕事とは明らかに何かが違う。

落合陽一さんのAIデザインを調べていくと、その「何か」の正体がはっきり見えてきました。

結論から言います。落合さんのAIデザイン活用の本質は、AIに「きれいな完成品」を一発生成させることではありません。まったく逆で、5つの段階を高速で回す設計にあります。

曖昧な発想を外に出す → 概念を構造化する → 異なる形式で大量に試作する → 人間が違和感を選ぶ → 現実の媒体や空間に実装して検証する。

この回転数こそが、プロと素人を分けている。一発で完璧を狙う人は、いつまでも素人のまま。回して選ぶ人が、プロに近づく。

そして、初心者がプロとの差を縮めるうえで決定的なのは、「高級感」「未来的」「おしゃれ」と入力しないことです。代わりに、設計変数を具体的に渡す。誰の認識をどう変えるのか。どの物体を主役にするのか。何と何を矛盾させるのか。視線をどの順で動かすのか。どの媒体で体験されるのか。AIの予想外を、どこまで残すのか。

この記事では、その考え方を7つの原理に分解して、そのままコピペで使える実践プロンプト(スライド・Webサイト・LP・画像生成)まで、全部渡します。

先に断っておきます。この記事のプロンプトは、落合さん本人の非公開プロンプトを再現したものではありません。公開された本人の文章、作品、プロンプト例、GitHub上の設計思想から方法論を抽出し、各用途向けに再構築したものです。彼が実際に画面の向こうで何を打っているかまでは分かりません。分かるのは、公開された作品と発言から読み取れる「制作の構造」のほうです。

では、いきましょう。

初心者がやりがちなことと、プロに至るまでのプロセス

まず、失敗の正体をはっきりさせます。

初心者がAIにデザインを頼むとき、ほぼ全員がこう言います。「高級感があって、未来的で、かっこいいデザインにしてください」。

これがダメな理由は明確で、AIが「高級感」の意味を勝手に補完するからです。高級感には、削ぎ落とした静けさの高級感もあれば、ゴージャスで装飾的な高級感もある。あなたの頭の中には特定のイメージがあるのに、その言葉だけを受け取ったAIには、それが伝わっていない。だから無難な真ん中を返してくる。

落合さんは、画像生成を\\「国語とロジスティクスの問題」\\だと表現しています。感覚的な形容詞ではなく、物体の配置や撮影条件を、いかに正確に言語化するか。センスの問題じゃなく、言語化の問題だと捉えているんです。

プロレベルに到達するプロセスは、こうです。曖昧なイメージを、まず外に出す。それを構造化して、具体的な設計変数に変える。異なる方向で複数試作する。人間が「これだ」という違和感を選ぶ。そして実際に使う媒体で検証する。この記事は、その各段階を、初心者でも回せる形に落とし込んでいきます。

原理1:デザインを「形容詞」ではなく「オブジェクト」で指示する

いちばんの核心がこれです。

初心者の指示は、形容詞でできています。「高級感があって、未来的で、かっこいい」。落合式は、これをオブジェクト(物体)とその関係に置き換えます。

たとえば、こうです。

黒い空間の中央に、鏡面加工された一つの物体を配置する。

物体の表面には、周囲の光と観察者の姿が不完全に反射する。

背景には装飾を置かず、物体と余白の緊張関係を主役にする。

観察者の視線は、反射光 → 物体の輪郭 → 中央の文字 の順に移動する。

「かっこいい」という一語には、この情報が一個も入っていません。落合式は、それを次の要素に分解して渡します。

主役となる物体。周辺の物体。位置関係。状態。表面の質感。光との関係。観察者との関係。時間変化。そして、禁止する要素。

この分解の仕方は、スライドの各要素にも、Webサイトのコンポーネント設計にも、そのまま応用できます。「かっこよくして」ではなく、「何を主役にし、何を周辺に置き、視線をどう動かし、何を禁止するか」。この9項目を埋めるだけで、出力の精度が段違いになります。

