技を選ぶと、ピカチュウが雷を放つ。交代するとゼニガメが出てきて、今度は水を使って攻撃する。

このポケモン対戦デモでは、選んだ技の結果をゲーム側が計算し、その内容をAIが対戦アニメにします。
操作するゲームと、その結果を見せる映像がつながっている。動画生成の使い道が、短い作品を一本作るところから、ずいぶん広がっています。
海外の公開例には、観客が続きへ投票する映画、質問を受ける教室、架空の商品を売り込む司会者もありました。
一方で、キャラクター画像からポーズを変えた撮影映像を作るように、公開プロンプトから試せる作品もあります。
今回は、制作物と公開された作り方を中心に15件を紹介します。個人の作品、サービス公式の実演、アプリ開発例が混ざっているので、その違いも各節で添えました。
掲載ポストは、すべて2026年9月10日の確認値で1万表示以上です。表示数はポストが表示された回数であり、動画の再生回数や視聴者数ではありません。
数字は同日の値で統一し、生成時間や費用は作者の報告として記載します。公開指示は作り方の資料として読み、結果がすべての条件を満たした証明とは分けて扱います。
MiniMax H3系は、ブラウザから試せる動画生成モデル
MiniMax H3は、文章や画像をもとに動画を作るモデルです。H3を基にfalが追加学習したものがH3 Max、速度と処理量を重視する派生がH3 Max Turboです。
この記事には通常のH3も登場し、最後の長編はH3 Max Directorです。Directorは長く生成を続ける別枠の仕組みで、通常の短尺生成と同じ操作ではありません。
最初の一本は、falのブラウザ画面から試せます。文章から作るならText-to-Video、開始画像を使うならImage-to-Videoを選びます。
ログイン後、モデルを選び、指示文や使用できる画像を入力します。生成前には、尺、縦横比、解像度、料金表示を確認してください。
15秒の中で動作を切り替える公開指示なら、尺も合わせて読むと比較しやすくなります。無料体験と有料の生成画面の条件は別なので、実行時の表示を優先します。
この後のゲームや番組には、投票や記憶、再生を扱うアプリも使われています。動画モデルが描く部分と、アプリが操作を受け付ける部分を分けると、作例を追いやすくなります。
fal公式の案内では、無料用SandboxでH3 Maxを1日5回、最大15秒まで試せます。有料生成とは条件が異なるため、実行前に無料残回数と料金表示を確認してください。
無料で生成してみました↓↓↓
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2026年9月10日の公式表示では、9月14日まで75%オフ。768pの料金は、Turboが1秒あたり0.01ドル、Maxが0.02ドルです。
Turboで768p・15秒を生成する場合は0.15ドル。割引終了後は1秒あたり0.04ドルなので、同じ条件で0.60ドルになります。
割引の終了時刻・タイムゾーンは明記されていません。利用時には公式の最新案内を確認してください。
① 技を選ぶと、ポケモン対戦がアニメになる
非公式ファン制作・アプリ開発例。9月10日確認:175.7万表示/6,401いいね。
画面には、対戦中のキャラクターと、選べる技が並びます。
ピカチュウが雷を放つ場面のあとには、ヒトカゲが炎で反撃する場面が続きます。
交代を選ぶと、ボールを使う描写を挟んでゼニガメが登場します。
「技を選んだ」と「映像の中で何が起きた」が対応しているので、ゲームとして何をしたい作品なのかがすぐ伝わります。
この対応を支えているのは、動画モデルに勝敗まで丸投げしない作りです。
作者の説明では、先にゲーム側が結果を計算し、その結果に合うアニメを生成します。
公開コードでは、命中、体力、状態異常、勝敗を扱う部分と、映像を作る部分が分かれています。
そのため、迫力のある攻撃が描かれたという理由だけで、ゲーム上のダメージが増える仕組みではありません。
映像の前には、DeepSeekが短い場面の内容を組み立てる処理もあります。
生成したい出来事を言葉で整え、それを動画モデルへ渡す役割です。
9月10日に確認した公開コードでは、参照画像を使うH3 Maxと、画像から続きの映像を作るTurboが組み合わされています。
一つ前の動画から最後の画像を取り出し、続きを作るための材料にしています。
コードの導入にはNode.jsやFFmpegなど、アプリ実行・映像処理の準備が必要です。
