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プロバスケットボール試合で披露された、驚くほど強力なスポンサースピーチ

@yumarow
日本語2026年10月05日
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TL;DR

プロバスケットボール試合における非常に効果的なスポンサースピーチの分析。即座に聴衆と繋がること、戦略的なアイスブレイク、共感を誘う質問、そして明確な行動喚起という4つのレトリック戦略を強調しています。

この前行ったプロバスケの試合で、スポンサーの方が挨拶していたんですが、あまりにも激ヤバ過ぎました。

どうも、ノンタイトルでのプレゼンが話題のゆーまろです。

さて、今回、2026/10/4のBリーグプレミア群馬クレインサンダーズのホームゲームを観戦してきました。

その時の冠スポンサーの代表の方が挨拶をされたんですが、激ヤバでした。

結論

あまりにも素晴らしかったです。

素晴らしすぎて激ヤバでした。

スピーチをされたのは尾島デンタルクリニックの代表、林崎雅樹さんです。

ゆーまろは話し方のプロで色々な方に話し方の指導をしていますが

話し方も構成も素晴らしかったです。

ただ、動画を撮っておらず、

一部記憶が曖昧な部分もあるんですが

ゆーまろなりに素晴らしいと思った部分を4つピックアップしてシェアさせて頂きます。

①「自分が何者なのか」を一瞬で理解させる冒頭。

林崎さんは冒頭で名前を名乗った後、

「入り口近くで抽選会を行っていましたが、お楽しみ頂けましたか?」と

会場の外のブースで抽選会をやっていることに触れました。

その会場外の尾島デンタルさんのブースでは、スタッフの方々が元気に声を出しながら

チームのグッズが当たる抽選会をやっていたんですよ。

「並ぶなら今がチャンスです!」

「Instagramを登録するだけです!」

などの声かけを行いながらブースの紹介をやってました。

しかも、ブースの場所はアリーナの入り口にかなり近いところです。

つまり、アリーナに入る人の多くが

「ああ、なんか元気に抽選会やってたところね」

という状態になっているわけです。

そこでスピーチの冒頭に、

「外で抽選会のブースをやっている会社です」

という接点を作ることができます。

たったこれだけで、

「誰?」

から

「あー!あそこか!」

に一瞬で変わる。

スピーチっては最初の数十秒で聞き手と自分との接点を作れるかどうかがめちゃくちゃ大事なんです。

自分の肩書きを長々説明するよりも

オーディエンスの記憶の中にあるものと自分を繋げた方が圧倒的に効率がいいです。

しかも、その記憶が新鮮であればあるほどいいです。

素晴らしい冒頭でした。

②アイスブレイクが絶妙

これが個人的にはかなり好きでした。

スピーチの序盤で、

「チームからとんでもない額の請求書が届く」

という趣旨の話をされました。

これを普通の人が言ったらかなりシラける可能性があります。

でもスポンサー企業の代表が言うから面白さが生まれます。

しかも昨今の群馬クレインサンダーズを観ている人であれば

新しいアリーナだったり

演出だったり

グッズだったり

なんとなーく

「群馬、めちゃくちゃお金かけてるな」

という共通認識があると思うんです。

そこに対して

スポンサーだからこそ言える

「とんでもない額の請求書」

という表現。

会場からも笑いが起きてました。

そして、そのラフな雰囲気を作った直後に

「一括で払います!」

という趣旨のことを力強く言う。

これがめちゃくちゃ上手いなと思いました。

笑いを取って終わりではなく

「お金高いんですよ〜」

という話から、

「でも、それくらいこのチームを応援しています」

という信頼感に一気に変わる。

スポンサー企業の代表としての立場まで含めて、笑いに変えて雰囲気を話を聞きたいという雰囲気に変えてました。

③「問いかけ」を入れる。

ある程度オーディエンスとの距離が縮まったところで、

林崎さんは会場でオーディエンスに問いかけます。

「皆さんは、自分に関わりのあるチームが日本一になった経験はありますか?」

という趣旨の問いかけです。

そして

「自分は49年間で一度もない。今年がその最大のチャンスだと思っている。」

という話をされました。

ほんと、めちゃくちゃ上手いです。

「今年、群馬は強いです」

ではないんですよ。

「優勝できます」

でもない。

「自分に関わりのあるチームが日本一になる」

という未来を、

会場にいる人たち一人ひとりに想像させているんです。

問いかけって、

聞いている人の頭を動かす力があります。

「皆さんは経験ありますか?」

と聞かれた瞬間に、

聞き手は自分の人生を振り返る。

「自分はどうだったかな」

と一瞬考えさせます。

そこで、

「自分は49年間で一度もない」

という言葉。

経験があるを上位層、経験がないを下位層と言う風に敢えて分けるとすると

自分は下位層にいる!という一種のアピールにもなる。

これは上位層にも下位層にも親しみが生まれるんです。

そして

「今年が最大のチャンスだと思っている」

という言葉。

オーディエンスの潜在的なワクワクを共感を生む言葉で一気に解放させる。

しかもこの時点で群馬は開幕から連勝中。

ファン、ブースターの中にも、

「今年はかなりいけるんじゃないか」

という期待感があるなかで

その期待を、

めちゃくちゃ分かりやすい言葉にして表現してました。

当日、いらっしゃったみなさんも感じていたと思いますがこの辺りから

ただスポンサー企業の代表が話しているという感じよりもファン、ブースターの一種の代表という感じが濃く出ていたと思います。

「あ、この人も本気で日本一を見たいんだ」

という感覚が生まれていました。

④ブースターへの共感からの具体からの行動喚起

「長いシーズンでは苦しい時もある。怪我人が出ることもある。それでも私たちができることは、会場に足を運んで、声援を送り、学校や仕事を頑張って、そしてまた会場に来て声援を送ることではないでしょうか。」