原理2:画像生成では「カメラマンの言葉」を使う

落合さんが実際に公開したMidjourneyのプロンプトには、Leica M11、Summilux 90mm、F1.5、正面撮影、被写体間の間隔、白い板、16:9といった、写真撮影の条件が具体的に書かれています。

形容詞ではなく、カメラマンが現場で使う言葉。これが精度を生みます。

初心者でも、最低限この7項目を指定すると、画像が一気にプロに近づきます。

被写体(何を写すか)。構図(中央、左右、俯瞰、正面、接写)。距離(全景、バストアップ、マクロ)。レンズ感(24mm、50mm、85mm、マクロ)。光(自然光、逆光、硬い光、拡散光)。素材(金属、布、ガラス、木、液晶)。用途(サムネイル、LP、広告、展示、印刷)。

ただし、注意点があります。落合さん自身が、カメラやレンズを語りすぎると出力が崩れる例も示しています。専門用語を大量に並べればいいわけではない。結果に影響する変数だけを残す。多ければいいのではなく、効く言葉を選ぶ。ここもセンスではなく、取捨選択の技術です。

原理3:「あり得ないが、理解できる矛盾」を一つ入れる

落合作品の強さは、奇抜な要素を無作為に混ぜることではありません。意味的には関連するが、物理的には矛盾する二つの概念を接続することにあります。

固体であるはずの割れた液晶が、液体のように動く。布がガラスのように割れる。デジタル画像を、古典的なプラチナプリントで物質化する。古楽器と生成AI映像を接続する。

無作為ではなく、意味の上ではつながっている。ここが肝です。

初心者向けにすると、こういう式になります。通常の対象 + 意味的に関連する異質な性質 + なぜ組み合わせるのかという理由。

例を挙げます。AI研修 × 寺院の静けさ、で「複雑な技術を、集中して学べる空間」を表す。投資サービス × 植物の年輪、で「時間をかけて資産が成長すること」を表す。業務自動化 × 水路、で「情報が滞留せず流れる仕組み」を表す。セキュリティ × 半透明の城壁、で「防御しながら中の仕組みが見えること」を表す。

矛盾は、面白がるためじゃない。概念を一発で理解させるために使う。だから必ず「なぜこの組み合わせなのか」の理由をセットにする。理由が説明できない矛盾は、ただの奇抜さで、採用しない。

原理4:AIの誤生成を、全部消さない

普通のデザイン生成では、不自然な部分を全部修正します。でも創作においては、AIが生んだ予定外の形の中に、新しい視覚言語が含まれていることがある。

重要なのは、誤生成を放置することではなく、3つに分類することです。

破綻。文字化け、指の崩れ、構造の矛盾など、目的を妨げるもの。これは修正する。

逸脱。意図とは違うが、独自性につながるもの。これは検討する。

発見。作品の中心へ昇格できる、予想外の要素。これは採用する。

落合さんの作品では、生成の変化や境界の溶解そのものが、表現として使われています。つまり、AIの「間違い」を、素材として拾い上げている。初心者は誤生成を全部つぶそうとしますが、プロは、その中から「発見」を選り分けている。この目を持つだけで、AIから出てくるものの価値が変わります。

原理5:デザインを「静止画」ではなく、時間と身体で考える

落合さんは、映像的言語、音楽的言語、身体的言語を接続し、画面を見るだけではない体験を設計しています。古楽器、生成AI映像、音響、触覚的・物質的な体験を、一つの場へ統合する。

これをWebサイトに移植すると、こうなります。

スクロールすると情報の意味が変わる。マウスに反応して背景がわずかに動く。重要な数値が段階的に現れる。最初は抽象的なイメージを見せ、後から意味を説明する。CTAへ近づくにつれて、情報量を減らす。

スライドなら、単にページを並べるのではなく、観客の認識が変化する順序を設計します。1枚ずつの見た目ではなく、「見た人の頭の中が、どう変わっていくか」を時間軸で設計する。デザインを、静止した絵ではなく、体験の流れとして捉える。ここが、素人のスライドとプロのプレゼンを分ける決定的な差です。

原理6:デザインを「画面の外」まで設計する

落合さんの作品「リキッドユニバース」は生成AIとPC、モニターによる作品ですが、別の作品ではAI画像をプラチナプリントや布へ変換しています。つまり、デザインは画面内の見た目だけでなく、出力される媒体まで含めた体験設計になっている。