非エンジニアの読者が先に見るなら、技を選ぶ直前と、その後の映像をセットで追うと分かりやすい作例です。
雷の映像だけを切り出すと普通のAIアニメですが、選択する画面まで見ると、使い道がまるで変わります。
非公式・非商用のファン制作として案内されており、公開コードとキャラクター素材の権利は別です。
② 自分の選択で進める、生成映像のゲーム
https://x.com/BlendiByl/status/2094337649859523015
個人のアプリ開発例。9月10日確認:50.5万表示/3,247いいね。
こちらは、自分の選択で先へ進むインタラクティブゲームです。
インタラクティブとは、見る人の操作によって次の動きが変わること。
オレンジ色の景色の中に、若い騎士と大きな時計塔が現れます。
扉に入る行動を選ぶと、場面は歯車が動く塔の内部へ進みます。
次に窓へ向かうと、外には機械仕掛けの鳥がいます。
鳥へ近づく選択から、さらにその先の映像へつながっていきます。
約53秒のデモで見られるのは、戦闘の勝敗よりも、場所を探索していく体験です。
背景を眺めるだけだった動画に、「あの扉の先へ行く」という操作が加わっています。
作者はH3 Maxの速さによって、ほとんど待たずに進めると説明しています。
その体感を支える、アプリ側の工夫も公開されています。
本人の返信によると、提示する選択肢については、その先の動画をあらかじめ生成しています。
クリックのあとに、毎回すべてをゼロから作り始める方式ではありません。
次に選ばれそうな映像を先に用意することで、操作後の待ち時間を減らしています。
また、選ばれなかった分岐の映像にも生成費用はかかります。
待ち時間を減らす設計には、画面に出ない生成物がある点まで含めて参考になります。
公開コードと導入説明|interdimensional-game
公開コードには、作品を動かすための導入説明が用意されています。
9月10日に確認したコードのページには、後から加わった別モデルの作品もあるため、8月31日のMax作例と分けて読みます。
扉や窓という選択肢が、映像の中の場所に対応しています。何でも入力する空欄より、今の場面で試せる行動が見える作りです。
①ではゲームが計算した攻撃結果を映像にしました。②は分岐の先を先に用意し、選ばれた映像を見せる形で、操作と動画をつないでいます。
③ MiniMax Designで見せた、15秒動画の生成実演
https://x.com/AmControo/status/2094402543157702964
個人の紹介・生成実演。9月10日確認:40.3万表示/318いいね。
@AmControoさんの投稿は、MiniMax DesignでH3 Maxを使った15秒動画の生成実演です。本人によると、生成にかかった時間は33秒だったとのことです。
ここでいう15秒は完成した動画の長さ、33秒は作者が報告する生成時間です。二つの数字は別のものを表しています。
サービスの利用画面から出力する例として、次のAliceさんの投稿と並べて見られます。こちらで映像の細部は確認できていないため、被写体や展開の描写は加えていません。
④ 操作画面から出力まで見せる、H3 Maxの実演
https://x.com/AliceInfoAi/status/2094393221292200316
個人の紹介・生成実演。9月10日確認:26.7万表示/257いいね。
Alice The Ai Expertさんは、MiniMax Designを使う様子と、生成した映像を一緒に紹介しています。
途中には生成待ちを示す表示があり、その後に西部劇風の帽子、カード、炎などを使った映像が現れます。完成映像だけを見る投稿と違い、利用画面から結果へ進む流れを追えます。
③が15秒と33秒という作者の報告を読む例なら、④では何が出力されたかに目を向けられます。西部劇風の題材を、実際の利用画面と一緒に見せた実演です。
投稿の画面録画は約30秒ですが、紹介されている生成動画は15秒です。待ち時間や操作を含む画面録画の長さを、モデルが一度に生成した尺とは数えません。
falを入口にするときも、MiniMax Designの利用枠や画面表示まで同じになるわけではありません。同じMaxの紹介でも、どのサービス上で使っているかは確認できます。
⑤ 観客が物語を動かす、島のサバイバル番組
https://x.com/renoiseai/status/2095353704480395534