という趣旨の話をされました。

最高です。めちゃくちゃ素晴らしい。

なぜかというと

ファンが普段やっていることを、

敢えて端的に追えるように言語化しているからです。

試合を見る。

声を出す。

次の日になったら仕事や学校に行く。

そして次の試合になったらまたアリーナに来る。

ファン、ブースターにとっては当たり前のことです。

でも、その当たり前を誰かに言葉にしてもらうと、急に意味を持つ感覚が生まれます。

「自分たちがやってることって、チームを応援することなんだ」

と再認識できる。

しかも、その前に

「日本一になった経験はありますか?」

という問いかけからの流れです。

日本一という大きな未来を見せた後に、

「じゃあ、そのために自分たちに何ができるのか」

という話に繋がるんです。

これが構成としてめちゃくちゃ綺麗だなと思いました。

未来を見せて、期待を作る。

そのあとに、

自分たちの日常の行動に落とし込む。

「日本一になってほしい」

で終わらず

「会場に来て応援することも、その大目標の一部なんだ」

と思わせる。

そしてこの辺りで完全に、

「スポンサー企業の偉い人」

だった林崎さんが、

「同じチームを応援する仲間を代弁してくれる人」

に変化していきました。

スポンサー挨拶なのに、スポンサーの宣伝をしている感じがほとんどしない。

むしろ、

「この人、本当にこのチームが好きなんだな」

と思わせる。

これはスポンサーとしてもファン、ブースターとしてもかなり印象が残ります。

そして最後。

尾島デンタルさんが冠スポンサーを務めた試合では、負けていない。

という話。

これも最後に持ってくるからいいんです。最高です。素晴らしいです。ほんとに。

ここまで、

スポンサーの話。

日本一の話。

ブースターの話。

長いシーズンの話。

と、どんどん会場との一体感を作ってきて

でも最後は、

「じゃあ今日勝とうぜ」

というところに着地。

スピーチやプレゼンなどの話すことって最後に、行動喚起を促す言葉があればよりオーディエンスに落とし込めます。

「で、今日どうするの?このあと何するの?」

というところまで持っていけるとめちゃくちゃ強いです。

日本一という大きな未来を語った後に、

まずは今日の一勝。

その一勝にフォーカスさせる。

しかも、

「尾島デンタルが冠スポンサーの試合は負けていない」

という事実があるから、

会場側も

「じゃあ今日も勝てるな」

と思える。

めちゃくちゃ綺麗な締め方でした。

今回のスピーチを見て改めて思ったんですがスポンサー挨拶ってアクティベーションや宣伝施策が先行して、あんまり重きを置かれないがちだと思います。

でも、

「自分たちも皆さんと一緒にこのチームを応援しています」

という姿勢が深いところまで伝わった瞬間オーディエンスはスポンサー企業を見る目が変わると思います。

少なくともゆーまろはアウェイチームの応援で観戦に行きましたが

今回のスピーチを聞いて「尾島デンタルクリニック」という会社にめちゃくちゃ興味を持ちました。

ホームページも見ちゃったし、インスタも登録しちゃいました。

ちなみにインスタはこちらです。

https://www.instagram.com/ojimadental?stkn=MWRocG13c2cydDBxcw==

そしたら、バスケ以外にも様々なスポーツのサポートをされてあるようで、スポーツエンタメが大好きゆーまろはさらに印象に残りました。

スポンサー活動として

広告を出す。

ロゴを出す。

アクティベーションをやる。

映像を流す。

もちろんそれも大事なんですが

でも最後にブランドの印象を作るのは、

結局「人」です。

今回のたった数分、おそらく2〜3分のスピーチには、

・最初の接点作り

・アイスブレイク

・笑い

・問いかけ

・未来への期待

・共感

・仲間意識

・今日の試合へのフォーカス

これが全部入っていました。

だから短いのにめちゃくちゃ印象に残ったんだと思います。

「上手に喋る」だけではなく

聞いている人の感情を、順番に動かして、それにちゃんと気持ちを乗っけてました。

これはプレゼンでも、

営業でも、

会社の朝礼でも、

イベントの挨拶でも一緒だと思います。

何を言うかだけではなく、

「どの順番で、相手をどんな感情にするのか」

ここまで考えられると、話は一気に強くなります。

スポンサー挨拶でここまで勉強させてもらうとは思いませんでした。素晴らしかったです。

相手チームのスポンサーさんでしたが、素晴らし過ぎたので書かずにはいられませんでした。

また、「激ヤバ」という表現はより多くの方に知って頂きたいために敢えて使いました。不快に思われた方、申し訳ありません。それでもここまで読んでいただきありがとうございます。

今後もMC、司会者、話し方研修講師として、アンテナ張って参ります。

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記事を読んでいただいた方へ 簡単な自己紹介をさせてください。

名前:ゆーまろ

仕事:合同会社along 代表 ウィングス株式会社(Nontitleで作った会社)代表

業務内容:MC、司会、キャスティング、話し方研修、ライブコマース

https://llc-along.com

運営サロン 話し方に価値をつけるコミュニティ バリューオブスピーカー

https://value-of-speaker.com/

アカウントものぞいてみてください。

https://x.com/intent/follow?screen_name=yumarow

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