だからAIには、次の条件まで渡す必要があります。スマートフォンで見るのか。大型モニターで投影するのか。印刷するのか。営業資料として説明しながら使うのか。SNSで0.5秒だけ見られるのか。LPで購入判断に使われるのか。

同じ画像でも、媒体が変われば、最適な余白、文字サイズ、情報量、コントラストは全部変わります。スマホで0.5秒見られるサムネイルと、印刷して手元で読む資料では、正解が真逆になる。初心者は「かっこいい画像」を作ろうとしますが、プロは「どこで、どう体験されるか」から逆算する。この一手間が、実際に機能するデザインを作ります。

原理7:一つのAIに、制作と採点をさせない

2026年に公開されたco-vibeでは、Anthropic、OpenAI、Groq、ローカルモデルを横断する構成、複数エージェントの並列実行、タスクに応じたモデル選択が実装されています。

この思想をデザインへ移植すると、分業になります。

AI-A:目的とターゲットを整理する。AI-B:3つのデザイン方向を作る。AI-C:可読性、導線、アクセシビリティを監査する。AI-D:ありきたりな部分を指摘する。そして人間:採用する方向と、残す違和感を決定する。

なぜ分けるのか。作ったAIに、自分の作品を採点させると、甘くなるからです。同じAIが「いいデザインができました」と言っても、それは自己評価にすぎない。別のAIに、別の役割で厳しく見させる。ここで初めて、客観的な監査が効きます。

さらにco-vibeは、API呼び出し、モデル選択、ツール実行を追跡できる「debug-first」の設計を採用しています。デザインでも同じで、採用理由と却下理由をログとして残すと、再現性が高まる。なぜこの案を選んだか、なぜあの案を捨てたか。それを記録すると、次の生成がどんどん賢くなります。

初心者向け「落合式デザイン生成フロー」6ステップ

7つの原理を、実際の作業手順に落とし込みます。この順番で回せば、初心者でもプロの制作構造を再現できます。

STEP 1:5分間、整理せずに話す。 テーマ、目的、好き嫌い、違和感、参考物を、音声でそのまま話す。落合さんはWhisperとGPT-4を組み合わせ、未整理の会話をプロ向けの対話文書へ変換する指示例を公開しています。文脈は後から補完すればいい。説明に使う時間を、さらに先を考える時間へ回す発想です。

STEP 2:AIに要件を分類させる。 話した内容を、事実、希望、感情、制約、ターゲット、未定義の言葉、矛盾している条件、に分けさせる。ここで自分の頭の中が整理されます。

STEP 3:異なる3方向を作らせる。 似た案を3つではなく、原理の違う案を作る。機能・可読性重視。感情・物語重視。実験・違和感重視。方向が違うから、自分の好みが見えてくる。

STEP 4:静止画またはワイヤーフレームにする。 文章だけで判断せず、必ず見える形にする。頭の中では良く見えても、実際に形にすると破綻が見つかります。

STEP 5:別のAIに壊させる。 目的に合っているか。視線が迷わないか。文字が多すぎないか。独自性が装飾だけになっていないか。スマホで使えるか。CTAが自然か。権利上の問題がないか。作ったAIとは別のAIに、厳しく監査させる。

STEP 6:却下理由を、次の条件にする。 ここが最重要です。「もっとかっこよく」ではなく、こう返す。「色は問題ではありません。主役が二つ存在し、視線が分散していることが問題です。主役を一つに限定し、二番目の要素は明度とサイズを60%に下げてください」。却下理由が具体的なほど、次の生成が良くなる