サービス公式の番組実演・予告。9月10日確認:20.5万表示/146いいね。
浜辺に立つ人々、木を集める場面、焚き火、砂浜に描かれたSOS。
最後は島を見渡すような映像へつながります。
Renoiseが公開したのは、観客が物語を操作するAIサバイバル番組の予告です。
サービス公式は、H3 Max Turboをfal経由で使っていると説明しています。
短い映像の中で、舞台は無人島、登場するのはそこで過ごす人物たち、と分かります。
浜辺の生活や共同作業を、番組の題材として見せています。
約17秒の予告には、投票する画面や、選択が反映される前後の操作は映っていません。
観客参加は作者による企画説明で、現在の稼働状況や、投票結果が反映される動作までは確認していません。
入力を受け付けるアプリが、観客の参加を物語へ渡し、Turboが映像を作るという関係です。Turbo単体が投票や番組の進行まで扱うという説明ではありません。
②のようにプレイヤーが一つの行動を選ぶゲームと比べると、こちらは観客が番組へ参加する企画です。制作の詳しい指示文は未公開ですが、映像を観客参加型の番組へ広げる例として掲載しています。
⑥ スクロールするたび、次の動画が作られる
https://x.com/Rames_Jusso/status/2094160939776155706
https://x.com/fal/status/2093844097148559588
個人のアプリ開発例。9月10日確認:16万表示/642いいね。
スマホの縦長画面に、短い動画が流れます。
スクロールすると、鏡の前の女性から布バッグ、台所の犬、カーテンを開ける場面へ変わっていきます。
見た目は、日常の短い動画が次々に現れるフィードです。
James Russoさんは、スクロールに合わせて内容を生成するTikTok風アプリとして公開しました。
TikTok風の画面ですが、紹介されたのは自作アプリです。
作者によると、視聴中の動画を最大30秒まで延長することもできます。
約21秒の公開デモでは、短い動画が並ぶ画面を送っていく様子が見られます。
動画の生成に使われているのがH3 Max。
アプリとデモ画面の記録を作る作業には、OpenAIのCodexを使ったと説明しています。
数時間で作ったという制作時間も、本人が報告したものです。
falで短い縦動画を作るところまでは、動画生成の操作です。
次の動画を用意するタイミングや、指で送れる画面を作る部分は、別のアプリ開発です。
元投稿で分かるのは、画面の完成像と、H3 Max・Codexの使い分けです。
①や②では、技や行動を選ぶ操作が、次の動画につながっていました。
こちらでは「次へ送る」という、普段の動画視聴と同じ操作が生成のきっかけになっています。
指示文を毎回入力する画面以外にも、動画生成の入口が作れると分かる作例です。
30秒まで延長できるという作者の説明は、見ている一本を続ける機能です。新しい動画へ送る操作と、今の動画の続きを見る操作が、別々にあると読み取れます。
⑦ キャラクター画像を、10ポーズのファッション映像へ
https://x.com/aimikoda/status/2096295356526956809
個人の作例・公開プロンプト。9月10日確認:14万表示/1,284いいね。
Kodaさんが公開したのは、キャラクター画像をファッション撮影のように見せる指示です。15秒の中で、10種類のポーズと撮影角度を切り替える構成になっています。
モデルは通常のMiniMax H3です。後で紹介する⑬は、この指示を別の制作者がTurboへ応用した例なので、ここでは元の入力を見ていきます。
原文には、床のある簡素な撮影空間、人物の全身、横顔、座った姿、レンズに近づく靴などが指定されています。
一人の人物をずっと同じ大きさで映すのではなく、全体と細部を切り替える撮り方です。画像の中の服や靴を、どの距離から見せたいかまで書いてあります。
さらに、人物の容姿や衣服、アクセサリーを途中で変えない条件も入っています。ポーズを増やす指定と、変えたくない部分の指定が一緒にあるわけです。
10ポーズという数字だけを見ると、10回動けばよいようにも見えます。実際の原文には撮影角度もあるため、被写体の姿勢とカメラの見せ方を合わせて読むと内容を追えます。
全身を映す場面では衣装全体の輪郭、近くへ寄る場面では顔や靴といった細部が見せ場になります。同じ入力画像でも、どこを大きく映すかが指示の中で変わります。
原文は上のリンクから読めます。作者の作品側の投稿にも、以下からたどれます。
