「早く食べて」子育てしていると、気づけば何回も言ってしまう言葉かもしれません。…以前の我が家もそうでした。
食べ始めたと思ったらボーッとしてる。気づけば箸が止まってる。口に入れたまま別のこと考えてる。その横で僕は、「冷めちゃうよ」「みんな終わるよ」「早く食べて」って何度も言っていました。
見てると正直、イライラしちゃうんですよね。
片づかないし、次の予定もあるし、早く終わってほしい。もういい加減にしてくれ…って思う日もありました。
でも3人育ててきた今振り返ると、子どもって、悪気があってダラダラしてるわけじゃないことも多かったなと思うんです。
当時は余裕がなくて見えてなかったけど、今なら少し違う見方ができる気がしています。
もし今、子どものダラダラ食べ問題に直面している人がいたら、少しラクになる考え方かもしれません。
「食べない子」じゃなく、「食べにくい理由」があることもある
当時いろいろ調べたり、本を読んだりして知ったのが、ご飯を食べるのに時間がかかる時は、まず理由を見てみることが大事ということでした。
言われてみると、理由って結構いろいろあるんですよね。
テレビに気を取られている日もある。おやつを食べすぎた日もある。まだお腹が空いていないこともあるし、苦手なメニューの日もある。その日の疲れや気分が影響していることだってあります。
我が家も少し見直してみました。
食事中のテレビを消してみたら意外と食べ終わる。夕方のお菓子を少し減らしてみたら前より箸が進む。
当たり前なんですけど、お腹いっぱいなら食べないし、気が散れば止まるんですよね。
以前の僕は、食べないことばかり見て、その理由を見ていませんでした。
でも今思うと、大人にも「今日は食欲ないな」「なんか食べる気しないな」って日があるように、子どもにも同じような日があっただけなのかもしれません。
急かすほど、食べること自体がイヤになることがあった
もう一つ気づいたのは、急かすほど逆効果になることがあるということでした。
「早く食べて」って言えば言うほど止まる。顔も曇る。そして親もさらにイライラする。完全に悪循環でした。
ある日、少し試しに変えてみたことがあります。
食べることを急かす代わりに、「今日どうだった?」「何して遊んだ?」って子どもに話しかけてみたんです。すると不思議なんですけど、いつもより自然に食べ終わっていたんですよね。
もちろん毎回うまくいくわけじゃありません。
でも、その時思いました。食事って、栄養を入れる時間だけじゃなくて、安心して過ごす時間でもあるんだなって。
子どもにとっては、「ちゃんと食べること」より、「落ち着いて食べられること」の方が先の日もあるのかもしれません。
工夫すると、意外と親も子どももラクになる
当時、我が家で意外と効果があったのはこんなことでした。
・食事中はテレビを消す
・おやつ時間や量を少し見直す
・量を少なめにして完食体験を増やす
・好きなお皿を使う
・一口食べたら認める
・少し時間に余裕を持つ
全部やる必要はなくて、一つだけ試してみると、その場の空気って結構変わるんですよね。
子育てって、頑張って直そうとするより、その子が動きやすい環境を作った方がラクになることも多い気がしています。
まとめ
3人育ててきた今思うのは、子どもって、「食べない子」なんじゃなくて、「食べにくい理由がある子」だったことも多かったということです。
だから、急かす前に少し観察する。直す前に少し工夫する。それだけでも、ご飯の時間って少し変わるかもしれません。
もちろん、毎日余裕なんてありません。僕も当時は「早くして…」って何度も思っていました。
でも、一回だけ立ち止まって、「なんで食べ進まないんだろう?」って見る。その視点があるだけで、親も少しラクになります。
今日のご飯だけでもいいので、「早く食べて」を一回減らして、代わりに、「何か食べにくい理由ある?」って聞いてみてください。すぐ変わらなくても大丈夫です。
子育てって、言うことを聞かせることより、その子が動きやすい環境を一緒に探していくことの方が、長い目で見るとラクなのかもしれません。