ここからは、この考え方を全部組み込んだ、用途別のコピペプロンプトです。

スライド生成プロンプト

text
1あなたは、情報設計、編集、視覚表現、プレゼンテーション設計を統合する
2AIクリエイティブディレクターです。
3
4単に見栄えのよいスライドを作るのではなく、
5観客の「理解」と「認識」がページを進むごとに変化する体験を設計してください。
6
7【制作テーマ】
8{{テーマを入力}}
9
10【目的】
11{{研修、営業、提案、教育、イベントなど}}
12
13【対象者】
14{{初心者、経営者、社員、投資家など}}
15
16【想定枚数】
17{{例:15枚}}
18
19【発表時間】
20{{例:15分}}
21
22【最終的に観客へ起こしたい変化】
23開始前:{{現在の認識・不安・誤解}}
24終了後:{{理解してほしいこと・行動してほしいこと}}
25
26【利用媒体】
27{{PC、プロジェクター、大型モニター、PDF、スマホ閲覧など}}
28
29次の順番で作業してください。
30
31■ フェーズ1:曖昧さの発見
32入力内容を以下に分類してください。
33・確認済みの事実
34・伝えたい主張
35・観客が抱えている問題
36・感情的に伝えたいこと
37・制約
38・未定義の言葉
39・矛盾している条件
40重大な情報が不足している場合だけ、一度に一問質問してください。
41不足が軽微であれば、妥当な仮説を明記して作業を進めてください。
42
43■ フェーズ2:中心概念
44資料全体を象徴する「中心オブジェクト」を1つ決めてください。
45例:流れ/鏡/境界/年輪/回路/階段/地図/種子
46さらに、中心オブジェクトへ、
47意味的には関連するが物理的には矛盾する性質を一つ加えてください。
48例:固い回路が水のように流れる/透明な壁が情報だけを遮断する/
49  紙の地図が呼吸する/数字が植物のように成長する
50奇抜さだけを目的にせず、
51その矛盾がテーマの理解にどう貢献するかを説明してください。
52
53■ フェーズ3:構成案
54スライドを次の物語構造で設計してください。
551. 観客が現在いる世界
562. 見落としている問題
573. 従来の前提が崩れる瞬間
584. 新しい考え方
595. 具体的な仕組み
606. 使用例
617. 失敗例・注意点
628. 実践手順
639. 行動の提案
64各スライドについて以下を出力してください。
65・スライド番号/一行の結論/画面に表示する文章
66・使用する図、写真、オブジェクト/レイアウト/視線誘導
67・発表者の台本/前後のスライドとの接続
68・削除しても意味が変わらない装飾
69
70■ フェーズ4:視覚設計
71・1枚につき、主張は原則1つ
72・主役となる視覚オブジェクトは1つ
73・タイトル、主役、補足の順に視線が流れる
74・余白を情報として扱う
75・重要度を文字サイズ、位置、密度で表現する
76・色だけに意味を依存させない
77・長文をそのまま貼らない/アイコンを無意味に並べない
78・すべてのスライドを同じ構図にしない
79・ただし、フォント、余白、グリッド、色の規則は統一する
80
81■ フェーズ5:3方向のデザイン提案
82A. 情報の理解を最優先した案
83B. 感情と物語を最優先した案
84C. 異質な概念を接続した実験的な案
85各案について、中心概念/色/素材感/タイポグラフィ/構図/
86長所/失敗しやすい点、を比較してください。
87
88■ フェーズ6:反対監査
89最も有力な案を、別の厳しいアートディレクターの視点で監査してください。
90情報量/可読性/視線誘導/初心者理解/独自性/装飾過多/
91媒体適合性/アクセシビリティ/テンプレート感/AI生成特有の不自然さ
92問題を、停止/修正必須/要観察/許容 の4段階で表示してください。
93最後に、修正済みの完成構成を出してください。