自分で試す場合は、まず使用してよいキャラクター画像を用意し、原文に出てくる衣服や靴が、その画像にどう写っているかを確認できます。
画像を使うので、映像を見る前の比較対象が手元に残ります。出力した人物と元画像を並べ、顔、服、足元などを見比べられる題材です。
投票やゲームの状態管理を作る必要はありません。公開された撮影の指示と一枚の画像から始められる点で、今回の中でも試す入口が具体的な例です。
⑧ 質問すると、その場で解説アニメが始まる教室
https://x.com/internetphysics/status/2094848844987347409
個人のアプリ開発例。9月10日確認:13.1万表示/643いいね。
机が並ぶ教室の奥に、古いテレビのような画面があります。
質問を入力すると、その画面の中で、キャラクターが説明を始めます。
sixさんが公開したのは、質問に合わせて解説動画を作る教室です。
紹介しているのは、公開時のMax版です。
デモでは核エネルギーについて質問し、説明の途中で安全性に関する追加質問を入れています。
最初の動画を見ている間に次の質問を予約し、その後、別の説明へ進みます。
一回目の回答が終わるまで、入力を我慢する必要がない画面になっています。
テレビの中で起きる映像と、教室を外から眺める空間も分かれています。
質問の答えだけを動画にし、その映像を見る場所として教室を作っている構成です。
H3 Maxが毎回、机や教室全体まで新しく描いている、という紹介ではありません。
公開コードを見ると、質問から説明の流れを作る処理と、短い映像を順に用意する処理が分かれています。
文章を考えるAIが構成を作り、動画生成モデルが、その構成に沿った場面を描きます。
9月10日に確認したコードはTurboを使い、短い動画を複数つなぐ作りです。
見ている映像より少し先の分まで用意し、再生が途切れにくいようにしています。
長い講義を一本まとめて完成させてから見せる方式とは、待ち方が違います。
9月2日の元投稿はMaxで、後日の更新ではTurboが案内されています。
初出の映像を、最初からTurboで作ったものとして読み替えない点も押さえておきたいところです。
導入にはNode.jsとfalの利用設定などが必要です。
教育用に使うなら、映像の見やすさと一緒に、説明の中身も教科の知識に照らして確認します。
このデモの見どころは、「質問する」「説明を見る」「見ながら次を尋ねる」が、一つの場所に収まっていることです。
単発の動画を配るだけでなく、視聴中の疑問を次の動画へ渡す形が、実際の画面で分かります。
科学的な説明の正しさは別に確認する必要があります。ここでは、質問に合わせた解説映像と追加質問を、一つの教室で扱う体験を紹介しています。
⑨ 商品を渡すと、AI司会者が紹介する「Pixelshop」
https://x.com/pveerina/status/2095257520634040574
個人のアプリ開発例。9月10日確認:11.2万表示/419いいね。
Prasanth Veerinaさんの「Pixelshop」は、商品を受け付けて、AI司会者が配信で紹介する通販番組型のアプリです。
作者は、商品を受け付け、番組で紹介し、チャットの質問にも応答する仕組みを説明しています。商品について話す映像を、視聴者の入力とつないだ例です。
掲載画面には、青緑色の服を着た司会者と、テレビが並ぶ背景があります。電動歯ブラシを扱う場面では、商品の表示と右側のチャット欄も見えます。
司会者だけを大きく映す映像とは違い、商品と番組、チャットが同じ画面にあります。何を紹介しているのかを、司会者の言葉だけに頼らず画面からも追える形です。
使われている動画モデルはH3 Max Turboです。商品の受付やチャット、配信の進行は、動画生成と組み合わせたアプリ側の機能です。
⑪では、視聴者が存在しない商品を考えて番組へ参加します。Pixelshopは、受け付けた商品を紹介する仕組みを前に出している点で、別の例として読めます。
公開された投稿からは、商品紹介と視聴者の質問をつなぐ完成画面が分かります。アプリ全体の再現手順までは確認できていないため、周辺の技術構成を推測して追加はしません。
⑩ 観客の投票で、映画の続きが決まる「THIS WAY」
https://x.com/henrydaubrez/status/2094865361250533465
個人の参加型映画・アプリ開発例。9月10日確認:9.7万表示/1,255いいね。
