34歳、3歳娘のパパ。雨の日、娘と「ピザ体験」に行った。
ピザ体験は、30分で3300円。
行く前は、正直「3300円の価値ある?」ってナメてた。
初めまして、あつおと申します。
34歳、3歳の娘のパパ。どこにでもいるただの平凡な会社員です。
僕は「人生の最大の仕事は、思い出づくり」だと思ってる。
だから、仕事ももちろん大事だけど、
**今、3歳の娘との思い出づくりに命をかけています。
(娘と2人で泊まり旅行も2回行ってます。最高でした。)**
※DIE WITH ZEROという本を読んでください。
僕の思想はこの本から形成されています。

だから自分は毎週AIに
「今この年齢でしかできない体験」をまとめて教えて!って設定してる。
・子供が何歳で何ができるか
・この時期、この街付近で参加できるイベントは何か
それが自動で毎週、送られてくる
ある日もそのリストを見ていたら、
その中に「ドミノ・ピザのピザ作り体験」があった。
どんな体験か、先に詳細を書いておきます ↓
🍕
ドミノ・ピザ「ピザアカデミー」
🏠
場所:全国のドミノ店舗 (※一部実施なし。公式で対象店舗を検索)
💰
費用:子ども1名 2,180円/保護者追加 1名 1,090円(税込)。
⏱
時間:ピザづくり〜ピザ焼き上がりまで約30分
👶
対象:3歳以上(大人だけでもOK)
📅
予約:公式サイト or 店舗へ電話で事前予約。 開催日時は店舗により異なる。
🎁
特典:キッズ用エプロン&帽子はプレゼント(大人は貸与) Sサイズのピザ 1人に1枚持ち帰り
さて、ここからがこの記事の本題。
梅雨で外にも出られない。
だから「ドミノピザ体験っていいじゃん!」って思って申し込んだ。
だけど、正直、ちょっとナメてた。不安だった。
「30分、3300円ってなかなかするけど、その価値あるんかな?」
「3歳の娘で楽しめるかな?もうちょっと成長してからの方がいいかな?」
でも終わってから振り返るほど、
「これ、とんでもないいい経験だったわーーーーー」と思えた。
だから本気で書いてみる。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
◾️出発前から、もう始まってた
娘はこの日を、ずっと楽しみにしてた。
5日前、熱を出してしんどそうにしてた時ですら、
突然「明日、ピザ作りに行くんだっけ???」
と聞いてきた。なんの脈絡もなく。寝起きのアイス食べながら。笑
その5日後のピザ体験当日の朝も、起きて一言目が
「今日ピザ作りに行くんだっけ??」
「店員さんに作り方、教えてもらうんだ〜🎵」
だった。
(体験は、まだ始まってもないけど、最高潮)
そんな娘を見て、熱でしんどい娘を支えてたのは
「今度、ピザ体験に行ける」っていう楽しみだったと気づいた。
(絶対にそんなことない笑)
**
◾️ちなみに、道中はブチギレてた
笑い話なんだけど。
家から徒歩15分の場所にあるドミノピザまでの道が、
いつも通ってる小児科への道と一緒で。
娘は病院までのルートを完全に覚えてるから、
毎回、病院に近づくと
娘「病院行くの?嫌だよ!! 絶対行かない!!!」
と怒り泣きする。
(全パパママが共感の嵐ですよね?笑)
「大丈夫、今日は行かないよ」となだめて、なんとか到着。
(ちなみに、この「絶対行かない」が、あとでとんでもない形で回収される。)

病院行く時は、いつもサイレンくらい泣く
◾️小さな生き物が、さらに小さくなった
ドミノピザ着くと、エプロンと帽子をもらえる。
これがまあ、デカい。
90cmしかない娘には、全部が大きすぎる。
帽子をかぶった姿が、
小さな生き物がさらに小さくなって見えて、もう可愛くて仕方なかった。
(パパはもうメロメロです)

なんやこの天使は。
妻も見学に来てたから「写真撮って」と並んだら、
娘がカメラに向かって
娘「これから、パパとピザを作ります」
と自己紹介しだして。
この時点で、もう来てよかった。
(パパはもうメロメロです。5分ぶり、本日2度目)