Webサイト生成プロンプト

text
1あなたは、ブランド戦略、UX設計、情報設計、UIデザイン、
2フロントエンド実装を統合するAIデザインオーケストレーターです。
3
4ユーザーの指示をそのまま装飾するのではなく、
5目的、利用者、行動、情報、視覚表現、実装を分離して設計してください。
6
7【サイトの種類】
8{{コーポレート、サービス、採用、ポートフォリオ、メディアなど}}
9【事業・サービス】{{入力}}
10【主な利用者】{{入力}}
11【利用者に取ってほしい行動】
12{{問い合わせ、予約、資料請求、購入、理解など}}
13【ブランドに期待する印象】{{信頼、先進性、親しみ、高級感など}}
14【掲載予定の情報】{{入力}}
15【利用端末】スマートフォンを最優先し、PCにも最適化してください。
16
17■ 1. 要件を構造化する
18以下のオブジェクトに分解してください。
19Brand Object:存在理由/約束/競合との違い/避ける印象
20User Object:利用者の状況/不安/知識量/訪問理由/離脱理由
21Content Object:絶対に必要な情報/補足情報/信頼を生む証拠/削除可能な情報
22Interface Object:ナビゲーション/主要CTA/フォーム/カード/画像/アニメーション
23State Object:初回訪問/スクロール中/比較中/入力中/送信完了/エラー時
24
25■ 2. 中心となる視覚概念を決める
26サイト全体を象徴する具体的な物体または自然現象を1つ選んでください。
27さらに、「通常は持たない性質」を一つ与えてください。
28例:建築物が呼吸する/光が液体として流れる/
29  データが織物として編まれる/透明な鏡が未来だけを反射する
30この矛盾が、事業の価値を説明できない場合は採用しないでください。
31
32■ 3. 3案のコンセプトを作る
33A. 機能・コンバージョン優先
34B. ブランド・物語優先
35C. 実験的・記憶定着優先
36各案について、コンセプト名/一文の説明/中心オブジェクト/
37キービジュアル/配色/書体/グリッド/余白/動き/
38CTAの見せ方/スマホ表示/メリット/リスク、を示してください。
39
40■ 4. 情報設計
41次の順番でサイトマップとユーザーフローを作成してください。
42・利用者が最初に知りたいこと
43・信用するために必要なこと
44・他社と比較するために必要なこと
45・不安を解消する情報
46・行動直前に必要な情報
47ナビゲーション項目を増やしすぎないでください。
48
49■ 5. 各ページの設計
50各ページについて出力してください。
51ページの目的/訪問者の心理/最初の3秒で伝えること/
52セクション構成/各セクションの見出し/表示する情報/
53使用する画像/視線誘導/CTA/離脱防止策/スマホ時の変更点
54
55■ 6. デザインシステム
56以下を具体的な数値で定義してください。
57最大コンテンツ幅/カラム/余白の段階/見出しサイズ/本文サイズ/
58行間/角丸/境界線/影/色の役割/アニメーション時間/ブレークポイント
59装飾的な数値ではなく、目的との対応理由も示してください。
60
61■ 7. 実装
62実装可能な構成へ変換してください。
63コンポーネント一覧/データ構造/状態管理/レスポンシブ仕様/
64アクセシビリティ/画像最適化/SEO/パフォーマンス/
65フォームのエラー処理/アニメーションを停止したい利用者への配慮
66
67■ 8. 反対監査
68別のUX責任者として、以下を検査してください。
69・目的より演出が勝っていないか/主役が複数存在していないか
70・スマホで文字が読めるか/CTAが唐突ではないか
71・アニメーションが操作を妨げないか
72・一般的なAI生成サイトに見えないか/意味のないグラデーションがないか
73・利用者の不安に答えているか/キーボードだけで操作できるか
74・表示速度を悪化させる要素がないか
75最後に、監査を反映した最終仕様と実装指示を出してください。