暗い森、懐中電灯、人物を追う映像。
その横に、観客が選ぶ二つの行動が表示されます。
Henry Daubrezさんの「THIS WAY」は、観客の投票で先の展開を選ぶ映画の試作です。
元動画には、映画を見る側の画面と、進行を扱う側の画面が並んでいます。
登場人物のMaraと一緒にいるか、別の声を追うか。
左の道へ進むか、右を選ぶか。
画面には、物語の途中で判断を迫る選択肢が現れます。
森の映像だけならホラーの短編ですが、その横で観客の選択を受け付けるところに、この作品の特徴があります。
作者の説明では、登場人物、物語の流れ、過去の選択による結果を記憶する仕組みを持たせています。
さらに、二つの未来を先に生成し、投票で選ばれた方を、その後に続く物語として採用します。
映像を作る役割と、どちらの物語を進めるか決める役割が組み合わされています。
②の時計塔の冒険では、一人のプレイヤーが行動を選びます。
THIS WAYでは、複数の観客が同じ物語の次を決める、という見せ方になっています。
そのため、映像の生成速度だけでなく、選択肢をいつ出し、いつ締め切り、結果をどう次へ渡すかも番組の一部です。
公開投稿からは、こうした制作の考え方まで確認できます。
この作品から持ち帰れるのは、観客に見えている映画の裏に、もう一つの選ばれなかった未来がある、という作り方です。
再生された一本だけでは分からない準備が、本人の説明によって見えてきます。
人物の名前や過去の出来事を保持する処理も、アプリ側の設計です。生成する動画に、ここまでの物語をどう渡すかという準備があります。
投稿のMax版と、その後のTurboへの更新は分けて扱っています。後から加わった機能を、掲載した元動画の時点で完成していたものにはしません。
⑪ 架空の商品を、AI司会者が売り込む
https://x.com/BlendiByl/status/2097151028491932034
個人の参加型番組・アプリ開発例。9月10日確認:3.6万表示/521いいね。
青いジャケットに赤いネクタイの司会者、Graham。
彼が紹介するのは、視聴者が考えた、普通の店にはない商品です。
デモで入力されるのは「嘘を見抜く結婚指輪」。
商品紹介が始まると、Grahamはその指輪を説明しながら、自分の結婚生活について話し始めます。
公開字幕では、妻との関係を売り文句に使おうとして、指輪の反応をごまかす流れになっています。
さらに場面は妻と車の話へ移り、司会者自身が困る展開へ進みます。
視聴者が投げるのは、商品の名前だけでなく、司会者を困らせる設定でもあるわけです。
元投稿には、制作工程を説明した本人の返信と、公開コードも添えられています。
作者の返信によると、入力は、商品名、働き、価格、短い台本、実演の動きへ整理されます。
次の場面を書く際には、直前の映像の実際の最終フレームも使います。
公開コードの説明では、結婚指輪の冒頭は、あらかじめ書かれた五つの場面からなる話です。
それをリクエスト時に生成しており、すべての台詞や落ちが、その場で自由に発明されたデモではありません。
別の商品や、その後の場面では、次の展開を作る処理が使われます。
公開コードと導入説明|interdimensional-shopping
9月10日に確認した公開コードには、実在商品を扱う別モードも追加されています。
今回の9月8日の作品に対応するのは、「Invented products」という架空商品モードです。
商品の説明が、司会者本人の困った話へ転がっていくところまで、番組になっています。
なお、ここで売られる商品、価格、販売上の説明は架空です。
実際の購入者や売上がある事例としては扱えません。
⑨で受け付ける商品に対して、こちらでは商品の設定そのものが視聴者の遊びになります。「嘘を見抜く」という機能が、司会者の売り文句とぶつかり、話を転がしています。
本人は投稿時にTurboの1080p生成も紹介しています。この記事では、その数字より、架空の商品を番組の出来事へ変える流れを中心に見ています。
⑫ 15秒の生成例から見る、Turboの使い方
https://x.com/umesh_ai/status/2095365608938545392
https://x.com/fal/status/2095210540083884453
個人の作例・公開プロンプト。9月10日確認:2.8万表示/286いいね。
丸みのある文字と、明るい色の立体アニメ。
Aとリンゴ、Bとボール、Cと猫、Dとアヒルが順番に現れ、最後に四文字が並びます。