「これから、パパとピザを作ります!ニコッ」
**
◾️台に、まったく届かない
ピザ体験の流れは、以下の流れで進む。
①手を洗う
②生地をこねる
③トマトソースを塗る
④チーズをふる
⑤具材をまく
⑥ピザを焼く
⑦ピザを切る
まず、手を洗うときも、ピザの生地をこねるときも娘は台に届かない。
小さい台を用意してもらって、その上に登る。
ベルトコンベア式で、
生地をこねて→トマトソースを塗る・・・と
工程をが横にズレていくたびに、
娘は一度床に降りて、台を運んで、また登る。
その頑張って乗り降りしてる姿が、最高にかわいい。
(パパはもうメロメロです。1分ぶり、本日3度目)

一生懸命頑張ってる後ろ姿
**
具材を選ばせたら、椎茸・コーン・玉ねぎを即答。
「他はいらない」ときっぱり。
自分は「それだと味気ないな」と思ってサラミを勧めたんだけど、
差し出すたびに
娘「いや、美味しくないって!!」
と一歩も引かない(笑)
でもいろんな具材を食べたいから
結局、自分が取った具を娘に、それを娘が置く
っていう共同作業に落ち着いた。
……この共同作業とかって効率だけ考えたら、
全部自分がやった方が10倍早いんだよな。
そもそも台も届かないし、食材もこぼすし、めっちゃ時間もかかる。
でも後でピザ体験を終わったあと写真を見返して、
一番グッときたのは、その手こずってる姿だった。
台に登り直す背中とか、チーズを全否定する顔とか。
そこで、はっと気づいたんだけど
たぶん、子育てとか子どもとの思い出全てにおいて
スムーズに、完璧にできた体験は、何も残らない。
**届かない・こぼす・手こずるみたいな
その「うまくいかない余白」こそが、思い出の解像度を上げてる。**
だとしたら僕ら親の仕事って、
上手にやらせることじゃなくて、手を出さずに
「子どもが手こずる余白をあえて残すこと」なのかもしれない。

小さな手でピザ生地をこねこねしてた
**
ピザ作りの幸せの絶頂で、娘は絶望に
焼くのはベルトコンベア式のオーブン。
手前から入れて、奥から出てくる。
勝手にピザが焼き上がるのって「30分かかるのかなー?」と思ったら、
まさかの5分。驚いた。
娘はオーブンに釘付けで
娘「わー、すごい!!!!」と口を抑えてた。
そして自分で作ったピザが焼き上がって出てきた瞬間。
一緒に見ていた娘は僕の腕をぎゅっと抱きしめて、
娘「パパと作ったの、出てきてるね!!!」
もう、人生最高潮の顔。
(パパはもうメロメロです。もう好きすぎて滅!!)
……と思った次の瞬間。
急に真顔になって、言ってきた。
娘「……パパ?ぜっったい、お医者さんいくなよ?」
行きにあれだけ抵抗してた、病院。
人生最高の瞬間なのに、
その恐怖だけはずっと消えてなくて、ふいに顔を出した。
マジで予想外の顔とセリフすぎて、爆笑した。
今日一番おもしろい瞬間だった。
(子供って本当に大人の予想外のセリフ言いますよね笑)

言われたシーン。たまたま撮影しててよかった!笑
**
◾️で、今日一番の発狂は……ピザじゃなかった
これが、マジでずっこけた。
2時間かけて、3300円かけて、あんなに頑張って作ったピザ。
それより娘が大爆発したのは、
ただの、カルピス。
ピザづくりが終わった娘に妻が
「家にカルピスあるよ、飲む?」と言った瞬間
ピザ作り中には一度も出さなかったレベルの大声で、
**娘「イエェェェイ!!!」
なんなら、家帰った瞬間、
うんちし出してふんばってる最中にすら、
妻にに向かって
娘「カルピス用意しといて!!」
と叫んでた(笑)
最初は、さっきまでピザ体験楽しんでたのに
結局カルピスかよ・・・・って笑ってた。
でもこれ、むしろ最高なんじゃないか?と。
2時間の特別な体験より、日常のカルピス一杯を全力で喜べる。
それって、娘の日常がちゃんと満たされてる証拠だし、
日常を味わい尽くせる「感性」そのもの。
親が用意した特別な体験の上でしか喜べない子より、
これは圧倒的に豊かだと確認した。
なんなら、特別な体験やイベントを用意する本当の目的は
「特別」を教えることじゃなくて
ただのカルピス一杯を、全力で味わえる「感性」を守ること。
意外と、そっちなんじゃないか、と思った。