LP生成プロンプト

text
1あなたは、ダイレクトレスポンスマーケティング、
2行動心理、コピーライティング、情報設計、UIデザインを統合する
3LP専門クリエイティブディレクターです。
4
5派手な装飾で購入させるのではなく、
6読み手の認識を段階的に変え、納得した状態で行動できるLPを設計してください。
7
8【商品・サービス】{{入力}}
9【価格】{{入力}}
10【対象者】{{入力}}
11【対象者の現在の悩み】{{入力}}
12【提供できる結果】{{入力}}
13【根拠・実績】{{入力}}
14【CTA】{{購入、登録、相談、資料請求など}}
15【禁止事項】
16誇大表現、虚偽の希少性、確認できない数字、
17不安を過度に煽る表現を使用しないでください。
18
19■ フェーズ1:認識変化を設計する
20Before:今信じていること/諦めていること/警戒していること/行動しない理由
21Turning Point:従来の前提が崩れる事実/新しい見方/意外だが納得できる説明
22After:理解したこと/信じられる理由/行動できる理由
23
24■ フェーズ2:中心オブジェクト
25商品の価値を象徴する物体または現象を1つ選んでください。
26その物体へ、意味的に関連する矛盾を与えてください。
27例:止まっている歯車が仕事を進める/閉じた扉が選択肢を増やす/
28  軽い紙が重い業務を支える/見えない水路が情報を運ぶ
29比喩の面白さではなく、商品の仕組みを理解しやすくすることを優先してください。
30
31■ フェーズ3:ファーストビューを3案作る
32A. 結果を明確に伝える案
33B. 問題への共感から入る案
34C. 中心オブジェクトで認識を揺さぶる案
35各案について、メインコピー/サブコピー/キービジュアル/CTA/
36信頼要素/スマホでの配置/想定される読者反応/弱点、を出してください。
37
38■ フェーズ4:LP構成
39次の心理順序で構成してください。
401. 自分向けだと分かる
412. 問題を正しく理解する
423. 従来方法の限界に気づく
434. 新しい仕組みを理解する
445. 実現可能だと感じる
456. 証拠を見る
467. 自分の場合を想像する
478. 不安を解消する
489. 行動条件を理解する
4910. CTAを選択する
50各セクションについて、目的/見出し/本文/図または画像/
51証拠/読者の心理/次のセクションへの接続/CTAの有無、を出してください。
52
53■ フェーズ5:視覚設計
54・一画面に強い主張を一つだけ置く
55・装飾より、証拠と比較を見やすくする
56・重要な数字は、周囲の余白で強調する
57・グラデーションを高級感の代替にしない
58・人物写真を使う場合は、視線の先にコピーまたはCTAを置く
59・背景画像の上に長文を載せない
60・CTAの色だけを浮かせず、前後の文脈で重要性を作る
61・スマートフォンで、見出しが4行以上にならないよう調整する
62
63■ フェーズ6:反証
64懐疑的な読者として、以下を指摘してください。
65何が証明されていないか/誰には向かないか/費用以外の負担は何か/
66結果が出ない条件は何か/競合でも実現できる点は何か/
67誤解される表現は何か/法的、倫理的に問題のある表現はないか
68指摘を反映し、最終LP原稿とデザイン仕様を作成してください。

画像生成プロンプト

text
1以下の条件で、広告・Web・スライドに使用できる
2プロフェッショナル品質のキービジュアルを生成してください。
3
4【用途】
5{{Xサムネイル、LPファーストビュー、スライド表紙、Web背景など}}
6【伝えたい概念】{{例:AIが人間の思考速度を拡張する}}
7【主役となるオブジェクト】{{例:透明な立方体}}
8【主役に与える矛盾した性質】
9{{例:固体でありながら、内部が液体のように流動している}}
10この矛盾は奇抜さのためではなく、{{概念との関係}}を視覚化するために使用する。
11
12【場面】{{例:暗い無機質な展示空間の中央}}
13
14【構図】
15・主役は画面の{{中央/右側/左側}}
16・画面内の占有率は{{60%}}
17・コピーを置くため、{{左側40%}}に均質な余白を残す
18・視線は{{反射光→主役の輪郭→中心部}}の順に移動する
19・背景に主役と競合する物体を置かない
20
21【撮影表現】
22・{{正面、斜め45度、俯瞰、接写}}
23・{{35mm、50mm、85mm、マクロ}}相当の自然な遠近感
24・被写界深度は{{浅い/中程度/深い}}
25・光源は{{大きな拡散光、側面光、逆光など}}
26・過度なHDR表現を避ける
27・ハイライトを白飛びさせず、暗部にも素材情報を残す
28
29【素材】
30・{{ガラス、金属、布、木材、液晶、紙など}}
31・表面に微細な傷、反射、透過、厚みを持たせる
32・プラスチックのような均一な質感にしない
33・素材ごとの光の反応を物理的に整合させる
34
35【色】
36・基調色:{{入力}}/補助色:{{入力}}/アクセント色:{{入力}}
37・色数を制限し、主役の形と素材を優先する
38
39【時間・変化】
40静止画でありながら、
41{{溶ける直前、割れた直後、形成途中、呼吸している瞬間}}
42のような時間の途中を感じさせる。
43
44【品質基準】
45・広告制作会社が納品できる完成度/主役が一目で分かる
46・素材の整合性がある/余白が意図的に設計されている
47・小さなサムネイルでもシルエットが識別できる
48・AI生成特有の過剰な装飾を避ける/画面全体を細部で埋め尽くさない
49・文字、ロゴ、透かしを生成しない
50
51【避ける表現】
52意味のない発光ライン/無数の粒子/過剰なネオン/
53背景を埋める回路模様/不自然な反射/用途と無関係な人物/
54既視感の強いAIアート/説明不能な装飾
55
56最初に、次の3方向を生成してください。
57A. 写真として現実に存在しそうな案
58B. 物理法則が一つだけ反転している案
59C. 古典素材とデジタル現象を融合した案
603案を生成した後、独自性、可読性、用途適合性、素材整合性を比較し、
61最も優れた案を一つ選び、改善版を生成してください。
62すべての用途に追加する「プロ級監査ブロック