Umeshさんの投稿は生成速度と費用を強調していますが、映像と一緒にプロンプトを読むと、時間の使い方も分かります。
指示文では、最初に星の演出を入れ、その後にA、B、C、D、最後の振り返りを配置しています。
各文字に使う時間と、物の形や色、穏やかなカメラの動きまで書かれています。
生成結果でも、この順番を追えます。
文字を表示する動画は、雰囲気が合っているだけでなく、意図した文字や順序になっているかを確かめやすい題材です。
なお、リンク先のプロンプトは8月3日に公開されたもので、作者が9月3日のTurbo作例から案内したものです。
今回の動画は、以前の公開入力を使った、新たなTurboの生成結果です。
作者は480p・15秒を4秒未満で生成し、費用は0.09375米ドルだったと報告しています。
この動画を教育に使うなら、A〜Dが正しいか、音声の読みが合っているかを完成物で確認します。
時間順の指定と実際の表示を照らし合わせられるため、公開プロンプトを読み始める題材にも向いています。
原文の前半、中盤、最後を順に見ると、文字ごとの紹介と、最後に一緒に見せる場面が分かれています。単にA〜Dを画面へ置く指示より、15秒の進め方まで具体的です。
過去に公開したプロンプトを、新しいTurboの作例から再び案内している点も参考になります。プロンプトの公開日と、今回の出力を作ったモデルは別々に確認できます。
⑬ Kodaの撮影プロンプトを、Turboで応用する
https://x.com/opener_ai/status/2096455953709519061
個人の応用作例。9月10日確認:2.5万表示/427いいね。
緑のジャケット、黒いパンツの人物。
全身が映ったあと、横顔、座る姿、靴の寄り、後ろ姿へと画角が切り替わります。
Jin.Bさんが公開したのは、キャラクターをファッション撮影のように見せる約15秒の動画です。
画面上部には、元になるキャラクターの設定画像があり、下側で生成結果が動きます。
入力と出力が同時に見えるので、服装や姿を見比べながら追えます。
同じ人物をただ立たせるだけでなく、全身、顔、手元、足元を短い時間で見せる作品です。
使用したのは、Kreaに追加されたH3 Max Turbo。
作者は15秒の動画が約16秒で生成できたと報告していますが、これは本人の利用時の値です。
作り方の手がかりとして、作者はKodaさんが公開したプロンプトを改変したと説明しています。
元の指示は、15秒の中で10種類のポーズと撮影角度を切り替える内容です。
床のある簡素な撮影空間、人物の全身、横顔、座った姿、レンズに近づく靴などが、具体的に指定されています。
服やアクセサリーを途中で変えないことも条件に含まれています。
何を近くで見せ、どこで全身へ戻るかまで入力に入っています。
⑦のKodaさんの元作品は通常H3で、こちらのJin.Bさんの作例がTurboです。
さらにJin.Bさんは改変しているため、リンク先の全文が、そのまま今回の完成動画に使われた全文とは限りません。
読者が使えるのは、公開された元の指示と、それを別の生成環境へ応用した実例です。
見返すときは、ポーズの数だけでなく、ジャケットやパンツが切り替わりの前後でどう描かれているかにも注目できます。
入力画像を一緒に置いてあることが、映像を比べる際の手がかりになります。
⑦と⑬は、完全に別々の撮影アイデアとして並べたものではありません。公開された指示を別の制作者が改変し、異なるモデルで使った流れとして、二つの投稿を紹介しています。
⑭ 同じキャラと指示で、SF戦闘を比較する
https://x.com/Mayz1169/status/2094759305895694774
個人の比較作例・公開プロンプト。9月10日確認:2.1万表示/147いいね。
白い装甲、赤い目、背中から広がる機械脚。Kikiさんは、同じキャラクターと指示を使ったH3 MaxとSeedance 2.5のSF戦闘比較を公開しています。
動画は左がH3 Max、右がSeedance 2.5です。左側には赤い目の接写、壁を使う動作、着地して武器を構える場面が見られます。
同じ設定でも、人物の描かれ方は異なります。H3 Max側は平面的なアニメの線が目立ち、Seedance 2.5側は顔や装甲の陰影が強めです。
返信には、キャラクター設定と動画用の指示が別々にあります。何を動かすかと、どのように動かすかを分けて読める作例です。