カルピスを飲みながら、ピザにかぶりついてました!笑
**
**
◆ 帰り道、「思い出を絵を描こう」と言った
娘をママチャリの後ろに乗せたまま、自分から言った。
パパ「今日のピザ作り、楽しかったね。
二人で作った思い出、お絵描きで残そうか!」
娘「うん、いいよーーー!!」
で、さらに聞いてみた。
パパ「パパは、何を描けばいい?」
娘「パパはイチゴ!」
パパ(いちご??笑)「なんで?」
娘「かわいいから!!!」
イチゴ。ピザ、1ミリも関係ないけど・・・(笑)
大人はいつの間にか、「意味のあること」しかできなくなる。
今日の体験だって、自分はつい「思い出になる」「コスパがいい」って、
むりやり正当化しようとしてた。
でも娘は、意味ゼロで「かわいいからイチゴ!!」。
理由なんかいらない。
それって、大人が頭が良くなるが故にいつか失ってしまう才能なんじゃないかと、反省した。
ちなみに娘は、自分で描いたピザに、ちゃんと目を描いてた。
娘の世界だと、ピザも生きてるらしい(笑)
で、最後に娘が「スタンプ押さなきゃ!」って持ってきたのはノリ。
壁にペタッと貼り付けた時は、
さすがに「おいおいおい・・・・」
まあ、いっか。これも思い出だ。

絵を描く姿。最高に癒される。

ピザ(目つき)といちご笑
今回の1番の収穫
今回のピザ体験の一番の収穫。
家族との旅行って、思い出作りの定番。
だけど細かいこと言うと、その場所にまた行かないと、
旅行中の楽しい感覚は、「無意識」には蘇らない。
(もちろん写真を見返せば、思い出せる)
だから旅行の楽しい感覚を無意識に再度味わえるのは、
年に1回あるかどうか。
でもピザは、娘とこの先、何回も食べる。
その瞬間毎回が、今日の日の楽しい感覚のトリガーになる。
「あの時こねこねしたね」「一緒に作ったね」って。
だから意外と旅行とかの大掛かりなイベントじゃなくて
日常の食事、運動などの生活で、小さなイベントをした方が
**圧倒的に思い出を思い出す頻度があがるし、
コスパもいいんじゃね?って気づいた。**
**だから思い出作りで大事なポイントって意外と
「濃さ」じゃなくて「何回、再生されるか」だって気づいた。**
自分は、非日常じゃなく、日常に思い出を埋めたい。
ピザとか、パンとか、飲み物とか。
生活そのものが、思い出の再生装置になるのが最高だよね。
◆ そしたら翌日、答え合わせが来た
翌日、自分の親父と娘と3人で、はま寿司に行った。
その時に、ピザ体験の話を父親に話したくて
何気なく、娘に聞いてみた。
パパ「昨日、パパと一緒に何作ったんだっけーーー?」
そしたら娘が、こう答えた。
娘「うん、作ったよ!思い出!」
……思い出。
てっきり「ピザ作ったよ」って返ってくると思ってた。
まさか、3歳の口から「思い出」なんて言葉が出てくるとは。
隣で親父も「すごいな、よくそんなこと言えるな笑」と驚いてた。
自分も、正直「いや、すげえな・・・」ってなった。
自分は普段から「思い出作り」をとにかく大事にしてる。
その感性を、娘がもう、持ってた。
勝手に、受け継いでくれてた。
なんか、それがたまらなく嬉しかった。
(マジでちょっと泣きそうになった。)
さて、次の雨の日は、家でピザ作りごっこでもするか。
エプロンと帽子、もらえたしな。
パパって、この世で最高の職業だ

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