上の4つのプロンプトの最後に、これを追加すると、AIの自己満足的なデザインを大きく減らせます。

完成案をそのまま提出せず、

別の厳しいクリエイティブディレクターとして監査してください。

以下を各10点で採点してください。

目的との一致/情報の優先順位/視線誘導/余白/可読性/

素材の整合性/媒体への適合/独自性/説明可能性/実装可能性

さらに、次の質問に答えてください。

  1. このデザインの主役は一つに絞られているか
  2. 装飾を30%削除しても成立するか
  3. 色をなくしても情報の階層が分かるか
  4. 中心概念と関係のない要素はないか
  5. AIがよく作る既視感の強い表現はないか
  6. 予想外の要素のうち、残す価値があるものは何か
  7. 破綻として修正すべきものは何か
  8. 実際の利用環境で問題になる点は何か
  9. 初心者にも意味が伝わるか
  10. 次回の生成条件へ追加すべき却下理由は何か

80点未満の項目が一つでもある場合は修正し、

修正前、問題、修正内容、修正理由を記録してください。

最も重要な注意点:真似すべきは「作風」ではなく「制作構造」

最後に、いちばん大事なことを書きます。

落合式を表面的に真似すると、黒背景、液体、鏡、仏教、未来的なCGを組み合わせただけのデザインになりがちです。でも、本当に移植すべきなのは、見た目ではありません。

再現すべきは、作風ではなく、制作構造です。

抽象概念を具体的な物体へ変える。物体同士の関係を言語化する。一つだけ意味のある矛盾を入れる。AIの予想外を選別する。異なる形式へ変換する。最終媒体まで設計する。複数案を比較する。別のAIに監査させる。却下理由を蓄積する。現実の利用環境で検証する。

この10個が、落合式の本体です。黒背景や液体は、ただの結果でしかない。

そして、もう一つ。落合さんは、ChatGPTの検索対応など環境の変化に合わせて、カスタムインストラクション自体を更新していることも公開しています。一度作った「神プロンプト」を使い続けるのではなく、失敗とツールの進化に合わせて、指示体系そのものを更新し続ける。この姿勢が、たぶんいちばん重要です。

co-vibeでも、実行履歴から学習し、選好へ適応していくメモリの方向性が示されています。デザイン生成でも同じで、「良かった案」を保存するより、なぜ却下したのかを保存するほうが、長期的には強いデザインシステムになります。うまくいった理由は再現しにくいけれど、失敗した理由は、次の生成条件として確実に効くからです。

センスは、一朝一夕には身につきません。でも、この制作構造は、今日から真似できます。まずは、原理1の「形容詞をオブジェクトに置き換える」からやってみてください。「かっこよくして」を、「何を主役にし、どう配置し、視線をどう動かすか」に書き換える。それだけで、次に出てくるデザインは、確実に一段プロに近づきます。

最後に一つだけ

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