キャラクター側には、白・黒・赤の配色、女性の操縦者、4本の機械脚、2基のミサイルポッドなどが指定されています。頭部の装甲にも、猫の耳を思わせる尖った形があります。
動画側は、工業施設を舞台にした15秒の戦闘です。序盤で機械脚や武器を見せ、その後に攻撃、壁を使う動作、着地、射撃、最後のポーズへ進む指定になっています。
冒頭の機械脚の展開に0〜2.5秒、終盤の射撃に13.5〜14.5秒など、どの動作へ時間を使うかまで書かれています。
映像では、機械脚、赤い目、赤い攻撃の軌跡、壁際の姿、武器を構える場面が確認できます。指示の時間割と映像を見比べると、装備を見せる場面と戦う場面を分けて追えます。
⑦の撮影指示は、人物の見た目を保ちながらポーズや画角を変えるものでした。⑭では、さらに装備の数や形を指定し、その装備を使う動作へ進んでいます。
参照画像を用意するときも、顔だけでなく、動かしたい装備まで写っているかを確認できます。画像にない武器や機械脚を、元の指示だけ残して動かそうとしていないかを見るためです。
左右のどちらを好むかは、作りたい画風によっても変わります。この記事では別モデル側をMaxの成果にせず、キャラクターの描き方と場面の進み方を比較する例として紹介します。
⑮ 1つのプロンプトから、13分の連続アニメへ
https://x.com/OdinLovis/status/2095601237375009146
個人の長編作例・公開プロンプト。9月10日確認:1.6万表示/131いいね。
Lovis Odinさんは、13分のアニメを1回の連続生成で作ったと紹介しています。本人によると、制作時の費用は78ドルだったとのことです。
使ったのはH3 Max Directorです。ここまでの通常のMaxやTurboによる短尺生成とは分けて読む必要があります。
公開された指示文には、主人公の外見、服装、画風が書かれています。小さな口ひげのある男性と、淡い色の上着にコーラル色の縁取りが指定されています。
画風には、水彩、インクの線、印刷物のような粒状感を含む立体的な表現が入っています。同じ主人公を置きながら、周囲の場所や生き物を変えていく内容です。
歩く、走る、飛ぶ、泳ぐ。主人公の動作に合わせて、水や植物、動物のある世界を移動する場面が並びます。
確認した抜き出し画像にも、クリーム色とコーラル色の上着の男性、水辺や庭、動物のいる場面があります。長い映像の中で、衣装と人物を繰り返し使う構成です。
13分全編で人物が完全に維持されたとまでは断定していません。ここで確認したのは、公開指示と、映像から抜き出した場面です。
また、1回の生成は、カットを切らないワンショットという意味ではありません。公開プロンプトには、速いカットの切り替えや画面を分割する演出もあります。
一度の生成を続けながら、映像の中では場面や撮り方を変える。生成する作業の回数と、作品のカット数は別だと分かります。
もう一点、原文には15秒の場面を30個という指定があります。合計は7分30秒なので、作者が紹介した13分の出力と、時間の指定がそのまま一致しているわけではありません。
公開プロンプトを使えば必ず13分になる、と受け取るより、主人公と画風をどう長く引き継ごうとしているかを読む例です。
⑭が15秒へ戦闘の動作を割り振っていたのに対し、⑮は人物を継続させ、環境を大きく変えていく指示になっています。同じH3系の紹介でも、作ろうとしている長さと構成が違います。
長い原文を読むなら、主人公の指定、画風、場面の並びの順に追えます。全文を転載する代わりに、作者が公開した入力へ進めるリンクを置いておきます。
最初は、公開入力がある一本から
キャラクター画像を動かしてみたいなら、⑦のKodaさんの指示と、⑬のJin.Bさんの応用例をセットで読めます。装備のあるキャラクターを戦わせたいなら、⑭のSF戦闘です。
元投稿を見たら、公開プロンプトを開き、モデル名、入力画像、尺を確認します。自分が使用できる画像を用意し、生成前の料金表示を見てから試す順です。
画像を使う作例なら、出力を元画像と並べられます。顔と服が変わっていないか、指定したポーズや装備が出ているか、寄った部分の形が崩れていないかを確認できます。
通常H3の指示をTurboで使う場合は、⑬のように別モデルへの応用です。元作品と同じものが出る前提ではなく、入力と結果を見比べる一本として始められます。
ゲームや番組のアプリを作る前に、一枚の画像と公開された指示で何ができるかを見る。今回の15件には、その入口までたどれる作品があります。





